Gibson Les Paul 1960 Special Single Cutaway

since 2003.Feb.01

spec

Specifications
Serial Number 0 1093
Body wood Carved mahogany
Body Binding N/A
Finish Colors TV Yellow
Neck construction 1-piece mahogany
Fingerboard wood 22 fret rosewood
Inlays Pearloid dot
Neck Binding Single-ply cream
Profile 1960 slim taper
Scale length/Nut width 24 3/4"; 1 11/16"
Pickups P-90 single coil
Controls 2 volume, 2 tone, 3-way switch
CTS pots and bumble bee caps
Thin, original-style toggleswitch washer and jackplate
Hardware color Nickel
Bridge/Tailpiece Original wraparound bridge/tailpiece
Schaller Bridge/Tailpiece
Crews Maniacs: Badass Tungsten Bridge
with All Parts: Brass Saddle
TonePros Locking Studs
(a part of AVT2-N)
Hipshot Baby Grand Bridge (Chrome)
(with Allparts Japan Brass Saddle)
Tuner style Vintage button
Kluson Type
(Gotoh: SD90MG-SL-N)
Strap pins Dunlop Straplok System
Strings Ernie Ball Power Slinky (11,14,18p, 28, 38, 48)
Collateral Custom Shop case, Certificate of Authenticity, Custom Care Kit

渋谷 Walkin' 2: 179,800円
日付け後付け品費用
2003.Feb.07 Dunlop Straplok System (x2) $20.44
2003.Feb.07 Les Paul Jr. Bridge/Tailpiece $17.99
2003.Feb.07 Schaller Bridge/Tailpiece $46.30
2003.Feb.23 DiMarzio Hi Pass Filter (0.001[μF]) × 2 \400
2003.Mar.30 Gibson: PPAT-500 (500K Audio Pot Lng) \1,700
2003.Mar.30 Vanzandt Custom Parts: Sprague Orange Drop [0.022μF]) × 2 \1,700
2004.Feb.28 Crews Maniacs: Badass Tungsten Bridge \9,800
2004.Apr.18 All Parts: Brass Saddle (with Bridge) \2,980
2007.Feb.23 Gotoh: SD90MG-SL-N \4,850
(auction)
2007.Aug.05 TonePros AVT2G-N \11,170
2008.Nov.27 Hipshot Baby Grand Bridge (Chrome) $87.82
2008.Dec.12 All Parts: Brass Saddle (with Bridge) \2,980

サンプル音源

一つ前

50年代のコレを弾いて。 すんごく気に入ったんだけど、手が出る値段じゃなくて。
現行機種はどーなんだ?とレギュラーのを握ってみたけど、しっくりこなくて。 また、レギュラーには黄色もなくて。 Historic Collection ならあるなぁ、と。
で、昨年 9月に一度試奏して。 けっこー気に入ったんで、どうしようか?と迷ってた。
試奏したものはちょいキズってコトで新品でコレと同じくらいの値段だったんだけど、なかなか踏ん切りもつかなくて、 そうこうしてるウチに時間が過ぎてったので、もうそこにはないだろう、と断念してた。 それ、なんかみょーに重かったし。
その後何本か30万弱くらいの値付けがされてるコトが多く、コレにその値段出すのはなぁ、と、ずーっと見送ってて。 新色の TV White にはすんごく心惹かれたけど、やっぱ値段がネックで見送ってた。
今週頭にDigimartで中古のコレをみかけて。 週末まで売れていなければ試しに行ってみっかな、と思ってた。 毎日、売れてませんように、と願いながら Walkin' のページをチェックしてた(笑)。 まぁ、ここで、もう買う決心はついていたんだけども。
で、今日、ページをチェックしたらまだ売れていなかったので、試しに行ってみた。 以前試奏したモノよりは軽かったし、どこにも不具合はない。 音は以前試奏したのと同じ印象。 というコトで購入に踏み切った。
付属品はほとんどついてて。 それを見たら、今年の 4月までメーカー保証が残ってて。 前のオーナーは購入後一年経たずにコレを手放したよーだ。 愛用者カードも送ってないみたいだから、コレを送れば、俺も正規オーナーになれるみたい(笑)。

