は 行

 

【バーサーカー・システム】(30、38話〜)

 1)ホルベイン少将の命令で、ベルイマン博士が開発したシステム。あらかじめ刷り込んだ周波の特殊催眠電波を発することによって被験者の潜在戦闘能力を120%引き出す事ができるが、バーサークしたファイターはスタッフでも制御が難しく、中には暴走して精神崩壊する者も出たことがあったそうな。

 2)また精神崩壊せずとも、あまりに動きすぎるために、ちょっとの間起動させただでも体力を大きく消費し、また冷静な判断が出来ないために、自ら敵の銃口に食い付いて身をさらすような真似をして、裏目に出てしまった面もあった。

 3)要するに、強制的な怒りのスーパーモードみたいなもんである(いつでも起動できる分、こっちの方針の方が考え方としては正しいような気もするけど)。

 4)MFの脳波を読み取って、機体を制御するのがMTSな訳だから、逆にMTSで脳波自体を制御することは、確かに可能であろうと思われる。

 5)ってことは、今大会でサンプルは多数得られたはずだから、GF14では明鏡止水システムみたいなものが出てくるのかも《泥沼って説もあるが》。

 

【バードマン】(5話)

 1)ネオロシアの強制収容所に捕まってた、ドモンと同室(同牢?)の男。元ガンダムファイターであり、演出上彼をネオロシアのスパイと思わせるためか、はたまた声が青野武なせいか、やたらと目立っていた。(声は絵コンテの時点で青野さんって決めてたらしいし)

 2)あきらめたような様子でドモンに色々と諭していたが、戦いになると嬉しそうにファイトを解説する辺り、やっぱり性根はGFである。

 3)ところで、作中では牢の中にチェス盤を持ち込んどったが……そんなに立場が良かったんだろうか?

 4)ちなみに、バードマンは元々ネオブリテンのGFであり、若い頃ネオイングランドのチャップマンとマノンを取り合っていて、紆余曲折の結果、4年の一度のGFで勝った方がマノンを手に入れられるという取り決めがされていた。ところが12回大会の時、当然出てくると思ってたチャップマンが出場してないのを知って、落胆していたところをネオロシアにとっ捕まったらしいという裏設定があったんだそうな。

 5)って事は、バードマンも9回大会以来のベテランGFってことだよなぁ。

 6)また、彼の「ここ(地球)にいる限り奴と同じ囚われの身ってことさ」って台詞からすると、コロニー出身らしい(地球育ちだったらそんな台詞は出ないはずだし)

 7)ところで、バードマンがネオブリテン出身だそうだが、チャップマンのGF9〜11の優勝機は、ブリテンガンダム。これは一体……(本島と北部アイルランドで分かれたとしても、ブリテンは本島の名前のはずだし……)。

 

【パイロット】

 1)Gガン世界の機械は、原則的に人が乗っていないと動かせないし、自動操縦機も動かないものらしい(車のキーと同じ理屈だそうな)。

 2)だから、いくらウォンが外からデビガン操作していようと、師匠が新宿でデビルアーミーを操っていようと、キョウジやゾンビ兵が乗り込んでいない限り、機体は動かせなかったそうな(マスターやウォンは、そのパイロット達をキー兼命令仲介役の生体コンピューターとして用いていた)。

 3)じゃあ、初登場時のローズやボルト、ネロスは一体……(みんな、GFが外にいてガンダム動かしてた)。

 4)誰かが登録していなければダメってことかな?

 

【爆熱、ゴッドスラッシュ】(28、36話)

 1)ゴッドの装備の一つ。

 2)予告では修業の末に…とか言っていたが、いきなり海から出てきて以前の修業を思い出させてまた海に沈むのが修業と呼べるんだろうか?

 3)第二次スーパーロボット大戦の、ゴッドガンダムの装備。シャイニングフィンガー・ソードの発展した武器の為か、ゴッドフィンガーより威力が強かった。

 

『爆発!』(12、35話)

 1)“超級覇王電影弾”“酔舞再現江湖・デッドリーウェイブ”などで、師匠が技のとどめに口走る言葉。

 2)何故、言った瞬間に爆発するのかは、永遠の謎。類似品として、ドモンの『ヒィィィィィト・エンドォ!!』等がある。

 3)「お前は既に死んでいる」みたいなものだろうか?

