Mad Axe: Les Paul Custom

since 2000.Feb.19 to 2010.Apr.10

spec

body
ベニア板の Top&Back
neck
?
finger board
Rosewood?
pick up
front: Gibson 490R Alnico magnet humbucker?
rear: Gibson 498T Alnico magnet humbucker?
control
front PU volume with high pass filter
rear PU volume with high pass filter
front PU tone
rear PU tone
3 position toggle switch (front/mix/rear)
近所の不燃ゴミ収集場で拾う

2/25 ピックガード装着
2/19 拾った時

Les Paul Custom。憧れのギターがついに俺の手に.....つーたかて、パチモンですがな(苦笑)。

Mad Axe って、どーゆーメーカ?

ナットがない。と、指板がこーゆーふーに剥がれてます。

隙間に木工ボンドを注ぎ込んで、紐でぐるぐる巻きにして接着してみよーかな?と思ってます。

と、シールドつないで、ポールピースをドライバでがりがりやっても音が出ないので、 配線もどっかイカれてるんだろーなぁ。

拾った二本目のギターだから、「のらくろ2号」と名付けよう。


ヒトに聞くと、指板の接着には木工用ボンドがよいそーで。
# 「木工用ボンドでも構わない、というだけで、それがベストというワケではない」との指摘がありました。
ナットはアロンアルファなんだそーな。 アロンアルファは衝撃に弱いつーコトで、消耗品であるナットは、すぐに剥がれるモノで接着するのがよいらしい。 とゆーコトで、2/21、木工用ボンドを流し込めるだけ流し込み、固定。

2/22、横浜のイシバシでナットを買ってくる。Les Paul 用で、弦の溝が切ってあるモノとゆーと、 カーボンとブラスしかなかった。ブラスは加工し難そうなんで、カーボンにしてみる。 幅が 4.3[cm]、4.4[cm]のモノがあった。両方買う。
宛ててみると、幅は 4.3 の方がよさそーだったのだが、奥行きは 4.4 の方がよさそーだ。 けど、ちょっとナットの方が奥行きが大きいのでサンドペーパーで削る。
木工用ボンドって、どのくらいで固まるんだっけ?もう一日待って、弦を張るコトにしよう。


とゆーコトで、2/23、固定を外し、ナットを接着せず、弦を張ってみました。 で、ナットの高さがまぁまぁだったんで、そこから弦を緩め、ナットを瞬間接着剤 (アロンアルファじゃなくて、セメダイン系のだったハズ)で接着。

ネックはヨジれとかなく、ちょっと反ってるかなぁ?という程度でした。 おいおい、トラスロッドを回してみたいち思います....が、回したら今回接着したトコロがまた剥がれないか?と心配。

ナットの弦溝も、今のトコ、コレといった不都合も出てないので、しばらくはこのままっす。

先日、アンプにつないで PU をドライバで叩いた時は音がでなかったんですが。 これは、ジャックの接触が悪いせいでした。 開けてみたら、接地側がサビてるとゆーか、なんとゆーか、光ってない状態。 プラグをグリグリしてると、なんとか音も出ました。 次はジャックの交換だなぁ。

で、ジャックの固定プレート。L字型の鈎になった螺....壁とかに螺込んでモノかけたりするアレ.... で固定してあったんすが(苦笑)。元の持ち主は何を考えてたんだ(笑)? それ二本と、なんだか太い螺...太さが 5[mm] くらいあるヤツ...を二本。 おかげでエラいバカデカい螺穴があいちゃってるので、そこを木工用ボンドとツマヨウジで埋めました。

と、ストラップピンがシャーラーのロックピンだったんで、Jim Dunlop のモノに変更。 元の持ち主が所有してる時に、ストラップピンがすっぽ抜けたよーで、新規の位置につけなおしてあったんですが。 Jim Dunlop の方は、その新規の位置に実装。 で、古い穴を見てみると、けっこークズクズになってるんですよね、木が。 もしかして、これ、合板なんじゃないか?と思ってしまいました。

音の方は、比較対象物が見あたらないので何とも言えませんが。 生音がデカい。 今のトコロ、エレキの生音チャンピオンは EC シグネーチャだったんですけど。 それより全然デカい。 Les Paul って、そーゆーモンなんすかねぇ? カミさんに「夜弾いてはいけないギター」と指定されてしまいそうです(苦笑)。


2/24。ネックの反りが気になったのでトラスロッドを回してみる。 生きてるかどーか心配だったが、しっかり生きてた。

6弦でいい感じに調整したら、1弦の音が出なくなった。どーも 1Fでビビってる。 よくみてみたら、ナットが低いよーだ。下に何か敷かねばなぁ。 とゆーコトで、1弦がビビらないくらいまで、反りを戻す。

