『ザ・ボディーガード』内容紹介&感想

1話〜12話 by 棺桶の錠

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

第7話 第8話

第9・10話 第11話 第12話

(クリックするとその回の紹介・感想へジャンプします)


第1話 「 夕焼けの暗殺者」 ゲスト:島田順司

1〜3話は、志穂美さんの出番は大変少ないです。オープニングでそれぞれのキャラクターの自己紹介があるのですが、志穂美さんは両親を亡くした牧場の娘で、ボス伊達正(西村晃)が親がわりとなっている設定です。志穂美さんのオープニングはセーラー服姿でスキップしながら、牧場の柵の前で立ち止まり前方宙返りで飛び越すシーンです。キャラクター紹介は毎回オープニングで
流れるようです。第1話は、一回目にしてはハードなストーリーで、過激派に狙われた通訳の身を守る話です。ボディガードの心得みたいなものが早くも描かれています。志穂美さんの出番は電話番シーンくらいですか、あとはお茶汲み(これが仕事かも)してます。トータル3分もないですね。

このページの一番上に戻る

第2話 ゲスト・沢村忠


キックの鬼沢村忠さんがゲストです。ストーリーは、両親を12歳の時に亡くして悪徳社長に育てられた一文字(沢村)が信じきっていた悪徳社長に裏切られた上、一生懸命一文字のために尽くしてくれたホステスまでもが悪徳社長の手によって惨殺されます。そして、復讐しようとする一文字と、殺人犯にさせまいと悪徳社長をガードするボディガードたちの話です。志穂美さんは、公園で警察につかまりそうになった一文字を助けるため、カップルを装い一文字をベンチで膝枕をするという暴挙に出ます。白ベレーの良く似合う初々しい志穂美さんの笑顔が可愛い場面です。

このページの一番上に戻る


第3話 「悲しみの白い雨傘」 ゲスト・野際陽子

ストーリーは、鷲見(千葉真一)の過去と、かつての恋人(野際)との再会と悲劇的な結末が待っている、暗く重いラブストーリーです。でも、個人的には3話中一番好きです。でも、ほとんど千葉ちゃんオンリーなので志穂美さん目当てならダメかも・・・。志穂美さんの出番は、あいかわらずのお茶汲みと伊達の肩もみをするシーンですか。あと、エプロンつけてます。志穂美さんは、ミニスカートは今の所はいてませんでした。髪は肩に少しかかるくらいで、顔はふっくらとしてます。まさしくおしゃるとうり健康優良児ですね。あと、ほとんどの場面でいつもかじりかけのりんごを持ってます。そして、両手でりんごを持ち食べるんです。かなり子供みたいな設定で描かれてますね。演技は・・・・かなり・・・・下手かも(笑)でも耐えられる範囲じゃないでしょうか。沢村さんの演技の方がもっとひどい・・・セリフはまだしも表情がかわんない(笑)まぁ、今の段階での「ボディーガード」の感想は、番組としてはたいへん面白いですが志穂美さんのファンには、もっと出番をって感じかなぁ。個人的には音楽といい、ノリといい、設定といい、すごく気に入りました。

このページの一番上に戻る


第4話 「妻の座が崩れる時」 ゲスト・松尾嘉代

猟銃による誤射で死んだ夫と子供の復讐をする妻の話。復讐される男はとんでもない悪で、自分が誤射したのを取引先の下っぱのせいにするわ、ホステスと浮気するわ、復讐に来た松尾嘉代までも殺そうとするわで、凄い野郎です。しかも、銃を向けられてもトボケるというしぶとさ・・・。まぁ、結局は最後は下っ端が白状して、奥さんも逃げて終わり。全体的にはやっぱり暗いストーリーです。松尾嘉代さんは「パパと呼ばないで」の園子役しかしらないのですが、可愛らしかったです。ホステスが殺しを依頼したボーイ(黒部進)は怖かった(笑)志穂美さんは、トレーニングセンターで、赤いレオタードを着てトレーニングをするシーン。あいかわらずのりんごを片手に・・。まぁ、この話は志穂美さんの印象は薄いです。全体的には面白いです、特に気に入ったのは、千葉ちゃんVS黒部さんの格闘シーン。個人的にはナイフを持った黒部さんに対する千葉ちゃんの格闘は1〜4話中ベストです。

