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もし、負の質量を持つ物質が存在したら

もし、負の質量を持つ物質が存在したら、エネルギーの供給を必要としない永久機関ができるかもしれません。
しかし、仮にそれが存在していたとしても、現在の科学では非常に困難です。しかし、それは将来解決されるでしょう。
もし、負の質量を持つ物質が存在したらのはなしですが。
- 考察−1
地球上に負の質量を持つ物質があったとすると、地球の引力はどのように働くか?
これは、他の物質と同様に地球に引っ張られます。
- 考察−2
逆に地球自体が負の質量を持っていたら、地球上の物質にどのよう力を及ぼすか?
これは、さっきとは逆に全ての物質に対して斥力が働きます。
- 考察−3
では、正の質量を持つ物質と負の質量を持つ物質があった時に、それぞれ質量の大きさは同じで正負だけが異なる場合、二つの物質はどのような振る舞いをするだろうか?
考察-1,2
の結果から次のようになります。全ての物質は正の質量を持つ物質の引っ張られる。かつ、全ての物質は負の質量を持つ物質から反発する。
とすると、二つの物質の間では、正の質量を持つ物質は負の質量を持つ物質から逃げる。逆に負の質量を持つ物質は正の質量を持つ物質を追いかける。
- 上記の現象を使いこなせれば、永久機関や空飛ぶ円盤なんかも作れるでしょう。
ここで、技術的に困難なことは、重力を使用するので大きな力を出そうとすると、できるだけ質量の大きい物質同士をできるだけ近くに近づけなければならないことです。
もちろんそれ以上に負の質量を持つ物質が確認されていないことです。また、確認されていない以上、その性質も判りません。

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Update 98/01/23
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