ハザード戦略:堕落チェック


ハザード戦略の一つに堕落チェック戦略ってのがあります。 相手のキャラクタに堕落チェックを強制するタイプのハザード戦略です。 ウィザードが堕落チェックに失敗したら…それは即相手の敗北を意味しますからね。 ここではそれらに使われるカードの一覧を出しています。

あと、以下に示したカード以外にクリーチャとして「死人の蝋燭」「幽霊」「塚人」 (つまりアンデッド系クリーチャ)もある種の条件によって堕落チェックを強制します。 こいつらも良く使われるでしょう。


これらが相手のキャラクタに堕落ポイントを与えるカード。 まぁ「モルグルの刃」とか「光を放つ剣」は堕落カードっちゅーよりモルグルのサポートカードというべきか、 とは思いますが。

自然の誘いは、大抵のサイトパスには原野が入ってるので、堕落チェックカードとしては非常に有用、 勿論沿海域の戦略をとられてると駄目ですが…。

利便主義の誘いに関しては、アイテムをどのくらい使う相手なのか次第。 感覚の誘いは良い感じに思えますが、 エルフの歌が出てると堕落チェックに失敗してもディスカードされないので対策が必要でしょう。

時の重荷や創造の誘いはそれぞれ良い感じですが、相手を選びます。

諸事の調和 各キャラクタは、自分自身へ与えられているある一つの堕落ポイントが倍になる。 対一つの指輪など、大きな堕落ポイントを持つアイテムを持ってる場合や、 堕落カードをつけるハザード戦略において重要なカード。 これのもっとも活躍するシーンは、自由の民の会議招集時にプレイしておいて、 堕落させるって奴かもしれない… (笑)
光を放つ剣 負傷したキャラクタに6堕落ポイントを与える。 モルグルと組み合わせて強大な効果を表すタイプのハザードカード。 モルグル戦略を使う場合は、導入する価値はおおいにあるだろう。
モルグルの刃 負傷したキャラクタに4堕落ポイントを与える。 光を放つ剣同様、強力な堕落カード。
創造の誘い ウィザードに2堕落ポイント。聖域に移動すると堕落チェックを行う。 相手のウィザードを倒すのに堕落チェックを使う場合は非常に有効。 但し、重ねてプレイできない&どーせ相手のウィザードは一人だけ、 という事で、あまり沢山デッキに入れても仕方がないという話もある。
時の重荷 エルフに2堕落ポイント。聖域以外にいる場合、アンタップフェイズに堕落チェック。 METWの主要キャラクタタイプの一つであるエルフを狙うカード。 聖域以外でのエルフの行動を制限できる(堕落チェックを強制できる)のは大きいだろう。
感覚の誘い 2堕落ポイント。聖域にいる場合はアンタップフェーズの最後に堕落チェック。 なんつーか、キャラクタは必ず聖域に帰ってくる(スタータールール)。 つまり、このカードは非常に強力な堕落カードとなり得る。 特に時の重荷とともにエルフにつけると、対象のエルフは4堕落ポイントを持って、 各アンタップフェーズに堕落チェックが必要となる。 かなりいやな状況だろう。 エルロンドやガラドリエル、キアダンなどの主要エルフを狙い撃ちにするとよさげ。 勿論他のキャラクタに対しても有効だろう。
利便主義の誘い 2堕落ポイント。カンパニー内のキャラクタがアイテムを得るたびに堕落チェックを行う。 対アイテムを集めるタイプのDeckにどうぞ。 後、堕落ポイントはある程度以上貯めないと真価を発揮しないので、 堕落ポイントを相手キャラクタに与えるという意味からも有用なカードであろう。
自然の誘い 2堕落ポイント。サイトパスの原野一つに付き一つづつ堕落チェックを行う。 METWのサイトカードを調べると判るが、大抵のサイトへのサイトパスには原野が含まれる。 つまり、大抵のサイトへの移動に際してこのカードが発動するって事。 堕落チェック戦略として非常に有効でしょう。

これらが堕落チェックを強制するカード。

心の疲れは非常に良い感じですね。強制堕落チェック。

強欲 アイテムがプレイされるたびに堕落チェック。 プレイされたアイテムが所持者に与えることになる堕落ポイントをロールから引く。 対アイテム収集型Deck用に非常に有効。
心の絶望 カンパニー内のキャラクタが負傷するたびに堕落チェック。 クリーチャーで叩くタイプのハザード戦略をとる場合に有効。
心の疲れ 対象のキャラクタに堕落チェック。 強力な堕落チェックカード。
力の誘い カンパニーの誰かが影響力を使おうとした場合、使っていないホビット以外の キャラクタは-4の修正付きで堕落チェックを行う。堕落チェック後ディスカード。 対集団呼集型のDeck用堕落チェックカード。-4の修正はでかい。

以下がちょっと特殊な堕落チェック系。 "不浄"のレンは堕落チェック系Deckにとっては必須に近いカードかも。 当然サウロンの口で拾って使い直しを考えましょう。
”不浄”のレン 永続イベントとして場に出てタップするとプレイ中の全キャラクタに堕落チェック を強制する。 強いですねぇ、全キャラクタの堕落チェック。 惜しむらくは…自分もチェックする羽目になるって所でしょうか?諸刃の剣ですな。
指輪の裏切り -2補正付きで堕落チェック。チェックに失敗すると指輪がディスカードされる。 指輪(一つの指輪だけでなくその他も含む)デッキに対し指輪をディスカードさせるカードですね。 これも相手次第ですが、結構面白い。
裏切者 堕落チェックに失敗すると裏切者となる。 ちょっと特殊ですね。この堕落チェックは。 カンパニーを分裂させるのには良いかも…。
イシル石の禍 パランティアの堕落ポイントが倍。 対パランティアですが、どの位使われるものなんだろ>パランティア まぁ、デッキ操作を無効にする能力もあるので、対策カードとしては良いかも。
いとしいもの 一つの指輪を持つカンパニーの一つの指輪の所有者以外が-2の修正付きで 堕落チェックを行う。 一つの指輪持ちのカンパニーの切り崩しカード。
指輪の意志 一つの指輪の所持者は-4の補正付きで堕落チェックを行う。 一つの指輪を出された後の対策カードですね。 ガンダルフが出てきたらデッキの中になるべく早く入れるよう努力しましょう。

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