さ 行

 

 

【サイ・サイシー】(3話〜)

 1)ネオチャイナ代表の、お調子者のファイター。コロニーに竹林寺が出来たために、廃れてしまった少林寺の跡取りで、優勝して寺の名を高め、再び少林寺を復興させる目的でガンダムファイトに出場していた。ちなみに、大会最年少。

 2)優勝経験もある祖父、サイ・フェイロンと、やたらと別世界に走った父、龍白(パイロン)を家族に持ち、幼い頃に両親を亡くしてからは、恵雲と瑞山に育てられてきた。

 3)コロニーにあっては竹林寺で修行し、並み居る竹林寺の強豪を実力で退けてガンダムファイターとなったそうだが……それじゃあGFに優勝しても、竹林寺の名を高めるだけのような気がするんだが……(まぁ、大会優勝者がいるってことで再興できるかも知れないけど)

 4)ドモンをダシに使ってドラゴンガンダムを取り返したり、シャッフルの中で唯一ドモンとの試合前に技をばらさなかったり、シャッフル中、最もしたたかなキャラ。戦い方もトリッキーでトラップ的な戦術を多用して戦うが、余りに動きすぎるために体力を早々に使いきりそうになったり、恐怖に怯えて戦えなかったり、まだまだ未熟な点も存在する。

 5)お化けとネズミが苦手。

 6)最終回を見る限り、セシルはちゃんとサイのことを気に掛けていたようである。

 7)なおサイは、ドラゴンガンダムを含めて、一番子供に人気のあったんだそうな。

 8)ちなみに性格設定のモデルは、秋乃茉莉(多分、アキノ曹長の元ネタ)先生の漫画『霊感商法株式会社』のフェムトくんだそうな《ミスガンダムの項に掲載》。

 

【サイ・フェイロン】(10話)

 1)サイの祖父にして、第4回ガンダムファイト優勝者。愛機はフェイロンガンダム。先々代の少林寺大僧正でもある。

 2)ところで、黒龍団の首領、飛龍(フェイロン)と、何か関係あるんだろうか?

 

【サイ・パイロン(龍白)】(37話)

 1)少林寺再興を夢見ながら、旅路に果てたサイの父。瑞山と恵雲にサイを託した、ちょっと雰囲気が別世界の人。

 2)ああいう人からサイが生まれるとなると……母親の顔が見てみたいもんである(ミョウ・チクリンそっくしとか?)

 3)ちなみに、漢字通りの“ロンパイ”ではなく“パイロン”と読ませるんだそうな。

 4)元ネタは香港映画『東邪西毒』に出てくる主人公。作中には、アニメの画面そのまんまなシーンさえある。

 5)声が往年の名優・野沢那智氏なのは、Gロボの十傑集と同じで、たった一言の台詞に十二分な感銘を受けてくれるような声を……と言うことで決まった配役だそうな。

 

【サバイバル・イレブン】

 1)地球各地に降下した各国のガンダムが、互いに相手を探しだして勝負を挑む11ヵ月間のこと。どのような形であれ、この期間を失格にならずに生き延びてさえいれば決勝大会に出場できる。

 2)当然、風車に紛れてようが、牛に紛れていようが、一ヶ所に拠点を作ってガンダムファイターを待ち構えていようが(ネオロシアね)何をしてもよいのである。

 3)ちなみに、この期間はガンダムファイト国際条約が適用されるが、決勝大会では前回の優勝国が定めたルール下が適用されるようである。

 

【錆びた刀】

 1)シュバルツがドモンに修業として与えた錆びた日本刀。これで木を切れるようになることが、ギアナでの修業の目的だった。

 2)結局、明鏡止水の境地に至り、デスアーミーを一刀両断できるレベルにまで達したが…あの時、シュバルツはどうやって木を切ったんだろうか?(借り物のアンドロイド体じゃ、明鏡止水の境地には至れないはずだし)

 3)まぁ、活躍が先にあって、そこから設定を考えていくGガンダムじゃままあることだけど(^^;)。

 4)ネオドイツ製(笑)。ひょっとしたら、ソーリンゲンかも。

 5)明鏡止水で光るところからして、本当はガンダリウム合金製だったらしい。

 6)どうやら、ホンコンに行ってから磨ぎ直したようである。

 

【皿売りの老人】(7話)

 1)ネオメキシコで、やたらとチコに関わってきた爺さん。ソンブレロをかぶったカーネギー・サンダースのような外見をしている。

 2)チコの向かいで露店を構えてたり、ネオメキシコ政府に見つかったチコに、突然あらわれては自分の家を隠れ家として提供したり、逃げ道を案内したりと、無意味に意味ありげな老人だった。

 3)老人はチコを知っていたが、チコの方は老人のことを知らなかったし、チコに「お互い余計な詮索はなしだ」とか言ってたことからして、チコに同情した潜入調査員か、政府の要職にあった人かも知れない。

 

【サンド家】

 1)他の貴族とは違って、騎士たる者の使命を重んじて、取り残された民衆を守る為に地球に残った由緒あるフランス貴族。

 2)ガンダムファイターは実力主義だからかも知れないけど……上流層がみなコロニーにいる状況で、よく半世紀以上も没落せずにいたもんである(民衆受けがいいからか、地球の自国本土の権益を持っていたかかな?)

