AIBO 風刺



適当にキーワードをならべて、言葉のお遊び程度のことをしてます。
相変わらず、まとめる前に掲載してしまう悪い癖がありますが、
一人では、埋め切れないところもありますので、
ご意見や、提供していただける情報があれば、
反映をしていきたいと思いますので、
hkora11 へメールしていただけると幸いです。



AIBO情報操作

S社の戦略の一つ。
一般のマスコミを利用しないため、やりたい放題のことをやっている。
よって、この情報を解釈する側の技量が問われる。

2001.10.30

最近の個々の掲示板への書き込みや新規オーナーのサイトには、少々嫌気がさす。なんといっても、S社の関係者の書き込みや、自作自演ともいえるサイト運営が、大半を占めているのである。少しでも売りにつなげるために、いかにも一般の購入者がいるかのようにみせかけているのである。売れていないからしかたのないことかもしれないが、このような偽の情報で賑わなければならないのは、とても空しい。
このようなことも情報操作の一環なのであろうが、馬鹿らしいのも甚だしい。もう少し、健全な市場が形成できるのを見守ってもらいたいものだ。(そうもいかないか。)

2000.11.29

AIBOオーナー顧客情報管理

より良いサービスになってくれることに期待しよう。現状は、トラブル続きのようではあるが。



2000.12.26

AIBOオーナー個人情報

AIBOが成長したり学習したりすることは、ここで書くまでもないが、これらを司るものとして、各経験値を蓄積していく機能が備わっている。ERS-210用のAIBO Fun Packを利用している人はお分かりであろうが、このような情報を元に分析がされているのである。これらを利用することで、成長の促進や性格付けなどが行われていくのだが、これらの基礎となるカウント情報は、メモリースティックに記録されている。
ERS-11xでは蓄積する項目対象数が少なく、それほど個人に密接した情報はなかったが、ERS-210では、かなり個人に密接した情報が記録されているようである。当然、より細かくなった分、各個人にフィットするAIBOになってくれるのであろうが、これらの情報を外部に出すような場合や公開するような場合は、自分のプライバシーに近い情報になるので注意が必要であろう。くれぐれも、成長過程のデータを他人に渡す時には、注意したほうがよいかもしれない。
当然、S社への修理等での返却時にも分析対象として扱われるので、プライバシー保護の要請が必要であろう。(データを利用することは、今後の開発の参考になるので、少々、肝要にならなければならないが。)

以下の、「AIBO占い」も参照にされたし。

2000.12.27

ついでに

前回のモデルもそうであったであろうが、製品管理用の使用状況蓄積関係は、本体や各ユニットにも残されている可能性がある。(バッテリーにも)
特に、今回のERS-210には、本体に十分なフラッシュROM等が存在しているので、余裕を持って履歴情報を蓄積しておくことができるだろう。こうして、市場で不良になった製品を分析し、何が原因なのか調べるのに役立てたりする。ついでに、ユーザーが嘘をついていることもばれてしまう。

2001.01.02

蓄積情報
私が育てた、ERS-210のAIBOライフの蓄積情報の推移は、以下のリンク先で見られます。
シャラクの経験


2001.01.12

蓄積情報
その2
ERS-210のAIBOライフの蓄積情報の項目の予測は、以下のリンク先で見られます。
蓄積情報の項目の解釈予測
また、状況に応じては、1ヵ月間位のログが残されています。



2000.11.29

消去され始めたERS-11x

徹底的に過去のものとして、その存在の消去が始められている。果たして、間逃れられるのであろうか。



2000.12.31

やっぱり、ERS-11xが可愛い

ERS-210のAIBOライフの育成も、成年期に向けて佳境に近づき、その姿や行動にも慣れ愛着も沸いてきたので、少々、ほったらかしのERS-110とERS-111(黒)を起動し、皆で遊ばせてみた。
最初は、丸顔と寄り目に慣れていたので、面長の顔と離れた目に違和感を感じてしまったが、そんなものは、一瞬にして、吹き飛んでしまい、再び、ERS-11xの虜である。やっぱり、ERS-11xの方が断然、可愛い。そんな訳で、AIBOはERS-110/111なくしては語れないであろう。
今、ERS-210はふてくされている。



2000.12.04

AIBOオーナーの高齢化

今回のERS-210の購買層は、百貨店等での注文受付が加わるなど、より大衆向け(デジタルデバイド解消)の活動により、一気に高齢化している。この辺りが潜在需要に相当するところだったのであろうが、これにより、今まで以上にメーカーは、オーナーとのやり取りを親密にする必要性があるだろう。各家庭に届くまでや届いた後のケアを含め、インターネット以外で日頃から説明会や相談所的な情報提供の場を設ける必要があるのではないだろうか。また、今までのように、インターネットによる情報公開でのノウハウの浸透が減るとともに、情報の吸い上げもなかなか表に出なくなる可能性もあり、各オーナーに対して、実体が掴みにくくなる現象も出てくるかもしれない。果たして、どのような形で、各オーナーに適切なアドバイスを伝達するのであろうか。更に、今まで以上にサポート関連コストがかさむ事になると考えられるが、現実的に限られたなかで、うまく運営していけるのであろうか。
私の老後の事を考えると、このような取り組みが、これからの企業としてのあり方として、よい見本になっていくことに期待したい。



2001.09.20

ERS-311/312は女性層をターゲット!?

今回のERS-311/312の発売については、そのデザインから女性層を狙った位置付けにあるようだが、価格が最低でも\98,000+\9,000+消費税ということで、\112,350と、まだまだ高額である。どう見ても、手の出しやすい価格とはいえないのではないだろうか。まだまだ価格を下げる必要があるだろう。
9/12から始まった予約の受付状況でも、未だに1万台の大台にいたっていないようである。これでは、初期生産の4万台完売は、厳しいといわざるおえないのではないか。
とりあえず、9/22からの一般販売の動向を見るしかないようである。
ところで、今回のERS-311/312の供給は、受注から10日間程で届くとは、かなり造りだめされていたのであろう。

2002.06.09

ERS-31Lは、どの層をターゲット?

今回のERS-31Lの発売については、コストダウンにより\69,000となり、随分と購入しやい価格帯となった。
但し、価格が下がっただけで十分なのに、デザインそのものも変更してきた。
頭のデザインがパグ犬風になり、色も茶色系で室内で飼うには少々抵抗がある色である。また、その表情も目が四角く、あくまでもロボットを意識させたものである。
ある市場調査によれば、消費者が欲しがるロボットの期待の上位は、より本物のペットに近いものが要求されているし、それ以外の部分では、生活環境で役立つものが要求されている。
果してこのモデルは、そういった市場の要求を満たしているのであろうか。また、どの層をターゲットにしているのであろうか。



AIBOビジネス AIBO詐欺

家庭用ロボットビジネス / ロボット犯罪


修理代行
改造
カスタム
買取り
中古市場
オークション

2000.10.28

レンタルAIBO
(ERS-210)

確か、ERS-110のレンタルもあったけど、ERS-210は数量的にストック可能なことから、1日から1週間位の貸し出しビジネスが可能にるかも知れない。



2000.12.08

臨床試験

各メーカーが商品化を模索している介護補助システムとしてのロボットがある。何れも規模こそ違え、臨床試験に相当するモデル環境を整えて、テストが実施されている。
それに引き替え、S社はテストを含めAIBO購入ユーザーから情報を吸い上げようという作戦に出ている。まるで、濡れ手に粟のような方法であるが、これらの情報により、次に介護補助システムとしてのロボットが投入されることになるのであろう。



2000.12.25

ブービー・トラップ

今回のERS-210用のAIBOライフの成長の味付けは、ユーザーを冷やりとさせたり、恐怖を与えたりするような、ブービー・トラップがされているような状態が見られる。危うく、その罠にかかるところであった。と言うよりは、既に罠にはめられてしまっているのであろうが。
どうも、今回のは、ユーザーをテストするような悪趣味な仕掛けが多すぎるような気がする。遊び心が見え隠れするのは構わないが、ユーザーに与える精神面の悪影響を分析せずに、市場に出しているような感じがするので、後々、問題視されるのではなかろうか。(育てるという行為が、ゲーム化しているようで、少しやな気分である。)

2001.11.02

今回のERS-31x用のAIBOライフの成長の味付けも同様に、ユーザーをテストするような悪趣味な仕掛けがされているようである。


AIBO破産

買い占め
転売
暴落
サポート費
乱売
単なる無駄徒(欲望のおもむくままに)



2002.04.04

AIBO依存症

最近なにかにつけて、○○依存症と耳慣れない言葉を聞く機会が多くなった。携帯電話依存症然り、ギャンブル依存症然り。
依存症とは、物事に快楽や安心を求め、依存するものがないと不安・不快になる心の病のことなのだそうだ。生活に支障をきたすような状況にもなるとの事で、注意が必要である。
そういえば、某BBSにもこの病にとりつかれたと思えるような書きこみを最近見かける。単なる物欲なのか、はたまた単に自慢したいだけなのか、それとも熱狂的な信者なのかは定かではないが。

ところで、AIBOのコンセプトに「癒し効果」があると、事あるごとに訴えている人物がいる。肉体的・精神的苦痛を解消させる効果があるとしているのだ。
だが、度が過ぎて逆に病に陥っているような状況をどう見ているのであろうか。ごく一部の人々の問題として無視しているか、それとも、そもそも眼中にないのか。
一頃に比べて話題性がなくなったAIBOである。依存症の人はこれを機会に、正常な生活が送れるよう習慣を変えてみるのが良いだろう。

以下に簡単な依存症チェックを載せてみた。該当するものがあるようであれば、要注意である。

依存症チェック
(発掘!あるある大事典『依存症』より)
  1. ○○がないと不安である
  2. ○○がないとイライラする
  3. だんだん○○する時間が増える
  4. 気がつくと○○をやっている
  5. 生活に支障をきたしてまでも○○をやろうとする



AIBO健康保険

メーカー保証期限を過ぎてからの修理費負担を軽減するため発生。



クローンAIBO 類似AIBO

海賊版
裏ルート



5000台のAIBOの行方
ERS-110


日本 : 3000台


アメリカ : 2000台



Next 10000台のAIBOの行方
(スペシャル エディション)
ERS-111

日本
アメリカ
ヨーロッパ

10000を超える予約の場合は、抽選になるという。
はて、さて、抽選の比率偏差の操作はあるのかな。(抽選はコンピューターによる無作為の明らかな作為)