 4)ちなみに新スーパーロボット大戦では、オリジナル主人公のリュウセイまでもが『爆砕!』と、似たようなことを口走っていた。

 

【バトラー・ベンスンマム】(20、47話)

 1)レイモンドの乗る、旧式教習用MS。ハンドル操作のくせに、時々、どう見たってトレースしているとしか思えない動きをする。

 2)宇宙での活動も可能で、カッシュ博士の冷凍装置をゴルビー2内に回収した

 

【バトル兄貴U】(30話)

 1)簡易MTSを使用した、超人気の体感ゲーム。ガッチャマンみたいなヘルメットで脳波を測定し、プレイヤーが装備したプロテクターで体各部の動きを割り出して再現していた。

 2)さすがに、痛みまではトレースしなかったようである(当たった感触くらいはあるみたいだけど)。

 3)豊かな感情を持ち、しかもプレイヤーのみでなくゲーム機の外の話すらも聞きつけ、また時には自らプレイヤーの募集すらしてしまう、とんでもなく優秀なAIディーラーが付いていた。

 4)立体映像で、とは言わないから、どっかからこんなディーラー付きの格闘ゲームが出て欲しいもんである(Gガンダムのだと、なお良いが)。

 5)このディーラー、個人的にサブキャラの中では一番好き(勿論、師匠は除く)。

 6)ハメ技があるらしい。

 7)ドモンとアレンビーの対戦をトレースしきれなくて爆発した。

 8)ネーミングからして、やっぱり超兄貴の格闘版なんだろうか?

 

【最終バトルロイヤル】

 1)決勝総当たり戦を勝ち抜いたガンダム十機のみが出場できる試合。試合方法は至って簡単で、ビームロープが張られたランタオ島をリングとして、戦って、戦って、戦いぬいて、最後の一体となるまで戦いぬき、ガンダム・ザ・ガンダムを決する。

 2)ちなみにバトルロイヤル出場機は、ゴッド、ドラゴン、ローズ、マックスター、ボルトのシャッフルたちに、悪役トリオのゼウス、コブラ、ジェスター、それにDG細胞で強さを誇るネロスにジョンブルと、シード選手であり、前回優勝者でもあるマスターガンダムが出場した。

 3)なお、勝ち星こそ足りていたと思われるものの、シュピーゲルはシュバルツが重傷。ノーベルはアレンビー行方不明につき、決勝3箇条の一つ『このルールの下に最終バトルロイヤルを“勝ち抜いた”……』に抵触して、決戦メンバーには選ばれなかったものと思われる。

 

【バニー・ビキンズ】(2話〜)

 1)チボデー・ギャルズの中の一人で、おっちょこちょいの眼鏡っ子。

 2)ネオメキシコでは、思いっきり派手な(しかも浮いた)服装で、尾行をしていた大馬鹿者。隠れてる時に悲鳴をあげて見つかったり、ただでさえスピードが出ているのに、さらにスピードを上げろとチボデーに言ってみたり、やたらドジな所が目立った。

 3)まぁ、そのおかげでチボデー・ギャルズの中で一番目立ってたんだから、いいんじゃないかって気もするが。

 4)なお、何かと出番が多いのは、今川監督が趣味で作ったキャラだからだそうな(克・亜樹氏の手による漫画版のエスカフローネの方も企画初期で監督が関わっていたために、眼鏡っ子になってたし)。

 

【バリア発生装置】(33話)

 1)ファイトから見物者を守る為の決勝大会会場を覆っているバリアの発生装置。ミケロは、この装置の一部を切ってバリアを外し、マリアルイゼらを人質にとってジョルジュを脅迫しようとした。

 2)ネオフランスの(GFを決める)予選大会では存在せず、それがために、流れ弾が観客席に飛び込んでしまうという“マルセイユの悲劇”を引き起こした(それって立派な人災……)。

 3)そーいや、ネオフランス絡みの事件って、バリア絡みばっかりのような……。

 4)ランタオ島のは特に厳重に張られており、突破しようとしたシュバルツの言によると、バリアーは発生装置の外と中の二重に張られており、陸(地中)空・海の全てに渡って張られていたとか。

