Middle Earth the Wizards : キャラクタの選びかた


キャラクタの選びかたについて…
どのキャラクタを使うべきか?

まずは使おうとしているリソースコンセプトを考えます。キャラクタに依存する ものはありませんか?キャラクタに依存するものがあるのであれば、これら のキャラクタは考えるまでもなく入れる必要があります。

死者の軍勢や王の帰還をプレイする為にはアラゴルン2世が入ってなければ なりませんし、ヴィルヤを使うならエルロンドが必須です。一つの指輪はビルボ やフロドを要求はしませんが、持ち運ぶためにそれなりのキャラクタを要求す ることになるでしょう。集団の呼集をリソースコンセプトにしている場合は、高い 影響力を持つキャラクタが必要となります。エルフの王達やアラゴルン2世、 セオデンなどは優れた集団獲得者でしょう。

これらの容易な決定をした後、細かいキャラクタの選定をします。


METWのキーとなるコンセプトには、カンパニーのキャラクタ数が多いほど、より 多くのハザードがそのカンパニーに対してプレイ可能になる、というのがありま す。従って、カンパニーサイズを小さい状態に保つことは重要です。とは言っても ハザードリミットの最小は2なので、1キャラクタによって走り回るべき理由はあ まりありません。

別のキーコンセプトには、METWでは重要なキャラクタほど多くのMPを供給する というのがあります。多数の意志力の低いキャラクタは、利用可能な標準影響 力の20を行使してもMPを供給しません。キャラクタ全ての中で最も効率的な 意志力:MP比率のものは、2.5:1で意志力5のグループにいます。従って、20の 意志力の為のキャラクタの最も効率的なグループは意志力5のキャラクタ4名で 構成されたカンパニーという事になります。そのカンパニーは1デッキゲームで 20MPが必要である事を考えると、充分過ぎるほどの8MPを供給します。但し、 4キャラクタのカンパニーのハザードリミットは4になってしまいます。 2キャラクタのカンパニーで利用可能な最大のMPは6ですが、この場合、3MPの キャラクタはどれも死ぬと-3MPのペナルティが与えられます。

キャラクタを選択する際に、もう一つ考えるべき大きな要素があります。それは 技能です。

幾らかのリソースカードは特定の技能を必要としますし、また斥候や野伏がカン パニーにいるのであれば、幾つかのハザードは効果がなくなります。 3枚の潜むをプレイデッキにいれようとしても、斥候が入っていなければほとんど 無意味ですし、野伏のいないカンパニーに影響を与える幾つかのハザード(河と か汚れた煙とか)を考えると野伏を含まない事を選択するのは危険です。


以上のことにより、カンパニーを構成するのに必要なのは以下のようになります。
  1. カンパニーサイズは2が最良だが、それをオーバーする場合もできるだけ小さく なるようにすべし。
  2. カンパニーはできるだけMPが供給できるキャラクタで構成すべき。
  3. カンパニーはリソースの為に必要とされる、そして不快なハザードを回避するた めに必要な技能を持つべきだ。
ああ、それから、我が家の呼び声とか、対戦相手による自分のカンパニーのキャラ クタへの影響力の行使を防ぐ為にも、使用可能な標準影響力全てを使い切らない ようにすべきです。完全なカンパニーは存在しない、と認識しましょう。これらの要因 は対立しています。選択は必ず起こるでしょう。

どのキャラクタを使うべきか見出している時に覚えておくべき一群の事実を述べる のは簡単です。楽しみましょう !!


ゲームにおける斥候の大部分は、ちっぽけな武勇しか持っていません。例外はトー リン2世及びアラゴルン2世です。

METWのキャラクタにあまり多くの掘り出し物はありません。一般に意志力に応じた 能力を持ちます。

わずかに注目に値すべき例外のうちの一つは、意志力8で3MPが得られ、6/8の武 勇/身体を持ち、影響力4で3つの技能を持つキアダンです。

野伏は、スランドゥイルやアラゴルン2世、ビヨルンなどの1流から、アンボルンやダム ロドなどの最下層のものまであらゆる種類の武勇と意志力に散らばっています。

エオウィンは武人であるとともにナズグルボーナスを持つ唯一の女性キャラクタです。 ナズグルを殺す事を考えているのであれば、彼女をカンパニーに入れる事を考慮す べきでしょう。

それからホームサイトで活用できて、ほとんど失敗することなく即座に集団をプレイ することができる幾つかのキャラクタがいます。ヴィガヴリル、ダイン2世、トーリン2世、 イムラヒル、セオデン、ガルヴァ、ベアスなんかです。こいつらは、突然出現して、MP を稼げるので便利でしょう。


上の部屋へ
Presented by Hiroshi TSUGE , and all right reserved.