 

【Gガンダム】(23話)

 1)ゴッドガンダムのこと。

 2)ガンダム・ザ・ガンダムをかけてるって説もある。

 

【GF7th】

 1)ボンボン増刊号でGガン外伝として連載された、おとといきたろう氏の漫画のこと。某サイ・サイシーを主役にした(ピー)な漫画とは違って、サンライズがしっかり後援していたらしい(登場キャラのデザインは逢坂さんが手がけられたそうだし)。

 2)……でも、中身は……(^^;)

 3)シャッフル同盟の方達らしきファイターや、母体シュバルツらしきキャラも出て来るんだけど……シャッフルの方々が、ドモン達と同じ国籍というのはちょっと納得がいかないぞ(特に師匠)。

 4)内容としては、Gガンによくあるガンダム・ファイトのバランスを崩しかねない強力兵器ものだった。

 5)ちなみにナシウス・キルヒャの元ネタは、アタナシウス・キルヒャーという数々の不思議なからくり(グロット)を考案した17世紀の神父と思われる。

 

【GF12th】

 1)大会開催が延期された、唯一の大会。

 2)あとから、追加された設定では、重火器の発展による戦争の危機回避のため、となっているものの、延期の真相は、日本オリンピックが中止になったのが、格好いいから、ってのが原因らしい。

 

【ジーナ・ロドリゲス】(7話)

 1)ネオメキシコのGF、チコ・ロドリゲスの妹。18歳。治療法の見つかっていないコロニー型ウィルスに冒されていて、余命は一年と診断されていた。

 2)で、そのことを知ったチコは、妹を幼い頃からのあこがれだった地球の海で暮らさせてやるために(地球に大手を降って降下できる)GFになり、さらに彼女の側に居てやるため、GFの義務も放棄してネオメキシコ政府から逃げ回っていた。

 3)ちなみにチコ・ロドリゲスは、初期の段階ではウォルターガンダムのGFだったそうである(女性が欲しい、ってことで没になったそうだが)。

 

【Gの影忍】(漫画)

 1)こやま基夫作の、忍が主人公のファーストガンダムの戦争世界を舞台にしたガンダム。今川監督は、こういうものが作れるなら戦争もののガンダムをやってもいいな、とおっしゃっていたそうな。

 2)心眼センサーや、障壁返し、飯綱落としなど、小道具の一つ一つはギャグであるにもかかわらず、話としてはシリアスなストーリーを作っていたところが秀逸だった。

☆画像・心眼センサー☆

 

【ジェスターガンダム】(31話)

 1)ネオポルトガル代表の、全体がやじろべえ型をしたピエロのガンダム。ガンダムファイターは物マネ戦法を得意とするロマリオ・モニーニ。

 2)ちょっとアレな外見だが、見かけによらず高性能で、ローズに対抗してビットを出したり、マックスターと同じ強さのパンチが放てたりと、かなりの実力を持った機体である。

 3)GFの裏工作とも相まって、ランタオ島まで進めたもののデビルゼウスにやられたため、ガンダム連合には出場しなかった。

 4)デビガンとの戦い方(物マネ)を見たかったのに。

 

【ジェット・ストリーム・アタック】(機動戦士ガンダム)

 1)初代ガンダムで黒い三連星が使った連携技。

 

【ジェット・ストリーム・クラッシュ】(29話)

 1)セシルに絡んでいたチンピラ達の作業用MSコンシーが使った技。

 2)相手の周りをぐるぐる回って認識を撹乱させて攻撃を仕掛ける技のようである。

 3)MSが三機で技仕掛けるから、ひょっとしたらと思ったが…やっぱりそう来たか。

 4)最後は明鏡止水(の必要はないって説もあるが)モードのゴッドに足を引っ掛けられ、ドミノ倒しになった。

 5)ぐるぐる同じところを回ってるからって、決してバターになったりはしない(そーいや、発禁になったんだっけ。ちび黒サンボは)。

 6)何でも『臭いものには蓋』をすればいいってもんじゃないと思うんだけど……。

 

【ジェントル・チャップマン】(9、25話〜)

 1)ネオイングランド代表のガンダムファイター。過去に3度の優勝経験を持つことから過度に英雄視され、勝ち残るのが当たり前という期待をされるまでになってしまったため、薬物の使用までして戦っていた。

 2)本来はジョルジュが手本にするほどの紳士的な戦いを好むファイターだったらしい(英国だし)。

 3)ドモンに敗北し、死亡したはずだったが、DG細胞で復活。より強くなってDG四天王、グランドガンダムのGFとして登場した。

 4)復活以降のチャップマンが喋らなかったのは、完全に戦う機械と化しているからであり、チャップマンのような強い男は喋るより喋らない方が強く見えるという演出&喋ったらマノンさん絡みでボロが出るから……ってことで喋らせなかったんだそうな。

 5)ちなみにネオブリテンのガンダムファイター、バードマンとはかつてマノンさんのハートを射止めるのに争った仲にあり、それに関連したエピソードも監督の頭の中にはあったそうな。

→関連項目:【バードマン】【マノン】

 

【師匠】(6、12話〜)

 1)ドモン本来の、マスターの呼称。

 2)22話でドモンは「俺はもうあんたを師匠とは呼ばない!今日からは俺の敵!マスター・アジア、東方不敗!」と宣言した。

 3)にもかかわらず、師匠がちょっと優しい表情をしたりするとすぐに「師匠…」という呼び名に変わる辺りが、ドモンと師匠の切っても切りきれない師弟関係を表していて良い。