購入後、O竹さんと落ち合い、スタジオに入って色々遊んでみた。
最初 Marshall の JCM900 の小さめのコンボに突っ込んだが、なんだかバリっとせず。 もしかして失敗?と思ったけど。 自前と同じ Fender The Twin に突っ込んだら、期待通りの音。 失敗じゃなかったと胸を撫で下ろした。
今んトコ、音が若い感じ。 ちょっととげとげしい。 使っているウチにまろやかな音になっていくんじゃないかな、という期待。 じゃんじゃん弾いてやんなくちゃ。


VanZandt の Thinline と持ち替えながら、色々弾いてて思ったコトを。

Fender vs Gibson という観点で言うと、 ……つーてそんなコト語れる程 Gibson に精通してるワケでも、 Fender に精通しているワケでもないんで、 ひじょーにおこがましいんですが。 それを棚に上げて言わせて(書かせて)もらうと、ネック周りでしょうかねぇ。

Special は指が痛くなるんですよね。 押し弦した時の抵抗が大きい。 コレはフレットが高いからなのかも。 グリッサンドとかするとひっかかるような感触があるし。 不用意にグっとネックを握っちゃうと、シャープしちゃうこともあり。 まるでスキャロプトの指板みたいに感じたりもします。 なので、Fender 系のギターだと勢いでがーっと弾けちゃうものが Special では途中で止まっちゃったりして。

Ovation や 90's Thinline はジャンボフレットだったりするんですが、 これらに持ち替えた時はあまり違和感を感じないんですがね。 Epiphone の Casino も Special と同じような違和感を感じるコトがあり。 ここんトコが自分が感じた一番大きな差なのかな?と。

松下工房の比較図を見てみると、 Fender → Gibson よりも Fender → Dunlop の方が差が大きそうなんですけどね。

指板の R はそんなに気になりませんでした。 ここが一番大きい差かなぁ?と思ってたんですが。 Fernandes とかの平らな指板に比べたら、全然許容範囲で。 指板によっては、ローコードのいくつかは気をつけて押さえないと音が出なくなっちゃったりするんですけどね。 そんなコトもなく。 これは指板じゃなくてネックの形状の方が大きな要因なのかも?

テーパーの具合も、ちょっと奇妙に感じます。 Fender 系はヘッドからボディにかけて、一律に太く、厚くなっていってくように感じるんですが。 Special の方は太く、薄くなっていくように感じます。

ネックを離れて、次は音量の面。

まぁ、コレは Fender Single Coil と P-90 の差なのかもしれませんが。 Special は太いですね。 ハムバッカーストラトよりも太いんじゃないかな。
となると、やっぱ Gibson vs Fender なのか?
周波数帯のピークが低いほうにある感じ。

店内試奏は Peavey のツイード張りのアンプだったんですが。 低音弦がデカいけど、フロント PU の方が小さいみたいな感じで。 ウチで The Twin に入れてみたらそんなコトもなく。 もしかしたら使うアンプをかなり選んじゃうギターなのかも。

Fender と Gibson では美味しい周波数が違うみたいで。 コレ、アンプ直結と、アンプとギターの間にエフェクター噛ましたのを比べると顕著でした。 Big Muff を間につないだんですが。両者共、Gain が二目盛り減 (目盛り 4 で「これだ」と思ってた歪みが、目盛り 6 にしないと出なかった) しちゃって。 Fender だと Gain さえ上げればなんとか許せるトコまで復旧できたんですが。 Gibson だとトーンもイジらないと復旧できない感じ。 このヘンが Gibson はエフェクターのノリが悪いと言われる一因なのかもなぁ、と。

これは一回のステージで Thinline と Special を持ち替えるよーな場合、気をつけとかんとイカンなぁ、と。 今やってるバンドは、レギュラーと半音下げのギターを用意してってるんだけど。 このバンドで使えるのか?というトコロはコレでびみょーになってしまった。 まぁ、まずは一度試してみてからかなぁ。


2003.Feb.07
日曜に Stewart & McCdonald's に注文したパーツが、水曜には届いてた。 ノーマルの音がまだ身体に染みてないので、ブリッジ交換はまた今度。 ストラップピンだけ変更。

元々のピン。

上がエンドピンのネジ。 こっちの方が長いのね。

今回購入したブリッジの写真。
まずはコレを試してみるツモリ。

判り難いかもしんないけど。 各弦の位置に突起が出てて、オクターブチューニングが合い易くなってる。
次はコレ。

Schaller のオクターブピッチ可変のモノ。 ちょっとゴチャゴチャしすぎかな?


