か 行

 

【カードダス】

 1)文字通り、Gガンのカードダス。浅草のバンダイ直営店でテスト販売された他はほとんど刷られなかったそうな(JAF−CONで買えたけど)。

 2)ちなみに、これまで発売された中で、Gガンダム関係のカードが入っているトレーディングカードは(知ってる限りでは)以下の6種類。

 3)カードはあんまりフォローしてませんので、このリストの不備を見つけた方はご報告いただけると有り難いです。

《SDガンダムヒストリーより》

 

【ガイア・クラッシャー】

 1)大地を破壊し己れの武器とする、アルゴがギアナの大地で会得した新必殺技。グラハムを遮蔽する壁を形成したり、ヘヴンズソードからの盾に使えたりと、なかなか便利な技である。

 2)後の整備が大変だろうなぁ。

 3)ガラ&ラセツVSドモン&アレンビーのタッグマッチはウォンの計略だったけど……ひょっとしてグラハムとのタッグマッチって、本気で他のリングの改修工事のためだったんだろうか?

 4)ちなみに、パワーこそ有るために普通の必殺技に見えるが、実はドモンとの対戦で使われていたように相手の自由を奪って決め技へと持ち込むための技であり、それ故にシャッフルの新必殺技の中では、一番タチの悪い技だったんだそうな。

 

【海外版】

 1)少なくとも、Gガンが修正なしで海外に出ることはあるまい(特に一部の国)。

 2)こーなったらネオジャパンも一緒にぶっ飛んだデザインにするしかないって気が……(まぁ、日本でアメリカ忍者は受け入れられてるんだから、笑ってすませられるのかも知れないけど)。

 3)ちなみに香港では、戦闘シーンがいけないのか、思想的な規制があるのか、18禁に指定されてしまったんだそうな。

 

【カウラー・ラムゼス】(10話)

 1)ネオエジプト代表、ファラオガンダム]V世のGF。話の冒頭で、いきなりダハールに殺された薄幸の人。

 2)でもまぁ、ファイター自身が画面に出られてる分だけ、テムジンやマンモスよりなんぼかマシである。出番の多いネーデルでさえファイターの外見は設定されてないってんだから、これ以上を望むのは贅沢ってもんだろう(ネオエジプトクルーのうち、誰が彼かは分からないけど(^^;))。

 3)番組開始から死ぬまでの時間の短さでは、キラルに暗殺された某国GFと同率首位かも。

 

【科学考証】

 1)Gガンダムの禁句、その一。

 2)“ガンダリウム合金”の一言で全てが片付けられるって説もある。

 

【科学者】

 1)この世の法則を論理的に分析し、解明する人のこと。

 2)自分で回転して空を飛んだり、影の中から出現したり、聖エルモの火をまとったり、あげくの果てに壁抜けをするような人のこと。

 3)でも、宇宙にバラの花束やボトルシップ、ゴングや日本列島が浮かんでる世界だから、これでいいのかも知れない。

 4)とか言ってたら、あれは母体シュバルツの素養だったらしい(つまらん)。

 5)ところでキョウジは、術を使う時に科学者としての葛藤はなかったんだろうか?

 

【火星】(9話)

 1)チャップマンが、今大会が終わった時にマノンと行こうと計画していた場所。何でも、地球より大分温暖で過ごしやすくなっているらしい。

 2)この他にグラハム関連で土星の名前が出てきたり、師匠が登場する前はまだまだ初代ガンダムを引きずっていたものと思われる。

 

【カッシング】(9話)

 1)マノンが遠隔操作で操る、ジョンブルGに似せたMS。

 2)でも、メインカメラはおろか、レーダーや赤外線モニターもイカれさせるような煙幕の中でこいつらはどうやってシャイニングの位置をつかんでたんだろうか?(^^;)

 3)……ひょっとして、心眼センサーでも積んでいたのだろうか?(Gの影忍ね)

 

【各国コロニー】

 1)ぶっ飛んだデザインが多い。

 2)やっぱりネオジャパンだけが随分おとなしいデザインになっているが……どうせなら、富士山ゲイシャ腹切りサムライとか、一富士二鷹三ナスビ位やって欲しかったような気も……。

☆☆☆『各国コロニー』☆☆☆

コロニー名

外見

ネオアメリカ 自由の女神砲+星条旗模様の帽子が乗った星型
ネオインド 双頭の亀の上に乗った四匹の象が支える平面世界
ネオエジプト ピラミッドとスフィンクス(後にガンダムと判明)がある砂漠
ネオオランダ 風車形態のネーデル×40と、巨大なチューリップの咲いた田園
ネオギリシャ コロシアムの中にパルテノン神殿神殿。
ネオジャパン 北海道が氷に覆われている日本列島。
ネオチャイナ リング状の万里の長城に囲まれた幽玄境。
ネオフランス バッキンガム宮殿が乗ったバラの花束
ネオポルトガル 反射鏡付きのボトルシップ。比較的、科学考証されている
ネオホンコン コロニーは持ってない(今大会の優勝で作ろうとしていた)
ネオメキシコ 帽子の部分がサボテンになってるソンブレロ
ネオロシア 登場せず。見たかったぞ
観測ステーション グラムハが土星の観測ステーションに勤務していた
コーナーポスト ビームリング発生機。ガンダムファイトのの監視衛星でもある
コロニーゴング 旧OP冒頭に鳴るリング。よく見ると、実はコロニー
コロニー大学 コロニー国家の教育機関か集中したコロニー
その他 山や、湖など遊楽専用のコロニー?師匠は偽物の世界と呼んでいた


【各国の秘密兵器】

 1)危ういバランスの上になりたつガンダムファイトが代替行為として成り立っているが、ともすれば一触即発で起こりかねない戦争に備えて、各コロニーが独自に準備した軍事用の強力な兵器のこと。

 2)うんうん。やはり外交というのは、にっこり握手しながら、後ろ手にナイフを持っている位でないとね(オイオイ)。

 3)作中で出たものとしては、ネオアメリカの自由の女神砲に、ネオエジプトのスフィンクスガンダム、ネオオランダのネーデルガンダム軍団や、ネオデンマーク母艦ホセフィーナ&ネーデルガンダム・プロトタイプ群体。 また最終話では出なかったが初登場時に垣間見られたように、マタドールガンダムが巨大な牛の頭に変形して巨大な胴体と合体。巨大な牛ガンダムの完全体になるという設定もあったんだそうな。

 

【各国モビルスーツ】

 1)モビルファイターとは違って大量生産の為、万人向けの機体である。

 2)武士、野武士、ゴージャスな星、ゴルビー等、怪しいネーミングが多い。

 

【カッシュ博士】(6、47〜49話)

 1)ドモンの父親にしてネオジャパンガンダム開発局の中心メンバー。キョウジと共に国家の極秘プロジェクトである究極のガンダム開発に打ち込んでいた。

 2)そのことが家庭より優先されていたのが、ドモンが家を出た大きな要因である(小説版では違うけど)。

 3)ついでに、ミカムラ博士の研究の欠点(シャイニングの感情エネルギーシステムでは、怒りのエネルギーでしか動かない)も容赦なく指摘した挙げ句、彼の嫉妬を募らせて、デビガン強奪事件をさせるきっかけを作った。