 4)要所々々で、ドモンが師匠をこの名で呼び、師匠ファンを喜ばせてるところからして、完璧に今川監督の計算だったようである。(『フ…。ドモンめ、思わず、ワシを師匠と呼びおったわ』と言う嬉しそうな師匠とか、一番最後の『ワシをまだ、師匠と呼んでくれるのか……』のシーンが特に好き )

 

【死のロード】(仮称)(35話)

 1)ウォン首相が、自信を持って仕組んだタッグ戦をもドモンに撃破され、新たに仕組んだ新生シャッフル同士の連戦の事。

 2)本来は、高校野球の為の阪神の出張連戦の事(だったと思う)。

 3)結局は新生シャッフルたちとの連携を強めるという裏目に出た。

 4)でも、あれだけ戦って機体疲労が出ないゴッドって一体…。(マーメイドはリタイアし、ローズはその後遺症を恐れて試合放棄したってのに)

 

【島本和彦】

 1)シャッフルたちの、キャラクター協力をなさった漫画家。代表作に『炎の転校生』『燃えよペン』などがある。

 2)とにかく、熱く燃える漫画家。時には、勢いがありすぎて読み手が白けてしまう位、勢いのある漫画が売り。

 3)ちなみに、キャラクター協力ってのは、部屋に閉じこめられて“日本人数人”“アメリカ人数人”とか“中国人数人”“フランス人数人”“ロシア人数人”って具合に指定されて、何枚か書いたってのが真相なんだそうな(あと、イタリア人《ミケロ》と)。

 4)実際にどんなキャラ原案を描かれたかは、ダイヤモンド社の『ガンダム神話Z』に掲載されているが……チボデーとアルゴ(の表情)、ドモンの髪型辺りに一番色濃く影響が残っていたようである。

 

【ジャイアントロボ〜THE ANIMATION〜】

 1)横山光輝原作、今川泰宏監督のOVA。Gガンのような笑いは取りにいってはいないものの、王道とも言える熱いストーリーと、様々な過去を背負った(ついでに、特殊能力を持った)キャラたちの織りなすストーリーは、ぜひ必見!

 2)ちなみに監督の方針として、OVAはお金を払って見てもらう以上、何度も繰り返し鑑賞に耐えるように、と新しい巻が出て、またそれまでに出た巻を見なおすと、それまで張られていた伏線や、謎を見付けて楽しめるような作りにしているんだそうな。

リンク・【GロボHP】

【シャイニングアッガイ&アッガイマックスター】(漫画・「いけいけ!僕らのVガンダム」)

1)「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」(ことぶきつかさ。主婦の友社発売)中に出てきた、GFの一つ下のファイト、アッガイファイトでの、ドモンとチボデーの乗機。さらに下に、ボールファイトがあるそ〜な。

2)当時、JAF−CONでモデル化されて、模型雑誌にも取り上げられていた。

☆画像・シャイニング・アッガイ☆

 

【シャイニングガンダム】(1〜24話、新旧OP)

 1)ネオジャパン代表。ノーマル/バトルのモードに、怒りの感情によって発動する対デビガン用のスーパーモードを持っていた。必殺技は流体金属を利用した、シャイニングフィンガー(って何の科学考証にもなってないような気が……)。

 2)(スーパー時の)頭の飾りなどに歌舞伎や侍をイメージしているらしいが……他国ガンダムに比べたらおとなし過ぎると思うぞ。

 3)ちなみに、シャイニングの登場シーンは、紅白の小林幸子(大道具とも言うべき服装で出てくる)や、味皇(花の中から出てくる演出があった)を意識して作られたシーンだそうな。

 4)最大パワーが発揮できるスーパーモードになるには、エネルギー源となる感情エネルギーシステムを作動させるために異常なまでの怒りが必要であり、その為にデビガン/キョウジに対して復讐を誓ったドモンがガンダムファイターとして選ばれる結果になったらしい。

 5)ただし、ドモンがファイターになるのを推していたのはウルベの方であり、ミカムラ博士はあんまりそうしたくはなかったようである。

 

【シャイニングの隠し場所】

 1)新宿編以前、シャイニングはかなりとんでもない場所から登場して来ていた。

 2)(地球の)自由の女神像の中、崖の中、セーヌ川の中、氷の張った湖の中、滝壷、噴水の中からなどで、あとは大体海の中から登場してきていた。

 3)武闘戯曲の『映画館』ってのも、忘れちゃなるまい。

 4)やっぱり事前にレインが隠して置くんだろうか?

 5)それに対抗してではあるまいが、16話では、デビガンが新都庁をぶち壊して登場してくるシーンがある。

 6)東京タワーを壊したのもシャイニング・フィンガー・ソードなんだけど、ドモンって人類の貴重な遺跡を潰しまくってるような気が……。

 

【シャッフル同盟】(14〜15話/16話〜)

 1)古来より闘いの秩序を守り、歴史の裏で人類の滅亡を幾度となく防いできた、シャッフルの紋章を持つ最強の戦士達(コロニー格闘技五天王)の名称。ガンダムファイトを最も進化した戦いの形として支持しており、師匠が12回大会に参加したのは、チャップマンの連続優勝で発展しかけていた銃火器ブームに歯止めをかけるためであった。

 2)鳴り物入りで現われたワリには、登場した次の回で灰になったと言う哀しい人達。後にボンボン増刊号で彼らとおぼしき人々が流用されてガンダムファイト第7回大会のエピソードを掲載していた(GF7th)。

 3)本来、歴史の裏にいなけりゃならない方々なのだが、ドモンも含めて、今回の紋章伝授ではシャッフル自体の何たるかを知らずに継承されてしまったため、思いっきり表舞台に出てきてしまったらしい。