2003.Feb.23
ハイパスフィルタ(0.001μF)をつけてみる。 なんだか、フロントとミックスの差がなくなっちゃったみたいな感じがする。 なので、また外してみっかなぁ、と、今思ってるんだけど。 どうなんだろ?
と、スタジオで弾いたら、 コードを刻んでるだけなのに 3、4弦のチューニングがあれよあれよとゆー間に変わってってしまっ て。 チューニングの座りの悪いギターだなぁ、と思ってはいたけれども。 ここまでとはなぁ。 何か対策を考えなくっちゃ。
2003.Mar.03
ハイパスフィルターがイマイチのような気がして、外してみた。 そしたらフロントから音が出ない。 ピックアップをスイッチに直結したら音が出た。 ポットがもう壊れた? いや、半田がゴテゴテになってたんで、吸い取るタメにちょっと熱くはしたけど。 それで壊れちゃうの? Gibson はデリケートじゃのぉ。
2003.Mar.09
ブリッジ交換。 Stewart & MacDonald で買ったピッチの合い易いブリッジのスタッドのピッチと純正品のピッチが違ってて。 Schaller の方はバッチリ。 ってなわけでまずは Schaller から試す。
写真はまた今度ね。
生音が気持ち音の線が細くなったよーな気がせんでもないんだけども。 これでチューニングの座りがよくなるんだったらオッケーかな、と。
なんで純正のスタッドを使わないのかってーと遊びが大きいからで。 そのヘンの写真が撮れ次第紹介します。
2003.Mar.10
テールピースがスタッドにハマる幅 6mm に対し、スタッドの受けが 8mm。

こーゆートコの 2mm ってデカいよなぁ。 ここんトコの遊び、ブリッジに溝がなくてブリッジ上で弦が動いてる、というのがチューニングが座らない大きな要因ではないだろーか? と睨んでのブリッジ交換。 交換後はこんな感じになりました。


2003.Mar.30
写真を撮らずに、ブリッジ/テールピースを元に戻してしまいました。 理由はとゆーと。 弦が切れたから(笑)。 とゆーのは半分冗談ですが。 なんとなく音が軽く、明るくなってしまったよーな感じがあって。 なんかテレキャスとかと持ち替えても前より変化のない音になってしまったみたいな。 なので、弦が切れたのをきっかけに戻したとゆー。 前のブリッジだとこれくらいじゃぁ弦切れなかったし。
んで、スタッドは Schaller のまま。 これで 1〜2週間経つんですが。 チューニングが座らなくなるコトもなさそうで。 スタッドの受けの遊びって、けっこー大きな要因なんだなぁ、と。

で、次に本日のメインイベント。 ボリューム交換。 2003.Mar.03 でアレしちゃったヤツの復旧。 と、コンデンサ交換。 Orange Drop にしてみました。
町田あたりじゃロングシャフトしか見当たらなくて。 タハラでは「Les Paul 用」なんて書いてあったんで、まー大は小を兼ねるつーからコレでいーか、と買ってみました。 そしたら、ウチのコレのはロングじゃなかったす(苦笑)。 トップはフラットだしなぁ。 ロング使わなくったってもねぇ。 余ったナットで上げ底してやれば問題なくつきました。
Gibson 純正にこだわってみたんですが。 こだわった甲斐はありました。 一応カタログスペックでは CTS って書いてあるんで、それでもいいんだろーけど。 半田のノリがめちゃくちゃいいのね。 もしかしたら、ポット背面とか、予め半田でコーティングされてたりすんのかもなぁ。 半田のノリがいいと作業し易くて。
フロントのボリュームとコンデンサを交換して音出ししてみると、なんか心持ち音が太くなってるよーな気がする。 元々ついてたのはセラミックのちゃちーヤツで。 まぁ、直結を元に戻したりしたからなんかそこんトコで変わったんだろ。 と思って、一応リアの音を出して、どんな音だかを確認。 その後、リアのコンデンサも交換して音出ししてみたら。 音が太くなったのは気のせいじゃなかった。 ホンマかいな?とゆーくらい。 楽器屋店頭にあった謳い文句は「交換するだけで音が太くなる」だったんだけど。 何のヒネリもない(笑)。 なんだかゲージがもう一サイズ太くなってるよーなそんな感じ。
けどなぁ。 なんとなく全体的に出てる周波数が下に移動しただけのような気もする。 なので、好みは分れるトコかもしんない。 どもーも巷では、音が太くなるコトを盲信してるヒトもいるけど。 ギャンギャンという感じで鳴らしたい時は、セラコンの方がいいんじゃないかな。 今使ってるゲージはそのままで、ワンサイズ上げた感じを出したいヒトにはお勧めしときましょう。


