まずは、知っている範囲でヘルマン・リクガメについて紹介してみましょう。私たちの飼育する前の知識としては、下の表に載せたようなレベルです。これらはどこのホーム・ページでも紹介されていると思います。これだけだと似たようなリクガメは多いのですが、私たちを魅了したのは、一言で言うと「こんもりした甲羅が可愛い」のです。そういったことからリクガメの中からヘルマン・リクガメを選んで飼育することにしました。
ヘルマン・リクガメの個体の値段も高いのですが、それ以上に設備にお金がかかります。初期投資がほとんどですが、40,000 円くらいはかかると思っておいた方がいいでしょう。我が家ではペット・エコのオリジナル爬虫類飼育セットを購入しましたが、これだけでは十分とは言えないので、多少の機材を買い足しました。以下に購入した設備を載せておきます。
リクガメはカルシウム (Ca) とリン (P) の比率が 4:1 〜 5:1 の餌を与えるのが望ましいと知ったのは後からのことです。この組成を持った野菜で手に入りやすいのは小松菜とチンゲンサイです。
照明はできるだけ太陽光に近いのが理想ですが、甲羅は紫外線を当てることで形成されるので、太陽光に近い照明 (True Light) と紫外線を多く出す照明の 2 種類と暖めるための照明 (バスキング・ライト) の合計 3 種類を使用します。温度管理はこれらの照明とヒーターで行います。
ケージの中にホット・スポットと言われる暖かい場所とそうでない場所を作る必要があります。ヒーターとバスキング・ライトをホット・スポットに集中させることで暖かい場所を作ります。これらの条件を我が家ではタイマーとタイマー付きサーモスタットでコントロールしています。
| 時間 | 温度 | 紫外線 | バスキング ライト |
セラミック ヒーター |
シート ヒーター |
| 00:00〜05:00 | 23 | × | × | ○ | ○ |
| 05:00〜21:00 | 28 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 21:00〜00:00 | 23 | × | × | ○ | ○ |
平たく言うとお風呂です。35 〜 40 度のお湯 (普通の風呂と同じ) に 15 分ほど入れてやります。子供のうちは毎日で構わないそうです。だんだん温度が下がるので 5 分おきにお湯を交換してやります。この時に、糞、尿 (黄色)、尿酸 (白色) が出たかどうかを観察しておきます。暖めることで胃腸の働きが活発になり糞尿が出やすくなるそうです。温浴が終わったら冷えないようにできるだけ早くタオルで拭いてやって乾かします。