 4)パンクな小母さん、パイプをくわえたニュートン、ターバン巻いたスーパーマリオ、インドの仙人、変態おさげじじい等、尋常ではないラインナップである。

 5)ネオギリシャのマーキロット(身長4m)は、かつてシャッフル同盟への誘いを受けたことがあるらしい。

 6)受けてたら、シャッフルはさらに濃くなってただろ〜な〜。

 7)ちなみに紋章の数字は、合計するとそれぞれ、エース、ジャック、クイーン、キングの数字となる。

 

【JAF−CON】

 1)年に一度、夏に行われるガレキとその手の品々(カードダスやテレカ)の即売会。

 2)ガンダムの版権が降りる唯一のガレキ販売会であるために、市販していないGガンのガレキが手にはいるのはここだけであり、95年度(Gガン放映は94年春〜95年春)には、“ガンダムファイト THE3D”や“FIGHTING G”に掲載されている各種ガレキが販売されたり、主催者のホビージャパンが毎年恒例の公式ガレキとして、“ゴッドガンダム”と“東方不敗”を採用したりするなど、かなりGガンダム関係が盛況であった。

 3)レイン&アレンビーなどの美少女フィギュア、マイナー系のガンダム(マンダラや、ゼブラ、ゼウスなど)などが多数ネタだったが、中には師匠の首を中心にして、モーターでぐるぐる回る『超級覇王、電影弾』(師匠のおさげがコード《三つ編み》(笑))や、マスターGじゃない所がポイントの高い『ゴッドG&風雲再起』、らぶらぶ天驚拳の王様入り『キング・オブ・ハートレリーフ』(“FIGHTING G”裏表紙の品)、プラモに差し替えて使う『師匠/ドモン顔つきヘッド』、『シャイニング・アッガイ&アッガイマックスター』など、各種の怪しい品も盛況。見ているだけで面白い品揃えだった(って、今でもGガン絡みはそこそこの数が出てるんだけどね)。

 4)ちなみに、Gガンのカードダスや非売品の販売促進テレカなども、ここで手に入れることが出来る(カードショップの出店がある)。

 5)見ている限りでは、やはりドモンの(島本髪の)再現は難しいようである(ジョルジュのフィギュアなんか、見たこともないし(^^;))。

 

【ジャン・ピエール・ミラボー】(20話)

 1)ネオフランス代表を決める国内予選の出場者。やたらヤクザな顔をした、30歳のクマドリ貴族。

 2)“マルセイユの悲劇”で国家反逆罪に問われ、千年の懲役刑にあったが、後に脱獄。ミラージュガンダムを奪い返して地球に強行着陸し、そこでマスターアジアに会った際に自らDG細胞に冒されて力を付け、ジョルジュと決着を付けに来た。

 

【十二王方牌大車併】

 1)マスターの使う、新シャッフル達を一撃でなぎ倒した技。手を一巡りさせて出現した梵字からエネルギー(チビマスター)を放つ、ビジュアル的に映える技であり、GガンSFCでのマスターの超必殺技でもあった(新SRWでも登場・忠実に再現)。

 2)名前の元ネタは、ジャケットがすさまじい、台湾の色々な人の歌が12曲入ったベストCDのタイトルだとか(実物は手に入らず(泣))。

 3)ちなみに、“帰山笑紅塵”とはセットの技である(“十二王方牌”でチビマスターを放ち、“帰山笑紅塵”で放ったチビマスターを手元に戻す)。

 

【自由の女神砲】(46話)

 1)ネオアメリカコロニー、マンハッタンエリアに装備される、ネオアメリカ最強兵器。ネオアメリカが国家の威信をかけてデビルコロニーに向けて持ち出したが、あっけなく返り討ちにあった。

 2)小説版Gロボでは、国際警察機構マンハッタン支部が大怪球フォーグラーに使うため持ち出した、同支部最高兵器。核弾頭の数倍の威力を持ちながらも、やっぱり一撃でやられてしまった。最初はロボのOVAでも使う予定だったらしいが、尺の都合で泣く泣く削ったということらしい。

 3)で、その設定を早く使いたくて、Gガンに流用(?)したというのが真相だそうな。

 4)ちなみに2話でシャイニングが壊したのは、“地球”の自由の女神像である(最終話で修繕してたけど)。

 

【シュバルツの正体】

 1)本当はDG細胞製のアンドロイドだったが、それが分かるまで“クローン”だの、いや“キョウジ本人だ”だの諸説が飛びかっていた。

 2)何はともあれ、声の配役から、初登場の回で既にキョウジであることはバレていたという事実はいかんともしがたい。

 3)やっぱり、声優さんの名前は秘すべきだったと思うぞ(わざとかも知んないけど)。

 4)ちなみに武闘戯曲中では、ゾーリンゲン/草履/わらじ/キョ、キョ、巨人の長嶋/師匠が昔捨てた子供/師匠のかつての愛人/ドモンのおふくろさん(ミキノ・カッシュ)/キョウジの双子の兄、キョウイチ・カッシュなどが候補に上がっていた。(ところで、師匠って妻帯者なの?)

