１）ネオロシアチームの監督。当初は、冷酷非常な女王様と思われたが、回をこなすごとに情に熱くて義理堅い人に印象を変えていった。
　２）それでも、基本ラインが変わってないのが偉い所である。
　３）水浴姿や、チャイナドレス等、なぜか視聴者サービスが一番多かった《チボデーギャルズはいつもあの格好だったし》。
　４）決勝大会の対戦の前後から、アルゴといい雰囲気を醸し始め、デビルコロニーの危機では、自らの地位も捨て、「私も海賊にでもなるさ」と言い切り、最終回にはアルゴの頬にキスマークを残して、アルゴと一緒に飛び去っていった（結構、前途多難そう）。
　５）ちなみに、彼女とコロニー上層部との衝突はかなり前（ギアナ高地辺り）から存在したから、必ずしも愛の為に地位を捨てたって訳ではなさそうである。（政府の方針に嫌気がさし、まんざらでもなかったアルゴと一緒に去ってった……って辺りかな？）

　１）ミケロがドモンに『銀色の脚』を破られて新たに編み出した技。単なる花火って説もある。
　２）黄金の指に対する銀の脚みたく、爆熱の対極の技…って訳ではなさそうだが……（そ〜いや、爆熱の対局の技ってなかったな）銀色の脚を新たに発展させた、ハイパー銀色の脚スペシャルとはどちらが上位なのか、ネーミングではよく分からない所がある。
　３）何を発展させたかって、一番発展させたのは、そのネーミングセンスであろう。

　１）ネオオランダ代表。風車そのものに変形する機能を持つ。必殺技は、ネーデル・タイフーン。作中では出なかったが、風車を外して巨大手裏剣にする、という技も考えていたそうな。
　２）サバイバル・イレブンの間、ずっと母国の風車に紛れて生き延びたって噂は、当時さんざん言われた挙げ句、ついには公式設定となってしまった。
　３）また、ガンダム連合の中でもその特異なキャラクターは発揮され、今度はネオオランダコロニーにある全ての風車（４０機！）がネーデルガンダムってことになった。どうせなら、あのチューリップもガンダムになったら面白かったんだがなぁ。
　４）風車の化け物というと、ドン・キホーテを思い出すのは私だけ？（風車を怪物と間違えたドン・キホーテが、風車に立ち向かっていくシーンがあるの）。
　５）あまりの間抜けさ・不格好さにかえってカルトな人気を博し、ボンボンで連載されていた“がんばれドモンくん”では“がんばれネーデルガンダムくん”という４コマまで生み出され、ウイングネーデルガンダム、ドリルネーデルガンダム、ゴッドネーデルガンダムなどの様々な亜種や、チューリップスクリーマー、スーパーネーデルタイフーンターボダッシュなどの技が生み出された。

　１）ネオチャイナ総帥が泊まっていた、やたらと怪しげな建造物。建物の上に巨大な観音像が立ち、その周りを万里の長城を模した城壁が取り巻いていた

　１）文字通りネオチャイナの総帥。他国に比べてやたらと権威があり、サイたちからも敬われている。
　２）そーか。どっかで見覚えあると思ったら、混世魔王樊瑞に似てるんだ。
　３）『総帥』と『師』をかけてるんだろうけど……（漢字似ているし）何の『師』なんだろ？
　４）そういや、ネオジャパンの首相って出て来なかったな。（カラトが目指してる位だからいるはずだが）《小説版にはいるけど》
　５）Ｇロボの托塔天王・晃蓋は“創”師だから、どうやら今川監督お気に入りの造語のようである。

　１）病院に運び込まれたシュバルツの身体を見て、サイバネティックの権威であるミカムラ博士の意見を聞きに来た医師団。
　２）なんでも、レインばかりでなく、医師団も皆、シュバルツの覆面を被るというアイディアもあったそうな（さすがに、ドイツから抗議が来ると思って取り止めたそうだけど）。
　３）さすがはＧガンダム……。
　４）ただし、ネオドイツのクルーが皆あの覆面をしているというのは公式設定だとか。

