アメリカの志穂美さんファン:David A. Vlachさん
Vlachさんの画像コレクション:
Vlachさんの志穂美さんの画像のコレクションは、白黒のものがほとんどのようですが、海外での志穂美さんの紹介のされかたや、われわれが知らない志穂美さんのハワイでの活動などを知ることができる大変貴重なものです。スペースの関係ですべて紹介することはできないので、そのうちのいくつかを紹介することにしましょう。まず『女必殺拳』を上映する映画館の新聞広告(左の画像)です。アメリカでは、女必殺拳は、千葉真一の『激突!殺人拳』の続編であるかのようにとして公開され、主演も千葉真一となっています。この広告からも、それが分かります。また。注目すべきは、この広告のイラストです。志穂美さんは、太股もあらわに、ミニスカートでの立ち廻りをするかのように描かれています。このようなシーンを期待して映画館に入った人は、がっかりしたのではないでしょうか。スペースの都合で載せせてませんが、『必殺女拳士』の広告でも、上半身にだけカラテの道着を着た、太腿もあらわな女性空手家の姿が描かれています。(しかも、顔かたちやスタイルは志穂美さんに似たところもありますが、白人風の感じです。)これに対して、後から公開された『若い貴族たち
13階段のマキ』の広告(このページの一番上にある画像)では、ちゃんと映画の中の志穂美さんの姿が使われています。これは、おそらく先に述べたようなTV番組の放映により、志穂美さんが一般に認知され、人気が出てきたことの現われではないかと想像されます。当時のハワイでは志穂美さんは、非常に可愛い女優兼武道家というイメージを持たれていたようです。さらに言うと、志穂美さんは元々武道家だったのでアクション映画に出るようなり、それによって女優となったと思われていたようです。その点については、ここをクリックすると出る雑誌記事の画像での文章"Is
the martial arts woman of action giving way to the actress?"からも伺えます。なお、志穂美さんの容姿についての評価は、ここをクリックすると出てくる雑誌記事の画像で、志穂美さんが"the loveliest thing to hit martial
arts film from the Orient"と評価されていることからもうかがえます。最後に、我々が知らなかった志穂美さんのハワイでの活動についての画像を紹介しましょう。志穂美さんは、ハワイで行われた極真空手のトーナメントでのエクシビジョンとして、トーナメントの観客の前で空手の型を演武し、さらにJACの人達とアクションを実演しました。そのことに関しての地元紙の記事はここをクリックして下さい。このような志穂美さんの活動は、ハワイの人達に女性武道家というイメージを強く植え付けることになったと思われます。(本人にとっては、やや不満かもしれませんが。)
このほか、Vlachさん画像のコレクションには貴重なものが数多くあります。スペースの都合で少ししか紹介できませんでしたが、今後できるだけ紹介する努力をしていきたいと思います。