 5)ちなみに新宿やギアナでは、肩のキョウジと生体ユニットのキョウジと、シュバルツで計3人のキョウジが出てきていたが、肩のはホログラムだったというのが定説らしい。

 

【シュバルツ・ブルーダー】(16〜44話)

 1)ネオドイツに所属する覆面ガンダムファイター。神出鬼没で現れて助言を残したり、明鏡止水の心得を伝授したりと、ほとんどドモンのコーチと化していた。

 2)その正体は、デビガンに取り込まれてしまったキョウジが、一旦はデビガンの支配権を託したマスターの真意に気いて、その野望を阻むために最後の力を振り絞って(デビガンと交戦して倒れていた)ネオドイツファイターを母体に作り出した(16話付近)のが、シュバルツであり、その正体はDG細胞製のアンドロイドだった(サイボーグって気も……)。

 3)意志の疎通はほとんどないものの、シュバルツの命はキョウジと共にあり(DBの神様とピッコロみたいなものかな?)、その為キョウジがボロボロなのにも関わらず無理にデビガンを動かしたランタオ島では、ほとんど寿命が尽きかけていた。

 4)ちなみに、ガンダムファイト委員会に事前に提出されていた(キョウジに人格を写し込まれる前の)シュバルツ母体のデーターでは、28歳。母体シュバルツの白髪のモヒカンじじいの外見からは、どう見たってそうは思えないんだが……。

 5)なお、あの覆面はドイツ公式のものであったのだが、当初から覆面ファイターとして登場した彼は、GFになる前は別の覆面をしていたため、ネオドイツGF管理委員の方にも自分の顔が知られていなかったんだそうな(^^;)。

 6)名前のドイツ語を日本語に直すと『影の兄弟(兄弟の影?)』という、鏡に映ったキョウジの影であることを示唆する名前となっていた。(当時放映されていた『ロミオの青い空』の原題“黒い兄弟”とは、何の関係もないそうな)。

 7)しかし、GF開催前から既にこの名前だったってことは……母体シュバルツの方にも、何か事情があったんだろうか?

 8)ところで、漫画『GF7th』に登場する覆面ファイター、ウォルフ・ハインリッヒってやっぱりこの人なんだろうか?

 9)なお、シュバルツがドモンに事情を明かせなかったのは、事情を話すことにより父の命に危険が迫ることを恐れたからである。

 10)基本ラインは、アメリカからの逆輸入されたとっても胡散臭い忍者がイメージだとか(制作スタッフ内では、役柄上、サイバーフォーミュラのシューマッハと説明されていたとかいないとか(^^;))

 

【小説版Gガンダム】

 1)本編の脚本も描いておられた、鈴木良武氏こと五武冬史氏の書かれた小説版のGガンダム。映像作品そのままの雰囲気をノベライズするという考えは、恐れ多いとさっさと捨てて、世界設定を利用して小説として再解釈しなおした作品だそうだが……本人が脚本家なせいか、文章の緩急が少ない、灰色の色彩の作品で、1話のダークな雰囲気がそのまま続いていれば、こんな話になるかも(正史なら違和感なさそうな)といった感じの、淡々とした雰囲気のノベライズだった。

 2)この色彩のなさって、脚本家(小説の作者)と演出家(今川監督)の違いなんだろうか?……一回、今川監督自身のノベライズも呼んでみたいものである(監督、文章の書ける人だそうだし)。

 3)さて、ここからは私的な感想。なんか、最後の最後でシャッフル達が急にアニメの雰囲気に近くなったのはいんだけど(変節の経緯に納得は出来るし)、変な善悪観念(気炮暗黒通)とか、宗教色(ブッダの弟子)とかはきっぱり拒否反応が出てしまいました。(“精神の暗黒面”なんて、分かったような顔をして、実感のできない言葉は大っ嫌い)3本指のシャイニング・フィンガーも好きじゃないけど……なにより……許せないのが……

『師匠が情けなーーーーいっ!!!』

 師匠は、間違いを指摘されこそすれ、最後の最後のまで自分のやったことを悔い“なかった”からこそ、東方問答の文句を最後まで口にして死んでいったのであって、錯乱した上に、後悔する師匠なんて師匠じゃなぁーーーーーーーーいっ!!(ぜいぜい)《でも、師匠がドモンに見せるギアナの頃の態度はちょっと嬉しかったり(^^;)》

 

【ジョンブルガンダム】

 1)ネオイングランド代表。決勝大会出場機中、唯一銃器主体で戦う。その射撃は、搭乗者のチャップマンの腕とあいまって百発百中。

 2)のちに、DG細胞を受け、グランドガンダムへと変化した。

 3)しかし……なぜ、精密射撃を得意とするチャップマンが力任せのグランドGに?(全然キャラと合ってないような……)

 4)ちなみに、チャップマンがガンダムファイトを3連覇したのは、この機体ではなくブリテンガンダムである。

 

【新スーパーロボット大戦】

 1)96年の冬コミ前日に発売された、スーパーロボット大戦(略称:SRW)の新作。ゲームボーイでは既に登場していたが、今度はカラー&リアルロボット。さらに必殺技が多数忠実に再現され、声優さんの音声付きで登場した。(別頁の新SRW特集の項参照)

 2)こんな日付でどうしろと……な日程だったが、次の“スーパーロボット大戦F”は同じ年のコミケの約一週間後……。喜んでいいんだか、悲しんでいいんだか……。

 3)ちなみに、“東方不敗は異星人だった!”との設定が、原作を知っている者にはかなり話題を呼んだ(異星人が攻めてくる……って設定で敵と味方の狭間に位置させよう、ってんだから仕方ないとは思うけどね)。

 4)しかし、生身の方がモピルファイターよりHPが高いってのは、どうにも納得がいかないものである。

 