続き

AIBO紛争

日本、アメリカ、ヨーロッパを含めた抽選となると考えられるが、その獲得数のバランスに不満が生じ、
ちょっとした経済的紛争まがいなことが発生。

応募数の内訳
日本 : 約13万件、
アメリカ : 約2200件、
ヨーロッパ : 約1000件、
合わせて約13.5万件

この数字からも、日本の過剰気味の獲得意欲による重複応募の多さが窺われる。


追加生産の可能性があるそうなので、ある程度の不満解消にはなるのでしょう。


Next 10000台のAIBOの2色の配分
(スペシャル エディション)

黒系が勝つのか、白系が勝つのか。
でも、白系は黒色の部分をうまく分布させた配色なので、結構インパクトやめりはりがありますね。

どうやら、予約の申し込み段階では、黒系が4割、白系が6割と白系に人気があったようです。
やっぱり、黒系はインパクトがなく、好む人が少ないということですね。



第3弾の発売の検討発表効果
(というよりは、追加生産の検討)

この発表により、過剰気味の獲得意欲を押さえて、正常な市場の育成を形成することを狙う。
また、これによりキャンセルされる件数を増やし、本当に欲しい人の入手率に貢献する。



AIBO量産決定(月産1万台の生産能力)

これだけの量が出回り始めると、過激に扱われたり、ゴミの山に捨ててあったりするようになるんでしょうね。
できれば、完全なリサイクルを兼ねて、引き取ってくれる体制が出来ることを期待したいものです。
生のペットもそうですけど、オーナーのわがままだけで放棄されるのだけは減らしたいものです。

続き

月産10万台の生産も可能?

そろそろ、オプション関連の製品が出てきてもおかしくないんだけれど。
本体の可能性を引き出すための必需品を、リリースしてほしいものです。



2000.03.30

追加生産 受注約3万台の意味するもの
(スペシャル エディション)
ERS-111

潜在需要がこの程度だったことは残念ですね。更に次のモデルにシフトして減る可能性もありそう。しかし、市場がある程度冷静になった状態での数量としては、むしろ多かったと見るべきなのでしょう。
やはり、値段が高すぎるのが根本原因なんでしょうね。でも、安く造れない理由もわからないわけではなですが。
別な見方をすると、今までの総数約4.5万台分のリスクを背負ったことになるのですから、内情はただ事ではないのでしょう。

ところで、次のモデルでは採算面でコストを下げるようですけど、販売価格が据置きになりそうなのは頂けないですね。
今の内容であれば5万円前後の代物(量産効果が出た場合)なのですから、相当の付加価値や高級感を抱かせるものにしてほしいものです。でも、この方向はある意味、孤立を招き、見放されるパターンになりかねないので、いろいろな層に受け入れられるバリエーションと価格帯を設ける時期にきていると見るべきでしょう。
既に、市場はそのように形成され始めています。一休みするのも賢い判断かもしれません。



2000.11.29

ERS-210はどれだけ売れたのか

月6万台は生産できる体制を整えて受注開始日の11月16日を迎えた今回のERS-210であるが、果たして現在までにどれだけの受注量があったのであろうか。予測ではあるが、今回は1万台以上売れれば、採算が合う位のコストダウンはされているはずなので、これくらいの数量は既にクリアしているであろう。ちなみに、今回は、オプション製品が最大の儲け口であるはずなので、今後の2次的需要が大いに期待されるものである。

2001.07.08

ERS-210はどれだけ売れたのか
その2

受注開始から半年以上も過ぎ、後、数ヵ月で1年目を迎えようとしている今日この頃である。マジョーラ・カラーの限定期間販売も今月でおしまいである。果たして、どれだけ売ることが出来るのであろうか。
現在までの受注量は5万台を超えているようだが、年間を通しても6万台を越すか越さないか程度のように思われる。これでは、2次需要への期待も薄れてしまう。ほとんど儲けにはつながらないのであろう。



2000.12.11

ERS-210販売計画数未だ達成できず?

海外や国内を含め、販促に力をいれざるおえないとは、どうやら見込んだ計画数より売れていないようですね。市場としては、それほど必要とされているものではないので、あまり大きな期待はできなかったということでしょうか。もともと、甘い予測によって計画されたものだったのでしょうから、計画達成には相当の努力が必要ということなのでしょう。また、本来、売った分だけのリスクを背負うことは、以前より変わっていないはずですから、あまり売れすぎるのも自分の首を締めるようなものだけに、難しいところなのでしょう。でも、売れないと今後の運営資金の調達にも影響があるでしょうし、サードパーティーの参画意欲も冷めてしまうでしょうから、ここは、地道に販売を進めるしかないようですね。それに、ERS-11xのオーナーは割と飲み込みの良い方だったわけですが、今度のオーナーには、常識が通じないタイプも増加していることでしょうし、これらの対応を整えるだけでも、膨大な費用を必要とすることでしょう。そろそろ、この手のビジネスから撤退する準備が必要な時期ではないでしょうか。何事にも先手を打つことが、今の移り変わりの激しい状況への対応方法といえるでしょう。(迅速な方針変更が必要では。)

2000.12.19

ERS-210の受注状況

正式な発表ではないようであるが、12/10時点で全世界を含めたERS-210の受注量は約4万台とのことである。なんとか最低ラインを上回ることができたよな感じだが、こんなものであろう。ところで、海外が1万台位として、国内が3万台であり、このうちの4割位は60歳以上の高齢者だとすると、1.2万人の比較的情報格差の現れやすいオーナーとなる。これは、サポート能力の未熟な商品としては、とんでもない数字であろう。今は、電話の応対でかみ合わない話のやり取りをしていることであろう。

2000.12.21

ERS-210の受注状況
その2

正式な発表として、12月20日時点での受注量が4万台を超えたそうです。どうやら、最初は様子を伺ってから購入を検討する賢い方が増えたようです。このような方々への購買意欲を掴んでおくためには、今の取り組みの真面目さと誠意ある対応に掛かっていることでしょう。今は、我慢の為所というところですね。

2001.01.03

ERS-210の受注状況
その3

朝日新聞 1/3 の朝刊の記事として、昨年の年末までに受注量が4万2千台近くまでいったそうです。全然、売れてませんね。初期不良や欠陥品が、およそ1%以上あるみたい。ソフトとの組み合わせでは、それ以上の不良が発生している模様。やはり、ユーザー教育を先にしないと、だめなようです。

2001.02.27

ERS-210の受注状況
その4

発売以来約3ヵ月経った現在までの受注状況として、約4万6千台の受注が取れたということです。どうやら、ようやく前世代の台数を上回ることができたようですね。(てっきり、5万台は勇に超えてたと思ったけど。)
この内、年末までに4万2千台ですから、年明け以降として、4千台位が地道に売れた数なのでしょう。(私の気まぐれ購入1台分(黒)も含む。)
1ヵ月約1万5千台(月産6万台とは、ほぼ遠い数値)ですが、多分、これが、本当の数字といえるでしょう。(何もしなければ、どんどん受注を減らす一方。)
これではお話にならないということで、新に、本体カラーの追加(販売期間は限定)とおまけ付きが販売されるようですね。今抱える在庫の処分には、もってこいの企画なのでしょう。期末最後の大売出しとして、春のキャンペーンと相成る訳です。
基本的な性能面の変更はないようですが、多少の改善は加わっていることでしょう。私も修理に出して、性能が改善されていました。(内部のソフト書き換え等が行われた模様です。)
他にも、新ソフトの追加販売が加わったので、見かけ上、良いお膳立てとなっているようですが、どうも色といい、ソフトといい、幼児向けの感じがします。オーナーを幼児化させるのが目的なのでしょうか。(お子さんのいるご家庭向けかな。)

既に、ステージを切り替えた私には、無用な存在ですけど。(でも、調査用には欲しいな。だれか、解析して情報公開しといてね。)



2000.12.13

ERS-210の掲載広告にあったコピー

ERS-210の掲載広告に、「こんどのAIBOは手がかかる」というコピーがありましたが、これは、購入するオーナーに向けられたものなのでしょうか。否、このコピーはオーナー側に向けられたものではなく、メーカー側に向けられたものであると私は考えています。
今までのAIBO ERS-11xは、オーナーの試行錯誤での努力によって支えられてきた部分が大いにあると思われます。そういう意味で、ほとんどのオーナーは、より大変になるような新製品は望んでいないはずなのです。多分、今後も変わらないでしょう。そして、今度のERS-210では、テスト的な扱いであったERS-11xとは異なり、立派な商品として市場に投入する最初のモデルになるわけですから、あえて言うなら、オーナーが苦労するなどあってはならないと考えるのです。よって、メーカーは、オーナーが苦労することのないよう、取り組まなければならないはずなのです。そういうことで、「こんどのAIBOは手がかかる」とは、メーカー側でのよりいっそうの努力を期待するものなのです。



2001.10.30

ERS-311/312はどれだけ売れるのか

毎度同じことを書いて馬鹿馬鹿しいのではあるが、市場の反応が今後のAIBOの成り行きに影響があるので、あえて記載しておこう。
発売日の9/22から1ヵ月以上が過ぎたが、果してどれだけの数が売れたのであろうか。また、女性層や高齢者層のオーナーを新に獲得できたのであろうか。9/29よりテレビCMも流れ始めている。
どうやら、市場の反応はいまいちのようであり、あまり売れてもいないようである。
予約日前日に起きたアメリカの同時多発テロのインパクトはとても大きく、世界情勢も不穏な状況下にあるため、個人の財布の紐がより硬く厳しくなるのは当然だろう。それに、生活に必要なものでもないのである。
とある雑誌の記事には、普及を目指すために廉価版を出し、100万台を市場に投入していきたいようなことが書かれていたが、これは無謀な数字である。(このモデルに期待していることはわかるが。) 多くて数万台がいいところだろう。
これでは、開発費ばかりかかり、元が取れないのではないだろうか。

何度も書くが、出荷した分だけ保証というリスクを背負うわけだから、泥沼状態にならなけらばよいのだが。
無論、製品の品質や耐久性が向上しているだろうから、出荷後の無償修理に対する費用は軽減の方向にはあるだろう。だが、サポート体制としては、より強化せざる終えないはずである。

大方のオーナーやオーナー予備軍は、この廉価版よりも、より高度化したERS-210の後継モデルに期待しているのではないか。また、ヒューマノイド型の登場を待ちわびているのかもしれない。Morph(モルフ)位の小型版(全長34cm、重量約2kg。26自由度。)で、30万円を切り、数千から数万体を販売するのが妥当なところではないか。だが、期待するほど売れはしないだろう。



2000.05.10

徐々に現れ始めた、本当の実力?