と、ジャックの交換。


2/25。給料日。いぇい。ピックガードとジャックの固定パネルを買ってくる。 サイズを考慮した上で、Gibson 純正のパーツを買ったんだが。高い。 しかも、あーた、これ、Custom用のパーツって、Standardのモノよりも高いのよ。 なんでやねん?
悔しいので値段を書いておく(笑)。 ピックガード=4,600円、ピックガード固定=1,500円、ジャック固定パネル=1,500円。
後、ノブ、コマも換えたいし。電気系も一新したいんだよなぁ。 ぼちぼち交換していこう。
2/26。初スタジオ。AKAI のワウ、Ibanez の Tube Screamer を介して、Marshall の JCM900 に突っ込む。 快調快調。Les Paul みたいな音が出る(笑)。
PUセレクタがゆるゆるなので、弾いてるウチに切り替わってしまう。 これは早速替えねば、と、帰りにイシバシへ寄ったが、PUセレクタのトグルスイッチで、金のがなかった。 見送り。
2/27。ブリッジ交換
自分が知ってる Les Paul のブリッジというのは、上からマイナスドライバを突っ込んで、回して、高さを調整するモノではなかった。 が、これ、はこの通り

スタッドが埋め込まれてて、そこにボルト型のモノを突っ込んで、そこにコマを乗せるのだ。
コマがけっこー錆びてるし、ちとエグれてもきていたので、なんとかしたかったのだが。 楽器屋で見てみると、GOTOH製で、そういうのがあった。サイズを計ってみると、のらくろ2号のとほぼ同じ。 というコトで買ってみました。
こーゆーのをナッシュビルタイプというそーな。一つ利口になりました。
しかし、この GOTOH製の、ちょっと欠点があって。台からコマが外せないのだ。 ナットと同じく、カーボンのコマを使ってみようと思っていたのに....。

ロゴを作ってみる。


3/10。GOTOH製のナッシュビルブリッジは、R がよくない。ので、古い方に戻そうと思うのだが、駒がけっこー痛んでる。 ので、駒を探しにイシバシまで。が、合う駒がなさそう。Graph Tech のとか、使ってみたかったのに。

3/12。King Guitars で駒を探す。合うのが二種類。6個セットで 1,000円の SCUD という銘柄のモノ、 3,600円の NAZCA という銘柄のモノ。NAZCA の方がちょっと重い。ので、それにする。
が、これらは溝が切ってないのだった。溝切りもお願いする。2,000円。うーむ、自分でできるようにヤスリでも買おうかなぁ?

3/18。溝切りが上がったってーんで、引き取りに。装着。心なしか生の音量が下がったよーな.....うーむ。 ま、いっか。


3/24。King Guitars に頼んであったゴールドのトグルスイッチが入荷したそーな。1,500円。とゆーコトで引き取ってくる。 ツマミまでもが金。こりゃイカン。鮎川先生のは白なんだよ。 あぁ、書き忘れていたが、この のらくろ2号は、鮎川誠先生の愛機に似せるコトにしているのだ。 つーコトで、白いツマミも買う。100円。SCUD。トグルスイッチ本体も SCUD。

500kΩ、Aカーブのポットを探したら、「CTSポット、500A、USA製」というインチサイズのモノしかなかった。これも SCUD。 一個 800円×4。
ポイントワッシャも発見。四つで 200円。これも SCUD。 後は鮎川先生のモノと同じノブが欲しいんだが。なかなか見当たらないのだよねぇ。 理央さんの Flying V についてたモノが同じぃモノらしく、いただけるハナシにはなっているんだが。 インチのポットを買っちゃったんだよなぁ。ハマるかなぁ?
ポットの交換は、また今度にしよう。


3/28。村上さんから譲ってもらった、Gibson Les Paul Standard 純正 PU(490R、498T だと思う)のカバーの半田を吸い取る。 クロムなので、ゴールドに交換したいのだ。
カバーを外してみると、フロントのコイル保護のテープが雑に巻いてあった。
4/1。PU とポットの交換。

まずサーキットを外し、リーマーで穴を拡げる。国産の 500[kΩ]Aカーブを探したんだけど、みつからなかったのだ。 なので、3/24に買ったのをのせるコトにした。これに合うツマミもないので、買ってこねばなぁ。

キャビティをよく見てみると、どーも、ボディは合板のよーだ。トップもバックも。トップとバックに隙間もある。とほほ。 まー、拾ったギターなんだから贅沢は言うまい。

オリジナルの Gibson Les Paul Standard にならい、トーンのキャパシタは 0.022[μF]に。 加えて、ハイパスフィルタもつけてみた。こちらの容量は....えーと、失念(苦笑)。 テレキャスターと同じ。
# 0.001[μF]でした。
Les Paul の通常の配線では、Mix ポジションにした時に、どちらかの PU のボリュームを絞り切ると、 無音になってしまう。だが、これは、そうならないような配線にしてみました。配線図は近日中に描く....ツモリ(笑)。