【新香港的武闘戯曲】

 1)Gガンダム、3枚目のCD。

 2)企画が秀逸で、ドラマも面白いんだが……ドモンが師匠に、敬愛の念をカケラも抱いていないのが悲しいです。

 

【真・流星胡蝶剣】(37話)

 1)失われたとされていた少林寺最強奥義。命と引き替えにして、初めて放てる技……だったが、その設定はランタオ島以降、見事に忘れられた。

 2)どこが剣なのかは永遠の謎である。

 3)元ネタは、同名の香港映画から(次項目参照)

 

【新・流星胡蝶剣】(香港映画)

 1)『真・〜』のネーミングの元ネタ。

 2)髪型が似ている為、キャラの区別がつかなかったり、説明不足だったり、主人公の恋愛感情が納得しがたかったりと、香港映画特有の欠点は持つものの(キャラが分からないのは特有じゃないけど)、やはり香港映画特有の有無を言わさぬアクションの凄さは見ものである。

 3)その中でいくつかGガンのモチーフになったとも思われるアクションがあり、布使いがそで口から布を放ったり、棒状に槍の様に使ったり(これは黄飛鴻シリーズにもあり)、果ては真の黒幕がディスタント・クラッシャーを使ったりまでしていた。(ちなみに、スピニング・バードキックまで出てきてた(^^;))。

 

【勝利者たちの挽歌】(挿入歌)

 1)ギアナ高地で新生シャッフルたちが、迫りくるデスアーミー軍と戦う時に流れる挿入歌。

 2)あの場ではちょっと浮いてたような気もするが、単品で聞くとすごく好き。

 3)ネーミングは、香港映画の「男たちの挽歌」だろうか?

 

【少林寺】

 1)かっては地上最強の拳の寺だったが、今はコロニーの竹林寺に入門者を持って行かれて、ただ寺の名を残すだけの場所となっている。

 2)サイの一族が代々大僧正を勤める寺。ここの再興のために、サイはGFに出場している。

 3)また、サイの父“龍白”も少林寺再興の為に流浪の旅についていたが、志半ば病魔に倒れてなくなった。

 4)サイは総帥に頼んで、バトルロイヤルに勝ち抜けば寺を再興させてもらえるよう、約束を取りつけたが…再興って、総帥の力でなんとかなるものなんだろうか?(単に人気が無くなっただけのはずじゃ…)

 

【少林寺の応援団】(29話)

 1)全員が恵雲、瑞山の様に皆で一斉に喋る。

 2)おまけに、全員揃って『『『『『このままでは、我らが少林寺再興などは夢のまた夢。皆の衆!よよよよよ〜!』』』』』などとやるし…。何となく少林寺が廃れた原因が分かったような気が…。

 

【“初代”ガンダムのタイムボード】(24、29話)

 1)ネオホンコンで、ドモンが香港に到着するのを待っていた際に映し出された“紙製の”タイムボード。

 2)対マーメイド戦で、サイが来るのを待っていた時も映し出された。

 3)この形状は、どう見たって“ファースト”ガンダム。パラレルワールドじゃなかったのか…。(って、ガンダム連合にありとあらゆる種類が出て来てるけど)

 

【シュトルム=ウント=ドランク】(39話)

 1)ドモン以外の並み居るシャッフル達を打ち破った、シュバルツの必殺技。体をコマのよう(そのまんまだって話もあるが)に回転させて相手を翻弄し、連続体当たりの回転エネルギーで相手を撃破する技。

 2)ギアナの人間ヘリも、この技の応用だと思われる(SFCにも似たようなコマンド技『回転剣』があるし)。

 3)一緒に回る頭のボンボンが可愛い♪。

 4)本来は、18世紀末、ドイツに起こった文学革命運動のこと。“疾風怒涛”を意味する。

 5)デビガンに近付く時にも使ったが、あまりの弾幕に途中で食い止められ手しまった。

 

【ジョルジュ・サンド】

 1)ジョルジュをはさんだサンドイッチ…じゃなくて、実在の人物の名。ショパンの愛人で本名をオロール・デュドヴァンと言うショパンと暮らしたこともあるフランスの女流作家。角川文庫から『愛の妖精』が出ている。

 

【ジョルジュ・ド・サンド】

 1)ネオフランスの代表にして、名門サンド家の当主。容姿端麗にして騎士道精神に篤く名誉と礼節を重んじる耽美の人。GF出場の目的は一族の誇りと祖国の威信を守る為である。

 2)なんかシャッフルの中でこいつだけ目的意識が弱いが、彼にとってはそれが“父親の命”や、“囚われの仲間”と同じ位の価値を持っているのだろう。

 3)その優美な外見の影に、実は結構攻撃的な性格を秘めており、決勝大会ではその秘めた姿を披露して、元首に今のお前なら棄権させなかったと言わしめた。

 4)ミラボーからあっさりとDG細胞の影響を消してとったが…それだけで治せるのなら、命を燃やして彼らの細胞を取り除いた旧シャッフル同盟は一体…。

 

【新宿】

 1)Gガンダム、新宿編の舞台。半壊したデビルガンダムが、再生のための資源やエネルギーを回収するためにとどまっていた間に、師匠とドモンが偶然であってしまい、師弟対決という悲劇を引き起こした。

 2)スタッフの人に実地ロケをしてもらうためにここを舞台にしたそうだが、「凝り過ぎ」と不評。今度は背景の楽なギアナ高地になったんだそうな。

 3)で、骨休めがあった後に、そのあと狂気のような看板だらけのネオ香港に移ったのである(南無……)。

 

