ERS-311/312に一言



2001.10.27

ショートカット・モーション!?

 今、Lifeで育成中のERS-312なのだが、最近、再現するモーションが超高速で動ききってしまったり、中途半端で終わってしまったりと、妙な動作が頻発するようになってきた。ソフトウエアのバグなのか本体の異常なのか、それともこれが仕様なのか定かではないが、モーションがショートカット状態のようで、些か損をしたように思えるのである。
また、頭の動きもぎこちなくなってきている。左右に頭を往復させるようなとき、最初の頃はスムーズに動いていたのが、今では、ガクガクした段階的な動きになってしまったのである。あと、頭を動かす度に何かがこすれ合う、「キュウ」という音がするようにもなってきた。
 どちらにしろ、1ヶ月少々でこのような異常ともいえる症状が出始めていることは、価格を下げた廉価版の付けなのか。



2001.09.27

廉価版の3代目AIBO
思い切って機能を削減
100万台普及の指名を託す

日経エレクトロニクス 2001.9.24 記載記事より


 それにしても強気の数字である。これぐらい強気でやっているとすると、実際の市場の反応の低さに困惑するのではないだろうか。(予測通りかもしれないが。) 廉価版といえども、価格が\98,000なのだから、結して廉価な価格ではないのである。
 私の勝手な予測だが、今回のモデルは売れても年間を通じて10万台が良いところではないのであろうか。これでも、よく売れた場合の数字である。(この数字を超えることに期待しよう。)
 記事の中には、今後、頭だけが外れる製品や足だけが外れる製品もあり得るそうなので、次のモデルに期待してみるのも良いだろう。
 とにかく、今回のERS-311/312の拡張性といえば、今のところAIBO-wareのバリエーション展開しかないので、購入者が飽きない程度に、タイミング良く新しいものを提供していかなければならないだろう。(冶具コネクタ経由でのリモコンやPCアプリケーションも考えられる。また、無線モジュールの取り付けもあり得る。)
 また、同記事の中には、AIBOビジネスにおいて、「ポジティブ・スパイラルを形成すること」。つまり、ロボット用ソフトウエアの開発が活発になれば、それによりハードウエアの開発も盛んになる。それぞれが相乗効果を及ぼし、市場を拡大していくことが狙いなのだそうだが、そもそも相乗効果が出たとしても、ビジネスとして成立するほどの規模には至っていないのが現状なのである。更に、ターゲットとなるハードが、必ずしもAIBOであるとは限らない。多分、他のオープンなロボット仕様が採用されるだろう。
 ということで、AIBOビジネスとしては、今のところ大きく発展する見込みはないように感じる。
 それにしても、ソフトウエア開発に重きを置いているのは、間違った選択ではないと思うのだが、だったら、より開発が進むように、一般にも情報開示や開発ツール等の提供が行われて欲しいものである。


2001.09.27

充電端子

 今回のERS-310シリーズには、充電端子の回りの構造として、自律で充電が出来るようになる工夫の跡が見られるが、出荷時点では見送られてしまったのか。(位置決めの補助になるよう、磁石を用いた位置補正構造と結合構造。) 多分、うまく行かなかったのであろ。それとも、出来るようになるAIBO-wareとステーションがセットで提供されるのであろうか。



2001.09.25

ERS-312のキズ防止策

 今回のは塗装なしの無垢の外装なので、ちょっとした衝突や接触でも傷として残ってしまう。少々、神経質にならざるおえない状況である。脚や胴体なら多少我慢できるのだが、顔だと見る度に悲しくなる思いである。
 とはいえ、保護シール等を施すにも、無光沢な外装では余計目立ってしまうので、考え物である。何か良いデザイン的な保護シールを施さないといけない。



2001.09.25

ERS-312の外観

 購入したマカロンを後ろから眺めていると、どうも巨大な昆虫を想像してしまう。デザイン的に起伏の無い丸まったシンプルな外装が、甲虫の姿にそっくりなのである。これに光沢のある外装がでると、正に虫である。
 もともとが虫から出発したものであるから、先祖帰りをしたのであろう。
 やっぱり、トータルなデザインが重要である。



"AIBO"および"メモリースティック"、"R-Code"、"OPEN-R"は、もちろん、ソニー(株)の商標です。
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