【選択肢】

　なお、この選択肢は、１回目・８個、２回目・１２個……と、選ぶたびに（？）選択肢が広がっていくようです。
注：疲労値は、カナンありのものです。

●304：塔内部で巨大リスたちに！

疲労

補足

この塔の正体は、時空船レヴィーガスト。
　武器は時空砲１門、エンタリータイプミサイル８門、光子レーザー６門。立派な戦闘艦のような気が……。

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　彼らは、異世界「ヴェスト」の知的生命体で時空船レヴィーガストを作ったんだって。
　彼らのサイズに合わせて作ってあるから、中の通路はやけに狭いんだよ。
　彼らの科学水準はかなり高く、狂科を超えているのは間違いないみたい。
　彼らにも個体差があって、ホンド艦長はホンドリス、戦闘班長のエゾさんはエゾリス、航法班長のタイワーさんはタイワンリス、シスとリマはシマリスにそっくりなんだ。
　こちらのリスとはサイズは違うけどね。

　彼らはレヴィーガストの整備員でフォームの制御装置担当だったんだけど、塔がここに現れた時に外に放り出されて行方不明に。
　その後、たまにごく短時間連絡が取れるときもあって、その時にモーゼの事を含めて情報交換を行っていたとか。

　塔＝時空船レヴィーガストがここに来た理由は、出発時に攻撃された為に一部が破損、そして航行中に異常をきたし、ここに緊急着陸したから。
　現在船長達がいるのが副制御室。ある程度の操作は可能だけれど肝心のエンジンの制御はまだ出来ない。

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　道化師の正体は、「スピッツ」と呼ばれる立体探査プログラム。これで、ぐちゃぐちゃになったレヴィーガストの内部を探索していたんだって。
　その探査の途中で、彼らはフォームを回収している生徒たちの存在に気付き、道化師を使ってフォームの濃度の高い場所に誘導していたとか。

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　僕たちがここを「地球」って呼んでいるのと同じように、彼らは自分の住む世界を「ヴェスト」って呼んでいる。
　ヴェストを支配する知的生命体は、ちょうど僕たちの世界でいう「齧歯類」。彼らは見たまんま、リスだったみたいだね。
　「フォーム」は彼らの文明を支えるエネルギーで、こっちで言う「電気」みたいなものだって。

　さんざん苦労させられたんだ。一発ぐらい殴っても罰は当たらないだろう。
　けど、ちょこまかちょこまか動きまくって全然当たらず、逆に反撃されたよ。
　麻酔銃打たれて眠っている間に時間切れで外に放り出されたんだ。

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　次に出発するときは、自分も乗せてくれと頼むと、ホンド艦長、しばらく迷っていたけど、少人数なら大丈夫だろうってＯＫしてくれた。
　……時空の旅に出たら、もう私とは会えないだろうけどどうか許してほしい。
　だってほら、面白そうじゃない！
　『レヴィーガスト乗船許可証』を入手！

　フォームはさまざまな世界の狭間に漂う一種の時空エネルギーであり、レヴィーガストは、フォームをエネルギーに動いている。
　不時着時に大量のフォームが流出し、塔内部はぐちゃぐちゃになってしまった。そこでフォーム吸収能力を持つモーゼを持った俺たちを、立体プログラム・道化師を使ってフォーム濃度が高い場所や自分たちが行きたい所へ誘導した。
　おかげでかなりの修復とフォーム安定作業は進んだが、まだ完全ではない。

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　ほとんどがフォームで時空がぐちゃぐちゃ、深海にはいるわ、マグマの煮えたぎる火口に落ちそうになるわで、死にそうになってるところを、ホンド
たちに道化師で誘導してもらってなんとか脱出

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ダイナマイトに火をつけて、ホンドたちに向かって投げたんだけど、途中で導火線がどんどん長くのびちゃって、挙げ句の果てに霧になって消えちゃった。
ホンドによると、フォームには自然消滅以外におのれを拡散・消失させる動きに対して防衛本能のようなものを働かせる力があるって言うんだ。
モーゼは、内部にフォームを移動させる働きだから大丈夫らしいんだけど。
わたしの力でレヴィーガストを破壊するのは今のところ無理みたい。

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　エンジンの暴走を止めて、安定させるためには転移装置が必要。
　その一つはシスとリマが持っているので、二人が転移装置を使ってレヴイーガスト内に戻り、今度はそれを使って中央制御室かエンジンルームに転移、エンジンを安定なければならない。
　そのために必要なフォームを集めてるだけど、保管する装置がない。中央制御室に行ければフォーム回収システムを使って、何とかなるらしいけど。
　フォームが自然消滅しないうちに地球を出発しないと、彼らは永遠に地球にとどまるしかないわけ。

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