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一方で役者や観客という存在が問いなおされ、他方で作家と鑑賞者について問いかけがおこなわれる。演劇の舞台の再検討についで、芸術の場所の再検討がおこなわれる。こうしたことすべては前例のない変化の兆しに他ならない。サイバーカルチャーが出現する時代になって、文化の時間性の秩序が根本的に変化しつつあるのだ。

ポール・ヴィリリオ『情報化爆弾』


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