2004.Feb.28
ピッチが悪い、とバンドで不評。 なので、Schaller のブリッジを使ってたんだけど、音が気に入らず。 ピッチの悪さはナットの滑りが悪く、ちょっとしたことでチューニングが狂ってしまうコトの方が要因としては大きいのではないか? とゆーコトで、ナットにシャーペンの芯をこすりつけ、オリジナルのブリッジに戻してみたり。
ここで、買ったまま、サイズが合わなくて放置してあった Crews Maniacs の Badass タイプのモノを試してみる決心。

このブリッジ、この赤で囲んだトコにタングステンの棒が仕込んであり、質量を増してある。 今まで使ったブリッジはボールエンドの巻きで弦を折るコトになってて、これもチューニングの座りの悪さを助長してるのか?ってコトだったんだけど、 このバーのおかげもあってこのブリッジではそこで折れるコトはない。

オリジナルのスタッドではゆるゆる。 Schaller のスタッドではブリッジの厚みが 0.1〜0.3mm ほど厚くて入らず。 オリジナルのスタッドでワッシャを噛ませるという案を採用しようかな?とおもったんだけど、 こちらよりはブリッジ自体を削る方がてっとりばやそうなので、ブリッジ削りを選択。 知人には「メッキ剥がすとサビてきちゃうんじゃない?油塗っとけば、ちょっとはマシかも」と言われたので、その線で。 6弦側はスタッドを選べば入るコトが判ったので、1弦側だけを削ってみる。

こんな感じ。 地肌が出るくらいまで削る。 削って判ったんだけど、クロムメッキの下に銅色の層があって、その下に地金になってるようだ。 これで 1弦側はよくなったんだけど、6弦側がちょっとキツいので、スタッドからの脱着に手間がかかり。 1弦側の削った面がこの後どうなるか見てからこちらも削ってみるかな、と。 脱着できないと、ブリッジと PU の間隔が狭く、弦の交換がキツいのだ。 一本切れたら全部替えるコトになりそうな雰囲気。

音の方は、Schaller みたいに高域ががしゃがしゃすることもなく。 落ち着いた感じ。 オリジナルブリッジの方が音は太い感じはするが、Schaller よりは全然マシで。 しばらくはコレでいってみよう。 で、この駒、まだ弦溝が切られていなくて。 これから入院させて溝を切ってきます。 滑りの悪いナットも入院を機会に替えてしまおうかなぁ?と。


2004.Feb.29
駒の溝切りのため Millimeters Music へ入院。 ナットの方は、ゲージと合ってないとのこと。 ちょっと広げれば解決しそう、とのコトで、それも任せてくる。
2004.Mar.06
退院。 ま、暫くはコレで。 コマ、チタンにするかもしれない。 いや、ブラスの方がいいのか?
2004.Apr.18
All Parts から出ているブラスサドル付きブリッジを手に入れたので、サドルだけ移植。
音の方はとゆーと。 どーなんだろ? 変化がよく判りません(苦笑)。 心持ち明るくなったような気もしますが。 「ブラスはこうなる」みたいな刷り込みのせいかもしれません。
暫く弦溝を切らずに使ってみるツモリ。 このブリッジだと、駒に対して斜めに溝を切らなければならず。 そうなると、オクターブ調整とかするってーと、溝が変な角度になっちゃったりしそうで。 弦落ちとかの心配もなさそうだし。
ボディもピカピカに磨いたので、写真も差し換え。
2005.Dec.14
Bump of Chicken のヒトに倣って、今まで傾けてたブリッジを真っすぐにしてみました。
んで、フロント PU を外してみたんで写真撮影。
 
