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【白昼の残月】6巻

 1)2年前の『誕生編』において、GR誕生について大きな役割を果たし、急昇進して、十傑集の末席に位置することとなった、最新参にして最年少の十傑集。華麗な体術を駆使し、草・石・水と言ったあらゆる物質を『針』として使って、敵の体を蜂の巣にして粉砕する技を得意する。
   6巻で大怪球を止めようとしたものの、ネプチューンに捕獲され、しばしアキレスの牢に捕らえられていた。

 2)GR1が奪われてしまったはずの『GR計画』において、なぜ彼が昇進することができたのは謎。
   草間親子や国際警察機構とは浅からぬ縁で結ばれていたとされる彼の正体に、全ての謎が秘められているものと思われる(ちなみに草間博士ではないそうな)。

 3)なお、5巻のセルバンテスの左上にいる謎の人物は、この残月だそうである。

 4)ってことは『誕生編』に出てくる人物だから、張飛とか(まずない)、誕生編の時に殉死したとされる村雨一馬辺りが有力候補かとは思うんだけど……6巻上映会の時、“村雨健二に『不死身』の能力を明確化したため、彼のGロボへの絡み方については現在保留になっている”って今川監督が言っていたため、今いち推測が成り立たちません。

 5)ちなみに、水滸伝の韓滔のマスクと道君皇帝の帽子を組み合わせた複合キャラだったように思うんだけど……アガっていたため、今いち情報が保障できません(←6巻上映会で、今川監督に直接聞いた奴)

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《韓滔(水滸伝より)》          《道君皇帝(水滸伝より)》

 

【バシュタール公国】1〜6巻

 1)たまたまシズマドライブの研究が置かれていたために一国の全土そのものが蒸発してしまった、東ロシアに存在した小国(資料によっては地方)。現在はその名を歴史から抹殺され、その跡地に世界最大のシズマ発電所、聖アー・バー・エーが建造された。
   イワンの生国もここである。

 2)ちなみに、アルベルトの血液型も“バシュタールA型”である。

 

【バシュタール現象】

 1)アンチ・シズマ・ドライブにより、あらゆるエネルギー機関(火や蒸気機関は除く)が静止させられる現象。詳しくは、アンチ・シズマ・ドライブを参照のこと。

 2)なお、今回のバシュタール現象はバシュタールの惨劇時とは違って、シズマ・ドライブのみを静止させるように作られており、また、3本で共振作用を起こさせることによって、その効果を乗数倍させているようである。

 

【バシュタール2090】1〜6巻

 1)イワンがアルベルトに頼まれて入手していたバシュタールの惨劇に関する本。フォーグラー博士一家の写真が掲載されている。
   1巻で幻夜の枕元にも存在していた。イワンがわざわざ手に入れていたことや、“いくら惨劇の事実を歴史の記述から削除しても……”という言からして、おそらくは禁書ではないかと思われる。

 2)6巻でも、樊瑞がこの本で幻夜の過去を発見した。

 

【バシュタールの惨劇】

 1)シズマ博士達5人が新エネルギー理論(小説版では超統一理論)を発明し、エネルギー公害により深刻化した地球の環境問題の解決に希望の光を与えたのはいいが、なかなか実用化できなかったために功を焦ったシズマ博士が不完全状態で未調整のサンプルを作動させてしまった結果、制御できないエネルギーが、バシュタールという名の国全土を消滅させてしまった、実験の失敗による被害のこと。
   そればかりか、サンプルはその後一週間に渡って全地球のエネルギー機関(一部を除く)を中和させてしまい、ライフラインを断ち切った上に、人類を原初の闇に封じ込め、人類の2/3を失わせた。
   なお惨劇は、始まって一週間後に電磁ネット・ワイヤーメカで実験用炉心を封じ込めたことによって終了した。

 2)惨劇が終わった後に、人々は惨劇を引き起こした人物を憎んだが、その人物は、シズマ博士等の発表によりフォーグラー博士だと公表され、それによって怒りの矛先を逸らすことでシズマ博士らは研究を続け、数年後、シズマ・ドライブを完成。バシュタールの惨劇があったという事実そのものを歴史から削除してしまい、惨劇の事実は大作のような次世代の子供たちには知らされていなかった。

