必要なものは、テキスト形式でファイルが作れるワ−プロと
転送のための FTP クライアントソフトだけです。
わたしが使ったワ−プロは、windows95についているワ−ドパッドです。
気がついた点および注意すべき点はつぎのとおりです。
1.HTMLでかくこと。思ったより超簡単です。
2.あらかじめホ−ムペ−ジ用のフォルダまたは、ディレクトリ
を作っておくこと。
3.ファイルを保存するときに、htmlという拡張子をつけて、必ず、
テキスト形式を選択して、上記2.のフォルダ等に保管すること。
4.最初のペ−ジは、index.htmlにしたほうがつごうがいい。
5.できたペ−ジは、NETSCAPE等で見て確認すること。
NETSCAPEでは、File(ファイル)の Open File
(開く)で見れます。
6.NETSCAPEで見るときは、同時にVIEWの DOCUMENT SOURCEで
テキスト形式でどうなっているかを見て、異常な点の有無を調べること。
これは、ほかの優れているホ−ムペ−ジがどのようにHTMLで
かかれているかを、探るのにも使えます。
7.とにかくなんでもいいからホ−ムペ−ジをつくってみること。
極端なことを言えばなまえだけでもいいと思います。
8.それよりもファイル転送の方法を覚えることが大事です。
FTPを使うのが普通ですが、これは、コレを勧めます。
超簡単です。
ファイル転送が成功したときには、大袈裟な効果音がでます。
いかに簡単かをわかっていただくために、具体例を示しておきます。
インタ−ネットに夢中な猫「ニャン太」がリムネットにホ−ムペ−ジを
つくるまでをおってみることにします。
ニャン太が書いたHTMLによる文書はつぎのとおりです。
ただし、HTMLによる命令であるタグ< >はキ−ボ−ドからの直接入力等
による半角入力でないとだめですが、ここでは全角で表示してます。
そうしないとブラウザがHTMLのタグとして判断するので見えなくなるから
です。< >は< >とよみかえてください。
<HTML> (HTMLで記述することをブラウザに断っています。)
<HEAD>
<TITLE > (ブラウザの上部に出るタイトルを書きます。)
CAT HOMEPAGE
</TITLE >
</HEAD>
<BODY > (ここから本文であること示しています。)
<BR> (改行を指示しています。)
<CENTER> (ここよりセンタリングを行います。)
<H1> (H1は文字の大きさを示しています。)
ようこそニャン太のホ−ムペ−ジヘ
<BR>
<BR>
<img src ="neko.gif" width="50% "> (neko.gifという画像ファイルを挿入します。)
<BR>
<BR>
我が輩は猫である。
<BR>
<BR>
名前はニャン太という。
<BR>
<BR>
</H1> (H1の文字の大きさ指定を終了します。)
</CENTER> (センタリングを終了します。)
</BODY > (/は、命令の終了を意味します。)
</HTML>
以上がニャン太の書いたHTMLによる文書です。
これは こんな感じになります。
HTMLについては入門書または別のホ−ムペ−ジをご覧ください。
ところでHTMLの文法がただしいかどうかをすぐにチェック
してくれる所があります。URLをいれるだけで厳密な検証をしてくれます。
Weblintという所です。
HTMLについては、とりあえず最低限の知識さえあればいいと思います。
とにかく、自分のホ−ムペ−ジを1ペ−ジでもいいから作って見ることです。
そして、サ−バ−に転送するところまでやってみることです。
どんなに苦労してホ−ムペ−ジを作っても転送ができなければ、
インタ−ネットに乗りませんから。また、転送に手間がかかると、
ホ−ムペ−ジを一度作った後もなかなか修正や更新ができなくなり
続けてホ−ムペ−ジを作る意欲が失われてしまいます。
では、ニャン太がどのようにホ−ムペ−ジを転送したかを追って
見ることにします。
まず、リムネットにパソコン通信で接続し、掲示板「リムネットホ−
ムペ−ジ開設の手順]をハ−ドコピ−します。
ニャン太は、WINDOWS95のエクスプロ−ラ−を使って、
homepageというフォルダを作ります。そして、ワ−ドパッドで書いた
テキスト文書ファイルをindex.htmlという名前にしhomepageに保管します。
それから、neko.gifというGIF画像ファイルを、同じくhomepageに保管
します。これで転送の下準備は整いました。
次に、WS_FTP32というFTPクライアント
のソフトをインタ−ネットを使ってダウンロ−ドします。これは、
zipによる圧縮ファイルとして送られてくるのでunzip または
winzipで解凍して使います。
WS_FTPを起動させるとSession Profileの窓が開きます。
次のように入れます。
Profile Name rimnet yokohama(適当でよい。)
Host Name eltreum.yk.rim.or.jp(横浜ドメインの場合)
Host Type Automatic Detect
User ID nyanta(例)
Password cat(例)
他はそのままにします。Save Passwordをチェックすれば次のとき
いれる必要がなくなります。いったん窓を閉じダイヤルアップ接続を
TCP−IPを使って行います。いつものインタ−ネットの接続と
同じです。WS_FTPを再度開きokをクリックするとメイン画面に
なります。
左側にLocal System 右側にRemote Systemの画面がでます。
Local System は自分のコンピュ−タで Remote Systemはリムネットの
サ−バ−です。ファイルマネ−ジャ−みたいなものが出ます。
初めは、WS_FTPの入っているフォルダが出ますが、上に行くように
ダブルクリックすると他のフォルダにいけますので、ホ−ムペ−ジのファ
イルを入れたフォルダ(ここでは、homepage)に行きます。
Remote Systemの方にMk Dirを使ってpublic_htmlというディレク
トリを作ります。
public_htmlをダブルクリック しこのディレクトリに移ります。
ついに、転送するときが来ました。
まず、index.htmlファイルをダブルクリックすると転送されます。
右矢印のクリックでもできます。転送が完了すると妙に派手な効果音
がでます。
ニャン太は、最後についにneko.gifファイルを同様に転送しあっけなく
終わりました。
後は、http://www.yk.rim.or.jp/~「ユ−ザ−名」nyanta
を打ち込めばいいだけです。
もっとくわしく知りたい人は、リムネットの下記のホームページ
が参考になりますので行って見てください。