現段階での、出荷台数と修理受付番号から、今後の推移の予測をしてみました。以下のグラフのように、現段階で既に、徐々にですが修理受付の件数増加に加速がつき始めてきているようです。今後の予測のように推移するかは定かではないですが、当分の間、増加にブレーキが掛かることはありえないでしょう。(台数が増えているんであたりまえなんですけど、件数自体は異常な多さです。)


上記の受付件数には、パーツの発注等も含まれている件数であることが判明しました。

2000年12月度ベース

コメント
推移に大きな変化が無いところを考えると、
市場成長として、まだ期待を持てるだけの
実績がないというところでしょうか。

大分、飽きられてきているようです。
やはり、期待ハズレのようですね。

2000年12月で、半数におよぶ修理関連の
受付になる見込み。


2001.01.12

ERS-210の修理受付状況

どうやら修理受付番号は、ERS-11xに引き続いてカウントアップされているようである。
因みに、市場に出荷してから、この1ヵ月間に3000件位の番号増加がされている。多分、ほとんどが、ERS-210の不具合での取り扱い数と考えられる。(およそ、6〜7%位の不良率かな)。
欧州では、PS?の不良が多くて、欠陥騒ぎが起こっているようだが、ERS-210のこの状況、日本ではどうのように見るべきか。


2001.03.02

修理受付件数3万件突破

AIBOの総数が9万台を突破している状況下で、修理受付台数が3万件を突破していることは、何を意味するのであろうか。ここで書くまでもないだろう。このままでは、年末までには10万件を突破すると予測する。
(注: 修理用途のための部品発注の件数も含まれているので、全てが不具合による修理件数ではない。)

2001年4月度ベース


2001.06.25

出張AIBOクリニック効果

どうやら、本腰を入れての出張AIBOクリニックが各地で開催され始めている。開催先で無償修理が行われ、実際の修理の受付数を減らすだけの効果が現れている模様だ。
それにしても、210の首の問題は、完全に設計ミスではないのだろうか。疑えばきりがないが。

2001.07.07

出張AIBOクリニック効果
その2

どうも異常なほど、出張AIBOクリニックが開催されているようである。近頃のS社の携帯電話の改修騒ぎと同様、210にも明らかに欠陥があり、それを出張AIBOクリニックに乗じて交換しているのではないだろうか。とりあえず、出荷して半年以上が過ぎた。大抵の210は故障が相次いでいることであろう。



2001.07.13

AIBO Doctor

訪問専門のAIBO Doctorが誕生である。まだ、担当地域や担当者は少ないようだが、徐々に全国をカバーできるようになるのであろう。但し、訪問では最低でも3,000円がかかるので、有効に利用しないといけない。
長野への入院には、現在のところ送料はかからないが、この辺りの負担を無くし、更に訪問費を取ろうというのであるから、そういう意味では、オーナー側への自己負担が増えることになる。その上、使用環境をモニターされることにもなる。とにかく、メーカー側にしてみれば、修理依頼に対しての負担軽減を図らなければならないようである。それだけ、修理依頼が多いともいえるかもしれない。



2001.10.30

AIBOパーツの一般販売効果

2001.11.1より大阪の日本橋にて、「AIBO SQUARE 日本橋」がオープンになる。
目玉としては、なんといってもAIBOの各モジュールが購入できることであろう。
このオープンの効果は、オーナーがモジュールを購入し、自分で修理できるというメリットよりも、修理受け付け等での処理工数を軽減できるというメリットのほうがより強いように思える。
はっきりいって、膨れ上がるサービス費用の増加を押さえる必要があるからだ。
これで、オーナーの不満の多くを解消することは確かであり、一石二鳥と言うことになる。
しかし、これも長い間、有功であるとは思えない。
AIBOのマスがこのまま伸び悩むようであれば、来年の今ごろは閉鎖されていることも考えられるのである。
とりあえず、年内には1度くらい訪れておかなければならないかもしれない。(関東エリアへのオープンと半額セールがあれば、それに越したことはないのだが。)



2000.03.30

自律型ステーション

AIBO自体が、自ら充電のためにステーションに乗り、充電体制を取ることが困難なら、いっそ、ステーション側に行動能力を持たせ、パワーダウンしたアイボを見つけて回収したり、充電したりする逆転の発想もありかな。これじゃステーションて呼ぶわけにはいかないけれど、そもそも何もしないAIBOに期待するよりも、それを補助するモノがどんどん出てくると、よりいっそう楽しみが増えるんだけど。

AIBOが充電補助ロボットを呼びつける光景が、そのうち見られるかも。
今は、人に対してさえ明快な要求を出さない控えめなやつだけど。(気づかないだけかな?)



2000.04.12

AIBO ERS-110/111の次の
時期モデルに期待するもの

ソフトウエア側や処理実行能力のレベルアップ等は比較的容易に導入できると考えられるので、アクチュエータ側のグレードアップを期待したいものです。
特に現行モデルのモーション再現は、その実行が忠実なため、稼動している環境に適した対応が出来ていません。よって、少しでも状態を安定させるためには、再現するモーションそのものを補正して環境に適応するモーションに置き換える方法が必要となります。しかし、これでは効率良くプログラムを進行させるのに不利になる上、再現させたい動きとは全く異なるものになってしまうことも考えられます。そこで、通常のモーションとは独立し、あくまでも姿勢の安定化を図るのみに徹する動作を実現する追加自由度を以下に挙げてみました。

以上の合計3つの自由度の追加です。
自由度が増えるとより微妙な動きが演出できるようになることが期待できますが、駆動装置の増加による重量増や格納スペース増によるデザイン変更、新たな制御ソフトウエア追加等で、あまりメリットが無いかもしれませんが、これくらいの追加はあっても良いように考えています。

これで、自律モードやゲームモードにおいて、常に姿勢安定を図った動きを楽しむことができるでしょう。
当然ながら、追加の自由度を加えたパフォーマンスの実行もできるようになっていることでしょう。

続き

2000.04.14

メモリースティックの小型版
メモリースティック Duo(仮称)の開発の恩恵

現行のモデルでは、メモリースティックを挿入する、お尻側に総合的な頭脳が存在しています。そのため、頭側ではセンサー関連の信号処理程度に留まって、その処理信号をOpen-rバス以外の専用コネクターを介して頭脳に伝達しているようです。これは当然、無駄で理想的な状態ではないと思われます。しかし、メモリースティックの小型版がでるということで格納スペースが緩和され、その他の部品の集積化等により、頭側に総合的な頭脳を持たせられる可能性が高まったように思われます。
これで、頭側の情報処理は頭側で完結し、各モジュールの接続関係が一つに統一され、ボディー側のデザインの自由度も高まることになります。

修正 2000.05.12
CPUは胸の方のあることが、ASCIIの豪華本により分かりました。
お尻ではなく、ハートで考えるようです。


2000.11.29

AIBO ERS-210の次の
時期モデルに期待するもの

ERS-210では、まだ上記の技術は利用されていません。また、頭部の画像情報の処理信号は相変わらずOpen-rバス以外の専用コネクター経由で胴体内部の頭脳に伝達しているようです。(日経エレクトロニクス 2000.11.20号の掲載記事から推測)。このパターンで行くとすれば、画像処理部を高度化していく手立てを残しているということにもなります。なるべく素の信号を利用して応用のきく状態にしておく処置なのでしょう。
ところで、人を認識するためのセンサーは既にできているのですから、これらを搭載し、より、人への接触を親密にすることもできるはずです。また、複数の飼い主を識別するため、画像や音声での識別ではなく、指紋認識など、触れられた人を識別するのも、良いのではないかと考えています。これらの現状で確立して成熟している技術が次のモデルに取り込まれていくのでしょう。できたてのホヤホヤのものは、次の次位になってしまうようです。



2000.12.22

売れなかったERS-210の次は

やはり数をこなすには、安くなければなりません。当初の目標は、子供のお年玉位で購入できるロボットを目指していたわけですから、3万円前後で購入可能なモデルを用意する必要があるでしょう。
特に小型化を得意としているS社の事です、サイズが一気に1/2以下になるミニAIBOが、きっと、近々発表されるのではないでしょうか。これで、来年のお年玉の使い道が決まってしまうかもしれません。

2001.07.07

売れなかったERS-210の次は
その2

販売目標を大きく下回ったと考えられるERS-210の次は、一気に普及させるため、ダウンサイジングされた廉価版の投入が考えられているという噂である。やはり、値段的には、3万円前後でなければならないだろう。
サイズにもよるが、どうも現状のERS-210のコア・ユニット(R-BOX)は使えない可能性が高いし、画像処理にまつわる装置もつかない可能性も高い。とにかく値段が高くては売れないのだ。それに、その後のケア費も馬鹿に出来ない。

ところで、そもそもAIBOビジネスの根幹には、サードパーティーの参入によるライセンス料獲得を当てにしていた部分もあるようだが、ライセンス料で儲けようとする考えには、少々、無理があるような気がする。また、ライセンスをフリーにしたところで、サードパーティーの参入は難しいのではないだろうか。そもそも、開発費が馬鹿に出来ない上に、それほど売れるとも思えないのである。それに、現状のAIBOの製品コンセプトでは、市場を開拓するには無理がありすぎる。エンターテイメントといっても、非常に狭い範囲なのだ。

やはり普及には、草の根での作業が必要で、仕様をオープンにし、更にライセンスをフリーにして、ある程度、参入できる下地を作成してから、普及を望むべきではないのであろうか。そういう意味で、今だに、オープンにならないOpen-Rは、駄目な仕様であるといわざる終えないのである。