 4)こうして書いてるとなんか、デビガン強奪も、ドモンが師匠と対決しなければならなくなったのも、全てはこの人の責任っって気が……。

 5)いつの世も、自覚のないトラブル・メーカーってのはやっかいなものである。

 6)口封じの為、永久冷凍刑に処せられていたが、ミカムラ博士が自分の命と引き替えに、開放した。

 7)ところで、なんでこの人デビガンを地球再生の目的で作り始めたんだろうか?(10年前、家出したドモンを連れ戻した時に会ったことがあるはずだから、師匠の影響ってことも考えられるけど……)

 8)ほとんど番組が終わりかけてから、ようやくライゾウ・カッシュという本名が決定した。

 

【壁抜けの術】(34話)

 1)シュバルツがネオ香港庁舎にデビルガンダムがいる事を確認する為に忍び込んだ時の技。

 2)キョウジの科学者としてのプライドは……(^^;)。

 

【髪型】

 1)たいがいろくでもない……もとい、特徴的な髪型をしている(まぁ、キャラデザ協力が島本和彦だし(^^;))。

 2)そのため、コスプレーヤーが苦労するのである。

 3)その後、モデラー泣かせでもあることが明らかになった。

 4)ちなみに島本先生の勢いのある髪型は、一番最初に髪の毛から描くことによって生まれるようである。

 

【仮面ライダーX】

 1)いや、ゴッドへの搭乗シーンで顔のパーツがドモンの顔に張りついていくのが、仮面ライダーXの変身シーンに似てるな〜、と。

☆☆☆仮面ライダーXの変身シーン☆☆☆

“仮面ライダー大全集(講談社)”より

 

【ガラ・ガーラ】(33話)

 1)ネオマレーシア代表。スカルガンダムのGF。

 2)青い肌に爬虫類顔と、まさに人外なキャラクターだった。

 3)ラセツと二人で、「ごめんなさいと言わせてやる〜!」の迷言を生み出した。

 4)かなり後(番組終了後)に作られたセカンドネームなせいか、何だか思いっきりぞんざいなネーミングである《番組終了ごろのムックでは“ガラ”だけ(^^;)》。

 

【カラト委員長】

 1)ネオジャパン、ガンダムファイト委員長。ドモンを優勝させて、その手柄で首相となることを考えていた。

 2)優勝パレードの時、カッシュ博士の釈放をドモンに向かってニコニコしながら口にしていた辺り、結局この人、何も知らなかったようである。

 3)ドモンがデビルコロニー内に入り込んだ時も、真っ先に市民の心配をしたり、ひょっとしてGガン世界の政治家では一番の善人かも(野心もあるから、結構、現実味のあるキャラクターだし)。

 4)しかし、小説版では完全な悪役だったりもする。

 5)寝る時はネグリジェに頭にボンボンの付いた帽子を被り、枕元には熊のぬいぐるみが、そして、ベッドの脇には可愛らしいうさぎのスリッパが置いてあるという設定の辺り、一種ウォン首相と通ずるものがあるよ〜な……。

 

【カルロス・アンダルシア】(32話)

 1)ネオスペインはマタドールガンダムのGF。ガンダムとは違って、こちらは本物のマタドール(闘牛士)である。

 2)……が、出番は自分のガンダムよりも短かったという哀しい人。

 3)性格は闘牛士らしく紳士だが、それ故にミケロの謀略の誘いを断って重傷を負わされ、ガンダムファイトからリタイアした。

 4)ガンダム連合の中に顔を出していたから、何とか治ったらしい(グラハムは再起不能で出てなかったし)。

 5)でも、ど〜せならもうちょっとインパクトが欲しかったよなぁ……(予定では、マタドールガンダム完全版を出すつもりだったそうだから、つもりはあったんだろうけど)。

 6)ちなみにアンダルシアとは、スペイン南部イベリア半島最南端の地方の名称である。

 

【漢字】

 1)知りたがり屋のマニアに、何度も同じところを再生させる悪魔の言語体系。

 2)…が、言ってる言葉を聞き取れたところで、その漢字は一向に分からないという厳然たる事実が目の前に存在するのである。

 3)それはロボでも同じだったり(^^;)。

 

【ガンダム】

 1)GF開始以前はその装甲にガンダリウム号機を採用した一連の高機能MSに与えられていた名前であり、一般には常に正義と共にあった無敵のMSとして知られていた。

 2)その為、国家を代表するMSにガンダムの名が用いられたのである。

 3)ちなみにガンダムの名を冠する以上、飛行能力もないし、大気圏突入能力もないし、Gガンダムでもそんなことができるとは設定されていない。例え衛星機動にまで飛んでたって、あれはジャンプなんだそうである(だから新スーパーロボット大戦でも空は飛ばないし)。

 4)そうなると、今度は“飛行”という言葉の定義に問題が出てくるんだけど(^^;)(その理屈なら、どこまでも落ち続ける人工衛星だってジャンプな訳だし)。

 5)この名があるために、各種のアニメ/模型誌で様々な論争を巻きおこしたようだが、結局“GガンダムはGガンダムだ”ってことで、一応の解決を見たようである。

 6)で、Gガンダム世界のガンダムであるが、特定パイロットによる一対一の戦闘を想定して作られているため、ほぼ確実にファイターに合わせたカスタムメイドな作りになっている(特にマックスターやコブラ)。

 7)必ずしも人型である必要はないらしい(まぁ、あれやこれがガンダムって呼ばれてるんだし(^^;))。

 8)目が二つあって、アンテナがついた存在全ての呼称。だからシュバルツも、ネオドイツなレインも、みんなガンダムなのである。

 9)Hちなみに、漢字でガンダムを意味する「高達」はガンダム(正確には「カゥタッ」)と発音する、表音表記なんだそうな。

 

【ガンダムシュピーゲル】(16話〜)

 1)ネオドイツ代表。『鏡のガンダム』の意。

 2)どうやら初登場で見せた、周囲の背景と同化して隠密行動をする能力から来ているらしい(“鏡”に映ったキョウジの影って意味もあるだろうけど)。

 3)ヘルメット(サーレットと呼ばれる種類)や、SS将校のロングコート様のスカート辺りがドイツの出自を現している。

 4)ちなみにプラモの説明書にあるシュバルツのシルエットは、どー見たってキョウジである。

 5)アイアンネットを使い、畳み返しから変わり身までこなし、手裏剣(メッサーグランツ)を投げ、洞窟で縦横無尽に動き回り、挙げ句の果てに刀を翼に腕を回転させて空を飛ぶというとんでもない機体。実際、SFC版Gガンダムでは、一、二を争う使い勝手を誇っている。