 3)ちなみに、エキスパートやエージェントたち(能力者たち?)の存在については、それこそシナリオの根幹に関わるような大きな意味が隠されており、それは『バシュタールの惨劇』に大きく関わっているんだそうな。

 

【発信器】

 1)1巻やGenReiシリーズで明らかにされた、緊急呼び出し時の発信機。本編では、戴宋のとっくりの栓、鉄牛の腕輪銀鈴の指輪など比較的まともなものだったが(戴宗の方はなくしちゃいそうだけど)、GenReiシリーズで明らかになった(?)分では、楊志の棍の柄はどうとしても、神聖性が必要なはずの数珠が光り、中条長官に至っては、サングラスが片方ずつ点滅するという、まことに緊張感を欠いた設定になっていた。

 

【樊瑞】  →  【混成魔王 樊瑞】

 

【バベルの塔】6巻

 1)6巻で登場する、BF団の本拠地。一見、孤島に見えるが、実は基部が水没したバベルの塔であり、バベルの塔中心部には6巻冒頭の立体作戦室などが入っている謎の球体が存在する。
   また、バベルの塔以外に、ローマ時代のコロシアムや水道橋(十傑集が歩いていた場所)の廃墟があったり、アンモナイトの化石があったりとなかなか謎な場所である。
   なお、周囲にバリアーフィールド発生装置が置かれている。

 2)コミック版では、先の大戦で“本当の”バベルの塔は国際警察機構に奪われてしまっており、登場したバベルの塔はイミテーションだったが……OVA版でその設定が生き残っているかどうかは定かではない。

 3)なお、7巻最期でビッグファイア様がお目覚めになられたのは、(多分)この塔の中枢部である。

 

【バベルの篭城編】

 1)『地球静止作戦編』後に続く、テレビアニメで言えば最終話にあたるGロボ未公開エピソード。資料によっては、『バビロンの籠城編』という記述もあり。

 2)コミック版では、先の大戦で警察機構に奪われてしまっていたBF団の真の居城、バベルの塔を取り戻すための戦いだったが……OVA版では、黄帝ライセに関する部分が大きく変えられているらしく、地球静止作戦の目的も“GR計画がらみ”のものに変わってしまっていたため、バベルの塔が国際警察機構の手に落ちているという設定は消えている可能性が高いが……それじゃ、バベルの籠城編って、BF団側が籠城するんだろうか?(なんか、BF団が籠城するって似合わない……)

 3)おそらくはこの話でこそ、大作が真の主人公として活躍するものと思われる。

 

【バラン】6巻

 1)6巻で十常寺の前に立ちふさがった合成人間(記述によっては、人造生命体/人工生命体)。背格好がビッグ・ファイア様と似ているため、十常寺がビッグ・ファイア様を攻撃する原因となった。
   BF団秘密兵器の1つ。

    2)元ネタはバビル2世を苦しめたヨミのロボット、バランである。

     《バラン(バビル2世より)》

 

【BF団】

 1)謎の首領、ビッグファイア様の率いる、世界制服を策謀する組織。国際警察機構という対抗組織を設立されてしまったが孔明の知略や、エージェントたちの能力がエキスパートたちの能力を大きく凌いでいたこともあり、現在は、BF団の方がはるかに優位に立っている。

 2)とりわけ、静止作戦現在のヨーロッパではその勢力は絶大なものがあり、国際警察機構の制止に合わず、大怪球を建造できたのもそのためだとか。

 3)なやお、『GR計画』はBF団創設当時から計画されており、ビッグファイアの目的意志そのものであるらしいのだが、詳細は不明。目的は世界征服だが、その為の手段は破壊をとってきたことに関係があるとも思われるが……。

 4)なお、C級のQちゃんらはともかく、樊瑞ら十傑衆ですら、ビッグファイア様の真の目的は知らないようであるが……彼らがどこまで知らされて入団することになったのか。絶対の忠誠を抱くBF様に対して、一体どこまで知った上で忠誠を抱いているのか、興味深いところである。