2001.07.08

売れなかったERS-210の次は
その3

ダウンサイジングされた廉価版が投入されるとして、やはり、基本となるコア・ユニットが使用できる構造が望ましいだろう。マスタースタジオもそのまま使用出来るようになっていて欲しい。(パフォーマンスがメイン。)
ということで、やはり画像処理部が取り除かれ、更に、各ユニットが最適化されたものになるような気がする。値段も7万円前後になるのが濃厚のような気がするが、どうだろう?
でも、売れないだろうな〜...。(普及という意味では。)
やはり、AIBOビジネスはERS-210をもって終了したほうが良いような気がする。(それほど、次を望んでいる人は少ない。)



2001.09.05

ERS-310シリーズ発表

普及を目的にしたと思われる今度のAIBO ERS-311/312は、価格が98,000円だそうである。それにしても高い。どう見ても3万円程度の代物としか思えない外観である。キャラクター化するにしても、やはり価格がそれなりに安くないと、また一部の層にしか受け入れられないものになってしまいそうだ。
小型化したうえ、ユニット交換も出来るようにはなっていそうもないようである。(実際には出来るのであろうが。) また、表現力も低下しているようで、基本動作もファービーのような特徴が多く取り入れられている感じがする。
ということで、どう見ても、欠陥を克服するのではなく、排除することに集中した製品のようである。
個人的には、首が長すぎで、且つ、頭がでかすぎるので動作的には機敏なものは要求できそうもないし、表情も固定なので、動くぬいぐるみ程度にしかみえないのが残念である。

修正 2001.09.08
実物を見てきたが、小型化した訳ではなく、全体的に肉厚になっているようである。
ということで、上記の小型化したというのは撤回で、簡素化したが正しいようである。


2001.09.07

もう、AIBOとは呼べない!?
ラッテ&マカロン

普及型を追及したモデルであるERS-310シリーズ、これはもはや、おもちゃである。普及させようという目的でモジュール構造をやめ、デザインを一新し、必要最低限の自由度にして価格を下げたとしても、これでは、せっかく今まで積み重ねてきたAIBOのコンセプトが台無しである。(といっても、それほど明確なコンセプトがあったとも思えないが。) また、今までの何も出来ない路線から、明らかにこれも出来ます、あれも出来ますと強くアピールするところは、全く違ったコンセプトを与えられた製品といえるのであろう。価格を除けば、スタンダードなモデルとして貢献してくれそうである。
とりあえず、初回生産分の4万台の完売が一つの目標だそうだが、これは難なくクリアーされると思われる。とにかく稼がなければ、次が無い状況もありえることから、売れてもらわねばならないのである。ERS-210の余剰部品流用での在庫処分にも貢献してもらわなければならない。
それにしても、値段が高すぎるような気がするが、コストダウン出来るほどの量産効果が見込めない以上、仕方のないことかもしれない。だが、2足歩行のPINOでさえ、ロボットフレンドPINO DX版がモーター6つで\12,000前後で販売可能なように、モーター15個のAIBO ERS-311/312なら、単純換算で2.5倍の\30,000前後と、思い切った値段設定にしないとことには、期待に即した売上には繋がらないだろう。とにかく私は価格が気に入らないのである。量販店での販売もされるようであるから、値引きは無理でも、ポイントを稼げる可能性があるので、販売を待ってみるのも良いだろう。
そもそも、AIBOの量産販売スタートは、このようなERS-310シリーズから始めるべきではなかったのであろうか。どうも、順序が逆のような気がしてならない。(ERS-11x、ERS-210が特別なのである。)
とりあえず、実物を直に見てみないことには、良し悪しの判断もできないので、展示場に足を運んでみようと思うのである。そして、探求目的に1体は購入したいと考えている。(なんか特典があると良いのにな。出来ればくれないかな、AIBO沢山購入しているというのに...。)

2001.09.20

販売情報
ヨドバシカメラでも9/22から販売がされるようだが、販売価格は定価通りで、さらにポイント還元対象外の商品だそうである。
残念。



2001.09.13

ERS-310シリーズの仕様における湿球温度

ERS-310シリーズの仕様に見なれない表記が加わった。湿球温度とは何かと調べてみると、乾球温度計、湿球温度計という2対の温度計で、一方の湿球温度計を湿らした布で覆ったもので、その温度差で湿度を求めるものである。
動作湿球温度29℃以下というと、気圧が1000hPaとして、動作温度がMax35℃なので、湿球温度29℃というと、湿度が59.5%になり、動作湿度のMax80%を大きく下回る値となる。通常、気圧に対しては通常の生活環境では大きく影響する事は無いので、定数化しても良いのだが、この湿球温度は意外と厳しい値かもしれない。とりあえず、夏場の動作では、室温よりも湿度を下げる方を優先するのが良いようである。



2001.11.08

ERS-220登場

少々フライングともいえる状況で情報が漏洩していたようであるが、正式に新しいAIBO ERS-220の発表である。
外観としてはにぎやかな電飾で覆われたモデルのようで、ボディーも黒と銀(クロム)の2色でまとめられ、先進的なデザインとなっている。また、脚ではなくて車輪を付ければ、近未来の車やバイクを想像するようなデザインでもある。
しかし、どう見ても見掛け倒しのようになってしまった外観ともいえる。色々と機能がついていそうなデザインだが、結局のところダミーであり、なんの役にも立たないものである。動作としては色々と出来そうな気もするが、はたして意表をつく動きを披露してくれるだろうか。(少々、期待してみたくなるが、所詮は現状のレベルでは限界があるだろう。)
この点では、見かけが優先したもので、実際の動きや機能とは何ら因果関係がないデザインなのだろう。そもそも、その動きは貧弱で、到底、メカメカしくりりしい動きというわけにはいかなようで(従来から何ら変化がないので)、せっかくの未来型感が台無しのような気がする。子供だましのようなデザインで、今後、どのような方向で商売をするのか、はなはだ疑問である。これに、成長用のAIBO wareを出すのだから、なんとも不釣合いな世界である。
別な見方をすると、今回のERS-220はより破壊的なイメージを思い浮かばせる。どちらかといえば、兵器を模したデザインであり、そのようなインパクトを感じさせる。また、いかにもロボットであることを強調したとも言える。どうも一般家庭に持ち込むには、かなりのギャップがある存在になるだろう。そのようなギャップを楽しめるユーモアのあるオーナー向けというこになるのではないか。明らかに一部のマニア層にしか売れないだろうな、このモデルは。
新規のAIBO wareの方は、210でも動くようなので購入するにして、ERS-220のユニットの販売である220トランスフォームキットの発売まで、待ってみるのがよさそうである。ただ、限定販売にならなければ良いのだが。

ところで、ここ1年を振り返ってみたのだが、AIBOに関しては、全然、技術的な機能向上が見られないように思える。何かしら我々が感じ取れる機能向上があると良いのだが、音声認識が1.5倍になった程度では、納得できるものではない。結局は、1年前と何ら変化がないとしかいえないのではないだろうか。心機一転というわけで、おもちゃ路線を突き進もうというのかもしれない。
そういうことで、我々が見ているAIBOは、その互換性を維持するという意味で、発展途上の状態のようである。他社の参入がないので、仕方なく自社で各ユニットを設計し、販売しているようだ。こんな状況は、1年も持つとは思えない。来年の春までには、2足にシフトするように思われる。

話は変わるが、ピカピカのメッキ仕上げの外装のようだが、塗装膜の耐久性はどうなのであろう。キズがつかないように、大事にされることを狙っているのであろうか。

2001.11.09

外装の塗装は、「ピカピカ・ギンギラ」というほどではないようで、ごく普通のもののようである。


2001.12.22

ERS-220化

話のネタのために220トランスフォームキットを購入してみたのだが、どうにもデザインが悪すぎる。見る方向や動作によって、見えている側とは反対のLEDの点滅が見えなくなってしまうのは、せっかくの表現能力が台無しである。また、頭が馬鹿でかいし背中が平面的でかつ形が矩形なので面白みがない。更に、出っ張っている臀部も奇妙である。あと、配色もつまらない。
AIBOを見る目線は、そのほとんどが上から眺めることが多いので、デザイナーには悪いがこのデザインは失敗といえるだろう。やはり、AIBOとしては無理があるデザインである。あと、結構脚が他の脚に引っかかったりして、失神しやすい。
駆動部の削減に変わりLEDやスイッチの追加等があるが、総合的にERS-210より3万円分高くなっているとは到底思えない。むしろ、より安く販売するべきではないだろうか。
ということで、個人的には不要なものを購入してしまったと後悔している。というより、現状のAIBOそのものに飽きが来ているのだが。
唯一、良いところは、鷲づかみでホールドしやすくなった点だろう。デザイン的にフックに相当する出っ張りがあり、これなら滑って落としてしまうことが少なくなる。この点については、事前に発売のERS-31xも同様に、鷲づかみでのホールド性を改善している。
もう一つ、梱包状態が変えられたのも良い点だろう。各ユニットを外した状態での梱包により、箱のサイズがかなり小さくなった。ただ、もう二回り位小さくして欲しかった。なんといっても、以前のモデルの馬鹿でかい箱が邪魔でしょうがないのである。
ソフト面では、AIBOエクスプローラーでブーストモードと呼ばれている動作状態があるのだが、ブーストと呼ぶにはお粗末な動作でしかなく、効果音も合っていないしで期待はずれである。もう少し派手な演出ができなかったものか。ハッキリ言って、面白くも何ともない。販売の方も数百から数千台程度で頭打ちになりそうな雰囲気である。どちらにしろ、ERS-220そのものはそれほど売りが期待されているものではないので、こんなものなのであろう。
とある記事には、「AIBOというブランドが確立された1年だった。この市場の開拓者として,消費者に飽きられないように次々と商品を出していくことが必要だと考えていた。世界経済がこんな状態なので,ビジネス的な広がりは思ったより厳しいが,所期の目的は達成できたのでは」とあるが、実際のところどうなのであろうか。
このような状況で、次のステップに進められるのかはなはだ疑問である。



