SD企画設計研究所 横浜

『せっかくの力をもってこのよにうまれた道具
住居は道具よって分解され、住居は道具の海となり
道具を支えるがために生活しているかのごとき状態を呈している。
これでは道具世界が感謝されるはずがない。』     (SD選書「道具考」栄久庵憲司著より)


設備は住環境の快適性を重視し、目には見えにくく理解しにくい機能を備え
かつての道具から設備へと別のものとされてきている。
また道具の持つ生活感は排除される傾向が好まれ、道具の持っている力は見えにくい方向へと進んでいる。
人と離れすぎた道具や設備。高密度の建物群、高気密の室内環境。
孤立化がすすむ環境下でもう一度、周辺環境との中での調和と道具から受ける調和を
再考すべきテーマと掲げ設計活動をおこなっている。

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道具
人類の進化と道具の進歩は歴史の道連れ。
文明と文明の礎をつくった。
それは、聡明な気付が想像をかき立て、新たな道標を提示したから。
提示は道理を求め、道理は機能美を創った。
喜ばしくも「美」は人の心を誘い、この世をまめやかにする。
良い道具は、私どもの甲斐性とともにある。』

辰巳芳子(NHK「きょうの料理」放送50周年記念パンフレットより)


すり鉢・すりこ木・二重鍋などなど
LinkIcon辰巳芳子の薦める道具の通信販売

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建築
風雨にさらされながらも、ある一定の時間その存在を耐え抜くためには
耐えるものと自然原理とがいくつも調和されているからと考えられる。
そこで、
「地球環境」は、大きな自然環境としてとらえ、環境問題に対してどのようなスタンスをとるか。
「周辺環境」は、敷地からの徒歩圏内であり、身近な自然環境に何があり、どう活用できるのか。
「敷地環境」は、建物の内部と外部や近隣との関わりであり、どのように開くことができるのか。
これら3つの環境を探り、建物のたたずまいとしてゆく。

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