 5)カワラザキが創世期からの歴戦の雄であることからすると、それほど大昔から存在する組織ではないようだけど……。 
  → 【エージェント】

《支部》

BF団 解説
バベルの塔
岬の古城
極東基地
ノートルダム寺院地下
謎の孤島
アラスカ支部
ロシア支部
ニューヨーク(支部?)
アラビア工作隊
イギリス移動基地
極点支部
ペンタゴン地下
月支部
6〜7巻。BF団本部。年代不明な場所。
1巻で幻夜やアルベルトらが作戦の話をしていた古城。
Qボスの作戦活動を支援していた支部。
大怪球が作られていた地下秘密基地。
5巻で登場。草間博士がGRシリーズを開発していた。
6巻で登場。暖房装置が不可欠。
〃。アンチシズマ下で、作戦中止の許可を求めてきた。
〃。状況を把握していなかった。
〃。
〃。アンチシズマ下で基地よりの脱出に踏み切った。
7巻で登場。
〃。地下900mにモグラメカが潜入中。
〃。

 

【ビッグゴールド】

 1)十傑集、マスク・ザ・レッドが操る岩石生命体。ロボットではないため、アンチシズマフィールドの下で動くことができ、大作の指示のないロボ相手に優勢に戦いを進めていたが、銀鈴のテレポートフィールドに中途半端に捕らえられて大破。梁山泊に飛ばされた血風連らの足場になり果てていた。

 2)元ネタは、『仮面の忍者赤影(新・旧)』に出てくる農民を扇動するために作られた新興宗教、金目教のご神体である金目像。原作でも、『新・赤影』ではからくり仕掛けで、『旧・赤影』では幻妖斎の催眠術で動かされていた。
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《ビッグゴールド(OVA7巻より)》

 

【ビッグファイア様】

 1)噂に名高い、BF団の首領。まだ少年の面持ちを残す少年でありながら、その能力は十傑集や九大天王ですら足元に及ばぬ凄まじい能力の持ち主とされているのだが、全ては謎に包まれており、その秘密に迫ろうとするものは、ことごとく抹殺されている。
  滅多に部下の前に姿を現さず、その存在を疑問視する向きさえあったのだが、7巻ラストで、ついに視聴者らの前に姿を現した。

 2)なぜ孔明が彼の意図を全て把握していると見なされ、また、三つの護衛団や血風連の指揮権を持っているのかは謎である。

 3)6巻、樊瑞の『ビッグファイア様が姿を現すには、まだ早すぎる!』という台詞や、7巻の『地球静止作戦』終了後に始めて目覚めたらしきボスのお姿からして、彼が眠っていたことが、GR世界の大きな謎であり、OVA版のGR計画の目的に関係していそうな気がするが……細かいところは不明である。

 4)コミック版では、間違えて攻撃を放ったヒィッツカラルドに対して台詞を喋っておられたのだが、OVAの方では、同じシーンで一言も喋らず、BF様の玉声を期待していた多くのファンを落胆させた。
   なお、アフレコ台本には、“少年王ビッグファイア”と書かれた記述もあったんだそうな。

 5)元ネタは、言わずもがなの超能力者、『バビル2世』。三つのしもべを引き連れ、世界征服を企むヨミと戦う正義の少年である。

《バビル2世(バビル2世より)》

 

【必殺技】

 1)個人的な趣味で特殊能力の用語集も作成中なもので、ちょっとリストなどを作ってみました。なお、能力の補足は作中や解説文からの推測からで、必ずしも設定通りでない場合もありますのでご注意下さい。
   なお、能力の名称は暫定的なものが多いです。