【醉舞・再現江湖デッドリー・ウェイブ】

 1)SFC版Gガンダムから本編に持ってこられた異色の必殺技。その内容は単なる体当たりである。

 2)ちなみに、「醉舞」も「再現江湖」も、風雲再起のCD中の曲の題名で、「醉舞」は酔って舞う。すなわち本音を表すという意味になり、「再現江湖」は江湖(原初の美しい自然)の再現。すなわち、原初の美しい自然を再現するのが、私の夢だ、という意味の名前を付けた技であり、その秘めた目的を35話時点で口にしていたことになる。(誰が分かるんだ、って気もするが(^^;))

 

【スーパーモード】

 1)シャイニングガンダムの最強攻撃形態。磁場フィールドを展開してポテンシャルを飛躍的にアップさせた状態であり、この状態でのシャイニング・フィンガーソードは当に最大最強の奥義である。

 2)…この理屈って、言わば間抜け時空発生装置を自前で備えてるようなもんだよなぁ…(^^;)。

 3)怒りのスーパーモードでは無駄な動きが多いため隙が多く、またエネルギーを無駄に消耗してしまうが為に、マスターは怒りのスーパーモードを使わせようとした。

 4)バーサーカーシステムと、似たようなもんだな。(あっちは外からの強制だけど)

 

【スカルガンダム】(34、48〜49話)

 1)ネオマレーシア代表のガンダム。溶解液、メルト・リキッドと火炎砲『スカルバーン』を武器とし、必殺技に『火炎金剛龍』を持っていた。

 2)GFは、すでに人外の感のあるガラ・ガーラ。腰のスカートを見て、ドクロベエ様を思い出すのは私だけではあるまい。

 3)まぁ、ボンボンで読者公募したものを、大河原邦男氏《一連のタイムボカンシリーズのメカデザイナー》がクリンナップしたそうだから、あながち間違ってはいない印象なのかも。どうせなら、今週のびっくりどっきりメカまでやって欲しいものである。(師匠の十二王方牌ではチビマスターGがでてくるけど)

 4)悪役顔にも関わらず、最終話ではしっかりガンダム連合の一員として戦っていた。

 

【ステ犬のブルース】(武闘戯曲)

 1)武闘戯曲中に収録の、ドモンの歌にレインや師匠の突っ込みが入ったブルース。同メロディで黒兄貴のゲルマンブルースがある。

 2)同じメロディが流用できるんだから、入っているカラオケに行ったら、ゲルマンブルースの方を歌うって手もある(X-55にあり)。

 

【ストーカー】(2話〜)

 1)気に入った人物を執拗に追いかけ回す狂的ファンのこと……ではなくて、もう一人の主役とも言うべきGガンダム世界の案内人のこと。『ミステリーゾーン』の案内人の名称でもある。

 2)時々ドアップになって視聴者を驚かせたり、師匠やキョウジの死に涙ぐんだり、口数が少なくなったり、結構自分の表情は出している。

 3)ちなみに、ストーカーが2話から出てきたのは、1話ではベルチーノ警部に語らせた世界背景の説明を、何度も話中で繰り返すことが難しいため、話の外で説明させようということでふと出てきたキャラなんだそうな。

 4)声がマスターと同じ秋本洋介氏であるため、回によっては、レディ・ゴー!と叫んだ後に、「ドォォモォォン!」と叫ばなければならない回もあったそうな。

 5)余談だが、“一人の人間を偏執的につけ回す人物”という意味での“ストーカー”という言葉が流行ったのはGガンダム放映以降の話。決して変な意味で付けられた名前じゃないぞ。

 

【スフィンクスガンダム】

 1)ネオエジプトコロニーのスフィンクス像内に潜むガンダム。文字通り、スフィンクスの形をしたガンダムである。

 2)ちなみに、こいつがネオエジプト代表じゃなかったのはGF管理委員会下の制約を完全に無視して作られていることと、これが有事の際に対する秘密兵器だからである。

 3)どうせなら、ピラミッドもガンダムにならないものだろうか?(一歩間違えりゃ、ゴールドライタンか、サンシャイン《キン肉マン》に成りかねないけど)。

 4)なお、ネオアメリカや、ネオエジプト、ネオオランダにネオデンマーク等、コロニーにはやたら怪しい秘密兵器がたくさん設定して会ったそうである。(大半は尺の都合で出なかったそうだが)。

 5)ネオインドコロニーなんか、土台の像と亀が動き出しそうでいかにも恐い。

 6)万里の長城が動き出すのもいいかも(^^;)。

 

【スペースコロニー】

 1)日本列島だの、星だの、花束だの、ボトルシップだの……ああっ!ラグランジュ点が、人工重力が太陽光線の取り入れがぁ〜〜〜。(ボトルシップは比較的まし)

 2)Gガンらしいと言えばらしいんだが……。(一応、重力制御の発展により可能になったんだそうな)

 3)ちなみに旧OP冒頭のゴングも、実はコロニーである。

 

【セイット・ギュゼル】(11話)

 1)ネオトルコのガンダムファイターにして、コロニー大学時代のレインの恋人。コロニー大学で機械工学部を専攻し、同時にレスリングの主将もしていた。

 2)その知識と技を見込まれてガンダムファイターとしてのエリート街道を提示され、GFへの道を取るか、それとも大学に残ってレインと共に将来を歩むかをレインに告白したその結果で決めようとしたが、告白しようとしたその当日にレインがネオジャパンコロニーに帰って果たせず、仕方なくGFへの道を選んだ。

