しもうた!

また、「よし」と言ってしもうた。



題名が、ダジャレんごつなったが、同じ「しもうた」でも、


PAINT[granma's New Year]
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なんかおかしかねぇ。
まあ、どうでんよか!!!


よし!」というのは、わしの口癖で、孫たちにようからかわれよっとよ。
親戚や友だちがわいわい集まると、宴会をしよるじゃろ。
誰かがビールや酒ば酌してくれっとよ。
そんとき、頃合を見計らって、

「よし!」と言うとよ。

コップや杯ば、ぐいっと持ち上げて。そぎゃんすっと、酌してるほうは、
わしの力で押しやらるるごたる心持ちのすっとじゃろね。
声にも力が入っとるし。

「え・ら・そ・う!!!」と笑うとよ。

時々、真似しよるらしか。気取ってフランス料理屋なんぞに行って、
ワインを注がれると、他の人に聞こえんように、「よし」と言っとるらしかぁ。

若いうちから、そぎゃんことじゃいかんと思うて、
気をつけておったばってん。


ばあちゃんは、熊本の人。母も熊本、父は兵庫の出身で、
二人とも若い頃から東京で暮らし始め、
孫にあたるわたしたち姉妹は、
東京生まれだが、

小さいときから、ばあちゃんと同居していたので、
いつのまにか、ネイティブ熊本弁を扱えるようになった。

じいちゃんが亡くなって熊本を引き上げ、娘夫婦と暮らし始めて30年以上になるが、
頑として熊本弁をしゃべり続けている。

大阪人のようだ。
知り合いの大阪人が、言った。
「大阪弁はヨーロッパでも通用しまっせ」と。

ここでは、エセ熊本弁がふんだんに使われている。
そんな言い方はしない、とおいかりの方もおられるでしょう。

もっとも、ばあちゃんは、現在の玉名市、旧「高瀬」の出身で、
明治の女古い古い、高瀬地方の熊本弁しい。

玉名在住の親戚によれば、
いまの若い人には、ばあちゃんの言葉は分からんよ、とのこと。

毎日、わしはなんばしよるか...。 まだ帰らんでもよかじゃなかか。
最初のメニューに戻りたか。 ホームページに戻りたか。


しつこかぁ、思うかもしれんばってん、
なんか、思うこつのあったら、 あったらでよかよ、
電子メールばくれんね。