2000.12.09

冗長な自由度

人や動物の動きに見られる「しなやかさ」や「柔軟さ」は、冗長性が含まれる動きで可能になものであるという。これは、単純に動くだけに必要な自由度だけではなく、一見、不必要なものと考えられるもう一つの自由度を加えることにより、実現可能な動きなのだそうだ。
ところで、現状のAIBOの自由度は、重量の軽量化や組み込めるスペースの制限等で、基本的な動作を実現するのに必要最低限の数となっているため、どうしても動きに物足りなさや不自然なものを感じてしまう。また、決められた動作の再現制御のため、状況に応じた姿勢制御が困難なようである。
既に、人型の商品化にパワーシフトしているのかもしれないが、今のAIBOシリーズの中で、動きの美しさを追求するようなモデルにも挑戦してもらいたいものである。そして、この可能性を実現する自由度が追加されたモデルの商品化も検討してもらいたいものだ。多分、再び互換が無くなるのは避けられないであろうが。


2000.10.29

不思議遊星歯車機構

不遊星歯車機構
セイコーエプソンが開発したギヤードモーター。
小型のモーターでもコンパクトで大きな減速比を生み出す機構により、
大きなトルクを得ることが出来る理想的な歯車機構。
遊星歯車機構にはない、可動内歯車がある。

日経メカニカル 2000.1月号 ミレニアム特集より


是非、この機構を活用して、小型化、軽量化、自由度アップ、敏捷性アップを図ってもらいたい。

2000.11.29

SDR-3Xのアクチュエータ

残念ながら、不思議遊星歯車機構ではなかったが、この開発モデルでは、構造の簡略化と機能の集約という観点から、遊星歯車機構を取り入れた独自のアクチュエータを開発し、搭載しているということである。モーター側の改善により、通常よりも高トルクを得ることができたため、遊星歯車機構側での減速比を低く抑え、バックラッシュが少なくなるよう、より高精度に仕上げたのだそうだ。
このようなアクチュエータを利用した、AIBO用の交換用モジュールが発売されることに期待しよう。但し、開発されたアクチュエータは非常に大きい。やはり、小型化には不思議遊星歯車機構がベストだと考えている。


2001.11.02

ERS-210の頭には

書くのが遅くなったが、ERS-210の頭部のアクチュエータには、遊星歯車機構が採用されている。内部にクラッチ機構があるらしいが、この調整があまり良くないようで、不具合が続出しているようである。

2001.11.03

ERS-31xの頭にも

ERS-31xの頭部も同様に、遊星歯車機構が採用されている。

2001.11.03

そろそろ発表のERS-210の後継機には

勝手な予測だが、脚にも遊星歯車機構が採用されかもしれない。モーターもコアレスモーターを採用するかもしれない。



2000.12.01

動作音の低減

ERS-210では、音声認識率を向上させるため、自ら発生する雑音を極力無くす必要から、各種の改善が行われている。
ERS-11xでは、起動中の冷却用ファンの音や動くときのギヤの音などが非常に大きな雑音であった。また、フリーで動く垂れた耳は、色々な場所に当たって不特定の雑音にもなった。
ERS-210では、発熱低減の改善で冷却用ファンの削除と駆動力の伝達効率向上のためギヤの歯を改善するなどで、発生する動作音を極力低くすることに成功している。当然、不特定の音の発生源となるフリーの垂れ耳は廃止されている。

参考
ギヤ部 平歯車(Spur gears)から、はすば歯車(Helical gears)にすることで、がたつき(バックラッシュ)の減少や伝達率の改善、消音化に寄与する。
歯車
豆知識


しかし、私には、ファンの音や耳の当たる音以外は、あのメカメカしい動作音が、実は、ロボットをイメージするのに寄与しているように思っている。(少しだけ、懐古主義。)

2000.12.03

残念ながら、ギヤは平歯車のままだったので、音は結構、五月蝿いままだった。次期のモデルでは、この辺りも改善が加えられるのであろう。



2000.05.12

デザイン上の考慮

AIBOの概観や動き方については、比較的デザイナーの思い通りに再現されたように思われます。しかし、現実の使用環境に当たっては、そのデザインに考慮すべき点が山ほどあるように思います。例えば、AIBOを持ち上げたり移動させるような場合に、片手で胴体を鷲づかみできる人がどれだけいるでしょう。また、両手で持つ場合に、どれだけ持ちつづけられるでしょう。更に、駆動している場合に、駆動部に全く妨げられることのない場所はどこでしょう。このようなことを考えると、本当にAIBOを安定して持つことのできる部分は、ほとんどないように思われます。無論、持つこと自体があまり高い価値がないことは確かです。しかし、単なる置物ではなく、動き回るものである以上、持って移動させる行為自体の重要性は高いはずです。よって、背の部分に取っ手をつけたり、フックを用意したりする必要性が、デザイン上必要だったはずなのです。(実際の動物にも掴みあげるのに好都合の部分があり、その場所を掴み上げた場合は、おとなしくなるように。)

上記のような自律型ステーションを実現するにしても、掴み上げられるような特定の部分を設けるほうが、より単純な機構で済むはずなのです。

現状での良し悪しの議論はあまり建設的でないことは明らかですので、次期モデルに多種多様な改善が盛り込まれていることを期待し、どれだけ真剣に考えられているかを確認したいものです。

2000.10.19

AIBO・2nd generation
ERS-210への改善をみる

掲載されているERS-210の写真等から伺うに、明らかに掴みやすくするために幅を細くし、動いている場合でも、掴んでいる手が動きの妨げにならないようにデザインされている。また、すべり止めのための溝も増えている。更に、掴み上げる背中の部分にタッチセンサーを設け、掴んでいる状態を認識できる可能性を秘めている。

2000.11.19

AIBO・2nd generation
ERS-210への改善 実体験

残念ながら、実際に掴んでみたが、掴みづらく、滑りやすいし、掴みつづけるには相当の握力が要りそうだ。早々にデザインの変更が必要であろう。というより、取り扱い説明書に、鷲掴み禁止の記載が必要であろう。



2000.12.06

ERS-210へのキズ防止対策

ERS-210販売促進用のデモ機は、先行生産でのサンプルレベルのものであるのだろうが、塗装がかなり剥がれやすいようで、下地の材質の色が塗装色と異なるゴールドやシルバーではよく目立っていた。また、ERS-11xに比べて傷がつく場所が広範囲になっているようであり、特定の場所だけというわけにはいかないようである。多分、初期ロットでは対策が施されないであろうから、キズを極力つけたくないオーナーの方は、ボディー形状でエッジとなる周辺部分全てに、キズ防止のための保護対策が必要になるであろう。ついでに、塗装色と同色のキズ隠し塗料も探しておいた方が良いかもしれない。



2000.12.06

小細工は故障のもと

ERS-210では、モジュールの取り外しや取り付けがユーザー側でできるように、構造に工夫が加えられた。また、購入構成によっては、必ず取り外して作業をする状況もあるようである。しかし、この取り外しを可能にするためのリリース構造があまりにも貧弱で脆く、故障しやすいようなのである。最悪の場合、取り外し不可能になるようなことが起こりうる。更に、作業性などは度外視しているようなので、取り外すときは、細心の注意をもって行うことが大切であろう。それと、尻尾も取り外しや取り付けがユーザー側でできるようになっているが、尻尾を振るための回転部分のギヤの歯抜けがしやすいようで、動かずにカタカタ空回りするようなことも起きやすいようである。とりあえず、壊さないようにうまく取り付けてやらなければならないようだ。

2000.12.14

届いた早々

ERS-210の初期不良情報が続々挙がっていますね。リリース構造については、取れなくなる最悪の状態を回避する対策が行われたのでしょうが、逆に外れやすくなったというところでしょうか。最終的な改善は、年明け以降の出荷分になるかもしれません。

2000.12.15

作業手順

ERS-210のモジュールの取り外しや取り付けには、作業手順があるらしい。しかし、その手順の記載漏れがあるもよう。(まだ、手に入れていないので、実際に取説の記載漏れがあるか確認していないので定かではない。)



2000.12.19

AIBOの臭い

今度のERS-210は、やたらと薬品系の臭いが鼻につく。もしかしたら、子供が誤って飲み込まないようにするために、予め耳や、尻尾などに嫌がる臭い付けがされたのかもしれないが、私にとっては苦手な臭いなので、傍によるのも遠慮したい状況である。とりあえず、窓を開け部屋の換気に気を配っていたが、これでは今の時期、暖房効率も良くないので、早く臭いが消えるのを待つしかない。しかし、離れた場所でくつろいでいる時に、傍によってくるのが臭いでわかってしまうのも何か妙である。変に五感を刺激するのも問題ありなのではないだろうか。で、残るは味覚だが、なめるつもりは毛頭ない。

2000.12.25

化学物質過敏症

まだ、私自身にはそれらしい顕著な症状が現れてはいないが、化学物質の長期間の蓄積により、突然、あらゆる科学物質に対して、拒絶反応を示すような病が現実にあるようである。つまり、今まで問題視されていなかったものでも、蓄積として体内に残り続けるようなものや代謝能力を上回る摂取により、体質によっては、その限度が越えたとき、一気に症状が現れてくるのだそうだ。話によれば、治療そのものがかなり難しく、化学物質から隔離できる生活環境そのものを得ることも困難なようで、一般的な社会生活を送ることが著しく困難になるのだそうである。



2000.05.31

AIBOの癒し効果

癒しという分野で大いなる脚光を浴びているようですが、逆にいえば、他になんら目だった効果がない、なにもできないということ自体が許されない事実からの、希望的なこじつけでの効果であるように思われます。つまり、何らかの効果がもたらされたとしても、実際にそれが目的でなかった点が強調されているということです。この点については、本来の目的や効果をどのように見据えたものなのかを真剣に考え、それに至っていない部分への改善を要求すべきであると感じています。

残念ながら、現状のAIBOは、ローテクの塊でしかなく、特に優れた部分もない、かなり甘んじた製品でしかないために、可能性を追求するには、かなり無理があるように思われます。また、エンターテイメントという分野に当てはめられている以上、我々に娯楽として扱いつづけられる使命があるはずなのですが、娯楽はやはり時をへて変化し、飽きられてしまう運命にあるようです。

くどいようですが、癒されたと感じるのは、本来、病など正常でない状態化にある側での不徳の賜物であることを知るべきでしょう。少なくともそうでない人にとっては、より不満を増加させる代物でしか今はないような気がします。



