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− 徒然 −

婚外子


 お腹の中のぱうちゃんは、このままいけば「婚外子」だ。
 非嫡出子ともいうか。
 それはすごくおかしなことだという人がいる。
 ちゃんと籍を入れて、家の中のことを主婦としてきちんとやって、家の後継ぎを産んで、お墓の面倒をみる。それをしていないと。
 そういう「普通でない」関係は、恥ずかしくて人に言えないと。
 言えないのなら別に言わなくていいよと思うのだけど、それはこちらの勝手な言い分か。
 子どもは私が勝手に産むだけなんで、なかったこと、聞かなかったことにしてください、とまで言いたくなってしまうのは、私も大人げないなあと思う。
 だけど、考え方の異なる人同士、互いに対してどちらも譲れない部分がある時。
 自分にとって相手がどれだけ大切な人かに応じて、お互いが折り合えるための努力をする。
 どうしても折り合えなければ、最終的には互いに不干渉でいくしかない。
 力ずくで言うことを聞かせることはしたくないしされたくない。
 力ずくで強制されない、そのための力は持ちたいと思う。

 子どもが可哀想という考え方もある。
 私はそうは思わない。子どもは、周囲から「可哀想」と言われることによって「可哀想」になるのだと思う。
 話は少し飛ぶけれど、今回妊娠して、私は高齢出産なので子どもの染色体異常のことなどもいろいろと考えた。ダウン症のこととか。
 もしそういう子が産まれたら、(たぶんやっぱり、正直なところすごくショックを受けるだろうとは思うけれども)「子どもが可哀想」という考え方だけはしないようにしようと思う。
 可哀想と思わなければ、それはその子にとって普通のことだ。
 周りが、特に親が「可哀想な子どもだ」と思えば、それこそがその子にとって本当に可哀想なことだ。
 体の弱い子だと本人が苦しいから、それはなるべく元気で産まれてほしいと思うけれど。
 だけど、もしどんな子が産まれたとしても、楽しいことをたくさん一緒に経験して、本人が「生まれてきてよかった」と思えるようにしてあげたい。
 「普通の」環境。戸籍とか、名前とか、普通の家庭とか普通の両親とか。普通の子どもであることとか。
 そういうものはあげられないけど、私が子どもにあげたいのは、もう少し別のものなのだと思う。

 うーん、話が脱線したかな。
 なんだか今日は疲れています。(苦笑)

 大切なぱうちゃん。
 ぱうちゃんは、普通のおうちじゃないから、と思う人たちには、差別されたりするのかなあ? ・・・あんまりそんなことはないんじゃない?と能天気に思ってはいるけれど。
 でもおかーちゃんは「普通のおうち」やるのはどうもしんどいんで。
 ごめんね。(前もって)

 とにかくも、無事、産まれてきてくれますように。

2003/4/25 記


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