 5)↑は、やっぱり、空から挑んで、地から潜って、全部試した上での台詞だったんだろうなぁ(^^;)。

 6)ちなみに、バリアー破りの際には、ガンダム同士のパワーを干渉させあって、バリアーと似たエネルギー準位のピンポイントバリアーを作りだし、バリアーを引き寄せることで穴を開けていた(磁石の回りに砂鉄を巻いた磁場に、別の磁石を近づけて磁場を変形させる/山を一つ作って等高線の形を変えるようなもの)。

 

【パロディ】

 1)作品の形式の一種。他人の作品をマネて、自らの作品に取り入れる形式、あるいはその作品そのものの名称で、日本の狂歌や替え歌もその一例である。

 2)一世を風靡したGガンダムだけあって、その影響は数知れず、“るろ○に剣心”で「しょせん剣客とは、頑固で不器用な生き物。やはり、剣と剣でしか分かり合えぬものか」という台詞があったり、スクウェアの『ロマンシングSa・Ga3』でシナリオの中心人物とも言うべき東洋の少年が『東方不敗』という名の大剣を初期装備で持っていたり、カプコンの成長型格闘アーケードゲーム『ウォーザード』で、まんまシュバルツとしか思えないキャラが登場していたりする。

 3)何でも、美少女ゲーム界にもその波紋は広がっていたそうな(^^;)。

 4)ただし、Gガンダム自身のパロディは、本編がとんでもなくぶっ飛んでいたために、なかなか難しいようである。風雲再起のファイティング・スーツ装着シーンや、ネーデルガンダム×40などを越えるネタはそうそう出てこないし)。

 

【ハンじいさん】(26話〜)

 1)ドモンの泊まっているジャンクの爺さん。ホイとミンの実の祖父で、船を操ることにかけてはネオ香港一。ドモンにホウロウ虫の助言を与えた。

 2)初登場から数回は、悲しいことに名無しのゴンベだった。

 3)今川監督名物、やたらと意味ありげな老人の一人。

 

【バンク】

 1)アニメ用語で、一度使ったアニメーションを使い回しすること。もしくはそのシーンそのものの名称。新生シャッフルや、アレンビー、風雲再起などのファイティングスーツ装着シーンや、ガンダムの召喚・搭乗。東方問答に、各種必殺技などのシーンがある。

 2)個人的にはサイの装着シーンが好き。

 3)スーツのカラーリングの仕方は、いまだを持って謎である(特に胸の日の丸や星やリボン)

 4)しかし毎週バンクのあるガンダムって自体、結構とんでもないよーな気が…。(これに始まった事じゃないけど)

 

【ハンス・ボルガー】(29、48〜49話)

 1)ネオデンマークのガンダムファイターにして、セシルの兄。

 2)果てしなくコドモンに似ている。

 3)GFなのに話中では一度も名が語られなかったという哀しい人。結局、彼には「マーメイドのGF」と「セシルの兄」以外の(本人としての)存在意義はなかったらしい。

 4)ガンダム連合の中ですら、名前を呼ばれなかった事実が止めをさしている。

 5)最後には、とうとうセシルとサイとの愛のキューピッドに成り下がったようである(あのタイミングじゃ、ハンスがセシルの写真を渡したとしか思えないし)

 6)なんでも、(ネーデルガンダムと一緒で)サバイバル・イレブンの間は太平洋で魚と一緒に過ごして生き延びたんだそうな(セシルはどうしてたんだろ?)。

 