 6)なお、随行クルーを必要としないのは、DG細胞の自己再生機能があるからだそうな。

 7)最後は末期のキョウジに近づく際、デビガンに撃たれて爆発・四散した。

 8)必殺技はシュトルム・ウント・ドランク。ドイツ語で「疾風怒涛」の意味である。

《1/100シュピーゲルの説明書》

 

【ガンダムゼブラ】(25、31話)

 1)ネオケニア代表。シマウマの皮を被った原住民姿のガンダムで、ファイターのコンタ・ン・ドゥール自身、シマウマの被りものを被っていた。

 2)ネオケニアの大自然で培われた天性の勘が売りもので、ジャベリンを如意棒のように伸ばすことができる。

 3)ガンダム連合に出撃した。

 

【ガンダムのスタートキー】(4、11話)

 1)電話の受話器(あるいはプラモのリモコン)みたいな形をした機械。セイットの回で、ガンダムの場所を探知する機能があることが判明した。

 2)おそらくは、ガンダムの遠隔操縦機かと思われる(指パッチンでガンダム召喚ができる理由は他に見当たらないし……)。

 3)ところで、ネオロシアでガンダムが見つからなかったってことは、ドモンはこれを持ち歩いていないんだろうか?

 5)ちなみに、シャイニングの腕の傷を直す時、レインがマニュピレーターと同時にこれを使ってガンダムの反応を見ていた。

 6)また、マリアルイゼが仕掛けたトイレの電子ロックを解除する時にも使っていたが……ひょっとして、クルーが常備するものなんだろうか?

 

【ガンダムファイター】

 1)ガンダムファイトのルールの下、国家の運命を背負った戦士。これに選ばれることは個人としての最大限の名誉を手に入れる事をも意味し、同時にエリート街道の人生をも約束されたことになる。

 2)しかし、あんなGFたちに国家の運命を委ねて安心していられる国民の神経が分からない(特に一部の国色豊かな方々)。

 3)でも、代理戦争ってのは戦争を起こすハメにまで持ち込んだ為政者本人が戦うから意味があるんであって、それをGFにやらせていたら、単に人的被害が少ないというだけで、代理戦争というシステムの利点を完全には活かしていないような……(優勝して支配権を手に入れてやっても、GF本人は英雄扱いだけだし)。いや、軍事政権を奨励してるわけじゃないんだけど。

 4)あんまり関係ないけど、R・A・ハイライン(『宇宙の戦士』)と田中芳樹って、対局の考えのような気がするのは私だけ?《為政者への絶対信頼と、政治不信から来る個人主義》

 

【ガンダムファイト】(1話〜)

 1)コロニー同士の全面戦争を避けるため、FC6年に軍事研究家のデューサー教授が提唱した戦いの方式。四年に一度、地球をリングにモビルファイターと呼ばれる巨大人型(……)機動兵器がお互いに一対一で戦い合い、最後まで勝ち抜いたMFの属するコロニー国家が次のファイトまでの間、コロニー国家連合の主導権を握るという、言わば代理戦争の一種。

 2)そのシステム成立には、シャッフルの暗躍があったとか、2年前に地球−コロニー間の戦争(カオス戦争)を終えたばかりで戦いに膿んでいた民衆と、戦いの痛手の癒えていなかった国家から広く受け入れらたとか、様々な説はあるが、何はともあれ提案の2年後、早速第一回GFが開催されるに至ったんだそうな。

 3)なお、提唱前から既に『正義の機動兵器』としての印象が強かった『ガンダム』の名を代理戦争に名付けた時点で、高性能MS同士が正々堂々とルールに則って戦うという姿が暗黙の了解で位置づけられた。

 4)その後、システム崩壊の危機は常につきまとったものの、GF自体は毎回続けられていたが、銃を主体とするチャップマンが無敗で3連続の優勝を果たしてしまったため、各国ガンダムの武装は兵器に偏重。その結果、FC52年に開催されるはずだった12回大会は国家間のバランスを取るため、4年後のFC56に延期された(で、シャッフルの代表として師匠が参加・優勝したために、兵器ではなく格闘主体に戻った)。

 5)……などと色々設定はあるが、制作側の事情では“不吉な数字だから13回大会にしよう”“切りがいいからFC60年にしよう”……という竹を割ったように明快な事情が先にあって、上記の説明は後から出来たんだそうな(^^;)。

 6)『所詮我々人類は、戦わずはいられぬ生き物』と認めて、戦争をあくまで必要悪と認識した上で、それ以上の戦争行為が起こらないように作り出されたルールのある戦争……ってところなんでしょうが……こう書くと、ますます封神演義に近いような(^^;))。

 7)なお、基本的にコロニーの人間が決めたシステムであり、ブッド・キャリアーを中心とする半径5キロ地点が超一級危険地帯に指定されていたり、実際にGFで孤児になった人間がいる(1話)ことから分かるように、地球側の事情を全く考慮していないシステムと言えよう(そのために疲弊していった地球を見て、師匠はガンダムファイトに絶望したんだろうし)。《地球がリングだ!》

 8)ちなみに機械的なシステムとしては、『ガンダムファイト!』『レディ・ゴー!』の掛け声でファイティングシグナルから軌道上のリング(監視カメラ兼用?)へと信号が送られ、監視体制の上で公式にガンダム・ファイトが始まるようである。

 

【ガンダムファイト国際条約7ヵ条】

・第1条………頭部を破壊された者は失格となる。
・第2条………相手のコックピットを攻撃してはならない。
・第3条………破壊されたのが頭部以外であれば、何度でも修復し決勝リーグを目指すことが出来る。
・第4条………ガンダムファイターは己のガンダムを守りぬかなくてはならない。
・第5条………一対一の闘いが原則である。
・第6条………国家の代表であるガンダムファイターはその威信と名誉を汚してはならない。
・第7条………地球がリングだ!

・第1条補足…試合上の過失によるガンダムファイターの殺傷は認められる。
・第7条補足…ガンダムファイトによって地球上の建築物を破壊しても罪に問われることはない。

 1)ガンダムファイトの公式ルール。決勝大会などで、前の優勝国が独自のルールを定めることは許されているようである(でも、第2条に抵触しかねないウォン首相のルールはやり過ぎの声もあったんだそうな)。

 2)破った時の罰則はないんだろうか?(シャッフルの制裁はあるかも知れないけど、基本的にあの人達は、裏で暗躍するのが基本のはずだし)

 3)ネーデルガンダムは、このルールの穴をうまくかいくぐって決勝大会に出場した(隠れちゃいけないとは書いていないし)。……もっとも、経験値不足という落とし穴があったけど(^^;)。

 4)頭がどれ位破損したら失格になるのかとか、頭が二つ以上ある場合どうなるのかとか、色々ルールの穴はある。

 5)ちなみにシャイニングからゴッドの乗り換えは“頭部を破壊されてなけりゃ何をしても良い”という解釈らしい(決勝大会からはウォンのルール下にあるので、頭部を破壊されても可となる)。……いや、多分にカラト委員長のゴリ押しがあったって噂もあったような気がするけど。

 

【ガンダムファイト13’ハンドブック】(27話)

 1)ホイの友人が持っていた冊子。

 2)ここに載っている能力値は基本的に、プラモや大百科に書いてあるが、総合評価という数値が載っているのはこれだけである。

《本の画像》

【ガンダムファイトデータファイル】(20話)

 1)ガンダムファイトの全データが記されているカード型のフロッピーのこと。ローズの戦闘風景が動画で記録されていた。

 2)動画が大量に入っていることからして、MOかDVDかな?