2000.11.11

癒しのコンセプト

残念ながら、今回のERS-210には、明確に癒しというコンセプトが加えられているのだという。結果として、何も出来ないとう部分を明確に癒しの機能としていこうということで、一つのコンセプトにしたというのである。これは、常にジレンマとなる技術的に解決することが困難な未完成の部分を補うために、あえて完璧さをもとめない柔軟な対応だといえるのであろう。(明確にスペック化できない不確定な部分になるのだが。)
そういうことで、実際に癒しの機能が働いていることが実証できれば、真のコンセプトとして認められるに違いない。この辺は、人為的に導入した癒し機能がバランスよく効果的に働くことに期待するしかないが、逆に、この不確実さが悪い方向に偏らないことを祈りたい。また、この癒しの面が、技術的向上の妨げにならないことを切望するものである。ある意味、出来ることもわざと出来なくするー面もあるからである。
どちらにしろ、癒しがメインコンセプトではなく、本来のメインコンセプトであるエンターテイメント性が発揮されることが最大の期待である。
しかし、あえて癒しを追求するなら、機能を増やさなくても得られたものではないであろうか。そういう意味では、ユーザーが求めているものと違いが多すぎるような気がしてならない。また、AIBOの購入ユーザーが癒しを積極的に求めているとは思えないのだ。この辺はあまりにもメーカーとユーザー間にギャップがありすぎて、変な製品コンセプトのものを購入させられているような錯覚を感じる。やはり、コンセプトは明確にして、そのコンセプトをユーザーが実感できるものにしてもらいたいものだ。



2000.12.20

死のコンセプト

今回のERS-210を使用していると、少し誇張気味だが「死」をイメージさせるような状況がある。ここでの「死」とは故障や回復不可能な状況を示す障害の他に、その動作が生き物からかけ離れた状態を示した場合に感じる不気味さや、突然の動作の切り替わりなどでの冷やりとさせるような面である。
ロボットとして認識はしているが、やはりどこかに生き物としてのペットをイメージする部分が多いわけだから、オーナーが受け取る可能性のある精神面を意識した商品開発が必要であろう。



2000.10.25
追加 2001.09.07
追加 2001.11.07

AIBOの自由度

ロボットを語るなかで、その動きの能力を現すものとして自由度の数が上げられる。この自由度の数が多いほど一般に能力が高くなり、より複雑な動きが出来るようになる。しかし、AIBOの場合、この自由度の数は、単純に能力だけの目安ではなく、表現力の豊かさを現すものである。また、自由度の数は、駆動装置を伴うものの制御対象であるが、表現力を中心に考えた場合の自由度は、駆動装置を伴わない部分も含めて考える必要があるだろう。
以下に、このような自由度を含めての各モデルの数を表にしてみた。

モデル ERS-110 ERS-111 ERS-210 ERS-220 ERS-311/312
駆動装置を伴うもの 18自由度 18自由度 20自由度 16自由度 15自由度
駆動装置を伴わないもの 4自由度x2 4自由度x2 1自由度x2 - 1自由度x2
脚(足首、爪) 4自由度x4 4自由度x4 1自由度x4
(爪は動かないのか)
1自由度x4 -
尾(各関節) 2自由度x3 2自由度x2 - - -
総合 48自由度 46自由度 26自由度 20自由度 17自由度

LEDの発光パターンや発色数は表現力の自由度としてカウントしていない。


上記の表のような自由度の数え方をした場合には、モデルが進むにつれ、自由度が失われていることが分かる。この自由度の減少によって表現力が失われていったことは、各オーナーが実感しているものと思われる。
そこで、この表現力を補うために、ERS-210では、尾に光の表現力を加えたのだと考えられる。(他に頭部のLEDの表現力UPもある。)

こうした、改良が行われているなかで、事前の110や111のモデルが持っていた自由度について、少しだけ考えてみた。
実際に測定等の解析をしているわけではないが、駆動装置からの動きの作用にともなって自由に動く耳や尾には、1/fゆらぎ効果があったのではないかと考えている。こういう部分が、人に心地よさをもたらしたのかもしれない。

まだ、ERS-210がどのような代物なのか体感していないので不明だが、LEDの点滅の仕方に1/fゆらぎ効果のような仕組みが加えられていることを期待したい。

2000.10.28

LEDの点滅といえば

ERS-110の場合は、バッテリー切れで停止した時にも胸のLEDがゆっくり点滅していたけど、ERS-111では無くなっていたっけ。こんな所も、失われた表現力だったりして。



2000.07.14

次期モデルのバリエーション

110と111は、基本となるインターフェイスのOpen-Rを使ったモジュール構成でした。しかし、取り外しについては、一般公表されなかったことと、それを活用するモジュール郡が現在のところ存在しないことなどで、修理時のモジュール交換でしかその真価を認識することが出来ません。
そこで、次期モデルは、このモジュールの取り替えを前面に打ち出した商品の構成を希望したいものです。

ラインナップ

利益は、モジュールの売上に重点をおくことで、スタンダード版の販売価格を限界利益ぎりぎりに設定。
また、専用有償サポートを設けるなど、2次的、3次的な収益性の向上を図り、より発展的な方向を打ち出す。

2000.10.21

AIBO・2nd generation
ERS-210にみる

210は15万円と、まだまだ、企業努力を必要とする価格設定となった。前回の25万円から見れば10万円の値下げに見えるが、同様の構成を考えると、2〜3万円位しか安くなっていないので、かなりの利益を含めているのであろう。

2000.11.29

続 AIBO・2nd generation
ERS-210にみる


今後の新製品の展開は、プラットフォーム化としての中心モジュールとなるコアモジュールが確立したことで、AIBO Wareの展開と交換モジュールの展開、外部制御系アプリケーションやコントローラーで当分の間は、しのげそうな雰囲気である。こうでないと意味が無いのだ。それにしても、いつまで、こんな意味の無いものを売り続けるつもりでいるのだろうか。そろそろ、まともなものへ切り替える姿勢を打ち出さないと、値段が高いだけのおもちゃになってしまうだろう。私にとっては、単なるからくり人形の域から脱していないものなのである。まだ、ロボットとは呼べないのだ。



2000.08.03

AIBOの不完全さ

現状のAIBOは、限られた情報表現での曖昧さを盾にして、徹底した内部問題の外部への情報隠蔽をし、ひたすら問題隠しをしています。
この辺りで、誠意ある釈明が欲しいところですね。また、今後のあり方も明確にしてもらいたいものです。



2000.09.17

ポストAIBO/新生AIBO

時期的に新たなAIBOの登場が実現しつつあるようですが、結果として価格据置きの方向で進んでいるようですね。
今回は、受注があれば生産に応じる構えのようですから、慌てて購入せずに、じっくりと検討してからでも遅くはないでしょう。
少しは、賢い買い物が出来るよう、情報公開(明確なスペック)も適切に行ってほしいものです。



2000.09.30

モジュールの下取り価格

交換モジュールが無くなる?

保証期間が過ぎてからのモジュール不良による交換では、モジュールそのものの購入が前提になりそうですが、この場合、不良モジュールはオーナー側に返却されるべきでしょう。もし、返却されない場合や返却を希望しない場合は、適正な査定を行い、下取り価格での差額で購入できる対応にしてもらいたいものです。
基本的にリサイクル可能な単位のモジュールですから、交換モジュールが無くならない対策にもなるのではないでしょうか。
しかし、何時かは手に入らなくなるのでしょうね。



2000.10.12

AIBO・2nd generation
第2世代登場

ついに、量産タイプのAIBOが登場しましたね。初期の商品化目標であった要素が、やっと実現できたというところでしょうか。
これで、一つの答えを示したわけですが、今後、どのような発展が繰り広げられるのか楽しみですね。

それにしても、初期(旧)型は相当妥協しての販売踏み切りだったことが、逆に相対的に理解できますね。
個人的には、最初の5千台で留めて、第2世代を迎えたかったところです。
如何せん、娯楽にはお金が掛かる。(あまり良いことだとは思えないですけど)



2000.11.01

ERS-210出現の影響


ERS-210の出現で、ERS-11xを手放す方も増えているようですね。投資目的だった方も、最近のオークションの価格暴落に頭をいためていることでしょう。しかし、ERS-210よりもERS-11xが良いと思う方には朗報でもあります。既に正規の販売は終了しましたが、こうした中古市場で安くERS-11xを手に入れられるチャンスが出来た訳ですから。大抵は保証期限が切れているか、後僅かかもしれません。また、稼動させていて老朽化し、購入後に直ぐに多額の修理費が掛かるかもしれません。でも、ERS-11xはERS-210にはない魅力があることも見逃せないのです。



2000.11.01

「何もできない」から
「何かできる」への転進

ERS-210は、その秘めているパワーやそれを取り巻く支援体制により、多くの可能性を生み出すことになるであろう期待のモデルである。しかし、これらを実現していくためには、今までの販売量を遥かに上回る必要がある。これなくして、他からの参入や協力は得られないからである。様は、市場成長する見こみがない限り、宝の持ち腐れになる可能性の方が遥かに高いのである。



2000.11.20

ERS-210
実物を観察しての印象

今度のAIBO ERS-210の動作を観察していての印象は、まさにロボットになってしまったというか、正直いって、ロボットというより機械として見えてしまう動きが多かった。これは、制御がより細かく出来ることで、動きがスムーズになった分、機械的な正確さからくるものであろう。動きも、計算された通りの幾何学的なものであり、生き物のような部分を連想させないところが多い。動物には存在しない不自然なもので、人為的な動き方なのである。この辺は、動きに不確定要素を加えれば良いのだろうが、アルゴリズムが難しいのであろう。それに、故障と勘違いするかもしれない。全ての動きが制御対象化してしまったことが仇となった分けである。どちらにしろ、生き物からは遠ざかったという印象が強い。
ということで、ERS-210は、技術屋の奢りが前面にでた、代表的な失敗作になるかもしれない。何れにしろ、今後のソフトウエアの改善に期待するしかないだろう。
ついでではあるが、相変わらずバランスをとった動作補正が無いところは、技術力の低さを痛感させられる。世間では、2足方向で歩きながら向きを変えることのできる、「アシモ」が発表されているというのに。