【必殺技】

 1)本編/ゲーム/漫画などで使われた、ガンダムやキャラクターの必殺技/特殊技能のリストです。

シャイニングガンダム シャイニングフィンガー
シャイニングフィンガー・ソード
シャイニングフィンガー・シュート (漫画版)
ゴッドガンダム 爆熱、ゴッドスラッシュ
爆熱、ゴッドフィンガー (ロマリオ《生身》ほか)
分身殺法、ゴッドシャドー
必殺、ゴッドスラッシュ・タイフーン
ゴッドフィールド・ダッシュ
バーニング・ゴッドバスター (漫画版)
ゴッド+ノーベル 爆熱、Wゴッドフィンガー
ドモン・カッシュ 爆熱、ゴッドフィンガー 石破天驚拳
フルパワ〜!石破天驚拳
爆熱ゴッドフィンガー石破 ラブラブ天驚拳
ドモンパーンチ! (武闘戯曲)
密室内でのガンダム召喚 (武闘戯曲)
石破天驚拳、フラッシュ・スピア (未使用)
ライジングガンダム 必殺必中、ライジングアロー
ガンダムマックスター サイクロンパンチ
バーニングパンチ
豪熱、マシンガンパンチ
シャッフルパンチ (漫画版)
サイ・サイシー 宝華教典、十絶陣
宝華教典、五火七“令羽”旗
疾れ!宝貝(パオペイ)
無影脚
真・流星胡蝶剣
シャッフルフラッグ (漫画版)
瑞山 瑞山ビーム
恵雲 恵雲レーザー
ガンダムローズ ローゼス・スクリーマー
ローゼス・ハリケーン
シャッフルサーベル (漫画版)
ボルトガンダム 炸裂、ガイア・クラッシャー
シャッフルハンマー (漫画版)
ゴッド+ボルト+ドラゴン トリプル・ガイアクラッシャー
シュバルツ・ブルーダー アンテナ投げ、木に潜む、人間ヘリ、壁抜け、影化、像化、聖エルモの火、再生、転移。
ガンダムシュピーゲル シュトルム・ウント・ドランク
シュトゥルム・エクスプロズィーオン (漫画版)
マスターガンダム ダークネスフィンガー
マスター・アジア 東方不敗は八卦の陣
超級覇王、電影弾(ドモン)
流派東方不敗十二王方牌 大車併
                      & 帰山笑紅塵
聖なる爆弾 (武闘戯曲)
醉舞・再現江湖、デッドリーウェイブ 『爆発!』
流派東方不敗、超級覇王聴演舞 (B-CLUB)
王家・索命陰靈拳 (B-CLUB)
劍覇千王気炎弾 (B-CLUB/SRW・G)
流派東方不敗最終奥義 石破天驚拳 (ドモン)
ドモン+ マスター 超級覇王、電影弾
ミケロ・チャリオット 銀色の脚
虹色の脚
ハイパー・銀色の脚スペシャル
ゼウスガンダム 裁きの雷
ネーデルガンダム ネーデル・タイフーン
スーパー・ネーデルタイフーン・ターボダッシュ (がんばれドモンくん)
チューリップ・スクリーマー(がんばれドモンくん)
マタドールガンダム レッド・フラッグ・カモン デスシャドウ
マンダラガンダム 炎獄烈風
キラル殺法、地獄曼陀羅
キラル殺法、曼陀羅円陣『南無阿弥陀仏』
ジェスターガンダム トップアタック
ロマリオ・モニーニ 物マネ、変装、ハッキング、爆熱・ゴッドフィンガー
アシュラガンダム 超絶紅蓮
スカルガンダム 火炎金剛龍
ノーベルガンダム ノーベル・フラフープ
クレッセント・フープ・ショット (漫画版)
ノーベル・ヒーリング・ゴージャス・ハートエイク (漫画版)
ブラック・ジョーカー スカイハイ・Gドロップ (漫画版)
チェーン・ドライブ
クラブ・エース 竜牙炎舞拳 (漫画版)
スパイラル・ブロー (漫画版)
クイーン・ザ・スペード ハイパー・スパイラル・ブロウ
ジャック・イン・ダイヤ フリージング・アロー
乾+巽+坤(コンシー) ジェット・ストリーム・クラッシュ
旧シャッフル同盟 合体技 エクストラ・ヒーリンク・フォーメーション (漫画版)
新シャッフル同盟 合体技 爆熱石破天驚拳シャッフルアタック (漫画版)
   〃 爆熱、シャッフル同盟拳

注:※印は漫画版のみの、☆はムックで師匠が口走っていた技です。

 

【白虎】(30話)

 1)バトル兄貴2でアレンビーの使っていたキャラ。ケイ(新ダーティー・ペアの方ね)が髪を伸ばしたような外見をしている。

 

