YOKUWAKA 32: April, 2008

2008/04/06

 Chobitsの電源ユニットを交換した直後、リアのケース用DCファン(8cm)から異音(ビビリ音?)が発生。障害は同じタイミングで頼むよ……とか思ったけど、問題切り分けを考えると別々の方がいいか。異音は電源を入れてしばらくすると消える、という状態なのだが、電源ユニット同様そろそろ寿命なのかもしれない。ケース用DCファンが止まってPCが熱暴走してから交換……というのはいただけないので、三洋電気の標準タイプ(2ボールベアリング・2900rpm・29dB・最大風量36.4CFM)を購入(Owltech F8-N)。他にも色々タイプがあって、静音タイプにするか標準タイプにするか迷ったのだが、静音タイプは最大風量が23CFMということでやめた。多分、23CFMでも問題なかったのだろうが。製品寿命が60,000hということは、10年もたないのね。

2008/04/07

 F1バーレーンGP、決勝。残念ながらPP(ポール・ポジション)のクビサは勝てなかったが、3位表彰台でフィニィッシュした。ザウバーは、今後もパフォーマンスが楽しみ。ハミルトンはスタートで失速(TC(トラクション・コントロール)なしの影響?)し、アロンソに追突して空力パーツを失い実質的にレースをなくした。去年はハミルトンが色々楽しませてくれたが「いつもパパが一緒なのはウザイ」「ぢつわ腹黒そう」という勝手なイメージで、今年はいまいち。コバライネンの方が、観ていて楽しい。今回のようなパフォーマンスは、特にいかんね。フィジケラをホームストレートで抜いたときの左手のガッツポーズ(それとも抗議のジェスチャー?)も、意味不明。小僧、貴様の実力ではなくモビルスーツの性能の差だということを忘れるな。マッサも、ジャン・トッドが来てくれたから勝てた、みたいなのはいかんよ。

2008/04/08

 3月の話だが、ぼちぼちとPalm TXの環境を構築。PEMも移行して、ほぼOK。標準の金銭出納アプリは、自分には使いにくい。やはり、使い慣れているものが一番。SDカード内のファイルは、McFileを使って整理することにした。動画再生は、定番TCPMPで……と思ったら、音が出ない。iPod用に変換したMPEG4ファイルをPalmでも観るのが目的なので、このままでは困る。「なんでpalmやねん: いまさらTCPMP^^;」を読んで、「『BetaPlayer AAC Plugin』のPalmOS Version」をget。Webブラウザーでの日本語表示がグダグダなのでOpera Miniを導入しようとしたところ(2006-05-20 - nobuの日記)、なんとIBM Java VM(WebSphere Everyplace Micro Environment Evaluation Runtimes( http://www.ibm.com/developerworks/websphere/zones/wireless/weme_eval_runtimes.html (リンク切れ)))の配布が終わってしまっているではないか。これは、Blazer+PalmGateで解決。

2008/04/14

 失効してしまうともったいないので、ANAのマイルを使うことにした。しかし、手持ちのマイル数では国内もしくは韓国にしか行けない。どうせなら国外へ、ということで韓国に行くことにした。成田空港は遠いので、羽田→金浦の便にする。羽田空港の国際線ターミナルは、第一ターミナルから連絡バスに乗って数分の距離にある。あたり前だが、成田空港に比べるとショボイ。ANAのボーイング777-200は8:20に出発し、8:32にTake Off。10:29、金浦(GMP)にLandingした。ちなみに韓国の上空は撮影禁止で、空港も地下鉄も橋も撮影禁止だという。さすがに橋は韓国人もふつ~に写真を撮っていたけど、北朝鮮と色々な意味で「現在進行中」なのだと感じさせられる。機内はスーツ姿のサラリーマンが、とても多かった。11:28の地下鉄に乗って、12:10ぐらいに西大門に到着。

 ホテルは、ソウルナビというサイトで調べた「バビエン1」というコンドミニアムタイプ。ロッテホテルなどは、意外と(←失礼)高いのだ。まずはチェックインして、昼飯を食いに出かける。徒歩で10分ぐらいの距離にガイドブックで見つけた参鶏湯(サムゲタン)の店は地図と全然違う場所にあって、探すのにひと苦労。というか、地図の方が間違っている。一人18,000ウォン(1ウォン=0.1円)。ものすごい満腹。ホテルに戻って、環境整備。セキュリティボックスがなぜか最初から閉まっていて、開けてもらう。エアコンが点かないのでフロントに言うと、実はリモコンが必要だったことが判明。てことは、言わないと持って来ないってこと? インターネットの接続口(要は有線LANのコネクター)があるというので、FON(La Fonera)を持って行ったのだがつながらない。