 

【ガンダムヘヴンズソード】(24、32話)

 1)ネロスガンダムがDG細胞を受けて変身した、デビルガンダム四天王の1体。漢名は天剣絶刀で、両の翼で竜巻を巻きおこすヘヴンズ・トルネードに、それに炎を乗せて巻き込んだウインド・フレア、巨大な爪のヘヴンズ・クローに、再生可能な羽根を使ったベヴンズダートがある。

 2)ゴッドフィンガーを躱し、またそのエネルギーを吸収しさえしたが、サイとアルゴの決死の攻撃にあえなく相打ちにされた。

 

【ガンダムヘッド】(21話〜)

 1)ギアナ高地を取り囲んだ巨大なガンダムの頭。大気圏ぎりぎりまで防衛可能である。

 2)口から火炎放射器が出て来たり、牙が生えてたり、デアアーミー(デスバット)が先に付いた触手を伸ばしてきたりする種類がある。

 

【ガンダムマグナート】(20話)

 1)バーサーカーと化したジョルジュに首をもがれて敗北したガンダム。可哀相なことにジョルジュのデータファイル中にしか出てこない。

 2)それでもキラルの戦歴の中にしか出てこないマンモスやタントラよりましだと思うぞ。

 

【ガンダムマックスター】

 1)ネオアメリカ代表のガンダム。重装甲と軽快なフットワークが売り。

 2)ボクシングとアメフトと、カウボーイをごったまぜにしたとんでもないガンダム。最初はテンガロンハットも被っていたそうな(それじゃ、テキサス・マック)。

 3)これと同じ理屈で行くと、ネオジャパンのガンダムは相撲取りと侍と忍者がごったまぜたガンダムになるぞ。

 4)ギアナ高地では『豪熱、マシンガンパンチ』を会得した。

 5)最初はアメフトで、変身すると筋肉もりもりのボクサーに変身するというイメージだったんだそうな。

 6)なお、ギガンティックマグナムはマガジンをスライドして、残りの弾数を見ていたが……エネルギー弾で、どうしてわざわざマガジンをスライドさせる必要があるんだろうか?(外から見えるようにすりゃいいものを……)

 

【ガンダム連合】

 1)デビルガンダムとの地球の存亡をかけた戦いに勝利するため、今まで世界の覇権を争っていたガンダムたちが一つとなって団結し、生まれた集団。正式名称は世界ガンダム連合。

 2)確認できているところでは、ノーベル、マンダラ、マタドール、アシュラ、バイキング、アラクノ、スカル、ゼブラ、マーメイド、同プロトタイプ、スフィンクス、ネーデルGmk.2〜40、カッパ、ウイング、デスサイズ?、ジム、Gロボ?、ガンダム試作1〜3号機、フルバーニアン、ガンキャノン、ファーストガンダム、MK-2、Z、ZZ、ν、F91V、V2、V−dash、リ・ガズィ、ダイターン3、ダンバイン、イデオン、ザンボット3などがいる。

 2)なおファイターは、アレンビー、キラル、ハンス、コンタ、カルロス、エリック、ラセツ、ガラらが確認されている。

 3)この面子からすると、結局グラハムは本気で二度と戦えない身になってたらしい(チコもいないか)。

 4)でも、リタイアしたカルロスが復活してたり、決勝大会に出られなかったアラクノガンダムが出てきてたり、出てくるガンダムを見てると面白いものがある。

 5)とりあえずランタオ島の3バカ(マーキロット、シジーマ、ロマリオ)や、四天王は置いとくとして、セイット辺り出てきても良さそうな気がするんだが……(事態がややこしくなるだけって説もあるが)

 6)ちなみに、無数のサンライズメカたちは現場のスタッフさんたちが直接書き込まれたものであり、何がどれだけ出ていたかは当時のスタッフさん自身も判らないそうな(^^;)。

 

【ガンダムローズ】

 1)ネオフランス代表。鋭い剣さばきと、遠隔操作のビーム兵器、ローゼスビットを武器とする。必殺技は、ローゼス・スクリーマー。

 2)横から見るとすごく間抜けな頭部は、ナポレオンがモデルらしい(特に帽子の辺り)。

 3)ジョルジュ曰く「何度見ても美しい」そうだが、ちょっとセンスが歪んでるような……(特に横顔)。

 4)パイロットが外にいながらシャイニングの居合いを見切り、ビットを打ち込むことができる辺り、ガンダムの遠隔操作システムがかなり発達しているようである(演出にしか使えないような場所に凝るあたり、さすがフランス……)

 5)ガンダムの肩に乗って飛行し、何のショックもなしに着地できる辺りは、イナーシャル・キャンセラー(あるいは重力制御装置)がかなり発展しているものと思われる)。

 【関連図書】

機動武闘伝Gガンダム1〜3 漫画版。4コマ漫画も掲載 講談社
がんばれ!ドモンくんGパーティー ↑に並行連載されていた4コマの単行本化 講談社
Gガン外伝 翔龍伝説 サイが主人公の外伝。内容は……(--;) 講談社
Gガン外伝 ガンダムファイト7th あの方々(?)が主人公のGF7での戦い 講談社
Gガンダム超百科 全編カラー。基本的に年少向け 講談社
ガンダムファイトハンドブック 最初のムック。大判のため、情報が豊富 メディアワークス
完全収録ガンダムファイト B-CLUBの再編集版。MS・KOH掲載 メディアワークス
機動武闘伝Gガンダム大図鑑 科学考証・メカ設定が充実 メディアワークス
機動武闘伝Gガンダム1〜2 絵本。小さい 永岡書店
Gガンダム大百科 各国ガンタムの能力値が詳しい ケイブンシャ
テクニカルマニュアル奥義大全 マニアックな情報多数。 徳間書店
     〃   2最終奥義 上同。師匠とドモンの出会いが掲載 徳間書店
Gファイト! 1〜2 Gガンアンソロジー集。 ラポート
Gガンダム バトルメモリー 最後の小辞典と、年代表が穴場! ラボート
小説版 Gガンダム 1〜3 アニメとは全く雰囲気が異なる 角川スニーカー
ガンダム神話Z 島本和彦の原画掲載!Gガン発足の事情 ダイヤモンド社
映画東方不敗/風雲再起パンフ 今川監督のコメントあり 松竹富士
ガンダムファイトTHE 3D ガンプラ主体の本。 ホビージャパン
Gウォーズ4ファイティングG 今川監督全面監修の模型ムック。 大日本絵画
ガンダムファイトソースブック ムック。 AM94'8月号
さらば師匠!東方先生追討特集 監督と秋元氏のインタビューあり AM95'4月号
今川泰宏を極める!! 今川監督ご自身の特集。作品リスト付き AM95'7月号
ガンダムファイト メモリアル ムック。 メディア95'4月
15年目の機動戦士 屈指のGガン特集。監督インタビューあり MG95'5月
Gガン設定資料 NTおなじみ設定資料 NT94'7/95'2
ポスター(絵柄3つ) CD/SCDのジャケットと同じ絵柄 メディア94'11月
アニメテレカアイロンプリント Gガンテレカ作成可能。絵柄は2種 メディア94'11月
Gガンバトルシール シャッフル/各国クルーのシール メディア94'11月
人気キャラワンダフルシール ビデオ7巻のテレカサイズのシール メディア95'4月
シャイニングガンダムポスター カトキ氏画のリアル版SGのポスター NT94'9月号
スキーポスター ポスター中では珠玉の出来。逢坂氏画。 NT95'3月号
ONLY!MY GUNDAM NTの読者公募ガンダム発表。 NT?月号
モビルファイター大決戦! オレガンコンテスト発表 HJ95'1/2月号
ニューヨークタイムズ デビルチボデーが地下鉄で読んでた新聞 ネオアメリカ
GF13’ハンドブック 作中でチャンの友人が持ってた小冊子。 ネオホンコン
新香港日報 同じく作中でアルコ敗北が載ってた新聞 ネオホンコン