【ファイティング・シグナル】

 1)むね〜に、かが〜やく、マークは流星♪……じゃなくて、シャイニングの胸に輝く透明なパーツのこと。他はマックスターやドラゴン、デビルにライジングぐらいのガンダムにしか存在しない(後ろ二つは、シャイニングと同系統だし)。

 2)試合(GF)開始の合図を監視衛生に送るシグナルのはず……なんだが、結構ない機体が多い。ランダーと同じく、その機能さえ備えていれば、特に義務付けられてないものなのかも。

 

【ファイティング・スーツ】

 1)ナノマシンの浮いた膜を体に密着させて形成される、GFの動きを測定するためのスーツ。測定された動きは、各部に取り付けられたアンテナから、ガンダムに伝えられ、トレースされる。

 2)また、物に触っている感覚や、痛み、ダメージなども忠実に再現するが、これはMTSの基本制御システムに組み込まれているため、取り外すことが出来ないようになっている。

 3)というのも、ガンダムファイトの理念である、『戦争行為の否定』を実現するには、戦っている者自らが、愛機の痛みを感じなければならないという考え方のせいなのだが……為政者自身が戦ってない以上、結構中途半端な概念のよ〜な気が……。

 4)だからって、為政者自身が戦うようにすると、今度は軍事政権になりかねないから、困ったもんである。

 5)ちなみに、師匠やコブラガンダムのコブラを見ても分かる通り、このスーツを着なくてもをトレースすることは可能である。

 6)どうやって模様や足のアンテナを付けているかは、永遠の謎。

 7)どこかのアメコミ(X−MEN?)あたりの恥ずかしい全身タイツがモチーフらしい。

 

【ファラオガンダムW世】(10話)

 1)自ら起こした砂嵐の中、包帯に包まれて現われたネオエジプトの第四回GF用ガンダム。第四回大会でサイの祖父と戦ったが、首を落とされて敗北した。

 2)後にDG細胞によって復活、ミイラ化してサイに襲いかかったが、結局デビルガンダムの初の手がかりを掴んで、喜び勇んだドモンの(文字通り)手で、で倒された。

 3)どこからあんな巨大な包帯を……。

 

【ファラオガンダム]V世】(10話)

 1)ネオエジプトの今大会の代表機。

 2)登場したかと思うとすぐに破壊された挙げ句、W世の再生のためのエサとなった。

 

【ファントマ】(6話他)

 1)ネオジャパンの重機動MA。通常のコックピット方式の他に、遠隔操作システムや、簡単な思考制御システムまで搭載されていた。

 2)デビガン逃亡時にウルベ少佐が使用・撃退され、またドモンの適性試験として、デビガンに見せかけた時も、シャイニングのスーパーモードに壊されるなどと、どうやらファンと間は、カッシュ家の人間に壊される運命にあるらしい。

 3)名前の候補として、アッシュ・ザ・アッシュ、やガン・マグナなどの名前があったらしい。

 

【風雲再起】(旧OP、6、12、24〜25、39、46、47、49話)

 1)師匠の愛馬、あるいはそのMFの名称。MFはマスターGの台座(ペデスタルモード)に(納得のいかない)変形が可能である。

 2)よもや、本気で風雲再起のスーツ装着シーンを出そうとは……。

 3)どこにいるとも知れぬドモンを捜し出し、手も使わずにボートのモーターを始動させ、有無を言わさぬ行動でドモンを手際よく誘導するという、かなりの智恵者ぶりを見せつけていた。

 4)あろうことか、流派、東方不敗の一番弟子であり、またマスター・アジアのサポート・クルーでもあったらしい(Gガンって……(^^;))。

 5)馬の寿命って、もっと短いと思ったけど……(^^;)(10年前に既に師匠の愛馬だったはずだし)。

 6)名前の元ネタは、香港映画『東方不敗』の続編、『風雲再起』から。

 

【飛竜】(3話)

 1)ネオチャイナの山賊、黒竜団のボス。獅子舞を使った武道の達人である。チャーハンが好き。

 2)サイとは別々に落ちてきたドラゴンガンダムを見つけて、自分のものとして使っていたが、ドモンをダシに使って山塞に潜入して来たサイに奪い返されてしまった。

 3)なお、サイの祖父、サイ・フェイロンとは何の関係もないそうな。

 

