2000.3.1(水)
 1ヶ月も前に転勤が決まってしまった。それを肴に送別会だって。ちょっと早過ぎ・・・。でもよくもまあ、皆いっぱい飲んだ。

2000.3.2(木)
 インプレスの「作ろう! はじめてのホームページ」というスペシャルムックで、「オペラ座のなにじん」を紹介したいから原稿を書いてくれと、月曜に言われていたのだが、あっという間に締め切りがきてしまい、あわてて書く。題して、「日本のホームページ作者100人アンケート&紹介」だって。作者と言われるほどのものではないが・・・。文章は田辺君だし。
 で、例えば質問「HPを作って一番嬉しかったことは?」とかある。→やっぱり、これを読んでくれるみんなの反応です。3月下旬発売だそうです。(顔写真がどうなるかだけは心配)。

2000.3.3(金)
 転勤でちょっと遠くに行くので今のうちにと、なかなか飲みに行けなかった近くの友達と深夜に飲み屋に。なんか、このパターンが多くなりそうで怖い。

2000.3.4(土)
 「三文オペラを恋して」という架空自伝(要は小説)を読む。BGMはもちろんクルト・ヴァイル。「伯林1888」という相当古い推理小説を読んだばかりで、このところベルリン尽くし。前者は、ブレヒトの恋人が主人公で1920年代のベルリンが主役、後者は森鴎外が19C後半のビスマルク時代に活躍するもの。まとめて、ベルリン特集をやろうか。

2000.3.5(日)
 ベルリンで観る予定の「セビリアの理髪師」を久しぶりに聴く。ワーグナーをずっと聴いていた後だからか、妙に軽い。
 この日記も6ヶ月目に入り、整理が面倒になったので、フレームにする。意外に面倒。リンクを全部修正する羽目になってしまった。でも、読み返してみると「開発日誌」というのは名ばかりになっている。

2000.3.6(月)
 オペラ座の田辺君は、4月の横浜コンサートの練習で大わらわのようだ。おまけに直前に私が押し掛けて行くもんだから大変だろう。というわけで、「オペラ座のなにじん」も更新が鈍っている。かといって、こちらもそうネタがあるわけでもない。
 そこで、小特集:寝ころんで楽しめるベルリン/ドイツの情報源を書き始める。日本にいながらベルリン/ドイツを楽しめる小説・映画・ゲーム(あるかな?)を紹介しようとするもの。「あっちゃんの島」で始めて、評判がよっかったら「なにじん」の方へ昇格させたい。

2000.3.7(火)
 暖かくなって、ついに花粉症が勃発。ここ数年、症状が軽かったのだが、さすがに今日の花粉密度にはやられる。マスク暮らしはつらい。

2000.3.8(水)
 最後の晩餐と、職場の皆で夜食。22:00の晩餐(軽食だけど)はこれで最後にしたい。

2000.3.9(木)
 ドイツのコンサート情報を中心にWEB巡り。ドイツ語がわかんないので、ほとんど勘。今度、ドイツで行く劇場・教会のすべてのが詳細なプログラムをWEBで提供していることがわかった。でもまあ、こうやってみると、よりどりみどり。しかも安い。音楽好きはに堪えられないだろう。

2000.3.11(土)
 阿部謹哉さんのドイツ通史を読了。中世史の専門で、ビスマルク以降は駆け足だが、さすがに社会史を得意とする筆者だけあって、音楽・文学にも目配りがきいてて面白い。印象に残ったのは、国家の統一が遅れ永らく国家に直結しなかたった都市における音楽協会や読書教会の存在。政治でなく、文化による近代化という点を彼は強調している点。それがナチスにも関係しているから一筋縄ではない。
 で、読んでばっかいて、寝ころんで楽しめるベルリン/ドイツの情報源が全然進まない。予告が早すぎたかな。

2000.3.12(日)
 池内紀さんの新訳ファウストを読了して(第一部だけ)、さてHPにかかろうかとパソコンの電源を入れたら、2号機が警告音を発して起ちあがらない。ずっと調子悪く、だましだまし使っていたのだが、これは重体。SCSI、HDなど取り外してもだめ。これは、CPUかメモリかマザーが悪いみたい。今週はドイツ行きの準備で忙しい(笑)ので、パソコンなんぞにかまってられないのになあ。
 まあ必要なファイルは分散してあり、メールは1号機なのでなんとかはなるが、HPは2号機なので困る。取り急ぎ、FTPだけインストールして、1号機で最低限のことができるよう応急措置。

