Testudo Hermanni

ヘルマン・リクガメについて

ヘルマン・リクガメの「太郎丸」です

まずは、知っている範囲でヘルマン・リクガメについて紹介してみましょう。私たちの飼育する前の知識としては、下の表に載せたようなレベルです。これらはどこのホーム・ページでも紹介されていると思います。これだけだと似たようなリクガメは多いのですが、私たちを魅了したのは、一言で言うと「こんもりした甲羅が可愛い」のです。そういったことからリクガメの中からヘルマン・リクガメを選んで飼育することにしました。


Table. : ヘルマン・リクガメについて
種名
ヘルマン・リクガメ
学名
Testudo hermanni
原産地
イタリア、ユーゴスラビア、ギリシャなど (地中海地方)
食性
植物性
雌雄の区別
成体になるとオスは尾が長く太い
性格
おとなしく、気性も荒くない
総論
甲長も最大で 20 cm と小型のリクガメであり、比較的飼育も容易である。甲羅はこんもりと盛り上がりリクガメらしくなり模様も美しくなる。

飼育環境

うちの飼育環境です

ヘルマン・リクガメの個体の値段も高いのですが、それ以上に設備にお金がかかります。初期投資がほとんどですが、40,000 円くらいはかかると思っておいた方がいいでしょう。我が家ではペット・エコのオリジナル爬虫類飼育セットを購入しましたが、これだけでは十分とは言えないので、多少の機材を買い足しました。以下に購入した設備を載せておきます。


Table. : 我が家の飼育環境[
ケージ
Vivaria 製 60 cm 爬虫類用水槽
照明
Tetra 製 60 cm 水槽用 2 灯式蛍光灯 (Hagen 製 20 W Repti Glo 2.0 (True Light) + Hagen 製 20 W Repti Sun 5.0 (UV))
ヒーター (照明兼用含む)
Vivaria 製ソケット太陽 × 2 (Vivaria 製 60 W バスキング・ライト日光 + 60 W ソケット式セラミック・ヒーター)
30 W シート・ヒーター
シェルター
Flat Field で購入したテラコッタのシェルター
床砂
レンガ + 人工芝 (下にペット・シーツ)
温度計
丸型温度計 + GEX 製タイマー付きサーモスタット
その他
タイマー、餌入れ、水入れ、壁紙、保温シート

小松菜

リクガメはカルシウム (Ca) とリン (P) の比率が 4:1 〜 5:1 の餌を与えるのが望ましいと知ったのは後からのことです。この組成を持った野菜で手に入りやすいのは小松菜とチンゲンサイです。

Table. : ヘルマン・リクガメの餌
野菜
小松菜とチンゲンサイを中心に与えれば十分みたいです。動物園でも小松菜とチンゲンサイを与えているところがほとんどです。
果物、その他の野菜
小松菜とチンゲンサイ以外はほとんどおやつ程度で十分みたいです。ただし、病気の時にはビタミン A を含む野菜を与えるのは良いそうです。
リクガメ・フード (注意!!)
ヘルマン・リクガメには高カロリー過ぎるようです。エキゾチック・ペット・クリニックでは最悪の食事とまで言われました。

照明と温度

照明はできるだけ太陽光に近いのが理想ですが、甲羅は紫外線を当てることで形成されるので、太陽光に近い照明 (True Light) と紫外線を多く出す照明の 2 種類と暖めるための照明 (バスキング・ライト) の合計 3 種類を使用します。温度管理はこれらの照明とヒーターで行います。

ケージの中にホット・スポットと言われる暖かい場所とそうでない場所を作る必要があります。ヒーターとバスキング・ライトをホット・スポットに集中させることで暖かい場所を作ります。これらの条件を我が家ではタイマーとタイマー付きサーモスタットでコントロールしています。


Table. : 我が家の温度管理
時間 温度 紫外線 バスキング
ライト
セラミック
ヒーター
シート
ヒーター
00:00〜05:00 23 × ×
05:00〜21:00 28
21:00〜00:00 23 × ×

温浴

入浴中の「太郎丸」

平たく言うとお風呂です。35 〜 40 度のお湯 (普通の風呂と同じ) に 15 分ほど入れてやります。子供のうちは毎日で構わないそうです。だんだん温度が下がるので 5 分おきにお湯を交換してやります。この時に、糞、尿 (黄色)、尿酸 (白色) が出たかどうかを観察しておきます。暖めることで胃腸の働きが活発になり糞尿が出やすくなるそうです。温浴が終わったら冷えないようにできるだけ早くタオルで拭いてやって乾かします。



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