このページの一番上に戻る


第5話 「喪服の女に手話出すな 」 ゲスト・河津清三郎、池玲子

これも、復讐話。娘が刑務所で死んだ父の恨みを、ヤクザ社長に晴らすというもの。今回の話は黒沢(高城丈二)が初めて登場の主役です。しかし、ストーリーはかなりえげつなというか・・・ひどい目にあうシーンが多いです。しかし、志穂美さんの初アクションが出ます。ブーツはいて横蹴り、投げと一人で暴れるシーンや、メンバーみんなで大立ちまわりのラストシーンもあります。今まで一番活躍してますね。助けるたんびにお駄賃を請求するんですが可愛いですよ。ヤクザ相手に一歩も引けを取りません。ストーリーは暗い上に、残酷なシーンもあるというちょっとハードなストーリーですが、志穂美さんのキャラクターは明るいのでなぜか、ハードなストーリーの中でホッとするというか・・。しかし、志穂美さんは毎回服装が違うんじゃないですかね〜オシャレなキャラです。
でも役柄なのか、かなり幼い感じで描かれてます。口の聞き方とか・・・。あと、しつこいようですが、音楽最高です。(笑)

このページの一番上に戻る


第6話 「狙われた人妻」 ゲスト・根上純


凄い題名ですが、ストーリーは死体を片付ける現場をたまたま見てしまった人妻が狙われる話です。根上純は選挙立候補中の悪徳政治家というか・・・表向きは女性に人気のある男だが、裏では自分のために刑務所に入った女を出所後、金で縁を切ろうとする始末。そして別れる事に同意しない女をブチ殺しコンクリート詰めする極悪人!さて、志穂美さんの出番はだんだん増えてきました。まず、現場を見てしまった直後、人妻が襲われるのですが、りんごかじりながら志穂美さん参上!チンピラをぶちのめします。その他でも、ノイローゼ気味奥さんのガードに誰も乗り気じゃないのに、一人信じてガードを買って出るし、子供を抱く志穂美さんの姿も見れます。今回の服装は黄色のベレー帽、黄色のセーター、そして黒いズボンですか・・・。しかし、千葉ちゃん達と、いっしょに歩く姿を見て、なんかスタイルいいな〜と思いましたね。今回の話は全体的に見て、暗さは少し消えてきましたね、人妻の夫が殺されるという出来事がありましたが、ストーリーてきには刑事ドラマみたいな感じでした。ラストシーンで根上純の悪を暴くときは、ボディガードならではの無茶な方法でよかったです。

