☆会社の代表者印☆
会社が、契約や所有権移転登記手続きなどをする時は、代表権限を有す代表取締役(社長)がすることになるが、この代表取締役が会社の代表者として捺印する印鑑を代表者印という。そして、この代表者印を登録することにより、印鑑登録証明書の交付を受けられる。ただ、代表者印の登録する場所が個人の場合と異なるため、その印鑑登録証明書の交付を受ける場所が異なる。個人が印鑑登録をするのは市町村であり、その証明は市町村長から受け、会社は、会社が設立されると、本店所在地の法務局に設立登記をする。
この設立登記により、会社は生まれる。この生まれた場所、会社設立の登記をした法務局に印鑑の登録をしなければならず、ここで印鑑登録証明書の交付を受けることになる。

☆社印・銀行印☆
社印とは、会社の名前を彫った印鑑である。
銀行印とは、会社が銀行取引をする上で銀行に届け出をしている印鑑である。
銀行に届けている印鑑であるから、個人の場合と同様である。
手形決済をしている会社や小切手を利用している会社においては、手形(約束手形、為替手形など)や小切手に利用する印鑑は、この銀行印ということになるため、代表者印を銀行印としていう会社も多い。

☆会社印の管理☆
個人にとって、実印の管理は重要であるが、会社にとってこの実印に該当する代表者印の管理も重要。それと同等、あるいはそれ以上に銀行印の管理も重要となってくる。
手形や小切手が振り出されれば、そこに記載した金額を用意しなければならないことになり、かつ盗用されて降り出されたものであると主張して法的に争わなければならないので、
その時間と費用を要し、資金繰りも精神的にも多大な影響を受ける事となるなど、何らかの責任を取らされる事もあるので、管理はきちんとしよう。