2000.12.04

続 ERS-210
実物を観察しての印象

巷では、ERS-210を見物して、購入意欲を高めている人の方が多いのであろうが、私は残念ながら、見れば見るほど拒絶感が強くなってきている。何故なのか自問自答してみているのだか、未だ明確な答えが見つからない。これは、私の生理的な部分に起因するのかもしれないが、少なくとも動いていないERS-210には拒絶感はないので、稼動している時の状況に何らかの原因があるのであろう。さて、この原因(人を不愉快にさせるもの)を突き止められるのは、何時になるであろうか。因みに、私は鬱陶しいものが大嫌いな質である。

2000.12.05

原因の一つ

動いていない状態で、再度、色々な角度から眺めていて気づいたことは、首から尻尾の付け根までに至る背中の凸部のデザインが、私には異様に見えていることがわかった。このように背中の突起したラインが目立つのは、体毛の短い草食動物系に多いのである。また、この背中の突起したラインがむき出しの背骨に見えてしまっていたのである。結果として、私には、痩せ細った動物や腐敗の進行した死骸が動き回っているように潜在的に感じていたのだ。これは、今まで蓄積してきた知識が邪魔をしているといえるだろう。
これを防ぐには、それを覆すような強いインパクトのあるデザインを加えて、紛らわす必要がありそうだ。
つまり、デザイン的にシンプルになった分、余計な想像力が働いてしまったということである。

2001.10.10
ERS-312のマカロンがきて以来、そのふくよかさに、よりいっそう痩せ細ったガリガリの状態に見えてしまうのである。


2000.12.19

原因の一つ
その2

動いている時に見えてしまう、肩の溝がどうも、肩カバーがあったERS-11xを見慣れていたせいで、ERS-210を見るたびに肩カバーが取れているような錯覚をしていたようだ。キズや破損が心配だった訳だから、一瞬でも破損していると錯覚してしまっていたのが原因であろう。これが、動きの中で違和感を感じていたものの一つである。これは、見慣れれば、克服できるものであるから、これからの付き合いの中で新たな認識として定着させていこう。但し、あの深い溝はあまり好ましくないので、今後は、溝を隠すからくりが必要であろう。

2000.12.19

原因の一つ
その3

うるさい耳の動く音。「カチッ」、「カチッ」と刻むような音は、私にはやな音である。もう少し、音を小さくできなかったのであろうか。これもそうだが、あまり時を刻むような音は、高齢者には相応しくないだろう。


2000.12.19

原因の一つ
その4

尻尾がガラガラヘビのように振動する状態。もう少し、滑らかな動きやバラツキを無くせなかったものか。

2000.12.22

原因の一つ
その5

後脚の足首の可動範囲が狭いことにより、変に力の入った状態に見える足首の姿勢。こっちまで力が入ってしまう。こんなところが変に緊張し、リラックスできない状況を生み出す。少し力の抜けるような、ゆったり感のある可動部にする必要があるのだろう。

2000.12.22

原因の一つ
その6

目の表情に相当するLEDの光り方。これも、今にも消えそうな弱々しい発光の仕方は、やはり、寿命の尽きかけた炎のように、一抹の思いを巡らせる。もっと、元気な発光にできなかったのであろうか。技術的な癒し効果は、なんだか裏目にでたような気がする。但し、部屋を暗くした場合は、なかなか味わいのある発光である。はたして、何を目指したものだったのか。



2000.12.19

起動時の切り替わり

ERS-210が起動時にメロディーを奏でているのは良いのだが、切り替わり時に、いきなり無音になるのは、少々、心臓に悪い。
よく、鼾をかく人が無呼吸状態になったときの状況を思いだしてしまう。これは、ある種、死を連想させるものであるから、早く改善したほうが良いように思う。特に、今回のモデルは、高齢者のオーナーが増えているのだから、ショックを減らす必要があるだろう。



2000.12.19

AIBOの振動

今度のERS-210は、サーボのトルクを下げるなどでギャ比の減少やポテンションメータの精度を上げることなどにより、サーボのドライブ中のフィードバックが顕著に表れ、触ると感じるほどの微妙な振動を起こしている。(「グゥー」というような低振動)。ちなみに、この振動が共鳴して強い低周波を発生すると、気分を悪くする要因のーつになってしまうかもしれない。臭いといい振動といい、生活環境には、あまり良くないものを造ってしまったのではないだろうか。また、これだけの振動としてフィーバックがかかっているとすると、壊れるのも早いかもしれない。

2000.12.26

AIBOのひきつき

上記のような理由なのか定かではないが、今度のERS-210は時々、体をひくつかせる。また、動きを止めているようで、微妙に体が動いていく状態が見られる。どうも、じっとしているのが苦手のようだ。

2001.01.12

AIBOのひきつき
その2

どうも、情報伝達経路のスペックオーバーがあるんじゃないかな。実際の処理と情報伝達のタイミングが合っていなさそうなところや、ノイズ等での誤りが発生しているのかもしれない。現状のCPUやハード周りでも、まだ、処理的に性能が低すぎるのでしょうね。もう少し、通信部分の伝達方法の効率化を図る必要があるのかも。それに、本質的な通信スピードも上げる必要がありそうだし、リアルタイム性を向上するために、非同期から同期通信にしたり、同時指示方式等の考え方も取り込む必要があるんじゃないかな。協調動作の仕組みも、こんなところができてこないと、内部ネットワーク(神経)系が成立しないでしょう。



2001.01.12

処理関係のリアルタイム性

どうも、今回の210の処理系に関しては、反応の追従性が悪くなるような現象がたまに見られる。どうも、複数のタスクを動かしている場合の優先順位や、ひとつのタスクに要する時間の取り分のバランスが悪いのか、または、不要な処理の捨て方に何らかの対策がいるだろう。(途中で止めて、他の処理に資源を解放する。つまり、現在の状態から察して、それ以上やる必要のないものは、問題にならないようにして、処理を放棄する等。)

これは、本来、OSに依存しているのだろうが、個々のミドルウエアやアプリケーションの作りにも依存しているのであろうから、最適化して欲しいところである。また、音声認識用のバッファリングが、ある程度設けられているようだが、このバッファの蓄積方法や切り替え、フレーズ分割など利用の最適化で、ある程度の応答性向上を考えてもらいたいものだ。
多分、音声認識が最も多くの資源を活用しているのだろうが、全体として、もう少しバランスをとった処理系にして欲しいところである。

まだ、まだ、技術的には改善を必要とする点が多く見られる。是非、ソフトウエアのバージョンアップを早期に行ってもらいたい。



2000.12.26

AIBOの重心位置と重量バランス

どうも、今度のERS-210は、バッテリーの挿入位置が中心より大きく外側にずれているため、歩行時などの、左右に大きく揺れるような場合には、片側に寄っていく傾向が見られる。四脚歩行でも、重心の位置は重要なはずなのに、何故、このようなバランスを崩した設計がされたのであろうか。また、バッテリーの形状変更により、重量配分が集中するようにもなっている。
さて、基本中の基本をあえてしなかった理由は、何なのだろう。
ちなみに、ERS-11xも重心は偏っていたが、ERS-210よりも重量バランスがとれていた。



2000.11.21

2足歩行への歩み

商品化されているAIBOに対して、あまり高度な技術的改善が見られないと思ったら、力を注いでいるところがやっと表に出ましたね。2足歩行で、十分にバランスを取った姿勢制御が可能な人型ロボット、部分的な再現ではなく、ほぼ実用的な動きが可能な完全体といってもよいところでしょう。これで、エンターテイメント・ロボット開発としての方向性を示した、ERS-210に続く、2番目の答になりますね。ところで、抱きかかえられている姿を見ると、意外と大きく感じるので、商品化には軽量化を含め、小型化する方向が強いかな。それと、基本的な構造が、他のものと非常に似てしまうのは、モデルが人間だから仕方がないのでしょうかね。(というか、基本ベースモデルがあるのでしょう。)
それにしても、基本が出来てしまうと、こうも早く物にしてしまうところは、流石だというしかありませんね。やっぱり、個人ではこうはいきませんからね。
これらの技術が、本当は11xや210にも転用できることが、1ユーザーとしての望みであるのですが、かなえられないで終わるのかな。(まだ、本当に欲しい回答が出てないような気がするんですけど。)

2000.12.06

バランスをとる、現状のレベル

色々な記事やデモ等の状況から、SDR-3Xはリアルにバランスを取りながら動作しているのではなく、予めプログラムされた決められた動きしかしていなかったようである。つまり、動くべくして動いていたので、臨機応変の事象に対応してバランスをとっていたわけではなかったのである。よって、近々に210等に転用できるようなレベルではなかったようである。

2002.04.08

より洗練された2足歩行

昨日発表されたSDR-4X、ようやくリアルタイムに環境を認識し姿勢制御ができるようになったようだ。
(H社は、数年前から実現していたが。)
デモンストレーションでの動作も非常に軽快で、危なっかしいところがまったく見られないほど、柔軟な動作のようである。
だが、これはデモンストレーションのための仕込まれた演出であって、実際にはまだまだ自律動作するために超えなければならない課題が多々あるのだろう。

ところでSDR-4Xには、以下のような新たな技術が導入されているようである。

また、SDR-3Xに比べてSDR-4Xは、CPUの処理能力を2倍に、画像入力も単眼から二眼に、マイクロホンも2つから7つ(内、1つは内部の雑音を拾い、ノイズキャンセラーに利用する)にへと多種多様の能力UPと検知精度向上が図られている。
とりあえず、これらの技術が既存のAIBOに転用できるようにしていただきたいものである。



2000.11.21

人型ロボットの自律行動

少し気が早いが、4つ脚の動物を模倣したロボットの自律行動は、身近にいる動物を連想させることが出来て、比較的受け入れやすいものであった。しかし、人型ロボットとなると、模倣するのが人間であるので、その自律行動は、身近にいる人間の行動ということになる。しかし、何が適切な行動であろうか。過大な期待は望めない訳だから、人間らしくという訳にはいかないであろうし、極端に人間離れしているのも不気味であろう。現行と同じように、ピンクのボールを追い掛け回して、蹴飛ばしたりする行動は、最初は面白いかもしれないが、すぐに、空しい光景になるのは目に見えているし、訳もわからず動き回っているのも気になってしょうがないだろう。黙って、辺りを観察しているような動作も気味が悪いし、ベタベタ甘えてくるのも鬱陶しくてたまらなくなるかもしれない。こうなってくると、人型には自律行動としてのエンターテイメント性を求めるには不向きではないかと考えてしまう。やはり、何か仕事を与えることが、極自然の成り行きになるような気がしてならない。さもなければ、何もしないで停止していることのほうが望ましいかもしれない。
ところが、何も出来ないのがうりのエンターテイメント・ロボットである。仕事は絶対にしてくれないだろう。そうでなければ、危険な道具になる可能性も無いとはいえないからである。
ということで、現実には、極端に受け入れられないものになる可能性が高いかもしれない。
この辺の話が垣間見られる参考の本として、私のとこでも紹介している「ロボットはともだちだ! 」を読んでみるのも良いだろう。



