へなちょこCCD画像展示会3

by 森本 岳男

はーい、こんちわ。またもややってきました「未知との遭遇」のページです。今回はどんな見知らぬ星雲が待っているのでしょう?


NGC2207 PENTAX75EDHF&ST-5 1200s (30s x 40frames)

で、今回はNGC2207です。みなさん知らないでしょう?私も良く知りません。というのは、NGC2000カタログをみていると、この星雲の説明のところに「ring」とかいてあったのです。で、こりゃ何かあやしそうなヤツだな、と思って撮ってみたのですが、出来た画像には「ring」らしきモノは写りませんでした。星雲の回りにうっすらと写っている何だか良くわからない形をしたモノが、もしかするとringなのかもしれないですが、良くわかりません。この部分は星雲の腕かと思われるのですが、画像処理すると変になってしまうので残すべきかどうか迷いました。
ちなみにこの星雲、2つにしか見えないですが、NGC番号は1つだけみたいです。

NGC2207  Gx 6h 16.4m -21゜22’ Type s CMa  4.3’ 10.7等
この星雲はシリウスの西にあるわけですが、私の家の前からだと見えるのは南中直前のほぼ1時間だけです。しかもそのすぐ横には街灯がついており、更にそばの国道を走る車もライトも入るときがあるという非常に「素晴らしい」条件ですが、そこはさすが冷却CCD、こんなところでも写るのです。もちろん、空の暗いところで長時間露出をすればもっと良い画像を得られるんでしょうけど。