このページの一番上に戻る


第7話 「大いなる恐喝」 ゲスト・桜木健一

これはまさしく、待ちに待った志穂美さん主役の一編です。
ストーリーはよくあるパターンです。ジュン(志穂美)と同じ牧場で働いていたのか、幼なじみかよくわかりませんが(詳しく語られてない)とにかく、牧場時代からの知り合いであるゆうじ(桜木)が、汚職事件で自殺した課長補佐の残したメモ帳を使って恐喝するという話です。もちろん志穂美さんはそれを知って、なんとかやめさせようとするんですが、牧場を出て記者となっていた桜木は社会の厳しさにもまれたらしく、金、金人間になってました。根は悪い奴ではない桜木を、涙を流して必死にかばう志穂美さんの姿も可愛いです。結局最後は、ヤクザから金をゆすり取ろうとした所、ボディガードたちが駈け付けて大乱闘となります、そして桜木は一人金を持って逃げようとするんですが、銃で撃たれそうになった志穂美さんをかばって撃たれ、死んでしまいます。(志穂美さんとの思い出を回想して)今回は志穂美さんの見所はたくさんありますね。まず、服装ですが首の所と肩にフリルのついたなんとも可愛らしい、かつ、なんちゅーう服着てんじゃいみたいな服装がいいです。ちなみに下は赤のパンタロンだったと思います。それでも、幼い顔をしているのでこの様な服も何故か可愛い!(笑)アクションは桜木と夜の公園を歩いてる所をヤクザに襲われ、立ち向かうシーンと(後ろ回し蹴りからのヘッドシザースがよかった。)、事務所にヤクザが来た時と最後の大乱闘です。こうしてみるとこの頃から、かなりアクションはうまいです。さて、見所は他にもあります、何故なら志穂美さんも、桜木も好き同士だからです。まぁ、桜木は最後まで「好き」とは一言もいいませんが、志穂美さんは言いますよ。しかし、な・なんと事もあろうに「好き」と言った志穂美さんをビンタするんです!!なんか、恐喝男の自分と一緒に居たらダメだと思ったのか・・・照れたのかなんだかよくわかりませんが、とにかくビンタするんですよ!志穂美さんは今回は涙も見せます。桜木はとにかく憎まれ口をよく叩くやつです。その他、志穂美さんと桜木がチークダンスを踊るシーンや、ネックレスをプレゼントしてもらい、首に付けてるシーン、はてまた北海道なんでしょうが、凄いかっこう(カウボーイ風、志穂美さんはカウガール風)して登場する回想シーンなど、見所満載です。そーいえば、桜木と一緒に居た事を千葉治郎がヤキモチをやいてるような場面もありました。千葉真一は相変わらず兄貴っぽい立場でした。今回の話は全体的にみて、志穂美さんファンは満足なんじゃないでしょうか。ただ、セリフがまだ上手ではないので、重要な場面などでは人によっては気になるかもしれません。私は別にだいじょうぶでしたけど・・・。ストーリーはちょっと急ぎ足な面がありましたね、桜木との過去の関係も詳しく説明されてないし、桜木がなぜ都会に出て変わったのかも、具体的に説明されてません。(いきなり恐喝!!)それにしても今回は志穂美さん、泣いたり、笑ったり大忙し。ボディガード時代の志穂美さんは幼くて、とても可愛らしいですよ、ほんとあどけない顔してます。ちなみに、今回は伊達(西村晃)は出ませんでした。

このページの一番上に戻る


第8話 「作戦指令!宝石を奪還せよ!」 ゲスト・殿山泰司

殿山演じる宝石強盗が、15年の刑期を終えて刑務所から出所する。そして、先に出所していた相棒(小松方正)の家を尋ねるのだが、そこにいた女は小松は死んだという、しかたなく殿山一人で、15年間警察にも喋らなかった宝石の隠し場所へ宝石を取りに行くのだった・・・。がなんと、宝石を隠した場所(宝石店)は建てかえられその場所は、ボディガードの事務所となっていた。伊達(西村晃)と殿山は戦友、相棒は実は生きていて女とグルで、宝石を先に取り、大きい会社を築き上げていたのだ。ストーリーはこんな感じで、かつての相棒と、伊達、黒沢(高城丈二)、ボディガードと絡み合い、騙し合いなどで進んでいきます。これは西村晃さん、殿山泰司さんメインなので、志穂美さんの出番は少ないですね。ただ、殿山を尾行するシーンで志穂美さんの変装が見れます!しかも、アフロヘアー塩沢ときさんのようなサングラス、ヒッピーみたいな格好です。アフロは・・・似合いません。普段着は、サスペンダーにチェックのブラウス(?)長いスカート(サスペンダーで釣っている)あとは、いつものアクション用か、ベレー帽や黒いパンタロンです。今回は、黒沢が二度ほど志穂美さんに絡んでいました。一度目は、踊りかなんかに誘おうとしたら、「いやよ!中年男なんか!」と一蹴。二度目は、みんなが人質に捕らわれた時、黒岩が助けるんですが志穂美さん意外からは一万円請求するのに対して、「ご婦人にはサービス致します。」とキスを迫りますが頭突きで一蹴!黒沢のキャラはどうやら、女たらしの金にうるさいキャラのようですね。今回は全体的に見て、地味な作品です。メインもゲストもアクションも・・・・・・千葉真一さんも出ないですし。見所は・・・・志穂美さんのアフロ!(笑)