☆☆☆図表『関連図書』☆☆☆

 

【ギアナ高地】(18話〜24話)

 1)ドモンと師匠の修業の地。南米の北部にある。

 2)修業不足を諭されたドモンはこの母なる大地で修業に励み始め、そこにシュバルツに呼び込まれたシャッフルたちがやって来て、ドモンの修業の相手をさせられた(少なくとも、チボデーはそのはず)。

 3)ところで、師匠までやって来たのは何故なんだろ?(ドモンを追ってきたか、たまたま落ちついた先が馴染みのギアナだったかだと思うんだけど……)

 

【帰山笑紅塵】(45話)

 1)ドモンとの決戦で使われた、『十二王方牌』とセットにして使われた技。実は『十二王方牌』で放ったチビマスターを呼び戻すだけの技である(わざわざ大層な名前を付けたのは、語呂/リズムの問題だとか)。

 2)名前の元ネタは、“帰山”は単に“帰れ”という意味。“笑紅塵”は香港映画『風雲再起』(『東方不敗』の続編)の主題歌、『笑紅塵』に由来してるんだそうな。

 3)ちなみに紅塵とは“争いや戦い”のことであり、それを“笑”ってるんだから、結構皮肉な意味の歌である。

 

【機動闘士Gガンダム】

 1)Gガンダムの仮決定の名前。

 2)ちなみに、雑誌などに載りながら使われなかった名で、キョウジ・カッシュがダンテ・カッシュ。レイン・ミカムラがスィギング・レイン。サイ・サイシーがサイサイ・シー。アルゴ・ガルスキーがゴリオ・ゴーガン。シャイニングガンダムがライジングガンダム。バーニング・パンチがアポロン・パンチ/パトリオット・パンチ。ローゼス・ビットがローゼン・ビット。シュバリエ・サーベルがヌーベル・サーベル。ファントマが、アッシュ・ザ・アッシュ/ガン・マグナ等の名前があったそうな。

 

【機動武闘伝Gガンダム】

 1)今川監督が監督した、ガンダム生誕十五周年記念作品。十五周年記念作品ということでこれまでの集大成を作るかと思いきや、意表を突いて登場したのは、全く新しいガンダムだった。

 2)当初はリアル路線のガンダムが企画されていたそうだが、Vガンダムがふるわなかった為に、放映三ヶ月前(^^;)になって急遽、企画変更。

 “前作のイメージに捕らわれずに自分の世界観が打ち出せる人物を”ということでGロボや味っ子の前例のあった今川監督に白羽の矢が立ち、また当時はバブル崩壊直後だったため、“不景気だから、明るいガンダムを!”ということで宇宙世紀(初代ガンダムの世界)じゃなくなったとか、“ガンダムしか売れないなら、みんなガンダムにしてしまえばいい!”ということで、1話完結で毎回ガンダム同士が戦わせるよう決まったとか、“ガンダムでアイアンリーガーを!”ということで、アイアンリーガーに協力していた島本和彦先生を引っ張りだしてきたとか、色々制作側の事情があって生まれてきた、ガンダム自身の改革を狙った、かなりバクチ的な企画だったようである《この辺の詳細は、ダイアモンド社“ガンダム神話Z”に詳しい》。

 3)ちなみに路線としては、当時受け線だった“対戦格闘ゲーム”と“ドラゴンボールZ”を狙っていたそうである。

 4)ハロがいなくて、『目が二つあって角が』ないガンダムがいて、主人公が必殺技の名を叫んで、ミノフスキー粒子がないガンダム。

 5)ガンダリウム合金と、コロニー対地球の図式だけはあったようである。

 

【キョウイチ・カッシュ】(武闘戯曲)

 1)武闘戯曲で噂に上った、キョウジの双子の兄。

 2)ってことはキョウジも日本語名になる訳だが……どういう漢字になるんだろ?

 3)ドモンがキョウゾウ・カッシュでない理由も謎である(カッシュ博士の本名はライゾウ・カッシュなのに……)。

 

【キョウジ・カッシュ】(6、16、23話)

 1)言わずと知れた覆面の黒兄貴。父、カッシュ博士と究極のガンダムの開発に当っていたが、ウルベたちにそのガンダムを強奪されそうになったため、緊急処置でガンダムと共に地球へ逃亡。その際、キョウジの母親を殺された怒りが読み込まれ、また、大気圏突入の時にプログラムが狂ってしまったため、デビガンと化した究極のガンダムに取り込まれて、生体ユニットとさせられていた。

 2)それからしばらくは、かろうじて意識が残っており、たまたま出会ったマスターに事情を話したところ、“なんとかしてあげるから”と言われて連絡用のバイパスを作ってやりはしたが、マスターはデビガンを人類粛正のために使おうとしていることを知り、たまたまデビガンにやられていた転がっていたネオドイツのファイターを母体にアンドロイドシュバルツを作成。彼に後を託して、ついに力つきてしまったんだそうな。

 3)ちなみにキョウジはデビルガンダム事件のことや自分がドモンの兄であることは話さなかったために、師匠は12話でドモンから事情を聞くまで、事件のことを知らなかったんだそうな《ご都合主義だけど、そこは物語(^^;)》。

 4)結局、シュバルツとなった自分の助けで、ギアナで一度はデビガンを倒させることができたものの、ウォンの企みでデビガンが回収され、再び生体ユニットとしての自分を、シュバルツである自分と共に今度は本当に倒させることが出来た(ややこしい主語(^^;))。