PUカバーはクロムのままにしてみた。せっかちなので、早く音を聞いてみたいのである(苦笑)。 明日、楽器屋に寄れたら、カバーを物色してこよう。
と、PU とカバーが半田付けされてないので、フロント PU のカバーが時タマずれてしまう。うーむ。
PU カバーがクロムだと、なんかやっぱちょっとモノ足りないなぁ.....。
今まで、ポールピースが弦から若干外れていたのだが。ちゃんとのっかってしまった。

音の方はどう変わったか?というと.....よく判らん(苦笑)。スタジオで弾いてみんコトにはなぁ。
今んトコ、アコースティックシミュレータを通すと、歪んでしまう、というコトが判っている。 ちーと出力が上がったよーだなぁ。うーむ。 と、前の PU だと、Tube OD を通した時に、アタックが「ぎゅむ」という感じでツブれたのが、あまり目立たなく なってしまったようだ。ちと、スムースになったかなぁ。フロントPUは、よりマイルドになったよーだ。

知人に「拾ったギターに Gibson の PU を載せる」というハナシをしたら、 「それは軽自動車にフェラーリのエンジンを積むようなモノだろう」というコメントをいただいた。 それがどうした?あなたは、そういう車に乗ってみたくないのか(笑)?

薄々感ずいてて、計って確信したんだが。2F だけ高い(苦笑)。どーしてくれよーかなぁ?
とりあえず、2F だけ削ろうとは思ってるのだが。今、ビビりが顕著な 1弦と 6弦のトコだけでも。
と、計ってて分ったのだが、1F と 2F が浮いてるのだ。何で接着すてばいいのかなぁ?うーむ。


4/2。描けた。

オリジナルの配線だと、ボリュームポットの真ん中の足が出力になってるんだが。 真ん中の足に PU からの線、端の足に出力線とゆーふーに逆に配線すると、 ミックスポジションでも片側を絞り切っても音が出るよーになるのだ。 Fender の Jazz Bass とか、そういう配線になってるらしい。

黒のハットノブを買ってくる。2,670円。Gibson製。 写真も撮ってみたけれど。暗くてなんだかよく判らんなぁ。自然光の下で撮りたいもんだ。


4/3。2F を削る。PUカバーをゴールドに。

2F は布地のサンドペーパーで削りました。これで、1F を押さえてもビビり難くはなった。 もちょっと削ってもいいかも。
で、もちょっと弦高を下げられるかな?と思ったんだけど、ネックの取り付け角度がよくないせいか、 あんまし下げられなかった。

PUカバーは Gibson製。なんで、こー、Gibson純正とゆーのは高いんじゃ?
と、楽器屋で、Gibson の Les Paul を眺めてたんだが。なんか、エラく仕上げが雑である。 フロントPUのエスカッションのネック側が盛り上がっちゃってるのが二本もあったもんね。 フレットの仕上がりも雑になってきてる、というウワサを聞いていたが、それは確認できなかった。
カバーをハメただけでは、フロントのがすぐに浮いてしまう、ので、半田付けもしてしまう。

エスカッションの固定ネジも錆びてるので交換したかったのだが。 イシバシ@町田には、現在のよりも細くて短いのしかなかった。うーむ。
次はぺグだなぁ。Gibson のパッケージに入ってる Grober のでよさそうなのがあった。 8,800円。クルーソンだと 12,000円なんだが、なんだ?この価格差は。 ぺグ穴が合わないとアレだから、国産のでも探そう。

とか何とか書きつつ。Argus のぺグを尻目に、Gibson の Grover の刻印があるモノを買う。4/19。
4/20 に取り付け。ぺグ一個につき、前のモノより 10g増。60g分、音が重くなった....ワケはない(笑)。


かかった費用なのだ。
パーツ値段
カーボンナット(?) 400
ピックガード(Gibson) 4,600
ピックガード固定(Gibson) 1,500
ジャック固定パネル(Gibson) 1,500
駒(NAZCA) 3,600
駒溝切り工賃(King Guitars) 2,000
トグルスイッチ(SCUD) 1,500
スイッチつまみ(SCUD) 100
500kAポット×4(SCUD) 3,200
ポイントワッシャ×4(SCUD) 200
Front PU: 490R?(Gibson) 500
Rear PU: 498T?(Gibson) 500
ハットノブ×4(Gibson) 2,670
PUカバー×2(Gibson) 5,000
ぺグ(Gibson[Grover]) 5,000
合計36,070

2010.Apr.10
ヒトにあげてしまう。