このページの一番上に戻る


第9・10話 前編「東京→ロス→大追跡」、後編「グランドキャにオンの殺人者」 ゲスト・真山知子・ビーバー


この話は初の海外ロケ編であり、前後編でもある作品です。ストーリーは、千葉ちゃんが、いきなりFBIの友人にマフィア日本調査を手伝ってほしいと頼まれ、アメリカ(ディズニーランド)へ行く所から始まります。しかし、待ち合わせの場所に行くと、FBIの友人はメモを残して殺されていました。「ドガの少女像」と書いてあるメモ一枚を残して・・・・。一方日本では、ボディガード達が共栄物産専務の家の絵の管理人(真山知子)から、脅迫状が来ているので絵を守ってくれと依頼されます。実はこの絵こそ「ドガの肖像」でした。しかも、絵を盗もうとしてるのは実の娘リサ(バービー)で、男友達(ドジな奴)二人に盗ませようとしているのです。理由はただ一つ・・・親父を困らせる事です。何故困らそうとするのかといいますと、元々母が会社の重役の娘でしたが、親父は母に感謝するどころか他に女を作り、母は悲しみのなかで死んでいったのです。そして、世の中なんでも自分の思い通りになると思っている、親父に復讐してやろうと目論んだのです。だが、他にも絵を狙ってる2人組(実は親父が頼んだ)がいて、ドジな男友達を眠らせて、リサの手を借り(千葉治郎、目黒を睡眠薬入りコーヒーで眠らす)まんまと家に侵入します。二人組みが、逃げようとする所・・・今回唯一ちゃんとしたの出番の志穂美さんアクションが見れます!果敢にも二人組みに挑むんですが、ボクサー風、空手家外人の二人にに苦戦し、逃げられてしまいます。しかし、アメリカからすばやく帰ってきた千葉ちゃんが、駆けつけ絵を取り返します!だが、失敗した二人は今度は、リサを誘拐して絵と引き換えに、ロス空港で待ち合わせし、千葉ちゃんと夏代(真山知子)とアメリカへ・・・とまぁ、ストーリーはこんな感じに、二転、三転とテンポよく進んでいきます、千葉ちゃんのボディアクションあり、スキーアクションありと、今回は千葉ちゃん大活躍です。でも、観光旅行もかねてるような・・・。今回は全体的に見て、まさしく前後編ならではのストーリーでしょう、なかなか面白いです。志穂美さんファンには見所はほとんどないかな・・・。千葉ちゃんファンなら、見所たっぷりです。特に目を引いたのは、スキーがうまいって事ですかね。しかし、犯人追いかけてるというよりも・・・・スキー楽しんでるように見えました。(笑)ただ、残念なのはドガの絵にマフィアの秘密が、隠されていたらしいのですが、ラストで燃えてしまい、マフィアの事はわからずじまいという、後味のわるさですか・・それと、無駄な追いかけっこ(アメリカ)が多かった所かな。マフィアに関しては残りの話を見れば、フォローされてるのかも知れませんが・・・。とにかく、ストーリーは二転三転して、今までで一番良い出来かもしれません。