 5)なお、新宿やギアナで見かけられた邪悪な顔のキョウジはホログラムだったらしい。

 6)不動明(デビルマン)ではない。

 

【葵花宝典】(映画『笑倣江湖』『東方不敗』)

 1)本家、東方不敗の力の源。彼はこの巻き物の秘法によって無敵の力を手に入れた。

 2)ちなみにその秘法とは(あろうことか)局部を切り落とす事である。

 3)サイの技の系譜、宝華教典の元ネタである。

 4)ちなみに、この巻き物に載っている技の大系は「葵花大法」と呼ぶらしい。

 

【キラル・メキレル】(28話)

 1)ネオネパール所属の盲目の殺し屋ガンダムファイター。彼との対決が決まった者は皆、事前に暗殺された為“死神”の異名が付いた。武器は仕込み尺杖。

 2)以前はれっきとした正統派のガンダムファイターだったが、第11回大会で少しの油断の為に光を失ってしまい、その為ガンダムファイトを恨んでいたが、ドモンとの戦いで自らの恨みが筋違いのものであると悟され、これまで殺した人達の供養の旅に出た。

 3)ちなみに彼が殺したファイター達を決勝大会出場22機の中に入れるとおかしなことになるため、後発のムックでは決勝大会出場機は26機と改正された。

 4)ガンダム連合中に登場し、おいしいところをもっていったが……その理由として、彼だとアレンビーとくっつく心配がないからだとか(ハンス辺りだったら絶対その手の噂が出てただろうし)、声がピカード艦長(スタトレTNG)を当てた麦人さんだったからとか、色々噂が流れている。

 5)ちなみに、声のキャスティングに麦人さんを選んだのは、Gロボのような監督の趣味ではなく、全くの偶然だったそうな(二回目の目立ち具合は監督の趣味のような気がするけど(^^;))。

 

【キング・オブ・ハート(4711)】

 1)シャッフル同盟のリーダーが有する称号。数字は合計すると13、即ちキングとなる。

 2)番組放送中、さんざん噂になっていたMFキング・オブ・ハート(シャッフル・ハート)は、完全収録ガンダムファイトで、そのおさげの付いたハートマーク姿を披露した。

 3)ちなみに、ネーミングの元ネタはジュヌビィエーヴ・ビジョルド出演の『KING OF HARTS(邦題:幻の市街戦)』から。

 4)らぶらぶ天驚拳で、怪しげな王様が紋章から姿を現してからは、あれが初代キング・オブ・ハートだとか、歴代キング・オブ・ハートの残留思念だとか、再び様々な噂が流れている。

 5)一度、ブラック・ジョーカーで紋章の具現化を見たいような気が……。

 

【キング・オブ・ハート手袋】

 1)アニメイトから出たGガングッズ。

 2)出たかと思うとすぐに売り切れてしまってたんで、多くの者が手に入れ損ねたものの、人気があったらしく、放映終了後、半年以上たった夏にまた再販された。

 

【キング・オブ・ハートの紋章】

 1)45話で師匠の拳に紋章が浮かび上がるのを見ても分かる通り、称号を受け継いでも紋章は消えるわけではなく、二人が同時にキング・オブ・ハートであっても何の支障もないんだそうな(あの時点まで本当に受け継いだ訳でもなかったみたいだけど)。

 2)ちなみに、師匠の拳に紋章が光る演出はこのシーンの為に取っておいたとか。。

 

【銀の足】(1、32、34話)

 1)ミケロの足技。1話なので、シャイニング・フィンガー(黄金の指)の対極となる技としてつけられたネーミングかと思われる(ダークネスフィンガーも対極だけど)。

 2)DG細胞に冒されていた34話は、同じ技でもビルを一撃で叩き切った。

 

【クイーン・ザ・スペード(1713)】

 1)シャッフルの紋章の一つ。旧シャッフルでは、ターバンを巻いたトルコ人が持っていた。

 2)現在はチボデーが継承。

 

【グッズ】

 1)とりあえず、知っている物のみです。

☆☆☆☆☆表・グッズ☆☆☆☆☆☆☆

ラミネートカード6種 

KofH手袋 

プラスチック定規 

消しゴム(2種) 

紋章ステッカー 

ガチャポン各種 

SD(ガチャポン)

SFC版Gガン(格闘)

ラミケース 

クラッチペンケース 

下敷き(2種)

カセットレーベル 

カードケース 

プラモ各種  

カードダス

新/第2次SR大戦G

KofH財布 

テレカ(2+3種) 

シャーペン

ステンレス製しおり

タペストリー 

カレージキット 

カイト(凧)

SDガンダムジェネレーション

KofHキーホルダー

ポスター(2+α) 

鉛筆

カンペン(TV) 

食玩(2種)  

MFシリーズ 

キルト(Gガン柄の布)

ガンダム戦記(ビデオ)

 

【クラブ・エース(0001)】

 1)シャッフル同盟の一員である、謎の修業僧。ナマステのボーズがあるそうだから、インドの出身らしい。必殺技は竜牙炎舞拳。

 2)紋章はサイ・サイシーが受け継いだ。

 

【クーロンガンダム】(12話〜14話)

 1)師匠が第12回ガンダムファイトを勝ち抜いた時の優勝機。武装はほとんどなく、飽くまで武術での戦いを基本としてGFを勝ち抜いたため、チャップマンの影響で兵器主体に偏りかけたガンダムファイトを、ファイターの腕に頼るものへと変更させた。

 2)というと、やっぱり素手で他のガンダムを倒すぐらいのことはしたんだろうか?

 3)DG細胞を受けてマスターガンダムに変形したが、唯一ビームクロスだけは、そのまま残っていた(他の四天王は全く別物なのに《特にジョンブル》)。

 4)ちなみにクーロン(九龍)とは、香港の地名であり、デザインのモデルは、香港映画「水滸伝」の林沖の甲冑だそうな(見てたら、実際、林沖が時々クーロンガンダムに見える時がある)。

 

【グランドガンダム】(24、33、43話)

 1)ジョンブルガンダムがDG細胞を受けて変化した、地上戦を得意とするDG四天王の一体。漢名は獅王争覇。何故か、銃口から手が出てくる。

 2)でもそれよりもっと納得できない点は、変形時に重さが16.1tも増加することであろう(物理法則って一体……)。

 3)……とか言ってたら、グランドマスターガンダムが見せたエネルギーの物質化(おおっ、相対性理論!)を利用しているんだそうな。

 4)しかし、いくらチャップマンがDG細胞を移植され生き返ったところで、チャップマンの特技は精密射撃で、グランドの強さにはつながらんような気がするんだが……。

 

【グランドマスターガンダム】

 1)ウルベ少佐の操る、デビルコロニー無敵の動力炉。何が無敵かって、動力炉自身をガンダムと化したその発想であろう。

 2)頭部がマスターGの上半身。胴体がグランドで、爪と翼はヘヴンズソード。そして尻尾にはウォルターガンダムがついているという四天王の集合体。

 3)ウォルターとヘヴンズソードの名前はなんでないんだろ?(語呂が悪そうだけど)