《効果で分類されている能力》

能力 使用者 補足
テレポート 幻夜
銀鈴
フィールド内の人や物を光に変え、飛んだ先で実体化する方式の(?)テレポート。命や存在自体を削って使われる。
フィールド内でも、飛ばされる人間の意志によっては微妙に飛び先に関与できる?。
ロボット操縦能力 大作、イワン、オズマ
レッド?
ロボットを操縦する能力。操縦方法は、口頭での命令から、パネル操作、操縦者の意志で操るものまで様々。
暴走 シズマ管 暴走により、一瞬だけ絶大なエネルギーを発生させる。
バリアー ウラエヌス、GR1 自分の回りに何らかの方法によってフィールドを張り、敵の攻撃を防ぐ。
催眠術 催眠生物ライト 行動操作の効果を持つ?
生死の操作 十常寺 生死を自在に操る。
エネルギー吸収 アルベルト エネルギーを吸収する能力。崩壊したのは許容量を越えたから?
分離・合体 ギャロップ パーツごとに別れて、それぞれのパーツが飛行することが出来る。
捕縛術? 解珍、解宝 網や刺す又により、相手を捕縛し、捕らえる技。
テレキネシス カワラザキ 指を触れずに物体を動かす能力。
物質を針として使う 残月 華麗な体術を駆使して、木石や水を針として使い、無数の穴を穿って粉砕する。
質量変化 ウラエヌス 特殊な電磁波によって質量を変える金属がボディ。質量を0にして空を飛んだり、質量を最大限にして体当たりしたりする。
地中潜行 モグラメカ
ウラエヌス
文字通り、地中に潜り、地中を移動する能力。レーダーでは発見されない。
心理攻撃 セルバンテス 敵の精神に直接作用する能力。
変装 幻夜 ホログラムによって(?)、フォーグラー博士の映像を重ねている?
エネルギー機関停止 アンチシズマ あらゆるエネルギー機関を停止させる能力。3本揃えると、地球全体にまでその影響範囲を広げられる。
不定形化 アキレス
コ・エンシャク
自在に形状を変える。
不死身 村雨
コ・エンシャク
十常寺
村雨は、無限の再生能力を持つ。十常寺は自身が生死を操る能力を持つため、死からは無縁。コ・エンシャクがなぜ不死身なのかは不明。

 

《使う武器/媒体で定義されている能力》(効果は様々)

能力 使用者 補足
弓術 花栄 矢を、マシンガンのように連続して、ホーミング効果を持たせて放つことが出来る。また、天にはなった矢を雨のように無数に降らせることが出来る。
剣術 黄真、周通 大地を切り裂き、その衝撃で攻撃?
棒術 楊志 岩をも断ち切る必殺の斬撃を放つ。また、棒の長さを自在に変えられる。
七節棍ほか 怒鬼、血風連 変幻自在の武器。鞭としても棍としても使える。
鉄扇子 呉学人 主に防御に使われる、鉄の(骨の?)扇子。錐状の盾にも出来る。
銀鈴ほか
噴射拳 戴宗 エネルギー波の噴射能力。破壊力を持つ。
衝撃波 アルベルト エネルギー波の噴射能力。
パンチ
(ボクシング?)
中条長官 とにかく絶大な破壊力を秘めたパンチ。ビッグバン・パンチの名称を持つ。
シャドー・ボクシングのアクションを取る?
幻夜 髪で相手を絡み取り捕縛。また自在に動かして敵を突くことも可。
影縫い 幻夜 影を針?で縫い止め、影の形を固定することで影を落としている本体を動けなくする、金縛りの術。
重力レンズ砲 大怪球 重力レンズ砲でエネルギーを凝縮し、効果を高めた破壊兵器。
真空破 ヒィッツ 指パッチンのアクションと共に、すさまじい切断力を持つカマイタチ(?)を放つ。
気功旋風 鉄牛 気功と斧の風圧を用いて、つむじ風や旋風を巻き起こす。黒旋風の異名あり。
電磁ネット 電磁ネット 電磁気を利用した網。バシュタールのメイン炉心をを宇宙にはじき飛ばした。
共鳴能力 阮三兄弟 バリアーを発生させられる?。
蟲使い 幽鬼 虫の群れを使って、対象を食い尽くす/虫の群に分裂する。
布使い 天鬼 ・布による捕縛
・布とりで(布による、隠れた相手の探知)
・布分身(布を媒体に、自分の分身を作り出す)

 

《術の系統で定義されている能力》(効果は様々)

能力 使用者 補足
忍術 村雨、影丸
レッド
カワラザキ
暗殺や諜報の目的で作られた武術体系。そのため、手裏剣や忍者刀など、特化した武器を使うことが多い。
作中では、包帯による捕縛術や、凧に乗る術などが披露されている。
仙術 一清道人
樊瑞
符を利用した幻覚の術や、変化能力。また、数珠を弾丸や幻覚の媒体として使う能力など、多彩な効果を誇る。
また、
樊瑞は古銭を飛ばしたり、金銭剣にして用いたりする。
道術 十常寺 命の鐘を利用した、OPを見る限りでは、符術も使うらしい。
魔法 サニー 無から有を生みだし、すでに有る物を変質させる能力。

 

《能力に関係する能力(?)》

能力 使用者? 補足
謎の/封印された能力? 中条長官
カワラザキ
設定中で、謎の能力とか、封印されていて使われたことがないと記述されている能力。主に視聴者側に期待させる効果がある。
一見、別の能力 幽鬼
コ・エンシャク
幽鬼は虫使いではあるが、実はテレパシーを使ったもの。
コ・エンシャクは一見影の能力だが、実は不定形化能力?