2000.3.13(月)
 考えてみたら2号機が使えないと、いろいろ書きためた文書を読むこともできないので、思い切って一番怪しいメモリーを替えることにする。時間もないしこれで駄目ならあきらめるつもりで、横浜SOFMAPへ。メモリーは、128MBのPC=100が、先々週8,000円台まで暴落したかと思ったら、先週は13,000円台、そして今週はまた10,000円台とかつてない乱高下。ついつい買いそびれていたのだが、SOFMAPで10,499円。まあいいやと買い、さっそく付け替える。
 結果は、予想通りでしたね。昨日のトラブルが嘘のように素直に立ち上がり、ここ1週間ぐらい悩まされていたUSBの調子もよくなる。昨日ガタガタいじりまわしたせいかFDがおかしくなってしまったが、これは当面問題はない。気のせいか、画面まできれいになったみたい。
 メモリーの相性というのもよく聞くが、ここ2ヶ月弱の障害はすべてメモリーのせいだったのかもしれない。(もうちょっと様子を見る必要があるかもしれないが、今日は快適!!今までの苦労は何だったのかとも言いたくなる)。

2000.3.15(水)
 ベルリン情報がないと嘆いていたら、偶然「ベルリンの地下」という本を見つけた。河合純枝さんというベルリン在住の美術家が、表題通り、ベルリンに文字通り埋もれている地下にこだわって書いているもの。地下室やトンネル、地下壕、地下牢獄、下水道、地下鉄、地下ディスコ、地下クナイベなど地下にあるものをよくもまあこれだけ調べたものだ、とひたすら感心する。そして、そこになんとたくさんの歴史とドラマが隠されていることか。図らずもベルリン<裏>観光案内ともなっており、これを片手にベルリンを歩いてみようと思う。でもなんか、破壊と再生のまっただ中の混沌としたベルリンが、この本からは浮かび上がってくるが、本当はどうなんだろう?楽しみ。(でもベルリンはまる3日ぐらいしかいないから,そうはみれないなあ)

2000.3.18(土)-2000.3.26(日)
 田辺君を訪ねに渡独。密度の濃い旅が出来ました。

2000.3.27(月)
 日曜の深夜帰宅。ほとんど眠らず出勤。荷物が行方不明となってしまい心配。帰宅後、爆睡。

2000.3.28(火)
 荷物は、ニューカレドニアへ行ってしまったようである。夜半にやっと宅配便で到着。
 4月から転勤のため、送別会。でもビールがまずかったこと。ドイツのビールの味が懐かしい。毎日、昼、夜飲んでいたけど、でもこの日みたいに泥酔(日本酒も含むけど)することはなかったことに気づく。成分の違いかしら。

2000.3.29(水)
 時差ボケ(遊び疲れ?)が続き、今日の送別会はキャンセルしたが、早く寝てしまったので、早朝に起きだして、久しぶりにHPを更新する。ドイツでたくさんネタを仕入れたので、怒濤のアップだ!と行きたいところ。

2000.3.30.(木)
 また、送別会で、今日はワインの飲み過ぎ。のんべえの団体(私を除いて(^_^))をワイン屋へつれていくべきではなかったかも。でも私の敬愛する人々と1年ぶりに話をし、その激励の仕方に、感にいる。

2000.3.31(金)
 いろいろ送別会の話があって、4月に延ばしても結構日程が埋まってしまっている。4月にはまた、歓迎会の予定がはいってきており、うれしいことだが、こうも続くと憂鬱にもなる、と思いながらも、今の職場の最後の日なので、今年もっともお世話になった人とお別れ会を開く。仕事面では、一つの区切りであり、それはそれでガラにもなく感慨にふける。いい仲間たちに恵まれたので、職場関係抜きで付き合っていきたいものだ(もっとも話題は仕事のこと中心だろうが)。
 というわけで、ドイツ報告全然進まない。ご免なさい。

4月へ