木ネジで止めてあるだけだ。 こりゃ何度も外すとバカになっちゃいそーだ。 気をつけよ。
2007.Feb.01
Linxのシールド効果に気をよくして、 こちらもコントロールキャビティをシールドしてみた。
ノブが接着剤かなんかでくっつけられてて、外すのに難儀。 ふんぬ、と力を入れたらパキンと割れてしまいました(涙)。
仕方ないので、一番使わなさそうなリアのトーンに装着。

シールドの効果なんですが。 あんまりありませんでした(苦笑)。 Les Paul はあちこち引き回すし、P-90 がそもそもノイジーなんだろうし。 しばらくはこれ以上やんないコトにする。


2007.Feb.23
チューニングの座りがよろしくないので、思い切ってロック式ペグにしてみた。 モノは Gotoh SD90MG-SL-N。 ポストでの巻き乱れでのチューニングの狂いを解消できないもんか?と。 また、ペグの回り方に対して音がスムーズに上がらないコトもあるんで、あまり精度のいいペグではないのか?と。 あとは、これって弦張る時にブリッジのトコも押さえながらやんなきゃいけなかったりするので、手が塞がっちゃうのだ。 楽したい、とゆーのもある。

旧いの新しいの

3弦の、ちょっと曲がってつけてもた。てへっ。さて、効果あるかなぁ?
やっぱり Les Paul のヘッドにはクルーソンタイプだよなぁ。

ところで、外したペグだけれども。 裏に「Made in Japan」のシールが貼られてる。 コレも Gotoh か?

弦交換に伴い、こないだから張ってた .010 からのセットを .011 からのセットに。 細い弦だと、ちょっと力むとすぐにシャープしてしまうのでなぁ。


2008.Jan.22
ちょっと間が空いてしまいましたが、この間にやったコトなど。多分コレでこのギターをイジるのは当分お休み…のハズ。

2007年 7月に雑誌の取材を受けた。中年向けバンド雑誌。あなたの愛器をプロのリペアマンがチェックします、という記事。その際、このギターを持って行きました。
一番ダメだったのは、弦高が高過ぎるという点。Crews の Baddas では、これブリッジを低くセッティングするコトは無理。そこで駒の溝を深くしたり、スタッドを受けるアンカーを短いものに換えてボディから少し落とし込ませ、その分で低くするということをしてもらった。リペアマンの方に言わせると、もうちょっと下げたいってコトだったんですが、自分にとってはコレで十分でございますよ。ありがとうございます。

その後巡り会ったのが TonePros というメーカーのブリッジ。AVT2Bridge/Tailpiece。現物のページはこちら

Badass よりもすっきりした感じでカッコいいし、なによりこいつにくっついてきたスタッドが画期的。Locking Studs。こんなの。上からネジ止めすることで、弦交換の際のブリッジの脱落を防いでくれます。また今まで気にしてた、ブリッジのスタッド受けでのガタ付きも解消してくれます。これはいいアイディアだ。うん。(写真は Crews の Badass に Locking Studs を使ったもの)

 

しかし、この AVT2。折り返し部分の作りがよくなく、弦を駒にしっかり押し付けられなくなってる。六弦が特に顕著。写真の通り、ほとんど真っすぐ。ちょっと強くピッキングしたら、駒の溝から弦が外れそうなくらい。

 

暫く使ってみても大丈夫だったので、取り越し苦労かもしれないんですが、やっぱりコレは気持ち悪い。ってなワケで、ブリッジ本体は Crews の Badass、スタッドは Locking Stud にしてしまいました。もしかしたらそのうち AVT2 の弦と干渉している部分を削って、弦が駒にしっかり当たるようにして復活させるかもしれませんが。それはかなり面倒臭そうです。
ってコトで、スタッドだけ買えばよかったのに、とゆーハナシもありますが。AVT2 を買った 2007年 8月上旬には、Locking Studs はまだバラで売られてなかったんですよね…。つか、日本語のページもまだなかったハズ。ってコトで、ちょっと無駄遣いだったのかもしれないのだけれども、しょーがなかったのである。


2008.Dec.12
今後は blog の方に書くよーにしよっかなー、と。ってコトで、こちらへどーぞ↓
http://d.hatena.ne.jp/StudioSlowhand/searchdiary?word=*[Special]