　１）シュバルツの「どうしても迷いが断ち切れないのであれば、ドモンの戦いを正反対の立場から見てはどうだ？」の言葉でネオドイツのクルーになったレインの俗称。
　２）レインに「私はネオドイツの女……」という迷ゼリフを吐かせた（覆面をしただけで、変わる国籍って一体……）。
　３）当時同人では、ドモンがレインと分からずに「誰だあの女は！」と叫ぶというネタが多数あったが、あろうことか当の本編で“尺が足りていさえすればそうするつもりだった”という恐るべき事実が明らかになった（その後のレインに対するフォローが大変そう。……あ、だから尺の関係でなくなったのか(^^;)）。

　１）レインとアレンビーとサイ・サイシーの嫌いなもの。これに驚いてレインとアレンビーが抱き合った時の表情が面白かった。
　２）流石に自然と共に１０年過ごしてきただけあって、ドモンは気にしないようである。
　３）チャップマンのこと。

　１）伏線は引いていたものの、結局、没になった設定の一つ。本当は肉体のトレースばかりではなく、精神のトレースをも行なうゴッドガンダムの１システムでありまた憎きカッシュ家の一員であるドモンを用いた人体実験であって（だからミカムラ博士が持ってた）、戦えば戦う程、肉体が病んで精神が疲弊していくシステム……という設定だったらしい。
　２）けれども、それではゴッドガンダムが悪役になってしまうし、何より今川監督がミカムラ博士役の清川元夢さん（エヴァの冬月コウゾウのモデル兼声優）の人柄に牽かれて、彼を悪役にできなくなった結果、没になったんだそうな。
　→関連項目：【ゴッドガンダム】【ミカムラ博士】

　１）ネオスウェーデン代表。金色になびく放熱版に、リボン型のエアダクト。パフ・スリーブを模した肩に、極限まで細い腕など、これまでの各国ガンダムとは違った意味でイッちゃったデザインのガンダム。バーサーカーモードの受信機と、強制式の怒りの感情エネルギーシステム（バーサーカーシステム）を装備しているものと思われる。
　２）あろうことかカトキ氏のデザインであり、ご本人をして、アニメージュの一言欄に『近頃ガンダム道を踏み外しつつあるような…』と言わしめた。
　３）別名、セラムンガンダム。
　４）最初はもっと大人しいデザインだったらしいが、今川監督と、設定担当の河口氏が、ハイヒール履いて、髪付けて、セーラー服着せて……等と注文した結果、あ〜ゆ〜ガンダムになったそうな。
　５）ちなみに漫画版ではスーパーノーベルガンダムと名付けられた、まんま“スーパーセーラームーン”《セーラームーンＳＳで出てきた、セーラームーンのパワーアップバージョン》なデザインのノーベルが登場し、それを見てかどうかは知らないが、デザインの
カトキ氏が“（自分も）もっと切れたのがやりたかった”と言ったと言うすさまじい噂がある。
　６）なお、漫画版のときた先生のスーパーネーデルガンダムのデザイン画が、後二週間早くサンライズに行ってりゃ、本編の方で使われてたかも知れないそうな（……ちょっと見たかったかも(^^;)）。
　７）ところでこれ、ホルベイン博士とベルイマン少将の、どっちの趣味なんだろうか？（これを認めた政府も政府だが）
　８）ウォン首相に乗り逃げされて、ウォルターと化したこの機体を壊されてしまった為、アニメ版ではノーベルガンダムｍｋ．�U。コミック版に至っては、スーパーノーベルガンダムが登場し、ガンダム連合の先陣を切った。

　１）アンドリュー・グラハムの妻。土星の観測ステーションでグラハムと共に暮らしていたが、任期切れ直前に連合警察に追われたアルゴの宇宙船が突っ込んで開いた穴から吸い出されて宇宙の藻屑となった悲劇の人。
　２）ちなみにグラハムがアルゴを彼女の敵と思い込んでいたのは、グラハムが彼女を必死で助けようとしていたところ、手助けするためにアルゴが二人の間に着地した直後に、力つきたノーマが宇宙に吸い出されてしまったからである。