【フェイロンガンダム】(10話)

 1)少林寺先々代の大僧正、サイ・フェイロンの乗機。第四回GFの優勝機でもある。

 2)肩に竜を乗せ、人民服の帽子のように額に星まで付いている。武器はちょっと変わったデザインの直刀に、辮髪刀。何でも、ドラゴンGのラフデザインの一つを流用したんだそうな。

 

【覆面】

 1)サンライズ名物。

 2)被るだけで、正体が分からなくなり、時には国籍すらも変えてしまうもの。

 3)分かりにくい場合でも、声優さんの名で正体がばれるてしまうが、今川監督は、Gロボで『マスクを被っても髪型が浮き出ている』という大間抜けな(でも分かりやすい)演出方法で正体をばらしたことがある。

 

【藤山寛美】

 1)今川監督の原点の一つ。松竹新喜劇の座長(故人)で、「笑わせて笑わせて、最後に泣かせる」タイプの芝居を作ってたそうな。

 2)師匠の死のシーンは、後から思えば、竹書房より発売のビデオ、『藤山寛美・特選「十怪笑」』7巻の『大坂ぎらい物語』から影響を受けているとか。

 3)しかし……十怪笑って、ひょっとして十傑集の元ネタなんじゃ……。

 

【ブッド・キャリアー】(1話〜)

 1)ネオジャパンの、ガンダム降下用のカプセル。大気圏突入/離脱能力を持ち、MFの移動・修理・待機などの機能を持つ。また、小説版ではキャンプとしても使用可能なことが明らかになった。

 2)また、あらゆる外部環境からMFを守り、その待機場所は、海中、崖の中、自由の女神像の中など、場所を選ばない(少しは選んだ方がいいような気も……)。

 3)初期にはバドと呼ばれていた。

 4)小説版でも書かれていたが、一応、人が乗り込めるらしい(上のとんがった部分に)。

 5)ラフレシア(笑)。

 6)ゴルビー2が出てくるまでシャッフルたちが傍観していたことから、決勝以前に壊れていたか、ホンコンまで持ってきていなかったようである(1話ではみんなキャリアーで降下してたみたいだし)。

 

【プラモの解説書】

 1)とんでもなく情報が早い。

 2)その為、買ってしまったことを後悔する場合も多かったりする。(ボンボンの一月〜二月先の号を買ってしまったような感覚と言えば、当時見ていた人には分かるかも)

 3)1/100シャイニングなどその筆頭で、9月頃発売にも関わらず、キョウジのデビガン強奪事件の真相が書かれていた。

 4)んで、買ってからしばらくは、読むんじゃなかった、と大いに後悔したものである(実話)。

 5)結局、まだ『マスターの真意』という謎が残っていると自分を納得させたものの……あの時のショックは大きかったぞ。

 6)という訳で、プラモの解説書にはもっと配慮を希望したいです(願)。

《↑1/100シャイニングの説明書より抜粋。……番組がギアナ高地の佳境の頃、こんな先の先の秘密を読まされて興を削ぐ思いをしたものである(読んでる途中に、推理小説の犯人を聞かされるようなもんだし)》

 

【分身殺法、ゴッドシャドウ】(35話)

 1)ドモンが、マシンガンパンチに対抗して編み出した技。アレンビーにつき合ってもらった修行中に、彼女の「一度にあんな数、一人では無理よ」という台詞で“思いついた”(“編み出した”とはとてもとても……(^^;))。

 2)パンチを受け止めてる時間からすると、残像の分身とは思えんのだが……一体どういう理屈なんだか。

 3)ちなみに、「お前が一度に十発のパンチを打つならば、俺は十体のガンダムになって受けとめる!」の台詞は、明らかに日本神話のイザナギとイザナミのくだりのもじりである。

 

【ベルイマン博士】(30話〜)

 1)ネオスウェーデンガンダムチーム医療スタッフにして、バーサーカーモードの開発者。ウォンに、アレンビーの脳波を操る周波数を尋問されていたことからして、脳外科あたりが専門のようである。

