YOKUWAKA 32: October, 2008

2008/10/11

 先月9月14日、土合/谷川岳ロープウェイのプランを突然考えて突然変更した(何から何へ変更?)。土合は2年前にも行こうと思ったのだが、そのときはJR上越線が前夜の雨で運行休止となっていて断念した。なんだか、このモヤモヤはもう行かないことには解消しない。とゆーわけで、前後泊という豪華プラン(でも新幹線は使わない)で土合に再々(?)チャレンジである。夕方ぐらいに、高崎に向かう。JR高崎線籠原駅南側、下り線から左(西)へ分岐していく単線があるのに、ふと気づく。あとで調べたら、秩父鉄道へ連絡していた。秩父鉄道は熊谷でJR高崎線と合流しているが、貨物ターミナルへ直接連絡するための線路だろうか? 夕飯は高崎までに来たというのに、なぜか沖縄料理屋へ。アグーという沖縄豚が、大変美味でした。

2008/10/12

 7:10、高崎発水上行きに乗る。4両編成115系湘南色。8:13に水上到着、8:19に2両編成新潟色の長岡行きに乗り換える。みんな水上からバスに乗ると思ったのに、車内は満員。8:28、土合に到着。下り線はトンネルの中(下)。階段を10分登ったり写真を撮ったりしていて、駅を出発したのは9:00ぐらい。9:30、土合口に到着。マイカー/ツアーバス組と一緒になって、ロープウェイに乗るための行列に並ぶ。10:15やっとロープウェイに乗って、10:30に天神平へ到着。紅葉がキレイ。10:40、出発。木道が、すべる。11:30、熊穴沢避難小屋。上空をヘリが飛んでいる。後日、Yahoo! のトップページに11:18に撮影された写真が載った。10分ほど早ければ、それに写っていたかも。ここで、カメラの交換バッテリーを忘れたことに気づく。天狗の溜まり場、ザンゲ岩とキツイ登りを越えて、12:45に「肩の小屋」に到着。

 それにしてもハイカー多すぎ。でもコレは仕方ない。自分もその一人だ。しかし年寄のハイカーは、いくらなんでもマナーが悪すぎ。山道は登り優先だ(マナーの悪さは、この話だけではない)。朝からお腹の調子がよくなかったので、ねんのためトイレへ。あまりにハイカーが多いため、トイレは15分待ち。有料というか寄付というか、一回100円。13:30に出発して、13:40トマの耳、13:55オキの耳。稜線の向こう側新潟県からの風が、無茶苦茶寒い。眼下には関越自動車道の排気口とおぼしきものが群馬側と新潟側に、ひとつずつ見える。反対側にはオキの耳に向かって、東側の絶壁を登ってくる4人組みパーティがいた。さて、戻るとしよう。14:20肩の小屋を通過して、ドンドン降りて行く。16:10には天神平に到着。ここで、予想通り(正確には事前情報通り)の展開。

 マイカー/ツアーバス組とハイカー組が合流して、ロープウェイの下りに乗るのに1時間半待ちだという。緑色の草原のゲレンデには、すでに午前から行列整理用のロープが用意されていたのだ。実際に待ったのは1時間半ではなく、なんと2時間強。日が沈むと、どんどん寒くなる。18:20にやっと乗ることができて、18:30に土合口へ降りてきた。もう少し体力・脚力が残っていれば所要1時間半の徒歩下山コースでもよかったんだが、さすがに無理だった。時刻の関係で、土合からJR上越線の上りに乗ってループ線を通るという予定もNG。土合口に着くと、水上行きのバスが停車していたのでダッシュで乗車。18:50、水上駅に到着。19:54水上始発のJR上越線に乗って、21:00少し前に高崎へ到着。いや~、今日中に東京へ帰る予定にしていなくてよかった。死んでしまいますがな。

2008/10/21

 ちょいと用事があって、福岡へ。ボーイング777-300は、羽田空港を16:35定刻に出発。暖かく南風が吹いていて、C滑走路では着陸機がジョウナン・アライバルしていた。A滑走路(Rwy16R)を、16:45にTake Off。離陸直後、眼下に工事中のD滑走路が見えた。写真を撮りたかったが、巡航前なのでNG。ミッキーあたりで右旋回して、キャナルを通過して座間NDBへ。これって、ザマ9・ディパーチャーの変形版? 座間からはナゴヤ・トランジション。夕日を浴びた富士山がキレイで、写真を撮る。中国地方上空を西へ巡航し豊田VOR/DMEを通過すると、左手に関門海峡を見ながら降下開始。日が沈んで、関門海峡にかかる橋の灯りがキレイ。18:03、玄界灘で左旋回してラガーを通過。これは、オーソドックスなサンディ・イースト・アライバル。まるで街の中に飛行機が降りていくようなLanding。18:08、福岡空港にILS Rwy16でTouch Down。PAPIは白2赤2。さすが!