このページの一番上に戻る


第11話 「残酷な女の部屋」 ゲスト・村瀬幸子


この話は、まさしく火曜サスペンス劇場のノリです。よって、主役は雪村いづみさんです。幼稚園の前で、園児の帰宅時間、一人の男の子にお婆さんが迎えに来ます。それを、たまたま通りかかった雪村さんが、そのお婆さんの行動を不信に思い、本当に迎えの人間か、お婆さんに問いただします。すると、お婆さんは私の孫だといい園児の名前まで知っています。しかし、駆けつけた先生によると、この子にはお婆さんはいないと言う。そそくさ、逃げるお婆さん・・・。園児の母親が、後日ボディガード事務所まで御礼に来るのですが、誘拐されそうになったのにもかかわらず、警察には知らせないと言う・・・・変に思った雪村さんは・・・・・。とまぁ、出だしはこんな感じで、実は園児の母親は、今の旦那(工場を乗っ取った愛人)と共謀して、夫を殺し、夫の母親であるお婆さんを戸籍から抜き、赤の他人にした恐ろしい女です。証拠はないが、お婆さんは知っていて、黒沢に調べをたのんでいたのだった最後は証拠を、お婆さん飼っていた犬が発見して・・・罪のなすり合いでジ・エンド。まさしく、サスペンス劇場丸出しのストーリーです。

この話は、雪村さん初の主役だけあって、雪村さんの過去があらわになります。お婆さんと園児に、必要以上にかかわった理由・・・それは同じような子供を事故(溺死)で亡くしてしまい、夫の顔を見てるのがつらくなり、離婚をしたのです。でも優しい夫はその後、雪村さんがデザイナーになるため、留学をしたいと言ったとき、その費用を全部出してくれます・・・。そして、実の子のように雪村さんに優しかった夫の母もいました・・・。だがその二人も、雪村さんが二年の留学から日本に帰ってみると、この世にいなかったのでした。

さて、志穂美さんの出番ですが、ちょこちょこと3回ほどアクションがあります。そして相変わらず、リンゴかじってるシーンも!服装は・・・・変です(笑)!前にも見た、サスペンダーで吊るしてる紺の長めのスカート。それと白のブラウスみたいなやつ、あと、リボンみたいなやつを首につけた白のブラウスみたいなやつに、サスペンダーで吊るした黒の半ズボンらしき服、そして白のハイソックスに白い運動靴・・・(これが一番変でした)・・・そーですね、イメージとしてはDr.スランプに出てきたオボッチャマ君ですか・・・あの服装にそっくりです。(笑)最後に、茶色のパンタロンに、同系色の縞模様の長袖シャツですか・・・。千葉ちゃんは、アメリカロケで疲れたのか、出ませんでした。今回のストーリーは全体的に見て、佳作ですか・・・。ただ、完璧な殺人と銘打つにはちときついです、アラがかなり目立ちますしね・・・。まぁ、この時代ではよかったのかも知れませんが・・・。志穂美さんの見所は、オボッチャマ服ですね。とにかく志穂美さんは毎回結構いろんな、服を着るので面白いですよ!目黒祐樹さんなんかほとんど、同じ色のスーツばっかしだしね。髪は相変わらず肩くらいまでです。

