『ジャッカー電撃隊』第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」


『ジャッカー電撃隊』第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」の小野夏子は、志穂美さんの演じたキャラの中では最も魅力的なものの一つなのですが、あまり知られていません。なかなか観る機会が少ない作品となっています。そこで、少し詳しく同作品を紹介しておくことにします。なお、志穂美さん以外の出演者の紹介は最小限にしています。



<データ>

1977年4月16日(土)7時30分〜8時

テレビ朝日系放送

製作:東映

スポンサー:バンダイグループ、セイカノート


<スタッフ>

監督:竹本弘一

原作:石森章太郎

脚本:上原正三

プロデュサー:荻野隆史(テレビ朝日)、吉川進

音楽:渡辺宙明

格闘:山岡淳二(JAC)

特撮:矢島信男 鈴木昶



<ストーリー>

ジャッカー電撃隊のメンバーの1人であるカレン水木(ミッチー・ラブ)は、久しぶりに天才女性空手家小野夏子(志穂美悦子)を訪れたが、彼女は空手を捨てていた。道場の後継ぎとなるはずの弟隼人(高橋健二、後の大葉健二)が強すぎる姉の自分を重荷に感じ、なかなか一人前になれないでいることを知り、弟のために空手を捨てていたのだった。ところが、隼人は、姉の期待に応えようとするあまり、空手大会での優勝と引き換えに、犯罪組織クライムに心を売ってしまう。隼人は機械怪人デビルマイトによって操られるコマンドとなり、現金輸送車を襲撃する。さらに、この秘密が漏れるのを恐れたクライムによって、隼人は人間爆弾とされ、夏子の前で爆死してしまう。弟の復讐を誓った夏子は、クライムの基地である兎島へと乗り込む。駆けつけたカレンとともにデビルマイトと対決し、ジャッカーと協力して兎島のクライム基地を壊滅させる。

<みどころ>

アクションはもちろんですが、志穂美さんの小野夏子の美しさは特筆ものです。空手の道着姿、空手を捨てた夏子の清楚な女性らしい美しさ、後半のアクションシーンでの黒の皮のつなぎ姿でヌンチャクを操るシーンの凛々しく美しい姿など、どれをとっても素敵です。また、弟の敵を討つために、もう一度空手を使うことを決意し、ヌンチャクを手に取るシーンは感動的です。




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