開演時間が 15分程過ぎた頃、BGM の音質が変わる。
あれ?っと思った瞬間、開演のブザーも鳴らずにいきなり客電消灯。
ステージ後方のスクリーンに映像が流れる。
一気に意識を持っていかれ、ジャムセッション風の BGM が終わる頃にはバンドもスタンバイ。
「Rebel, Rebel」。
いきなり総立ち。
比較的若いコ達が「Rebel, Rebel」のかけ声に併せて拳を振り上げノリまくってて。
ちょっとびっくり。
古いヒット曲と新しい二枚からの曲をほぼ交互にやる形でステージは進んでいく。
彼のパターンだな、こりゃ。
前回もそんな感じだったもんね。
Gail が Freddie Mercury のパートを歌う「Under Pressure」では、ちょっと涙目になってしまったり。
「Be My Wife」が聴けて嬉しかったり。
当初の不安は危惧に終わってしまった。
やっぱり Bowie はいいなぁ、と。
本編は「Heroes」で終了。
アンコールは「Jiggy Stardust」から「Five Years」「Safrajet City」「Ziggy Stardust」の三曲。
そうきましたか。
「Little Wonder」とか「Modern Love」とか「Scary Monsters」とかも聞きたかったけど。
このツアーではどこでもやってないんだろうなぁ、これらは。
まぁ、ちょっと中弛みはあったけど、概ね満足。
見といてよかった。
ギターは Earl Slick。
あまり好きではないギタリストだけど、今回ちょっと見直した。
悪くないぢゃん、と。
けど、後の方で「それはあまりに安直過ぎんか?」とゆー感じのギターが出てきて。
やっぱりコイツは信用ならん、と思ってしまった。
けど、音色はすごくよかった。
ギターらしいギターの音つーか。
Gail は今回もカッコよかった。 また来てね(笑)。
今回のバンマスは Gerry Leonard というギター弾き。
エフェクティブなコトを沢山やってました。
面白かった。
Adrian Belew や Robert Fripp、Reevs Gabrels の役割とゆーか。
事前に見た映像では「Fashion」での Fripp のパートを完コピしてたりもしてたし。
Bowie バンド以前は何をやってたんだろ?
後で調べておこう。
Gerry Leonard はけっこー色んなトコで弾いてた。 Avril Lavigne とか。