このページの一番上に戻る


第12話 「女が死を選ぶ時」 ゲスト・郷英冶、中山昭二、町田祥子

今回の話は、テーマがいいです。任務を選ぶか・・・私情を選ぶか・・・・。ストーリーは、千葉(治)さん、目黒さん、志穂美さん3人が、ボディガードをしに、ホテルへ入る所から始まります。志穂美さんを下で待たして、二人は依頼者の部屋へ・・。この時の志穂美さんの服装は、胸にワンポイントオーバーオール(水色)です。ちなみに、
またしても、りんごかじってますね。千葉(治)氏と、目黒氏が、とある部屋に入るとサングラスをかけた男(中山昭二)と女(町田祥子)がいます。女と一緒に、その男を守るのが仕事なのですが、千葉(治)氏は女に隙を突かれて気絶してしまいます。目黒氏は、そんな事はつゆ知らず、「連れはあとから来ます」という女の言葉を信じて、エレベーターに乗りこんでしまう。しかし、下でボディガード達が用意した車(志穂美さんが乗っている)に目黒氏が行こうとしたら、銃を突きつけられた上、別の車に乗せられて出発する! わけのわからぬ目黒氏の問いに、女は(外は警察などが要人来日で、検問だらけなのだ)外の警察に守られてる要人はニセモノで、本物の要人はこの車に乗っている男(中山)だと言う。しかし、目黒氏にはあまりにも堂々としているガードの仕方に疑念を抱くのだった・・。その頃、ホテルから事務所へ帰ってきていた千葉(治)氏と志穂美さんは千葉(真)氏に
たしなめられていたのだが、そこへ女の子がやって来る・・・彼女は母が危篤で、姉に会いたがってるから、姉を探して欲しいと頼みに来たのだ。そして、その姉こそ目黒氏と一緒にいる女特別警察官だった・・・。と・・・こんな感じの出だしで始まります。女は父が(元警察官)重大なミスをして自殺してしまった事を恥じて、母の反対を押しきり、警察官になるため家出をしたのです。そんな過去を持ち、任務に忠実な女と、影武者(実はこちらがニセモノ)となって敵をおびき寄せ、任務のために死のうとする男と目黒氏の3人でストーリーは進んでいきます。そして、男を付け狙い、任務のために死んでいく殺し屋シャンディアン(郷英治)。任務が何よりも大事なのか、最優先なのか?という、永遠のテーマともいうべき難しいテーマが今回のストーリーの核でありますね。所で、今回の話は江本(目黒祐樹)さんが主役の話です。だから、志穂美さんの見所はないですね。それ以外の見所は、千葉ちゃんVS郷さんの直撃!地獄拳勝負ですか(笑)
砂浜で格闘するのですが、いいタイミングでボディガードのテーマ曲が流れるんです。しかも、郷さんは死にっぷりもカッコイイ! そしてもう一つ、目黒氏が任務のために死のうとする、男と女に説教する姿です。ベトナム戦争の従軍カメラマンとして、多くの人の死を見てきた目黒氏は、二人に言います・・・「人間の命は、そんな安っぽいもんじゃない!!」と・・。とにかく今回の話はなかなか面白かったです。まぁ、結論づけるのはとても難しいテーマではあるんですがね・・・。あと、個人的には今は亡き、郷英治さんが出てたのが嬉しかったですね。

このページの一番上に戻る


第14話 「裁かれる愛」ゲスト・室田日出雄、北林早苗

これは、なかなかいい話です。主役が誰というわけではないですね。一人の高利貸しの男が殺されます、犯人は元刑事の室田さんですが、室田さんに恨みを持ってつけていた男が目撃して、恐喝しようとしますが失敗・・・。実はその恐喝男の姉さんと室田さんは恋人でした。昔、恐喝男が室田さんに捕まって、取調べの最中ぶん殴られた上、耳が片方聞こえなくなるのですが(これが恨みの原因)、その時、弟のために警察に来ていた姉さんと知り合うのです。室田さんは、不正を憎む素晴らしい刑事でしたが、やり方が強引な上に、誤射でも人を殺してしまい、刑事を首になってしまったのです。そして、刑事仲間からも邪魔者扱いされ・・・いつしか心はすさみ、ニセ刑事となって恐喝までするように・・今回のストーリーは、どちらかというとボディガード達は脇役に近いかも・・・。室田さんと、クラブの恋人(北林)さんが主役かな。二人で金持って外国で商売しようとか、今見ると新鮮なストーリーではないのですが、室田さんがいい味出してます。刑事の苦悩、人生の先が見えてしまった、男と女の愛が私はとてもよかったと思いました。ラストシーンの追い詰められた室田さんの演技と最後は、私はとっても好きです。いままで見てきた「ボディガード」の中でもベストに近い作品ですね。さて、そんなわけで志穂美さんの出番は・・・ほとんどありませんが、ファッションだけはいつものように、コロコロ変わります。まず、水色のジーンズはいてます。こうしたよくみかけるジーンズ姿は初めてじゃないですかね。あと、西村晃さんと狩猟している珍しい狩猟姿ですか・・・アクションはほとんどないですね。でも、今回は何度もいうように、室田さんの演技と、刑事の苦悩や、人生などが描かれていてとてもよい作品です。

このページの一番上に戻る

元へ戻る