Pete Townshend には老いを感じなかったのだけれども、Roger Daltrey のマイク回しはショボくなってたのが残念。
25年前のマイク回しはもっと大きな輪を描いていたという記憶しているんだけれども、それは美化されてるのかなぁ?
マイクをキャッチする時もよろけてたし。
肝心の声ですが。
若干苦しそうなトコロがあったけれども、迫力はありましたね。
「Baba O'reily」のバイオリンのトコは、Roger がハーモニカで吹いてましたが。
上手かったっす。
あの時代にイギリスでボーカルとってたヒト達は、やっぱハーモニカもたしなんでんですかねぇ。
Roger に引き換え、Pete の方は、飛び跳ねるのも風車奏法もまだまだ現役という感じ。
翌日に疲れが残っちゃわないの?って心配になるくらい。
ギターは全編ストラトで通してました。
Gibson からシグネーチャモデルがいくつも出てるのにねぇ。
リードベースもリードドラムもいなくなっちゃってるので、リズムギターがリードギターにならざるを得なくて。 そこにちょっと違和感。 ですが、まぁ、それはしょうがないのかな? オリジナルメンバーが引っ張っていかなくちゃいけないしね。
ドラムは Zak Starkey (Ringo Starr の息子)だったんですが。 カッコよかったです。 Zak は父親にドラムを教えてもらえず、Keith Moon に教えてもらってたらしいんですが。 だからとゆーワケではないんでしょうけど、コンテンポラリーな Keith Moon といった感じでした。 「Join Together」で叩いてた Simon Phillips より合ってました。
自分にとっては The Who といえば「Who's Next」なワケで。 思い入れのある曲はそこに固まってて。 それ以外にも「Quadrophenia」や「Tommy」の曲は記憶に残ってるものが多かったから、半分以上は知ってる曲でした。 「Summertime Blues」がなかったのはちょっと残念だけど、聞きたい曲は大体聞けました。