 

 

【フォーグラー博士】

 1)幻夜(エマニュエル)と銀鈴(ファルメール)の実の父親である、シズマドライブの開発者の一人。『バシュタールの惨劇』の時、シズマ博士が暴走させてしまったドライブを静止させようと一人バシュタールの地下に残っていたが、エマニュエルのテレポート能力で脱出。
   シズマ博士がバシュタールの惨劇は彼のせいだと発表したため、人の寄らぬバシュタールの跡地で暮らしていたが、幻夜の持ってきたシズマ博士らのサンプルを見て、彼らのドライブが失敗作であったことに慟哭。
   あわてて彼らのシズマを無害なものにできるサンプルを作り出し、幻夜に託して力つきた。

 2)だが、サンプルを託したまではいいが、そのドライブを作った目的は幻夜に伝えられず、2本まで揃えた時の効果から、幻夜は父の遺志はシズマへの復讐にあると勘違い。
   復讐の念に燃える幻夜をBF団入りさせてしまった。

 3)この人が、わざわざビデオなんか撮らずに口頭で要件を伝えていれば、それこそ『大団円』で終わったような気が……。やっぱりこの人、世界の破壊者呼ばわりされて間違ってないのかも。

 4)元ネタは、鉄人28号に登場した、不乱拳博士。ブラックオックスなどを製作し、正太郎を苦しめた。

《フォーグラー博士 “鉄人28号”より》

 

【豹子頭の林冲】

 1)国際警察機構の最強集団、九大天王の一人。コミック版では頻繁に出てきていたし、OVA版でも設定画まで出来ていたのだが、ストーリーの変更によって出てこないことになり、彼が果たすはずだった役目は、青面獣の楊志にゆだねられた。
   なお、一歩間違えれば、女性になっていたのは楊志じゃなくて、林冲だったそうである。(初期設定画にも、楊志の外見のキャラに『女林冲』って記述があるし)。

 2)実はBF団の『地球静止作戦』が決行時、彼ら一部の九大天王はある大きな理由により戦いには出てこれず、他エピソードを書く機会があったら、彼らが何をしていたか分かるんだそうな。

 3)元ネタは水滸伝に出てくる、元八十万禁軍棒術指南役、林冲。梁山泊の初期メンバーで、変幻自在の棒術を使いこなした。


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《豹子頭・林冲(水滸伝より)》

 

【ブラック博士】

 1)孔明と同じく、一人で十傑集に並びえる地位を持つBF団の幹部。名前以外は全く詳細不明の人物だが、6巻OPで工場に登場している片眼鏡の人物が彼ではないかと思われる(というより、あの人以外、BF団側の映像で博士らしき人物っていない)。
   なお、設定画には『声がつくとしたら八奈見 乗児』(ヤッターマンのボヤッキー、ドラゴンボールのナレーター役の声優さん)という記述がある。

 2)もし片眼鏡の人物がブラック博士で良いのなら、元ネタは鉄人28号に登場する悪のロボット開発者、ビッグファイア博士である。

  《ビッグファイア博士(鉄人28号より)》

 

【フランケン・F・フォーグラー】→【フォーグラー博士】

 

【霹靂火の秦明】(へきれきかのしんめい)

 1)故人の九大天王。彼が倒れた時、戴宗、花栄、黄信の三人が新たな九大天王の候補に挙げられたが、自ら部下と共に死地に赴くことを信条にしている花栄と黄信の二人は頑なに固辞したため、見るに見兼ねた戴宗が止むなく九大天王の席に着いたそうな。

 2)一応『水滸伝』が元ネタのキャラだが、このキャラのみ、横山水滸伝には登場しない小説版・水滸伝のキャラである。

 

【北京支部】  →  【国際警察機構 北京支部】