 4)なお、こいつは、既存の四天王を核にして構成したのではなく、同じDNA(?)データを使用した100%DG細胞製である(この時点で、四天王は全て滅んでたはずだし)。

 5)シャッフル同盟拳で一度倒されはしたものの、すでにデビガンが最終形態に達していたおかげで、エネルギー源はレインの感情へと移っており、再び再生してシャッフルたちと戦闘を繰り返していた。

 6)ちなみに、ウォンを核にしていたんだそうな(いつの間に拾ってきたんだろ?)。

 

【グレート・ウォン】

 1)デビルガンダムを破壊され、やけになって自らDG細胞に冒されたウォンの姿。

 2)眼鏡がDG細胞製。コートは悪魔の羽根のようになっている。

 3)ドモン&風雲再起に「人の恋路を邪魔する奴はあ馬に蹴られて地獄へ落ちろぉ!」の台詞で首を飛ばされ、完全に死亡した。

 

【玄武か朱雀か麒麟(仮)】(30話)

 1)バトル兄貴2でアレンビーとの15人目の対戦者が使っていたキャラクター。ブラ○カそっくりの外見を有する。

 2)色からすると、多分玄武……かな?。

 

【熊のぬいぐるみ】(36話)

 1)ウォンの寝室にあったぬいぐるみ。ちなみに本編では出なかったが、設定画の方ではカラト委員長の枕元にも類似品があったようである。

 2)ちなみにウォンの方は内面の幼児性の表現として。カラトの方は、ミスマッチを狙ってのようだが……どっちが“まだ”ましなんだろ?

 

【恵雲、瑞山】(3話〜)

 1)ネオチャイナの随行クルーにして、少林寺の老師。サイのお目付け役でもあり、育ての親でもある二人組。いつも一緒にいて、片方ずつで行動したのは、真・流星胡蝶剣の回ぐらいである。

 2)レインに刃物を突きつけてドモンにサイを止めに行かせたり、アルゴをサイにけしかけたりと、色々策を弄するが、結構穴だらけである(でも、サイのトリック好きはこの辺から来たのかも……)。

 3)ちなみに太っている方が恵雲、痩せている方が瑞山で、恵雲はのんきで楽観的、瑞山は悲観的で懐疑的らしい。

 4)シャッフルの随行クルーの中でプロフィールがないのは、彼らとチボデー・ギャルズのみである。しかも、チボデーギャルズの年齢はしっかり設定されているため、クルーじゃ一番ぞんざいな扱いかも(笑)。「瑞山!」「恵雲!」『困ったのぉ。よよよよよ』

 

【月刊ガンダムファイト】

 1)B−CLUBに載っていた、Gガンダム関連の読者コーナーの名前。情報といい絵的資料といい、雑誌の資料としては一番質が上であった(今も時々、復活してるけど)。

 2)一番最初の(番組放映前の)記事では、ドモンが東洋の餓狼、サイが少林寺マスター、チボデーがマグナム弾の拳闘士、ジョルジュが狂乱の貴公子、アルゴが凍土魔神(笑)と紹介されていたが、言いえて妙である。

 3)ちなみに記事のほとんど(読者欄除く)はムック『完全収録ガンダムファイト』として出版されており、絵的資料の豊富さはムック中随一。

 

【月刊機動武闘高達神情報 王者之風】

 1)番組放映当時、後半ごろになって突発的に始まった、アニメージュ中のGガンコーナー。最初は1頁の記事だったが、付録として新聞大の大きさになったり、東方先生追討特集したり、最後には座談会までしたりで、担当の人がハマっていった様子が伺えた。

 

【決勝大会総当り戦】

 1)サバイバル・イレブンを勝ち残り、制限時間内に決勝会場にたどりついたガンダムだけが参加できる戦い。リーグ戦終了時に“戦闘可能”だったガンダムの内で、上位10体(+シード選手のマスター)のみが、決勝バトルロイヤルに出られる。

 2)ちなみに、アレンビーやシュバルツは、おそらく勝ち星では十分バトルロイヤルに出られる数を上げていたと思われるものの、リーグ戦終了時に戦闘可能な状態ではなかった(行方不明&重傷)ので繰り上げが行われたものと思われる。

 

【決勝三ヵ条】

一つ、決勝大会においては機体の交換、および修理、改造が何度でも認められる。
二つ、勝利の為にはコックピットを狙うのもよし。手段は問わず。
三つ、このルールの下に最終バトルロイヤルを勝ち抜いた最後の一体に、ガンダム・ザ・ガンダムの栄誉が与えられる。

 1)ウォン首相が決勝大会開幕の際に宣言した、決勝大会におけるガンダムファイトのルール。

 2)2つ目など、もろにGF国際条約に抵触しているものがあり、ガンダムファイト実行委員中で論議を醸し出していたが、結局、クレームはつかなかった。

 3)ちなみに、このような自由なルールが制定できるのは決勝大会のみで、サバイバル・イレブンの間にはガンダムファイト国際条約を厳守しなければならないそうな。

 

【言語体系】

 1)異国人同士で平気に話をしていたくせに、ドモンがフランス語を書けなかったり、パスポートやチボデーギャルズらの手紙が英語だったり、写真の裏の文字がカタカナだったりしていたけど……共通語が一つあって、あとは自国語……って感じなんだろうか?。

 

【コアランダー】

 1)ガンダムファイターの移動手段として使われている、浮遊式の小型ビークル。変形して背中に装着される、ガンダムのバックパックおよび戦闘データバンクでもあり、さらに緊急脱出装置としても使われる、いわばGガンダムのコアファイター(どうやってコックピットに移動してるのかは知らないけど)。

 2)プログラム次第で、エネルギーをガンダムに流用して立ち上げることが(ドモンにも(^^;))可能らしい。

 3)これを装備していないガンダムも多数あるが、ランダーそのものは大会規定ではなく、脱出装置やデータバンクの保護機能がついてればいいとか。

 4)あんまり必然性はなさそうなマシーンだが、やっぱり“ガンダム”ってことで、登場したみたいである(まぁ、実際に主人公の移動用マシンってのは必要だろうし)。

 5)ちなみに実際に作中で使用されたランダーは、シャイニングにマックスター、ゴッド位のものである。

 

【五火七“令羽”旗】←漢字が出ない(泣)

 1)サイが、対ボルト戦で使った、グラビトンハンマーを利用して、敵の体をくくりつけてしまう技。フェイロンフラッグの反動を利用して、ハンマーの力向きをを変えていた。

 2)要は旗包みである(今川監督、プロゴルファー猿の演出してたらしいし)。

 3)封神演義に“五火七禽扇”って宝貝があるから、その辺が名前の由来だと思うんだけど……(ちなみに“五火”とは、空中火、石中火、木中火、三昧火、人間火のこと。“令羽”ってのは鳥の羽根、あるいは清代に功績のあった者に与えられた冠の飾りの羽根の意)

 

【小型の脳波通信機】(24話)

 1)ガンダム同士のラブシーンという世にも珍しいものを成立させた、ミカムラ博士の試作品。頭で考えた事をどんな遠距離にでも送れる。

 2)レインにドモンの心の中を覗いてしまい、レインがドモンに謝るという珍しい状況を作り出した。

 3)しかし…、何故ガンダムのアンテナの形なんだ?