 2)ベルイマン少将と比べると、大分アレンビーに同情的だった。

 3)アレンビーの脳波を操る周波数を聞き出すためにウォンに誘拐されたが、ガンダム連合を送り出したネオスウェーデン宇宙基地にいたことからして、どうやら救い出されたらしい。

 4)名前は同名の画材メーカーから。ヌーベル(こちらも画材メーカーの名前)という名前の候補もあったようである。

 

【変な味の飲み物】(33話)

 1)アレンビーがドモンたちと一緒に、屋台で買った飲み物。

 2)アレンビーには変な味で、ホイやミンにはおいしかったらしい。

 3)日本で言えば、デパートなんかのファーストフードの集まりで売ってるような感じのもので、ジュースというにはちょっと違った飲み物らしい。

 4)ちなみに、これは香港に行った時、今川監督が薬臭くておいしい、と思った飲み物が、南プロデューサーには「こりゃ飲めん!」と言われたことから出来たシーンだそうな。

 5)ドクターペッパーの好き嫌いみたいなものらしい(私ゃ、駄菓子屋のジュースみたいで好きだけど)。

 

【ホイットニー卿】(33話)

 1)ネオスウェーデンのホルベイン少将に勝るとも劣らぬ陰険顔の、ネオイングランドガンダムファイト委員会メンバー。ウォと手を組み、チャップマンを棄権させようとするウィリアム卿を謀殺した。

 2)本人がバリア発生装置の破壊工作に出向く辺り、ネオイングランドはよっぽど人員に欠けているらしい(ネオアメリカもそうだったが)。

 3)まぁ、手下を出してわざわざ黒幕が誰かを説明する手間をかける必要はないってのは分かるけど。

 

【宝花教典、十絶陣】(10話、サントラ2)

 1)サイが対ダハール戦で用いた技。フェイロン・フラッグで相手を取り囲み、そこにドラゴンファイヤーで火をつけて、炎の柱に包み込むという荒技。ファラオのボディすらも、一瞬の内に燃え尽きた。

 2)元ネタは封神演義(邦訳は講談社文庫や、光栄から発売)に出てくる截教(道教の一派)有数の符陣。『天陣』『地裂陣』『風吼陣』『寒氷陣』『金光陣』『血陣』『烈焔陣』『紅水陣』『紅砂陣』『落魂陣』の陣図から構成されており、これを破るのに闡教(同じく道教の一派で、截教とは相対している)の仙人が多数犠牲になった。

 3)ジャンプでどう扱われるのか楽しみである《原作では、人がゴミのように死んでいくシーンだし》。

 

【封神演義】

 1)十絶陣と宝貝の元ネタ。ある意味、香港映画のノリに最も近い小説かも。

 2)ジャンプで連載が始まって、超メジャーになってしまったけど……よもや、ジャンプで人肉やるとは思わなかったぞ《“妲己ちゃんのお料理コーナー”の回》

 3)人間から進化した仙人には、殺戒という「しょせん人類とは、戦わずにはおられぬ生き物」的なものがあり、それを晴らす場を作るために下界で戦争を起こしたという、どこかで聞いたような聞かないような話。ちなみにこの小説の売りは、仙人同士が、仙宝(宝貝)や、秘術を駆使して戦いあうアクションにある。

 4)下手な娯楽小説よりよっぽど面白いのでぜひ必見。(というより、封神演義自体、向こうの娯楽小説なんだが)

 

【ホウロウ虫】(26話)

 1)体長が2センチしかないのに自分の数倍もある虫を餌として向かっていく勇敢な虫。弱いクセして自分が生きる為には絶対にあきらめない。

 2)実はただのスパイスである。

 3)しかし、ネオホンコン人にとっての「ただの」だから、実はとんでもないものなのかも……(変な味のジュースみたく)。

 

【ホセフィーナ】(48話)

 1)ネーデルガンダムプロトタイプを大量に積んだ、ネオデンマークのクジラ型航宙中母艦口の部分が格納庫になっている。。正式名称は“ビックホセフィーナ”。

 2)恐ろしいことに、これにも黄色い角(って書くとアゲハの青虫みたい)があるから、やっぱりこれもガンダムらしい。

 3)元ネタは、今川監督のアニメの原体験“くじらのホセフィーナ”から。

 