2008/10/24

 お嫁さんが「もつ鍋」を食べたいと言う。さらに「やま中」で食べたいとも言う。とゆーわけで夕方、博多天神から西鉄大牟田線に乗って大橋へ移動。2007年にブルーリボンを受賞した、西鉄3000系に乗車する。急行に乗ったら、あっという間に大橋に着いてしまった。この日は北風が強かったため、福岡空港に着陸するルートは多分VOR/DME Rwy34。那珂川の西岸を低い高度で南に飛んでいたので、ハリー・アライバルではないと思う。ILS Rwy34ができたので、Rwy34へのサークリング・アプローチはなくなったと思っていたのに。時間がかかるからハリー・アライバル(というか、北風時の東京・ソウル方面からのILS Rwy34)は却下!? ちなみに、もつ鍋「やま中」の方は大変美味でした。

2008/10/25

 高校の修学旅行で、柳川へ行った。北原白秋の生家に生徒全員が入りきらないとかで、二つのグループに分かれた。自分は後発組になったのだが、なんと先発組は川下りで後発組を待っていたのである。もちろん後発組は予定が終了次第先発組と合流して柳川を離れたわけなのだが、いつまでも自分の中に「川下りの船に乗って楽しそうな連中」の記憶が残っていた。とゆーわけで、長年の恨みを晴らすべく……もとい長年の夢(?)を実現すべく、西鉄柳川特盛きっぷ(4,980円)を購入して、西鉄福岡9:00発の特急大牟田行きに乗車する。西鉄の特急8000系は、赤い色が戦隊モノのリーダーのよう。沿線の風景にはアドバルーンといったなつかしいものがあり、福岡市内でも「セロテープ」や「セメダイン」といった看板を目にした。ちなみに、エスカレーターは東京と同じで通常は左側に乗る。

 久留米から先は、一部が単線になっているみたい。9:45、西鉄柳川に到着。マイクロバスで川下り乗場へ向かう。10:06、川下りの船が出発。水上売店があったり、観光客にエサをねだりに並走(並航?)する水鳥がいたり、水面から橋桁まで1mもないだろみたいなとこをくぐったり、水底を棹でつついて進むので船頭のおじいちゃんの息があがったりして、11:20、終点の「おはな」近くに到着。なんとも表現しがたいが、一言で書くと「満喫」というか「満足」ですます調←意味不明。「おはな」で昼食「ドジョウ鍋と、うなぎのせいろ蒸し」をとり、散歩がてら西鉄柳川駅へ戻る。川沿いというか水路沿いの歩道にはネコさま(複数)が鎮座ましましておられて、下僕たるヒトは避けて歩くことになっているらしい。西鉄柳川からは特急に乗って、目が覚めたら西鉄福岡に着いていた。

 中洲の屋台で軽く食事するつもりだったのだが、気がついたら腹一杯。そんな状態で博多ラーメンを食ったら、もう動けない。動けないけど帰らないといけない。福岡空港は博多市内から近すぎて便利すぎる。この感覚に慣れてしまうと、東京は不便すぎる。成田空港への不便なアクセスなど、ありえない。ボーイング777-200は、福岡空港を定刻より2分早く20:43に出発。20:48、Take Off。オグニ3・ディパーチャーから、オオイタ・トランジション。21:55、オーソドックスなキサラヅ・サウス・アライバルで、キサラヅVOR/DMEを通過する。横風が少しあるみたいだが、PAPIは白1赤3。22:02、ILS Rwy34Lで羽田空港にLanding。東京-福岡間は、飛行機が便利すぎるね。とっくにやっているのかもしれないけど、新幹線は別の「なにか」を売りにしないと。


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