 4)なお、本当だったら最終回、レインの告白にも使われる予定だったそうな。(デビルコロニー内で、ちゃんと手に握ってるし)

 5)尺の関係で結局なくなったそうだが、下手に道具に頼るより、こっちの方で良かった気がする。

 

『ご時勢だからな/だもんにー/ですからね』

 1)初期に、やたらと口に出されていたフレーズ。

 2)視聴者には前後の風俗が分からないわけだから、ガンダムファイトが特別な/一種の無法地帯にあるってことを言いたかったのかな?

 

【国家反逆罪】(5〜7、20、36話)

 1)ガンダムファイターに対する切札。脅しばかりではなく、幽閉されて行方不明になったり、逃亡したりして決勝大会に参加できなかったファイターはこの罪に問われるらしい。

 2)カッシュ博士はこの罪で永久冷凍刑に処せられていたし、ミラボーもこの罪状で1000年の懲役を受けていた。

 3)ジョルジュに対する警告にも使われていたが、特にプライドの高い者に効く言葉のようである(ドモンには効きそうもないし)。

 

【国旗】

 1)現在の国の国旗に星のようなマークが入っているが、既存の国旗そのままで、何かを加えたい、ということでスタートレックより借用した『N』を二つ重ねたものを使用しているんだそうな。

《国旗》

【ゴッドガンダム】(24話〜)

 1)ネオジャパン代表の新型機。通常状態でもシャイニングのスーパーモードを上回るというとんでもない機体。ゴッド・スラッシュを装備し、感情エネルギーシステムをさらに発展させ、搭乗者の『気』をエネルギー化させる、爆熱ゴッドフィンガーの破壊力は測り知れない。なお、シャイニングガンダムの戦闘データを受け継いでいる。

 2)ますます日本らしさがなくなった(格好はいいんだが…)。

 3)ちなみに、ゴッドは昆虫のような外骨格。シャイニングは甲冑をデザインコンセプトに持たせていたんだそうな。

 4)初期段階では“ゴッドガンダムは感情エネルギーシステムの反作用で、戦えば戦うほど精神が病んで命が削られていく”という設定であったが(要は科学忍法火の鳥)、ゴッドが悪魔のロボットに見えてしまうことと、声の清川元夢氏の人格に触れて、ミカムラ博士を悪役にできなくなってしまったことから、結局その設定は消えてしまったんだそうな。

5)ちなみにその清川 元夢氏だが、↑のようなエピソードばかりでなく、ナディア(ガーゴイル役)で印象深かったために、エヴァで冬月コウゾウのモデルにされたという逸話があるなど、相当印象的な人物のようである。

 

 【ゴッドスラッシュ・タイフーン】

 1)ドモンがローゼス・ハリケーンを破るために編み出した技。ゴッドスラッシュを構えたゴッドガンダムが大回転して、ビットと同じく回転させたゴッドスラッシュのエネルギーで、内側から全てのビットを弾き飛ばした。

 2)よく考えたら、超級覇王電影弾という回転エネルギーを主体とした持ち技があるんだから、すぐに出来たってなんの不思議もない技である(あのまま真上に飛んでったらヤだけど(^^;))。

 

【ゴッドフィールド】

 1)ゴッドが、ハイパーモードに変化する時に展開するフィールド。

 2)やっぱり、自前の間抜け時空発生装置である。

 3)ボ◎カレー……というのは禁句である。

 

☆☆ボンカレー☆☆

 

【コドモン】

 1)修業時代のドモンの呼称。

 2)ちなみに、新宿編での焚火を囲んだ回想シーンのコドモンは12歳である(道服に身を包んだ、石破天驚拳の回想時のコドモンは年齢不明)。

 3)幼い(焚き火の)ドモンの頬に傷があって、それより歳が上の(道服の)ドモンに傷がないのは、単なる作画ミスらしい。

 4)なお、ドモンのハチマキは(焚火のコドモンから道のコドモンまでの間に)師匠から貰ったものだそうな。《現に、キラルの眼鏡を叩き割ったのは、武器として使ったドモンのハチマキだし》

 

【コブラガンダム】

 1)ネオインド代表。腕が付いたコブラの姿をしており、巨大な壷から自ら笛を吹きながら現われた。

 2)ペットのコブラも一緒に乗り込んでいる為に非常に変則的な動きが可能であり、さらに下半身をコブラに任せ、ファイター自身は上半身に乗り込んで、蛇部分を分離させて人型になる事も可能である(どうやって移動するのかは聞かぬが華(^^;))。

 3)さすがに、コブラにMTSを装着させるシーンはなかったが……あのコブラのトレーシング・スーツ装着シーンがあったら間がもたんだろ〜な〜《胴が長いから》。

 4)ランタオ島まで駒を進めたものの、デビルゼウスにやられてリタイアした。

 

【コミックボンボン】

 1)ときた先生の描く漫画版Gガンダム+4コマ「がんばれドモンくん」が載っていた、少年向けの月刊マンガ雑誌。

 2)決勝大会出場22機が一番早く載っていたり、ノーベルの能力値の円グラフや、ときた先生の今川監督インタビュー(ちなみに監督は高名なスタトレの制服姿(^^;))など、漫画以外でも結構情報の穴場であった(ちなみに、デスバーディーの名が最初に載ったのもボンボン)。

 3)増刊号で四回にわたって、GF7thを連載していた。

 

【コロニー格闘技】

 1)ドモンの冠頭詞である『コロニー格闘技の覇者』の語源。なんでも、本当に各コロニーの格闘家たちが争う試合だったらしい。

 2)まぁ初期のドモンだったら、弾丸を手でつかめるほどの無敵状態だったから優勝も納得できるかも(吹き矢でやられたり、すぐに気絶させられたり、話数が進むに連れて弱くなっていったけど(^^;)(笑))

 

【コンタ・ン・ドゥール】

 1)ネオケニア代表、ゼブラGのGF。

 2)最終話間際のガンダム連合の中に姿を現すことになって、初めてデザインされたキャラ。結局、外見の設定されてない決勝出場のガンダムファイターは、ネーデルガンダムのルドガー・バーホーベンだけとなってしまった。

 3)あのファイティング・スーツは、ぜーったいに着たくないスーツの筆頭であろう(ジョルジュのハイレグが目じゃないスーツって一体)。

 4)ところで、MTSは体のみで頭部は覆わないはずなんだが……って事は普段からあのしまうまの被りものをつけているってことなんだろうか?

 5)外見のデザインが最後まで決まっていなかったと言うばかりでなく、出番がある度に担当の声優さんが変わるという終始ないがしろな扱いに終わってしまった不遇のキャラでもある(まぁ、役回りないからなぁ……)。