【ボルトガンダム】(5話〜)

 1)ネオロシア代表。捕らえた各国ガンダムの技術を研究して作り出されたガンダムで、独立運動機関『ベクトルエンジン』が生み出す力は、MF中、ナンバー1を誇る。(マスターに負けてるような気もするが)

 2)武器はグラビトン・ハンマー。

 3)ちなみに、この体の各部に独立した動力炉がある(体の一部を壊されても、機動に支障はない)という概念は、鉄人28号と同じものだったりする。

 4)5話で遠隔操作で正確に射撃してた辺り、結構優秀なAIが積んでるらしい。

 5)ちなみに、『ベクトルエンジン』のベクトル(ヴィクトル)というのは、フランケンシュタインの怪物を作り出した、ヴィクトル・フランケンシュタイン博士の名前が元ネタかと思われる。

 

【ホルベイン少将】(30話〜)

 1)ネオスウェーデン・ガンダムファイト委員長。アレンビーを道具程度にしか見ておらず、アレンビーの反感を買う要因となっていた。

 2)ちなみに、ネオスウェーデンスタッフ二人のうちの眼鏡をかけた鋭角的な方である。

 3)元ネタは、同名の画材メーカーから。

 

【香港】(6話、21話〜、武闘戯曲)

 1)第13回GF決勝会場にして、師匠の出身地。

 2)今川監督が舞台をここにしたいがために、ネオホンコンが前大会の優勝国になった。

 3)おかげで、アニメーターさんが、看板描くのに苦労してたそうな。

 

【香港映画】

 1)今川監督の原点の一つ。
 「東方不敗」の批評を読んでると、まるでGガンの批評かと思われるほど評価が似ていることから、確かに今川監督の肌に合っているものと思われる。

 2)これを元ネタにしたネーミングは多数あり、東方不敗や風雲再起といった大々的なものから、決勝大会でサイの泊まっていた寺の看板といった、本っ気で気をつけて見なきゃ気づかないものまである。

 

名称

補足

原典

笑倣江湖 ウォルターガンダムの漢名。 “笑倣江湖”
東方不敗 師匠のリングネーム(笑) “東方不敗”
マスター・アジア ↑の英訳
石破天驚拳 手形を残す技が原作にあり ↑中の技
風雲再起 師匠の愛馬の名前 “風雲再起”
東方は赤く燃えている THE EAST IS RED ↑の英題
東西南北中央不敗 東西方不敗を名乗るシーンあり ↑のシーン
獅王争覇 グラントガンダムの漢名 “黄飛鴻V”の漢名
王者の風 東方問答中の一文句。 “黄飛鴻W”の漢名
ウォン・ユンファ
(黄 潤發
ウォンの漢字表記/名の由来
 〃  の名前の由来
チョコ好き
“黄飛鴻”
映画俳優:周潤發
“賭神”
超級覇王、電影弾 師匠とドモンの合体技。 “超級街頭覇王”
花旗少林 サイが泊まっていた寺の名 “フル・ブラッド”の漢名
真・流星胡蝶剣! 37話題名の題名 “新・流星胡蝶剣”
燃えよドラゴンガンダム 〃/少林寺最終奥義 “燃えよドラゴン”
クーロンガンダム 師匠の愛機。甲冑がモチーフ “水滸伝”
疾れ、宝貝! サイの技の名。 封神演義(小説)
宝花教典、十絶陣 サイが用いる技の系譜
〃 五花七“令羽”旗 〃対ボルト戦   〃 不明
十二王方牌 大車併 チビマスターが出る師匠の技 台湾のベストCDの題
醉舞・再現江湖 師匠が用いた技の漢名 “風雲再起”中の曲名
帰山笑紅塵 最終決戦で、師匠が用いた技

 

【香港觀光歌】(26、29話、武闘戯曲)

 1)香港の日常風景で流れる曲。

 

【香港観光歌】(ROUND5)

 1)↑のドモンとレインの日本語バージョン。

 2)歌詞がこんな内容だったってのは分かっていたが、改めて歌われると、もう爆笑するしかない。

 3)特に、ドモンとレインって所が良い。

 4)アルゴとナスターシャだったらもっと笑えたかも。