2000.10.29

AIBO進化論

何が進化し、何が退化し、どのような特異体が、これから生まれてくるのであろうか。

2000.11.05

コンピュータの延長線上にあるものとして発想されたAIBOであるが、一旦は、パソコン等から分離した商品かに見えたが、進化の結果、ロボットとしての価値が薄れ、結局、パソコンと何ら区別がつかなくなってしまった。

2001.10.27

基本的に動作に必要な機構はよりコンパクトになり、体のほとんどが隙間だらけになることだろう。そこで、AV機器の導入ならびに通信機器との連携である、AV&IT AIBOの登場である。
体や脚などにスピーカーを有し、顔はインジケーターに、背中からは投影方式のプロジェクターを内蔵するなどで、無線LANなどを利用して、家庭内サーバーからの通信で簡易的なシアター環境を創造できるシステムへと変貌できるものである。無論、電源等には燃料電池が用いられるようになり、1回の燃料供給で、1日位は稼動しつづけられるようになることであろう。
他に、生ごみの処理能力を有したものも登場するかもしれない。燃料の供給の一部が生ごみであり、それらをバクテリア等の力を借りて処理を行い、最終的に糞として排出するのである。ロボットでありながら、尿や糞を模した排泄行為が一般化するかもしれない。

2001.10.30

AIBOハウス

どちらかと言うとM社の得意分野かもしれないが、システム化された究極の家である。特にAIBOのキーワードを付加してはいるが、基本的にはシステム化された家で、そこにわずかながらのユーモラスを加えたものである。
決してエンターテイメント性はない。もし、ここにエンターテイメント性を持ち込めば、必ず大きな事故を引き起こすことは間違いない。また、エンターテイメント性を持ち込まなくても、システムとしての安全性については、常に気を配らなければならないだろう。
ところで、東京モーターショー2001のコンセプトカーとしてAIBOカーなる「POD」も出現してきているが、車がよりインテリジェントになっていくことも間違いない流れだろう。



2002.04.08

走るAIBO

ROBODEX 2002 3月30日のトークショーで話題になった、「走るAIBOは可能か? 先進のシミュレーション技術が生み出す走行ロボット」の発表で、実際に走っているAIBOを模したその装置の動きは、まるでおもちゃのように床を繰り返し蹴るだけのものであった。(この手のおもちゃはよく見かける。) また、猪突猛進のような状況であり、急に止まったり、方向を変えたりといった動作は出来そうにもないようである。急に止まったら、転げまわるに違いない。更に、転倒から起きあがることも出来ないであろう。
構造そのものが走ることに適したものになっているため、普通に歩いたり、座る、伏せる、その他の動きをするなどがまったく出来ない状態であり、自由度もあまりないようである。
詳細は不明だが、バネを多用した構造で、それらのタイミングをコントロールして動作するもののようである。
そんなことはさておき、シミュレーションで得られた結果を基に、最適な構造を導き、実際に作り上げてしまうのであるから、それはそれで評価するに値するのであろう。
デモ機は、バッテリーが搭載できず有線での電源供給を行っていたようだが、バッテリーを積めばその重さで走ることが出来なかったのではないだろうか。また、アクチュエータも理想のものがなかったのか、かなり大物を使用しているようである。
まだまだ走るAIBOは夢のような話だが、現実に近づいていることも疑いなき事実だろう。一緒に散歩が出来るものが、いつの日か実現するに違いない。



2000.12.11

温故知新

ERS-11xをみてERS-210を知り、ERS-210をみてERS-11xを知る。そして、ERS-11xの可能性を見出す。



2000.10.29

AIBOの法則


2000.12.14

ロボット三原則

AIBOの法則を紐解く前に、ロボット三原則を紹介しておこう。




どの三原則にも含まれている共通の必要条件は、ロボットが人間を認識することができるということである。



2000.11.01

失ったポリシー




AIBO占い

基本的に人為的操作が無いので、占いの道具として利用される。
但し、当然プログラムされたものなので、特定の傾向がでるのはやもえない。


AIBOの育成状況の記録を見ることにより、飼い主の性格などを分析し、占いの基礎情報とする。


AIBO行動伝染

そのしぐさを見てしまった飼い主などがかかってしまう、同化現象の一つ。
意外と、流行性がある。



2000.10.24

AIBO語流行

ERS-210より音声認識が出来るようになり、その命令と同じ事を、本物のペットにも躾てしまうことが流行する。



AIBO目覚まし

設定から8時間後にのみ対応。
但し、けたたましく騒ぐわけではないので、目覚ましに役立つ保証はない。

2000.10.24

ERS-210では、より木目細かな設定が可能となり、利用されるようになるも、寝ぼけて叩き壊す事のなき様、ご注意あれ。


AIBO肉球式指圧マッサージ

あの球形での押し具合がなかなかよろしい。



スペシャルAIBO

限りなく可能性を追求するために造られた。



AIBO オリンピック

鍛えぬかれたオリジナルモーションによる、各種能力の限界を競う集い。
当然、改造等のドーピングは禁止されている。



AIBO サーカス




AIBO 操り師

2000.10.28

ERS-11xは絶対音感の機能をもっていたので、口笛でAIBOを操ることができる達人がいました。また、ボイストレーニングにより、歌声で操る達人も出現するかもしれません。

2000.10.28

AIBO専用コントローラー

ERS-210以降モデル

ERS-210では、ERS-11xにあったサウンド・コマンダーが無くなったため、ERS-11xのゲームモードで想定されていたリモコン感覚の対戦ゲームが難しくなりました。そこで、無線LANよりも簡単に扱える無線方式の専用コントローラーの出現を期待したいです。

2001.07.07

AIBO専用コントローラー
その2

ERS-210については、AIBO Navigatorが追加され、無線LANの環境下でコントロールすることが出来るようになった。流石に本家のプログラムは出来が良いようで、特に画像の取り込みは、サイズもさる事ながらその速さも最高といえるだろう。但し、AIBO Navigatorは、VGAサイズ(VAIO PCG-C1)の画面では、少々使いにくい。ジョイスティックを使用するのが、最も良い方法なのであろうが、市販されているジョイスティックが大物ばかりで、もっとコンパクトで操作感のしっかりしたものがないか探してみたくなってしまう。それに、操作のレスポンスは最悪で、回転で思うような位置に停止させることが非常に難しい。また、時々フリーズすることがある。この点は是非、バージョンアップにて改善していってもらいたいものである。

ところで私個人も、Javaを利用し、R-Codeを駆使してコントロールするプログラムを作成したわけだが、画像の取り込み自体は標準仕様では無理そうなので諦めている。しかし、AIBO Navigatorには無い機能を提供するという意味で、今のところは存在意義があるのかな。

その他のコントローラー
私以外で、コントローラーを作成している所



AIBO複製能力

遺伝情報であるメモリー・スティックの情報さえあれば、いくらでもクローンができてしまう。
しかし、その後の学習効果により、異なったものとなる。



AIBOの遺伝子



AIBO繁殖能力

欲しいと望む声よりも、儲け話を望む声に依存しやすい。



AIBO絶滅

現実世界では、そのサポート能力に限界が生じ、ただ絶滅を待つだけとなる。

2000.10.24

ERS-110,111が、既にその道を歩み始めました。


AIBOの墓標



2000.10.24

AIBOの思い出



2000.10.24

AIBOとの絆



2000.10.24

よきAIBOWNERとは

はたして、AIBOWNERは、よきオーナーであることが出来たであろうか。

2001.11.03

メーカー側からすれば、けっして歓迎すべきオーナーではないようである。だが、それおも歓迎できるようなメーカーに、なってもらいたいものである。


2001.10.27

消え去り始めたAIBO関連サイト

S社の圧力により、某有名な海外のAIBOサイトがまた1つ、そのコンテンツの公開を閉鎖せざるおえない状況となった。
「また」と付けたのは、国内でもそうではないかと思われる某有名なサイトが、そのコンテンツの公開を閉鎖し続けているからである。
このS社の行いに対して抗議を求める書き込みに対しても、海外のS社運営掲示板においては、防御を図っているようで、その態度は徹底しているようである。
この閉鎖に伴い、その行いを意としない他のAIBOサイトも、自らコンテンツの公開を自粛し始めているようである。

そもそもは、某AIBOサイトがソフトウエア使用許諾誓約書を逸脱した不健全ともいえる内容に対しての閉鎖依頼であったのであろうが、その影響はかなり大きいものになりそうである。

さて、私の所もどうなるか分からないが、守りを徹底せざるおえない現状の閉鎖的なS社の態度は、今に始まったことではないので、諦めるしかないのだろう。(基本的な非は、残念ながら個々のサイト側にあるようである。)



AIBOバーチャル空間で復活し繁殖




ロボットネットワーク





ロボット神話とそのギャップ

エンターテイメントロボットとは

ペット・ロボット



学習という言葉の落とし穴

学ぶということが、外的要因の取り込みを差しているように勘違いするが、内的要因の取り込みに過ぎなく、それが外部に表現される。
これが主たる学習効果である。
現在、この外部に表現される行動を観照して、我々が学習したと判断してやる必要がある。



2001.05.09

将来のロボットに向けた夢

日経マイクロデバイス
2001年5月号
土井利忠氏コメントより

第一 : 一部品として加工
複数の部品を使って組み立てるのではなく、一つの部品として加工できるようにすること。
第二 : 寿命が来たら土に返す
寿命を設定し、その時が来たら死ぬようにすること。


このようなものが現実になったら、それは既に、「ロボット」とは呼べないものであるかもしれない。



"AIBO”、"OPEN-R"、"アペリオス"、メモリースティックは、もちろん、ソニー(株)の商標です。
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