りおです。 土曜日にギター工房スローハンドさくらい代表取締役兼エンジニア氏に 会いまして、同社新製品「れとろ君」をプレゼントされました。 >> まず、著名ミュージシャンとエンドースして、使用感などを宣伝し >> ていただくトコから商売は始まります(笑)。 というコトらしいのですが、ワタシは著名ミュージシャンぢゃないし第 一そもそもギタリストじゃないしいったいどーゆーつもりなんでしょう か(^_^;)。ということで製品紹介風に。 -- ファズとトレモロとタッチワウを一体化するなど個性的な製品作りで話 題を呼ぶスローハンドさくらいからまたまた新製品完成のニュースが飛 び込んできた。「れとろ君」というヒューマンなネーミングがなされた このニューマシンは、所謂トレモロ効果を生み出すもので、名前から連 想されるとおり「古き良き時代」のサウンド再現を目指したものらしい。 まずその個性的なルックスが目を惹く。ちょっと大きめな金属ケースに 二つのコントロール(Depth, Rate)およびフットスイッチが一つという シンプルなコントロールだが、二つのコントロールを目に見立てた人の 顔の絵がパネル全体にサイケにペイントしてある。こういった柔軟な発 想のデザインはことエフェクタ等に関して他に類を見ないもので素晴ら しい。一つ一つが手作業で作られるためまったく同じデザイン物は存在 しないというあたりもマニアックな心をくすぐる。 エフェクトオフの時は信号が完全にスルーとなるような回路構成となっ ており、細かい音質への配慮も見られる。 肝心の音色であるが、かなりエッジのキツいトレモロ効果がかかる。 Depth のコントロールもクセがある。Rate は極端に速くなったりはし ないが所謂トレモロ効果を得るには充分の幅であろう。若干リバーブを かけつつちょうど良いポイントを探せば気分は 60 年代である。この辺 の「一筋縄ではいかない」「オールマイティではなくワン・アンド・オ ンリー」という辺りにも製作者の強烈なポリシーが伺える。 電源は 9V で、電池、AC アダプタに対応している。 なお本品は PL 法対策にも怠りがなく、製品裏面に注意事項(使い過ぎ るとパーになる等)が列挙されている。これも細かい心遣いといえよう。 いやもーホントにパネルの絵がサイコーなのよね。ばかすぎ(笑)。