 3)そんなGFとしてのある日、デビルガンダム(第一形態)と出会って叩きのめされDG細胞を植え付けられ、破壊衝動を抑えきれなくなって指名手配され、放浪していたところをレインに再会。ドモンに倒された後、レインの最新の治療を受けて、何とかDG細胞の支配からは免れた。

 4)話がややこしくなるからか、ガンダム連合の中には出てこなかった。

 5)名前の元ネタは、ユルマズ・ギュネイの『路』の中で出てきた、女性がその名を叫ぶだけでとても感動的なシーンがある映画の主役からだとか。

 

【聖なる爆弾】(武闘戯曲)

 1)師匠がシュバルツを倒したアイテム。

 2)多分、元ネタはモンティ・パイソン、ホーリー・グレイル(未確認)

 

【青龍】(30話)

 1)バトル兄貴2でドモンが使っていたキャラ。外見はほとんど超人ロックである。

 

【ゼウスガンダム】

 1)ネオギリシア代表。優勝候補のNO.1。モビルチャリオッツ(古代の戦車)“ハーキュリー”を駆る。必殺技は『裁きの雷』。GFは4mの巨人、マーキロット。

 2)MTSも特注だと思われる(でも、規格は一緒のはず……)。

 3)顔がガンダムとガンダムファイターで同じという希有な例。

 4)その巨体から繰り出される圧倒的なパワーでランタオ島まで勝ち進んだが、ドモンに一蹴された挙げ句、DG細胞にまで冒されて、一度敗れたゴッドフィンガーに、再び敗れることとなった。

 5)ガンダムウイングやセラムン、エヴァなどで時々発売されるが、一度こいつの等身大ポスターを見てみたいものである。(いや、見たくないかも……)

 

【石破天驚】

 1)石破天驚拳の元ネタの四字熟語。

 2)『石が破れ、天が驚く』ほどに音楽が優れていること。転じて、文章や議論が周囲を驚かせるほど奇抜で、優れていること(例:「いたずらに奇をてらった詩を作ってみても、それは必ずしも石破天驚の傑作とは言えない」)。

 3)中国由来の四字熟語だが、日本で使って使えないことはないようである(日本の四字熟語の辞典に上記の類例と共に載ってた(^^;))。

 

【石破天驚拳】(39話)

 1)師匠が、ギアナでの修行中に、ついにこれだけは伝えられなかった流派東方不敗、最大奥義。ドモンがシュバルツに勝てないと見た師匠は、彼らの戦い前にこの技を伝授するため、わざわざドモンを呼び出した。

 2)師匠が使うと「驚」の字付きの巨大掌。ドモンが使うとキング・オブ・ハートの紋章が浮かび出る。

 3)ちなみに、あの手形の演出はおそらく映画「東方不敗」の最後の方のシーンで、東方不敗が使った技の演出が元ネタであろう(壁に手形がバーンと付いた)。

 

【石破ラブラブ天驚拳】

 1)Gガンダムのラストを飾った最強技。最初はスタッフ内での冗談で出た言葉だったが、語呂がいいから&今川監督が、最後にGガンダムが(ガンダムばかりでなく)Gガンダム自身をも越えたドッカ〜ン!としたインパクトを持たせたかったから、という理由でそれをそのまま使おうとしたところ、そのネーミングでスタッフ内がもめにもめて(“ラブラブ論争”という名称まで付いたとか(^^;))、結局アフレコ段階で、是非が決まらないままに試したら、偉いさんが笑ってOKを出したから通ったんだそうな。

 3)まぁ、あのネーミングが出てきた時は、爆笑するか、怒るしかなかったからねぇ(^^;)。(ちなみに、私は爆笑派)

 4)ちなみに名前の候補として『愛の花咲く天驚拳』というものもあったとか。

 5)「がんばれドモンくん」ではないが、流派、東方不敗の技かどうかは判断が難しいところである。

 6)師匠が見てたら、まず破門されるな(^^;)。

 

【セシル・ボルガー】(29話)

 1)ネオデンマークのGF、ハンスの妹。可憐で可愛く、しかも気丈という三点張りの女の子。サイがベタぼれになった。

 2)最初はサイの評価は『すっごく面白い子』だったが、サイがセシルとの対戦から逃げる理由がマーメイドへの同情ではなく、彼女と会えなくなる事であることを告げられて動揺した辺りから、次第に意識する様になった様である。

 3)別れ際にくちづけして、サイに優勝を誓わせた。4)最終回で、ちゃんと自分の写真をサイに渡してたようだが…一体どういう状況で撮られたんだろう、あの写真は?(いや、演出効果なのは分かるけど(^^;))

 

【全勝宣言】(25話)

 1)師匠の、優勝の暁には東西南北中央不敗宣言に対してドモンがした宣言。

 2)これが故に、ドモンは他のガンダムファイターやウォン首相から反感を買うのである。

 

【戦闘男児】(26話〜、武闘戯曲、round5)

 1)対ゼウス戦で流れた、ノリのいい広東語の歌。ちなみに、歌の中には『流派、東方不敗は…』の広東語版も交じっている。

 2)なお、ラウンド5の日本語版戦闘男児の東方問答、師匠のパートは、今川監督の声である。何でも、今川監督は声帯模写が趣味で、中でも秋元羊助氏のマネは、かなり上手いんだそうな(CDでは、笑い声以外は秋元羊助氏そのまんまだし)。

 3)他にも29話の“今川虫”の声を当てていたり、今川監督は結構出たがりである(^^;)。