 再びフロントに伝えると係の人が来てくれて、確認したら部屋の入口辺りにある集線装置のところで、なんとケーブルが切れていたことが判明。しかし、それを直してもつながらない。たしか、DHCPでIPアドレスをもらうところまではいったはず。でもLa FoneraをリセットしたあともカスタマイズしたSSIDに変更されない(一日待った)ということは、そもそも外部とつながっていないのではないかと予想して、とりあへずネットはあきらめた。ちなみにホテルの真ん前は警察で、ホテルのエレベーターは三菱電機製だった。韓国国内ってサムソン製とか韓国メーカーがほとんどなのかと思ったけど、そうでもないんだねぇ。ホテルの洗濯機は乾燥機付きで、グー。

2008/04/15

 本日のテーマ(んざそら)は、ソウル市内観光。まず、ソウル駅まで歩く。地下鉄4号線に乗って、明洞(ミョンドン)へ移動。地下鉄車内、ある乗客がA5サイズの紙を座っている客に配りはじめる。しばらくして(読み終わったと見計らって?)、同じ乗客が車内をぐるりと回って紙を回収する。広告というよりは、街角で詩集を売るようなイメージ。また車内は、地下鉄だけどずっと携帯で会話が可能。メールも写メも、ふつ~。日本だと「車内マナーが、どーのこーの」という話になるが、みんな気にしていない様子。明洞では、お嫁さんがビエンナ・メガネというところでメガネを購入。日本人客が多い。昼飯は冷麺、一人7,000ウォン+マッコリ3,000ウォン。マッコリはペットボトルに入っている。冷麺はうまかったが、身体が冷えてしまった。

 次に、仁寺洞(インサドン)まで歩く。明洞は日本でいうと原宿みたいな街だったが、仁寺洞はなんと表現したものか。おしゃれな雑貨や骨董品を売る商店街という感じ。ちなみに若い女性は、ほぼ全員がストレートのロングヘアーにミニスカート。かわいいけど、ステレオタイプ(←えらそう)。おばさんもステレオタイプで、ほぼ全員がおばさんパーマ。またコンビニでは商品をビニール袋に入れてくれないので、持参する必要あり。これは、台湾と似ている。水はヤバイそうなので、ミネラルウォーターを購入した。夕方、漢江(ハンガン)遊覧船に乗って一旦ホテルに戻り、テジ(豚)カルビを食いに出かける。またしても地図が間違っていて、入った店はおでん屋。謝って出て、ようやく目的地へ到着。8,000ウォン×3種類の肉+マッコリ3,000ウォン。満腹。

2008/04/16

 本日のテーマ(んざそら)は、ソウル市外観光。「Seoulnavi.com>エリアスペシャル>こだわりの旅>ソウルからぶらり鉄道の旅~京義線に乗りに行こう!」を参考に、ソウル-トラサンを往復してみた。昨日と同じくソウル駅まで歩いて、切符を買う。二人で9,600ウォン(往復)。構内に入場しようとしたら自動改札機にはフタがしてあって、切符が入れられない。そのままホームに下りても列車に乗っても、検札はなかった。発車ベルとかはなく、9:50に出発。列車はコミューターというらしくて、気動車6両編成。なぜか最初の踏切まで制限15km/hで、のんびりと走る。地下鉄は右側通行なのだが、在来線は左側通行みたい。ちなみに地下鉄1号線は、在来線と乗り入れているためか左側通行。んで、ソウル駅を出発して地上に出るとデッド・セクションがある。

 途中まで、電化用の別線(建設中)とKTXの操車場まで行く線路が並行している。終点の臨津江(イムジンガン)に着くと一旦改札口を出て(このとき、行きの切符の1枚を回収)、パスポートを見せてこの先の通行許可証をもらう。別の改札口から入って、今度はセマウル号に乗り換える。セマウル号も、気動車6両編成。ガラガラだけど、なぜか座席指定。発車して、すぐに臨津江を渡る。河の向こうは鉄条網に覆われていて、いかにも武装地帯(実際は逆で、非武装地帯(DMZ))という雰囲気がプンプンとにおう。5分もしないうちにトラサンに到着。なにもない、することない、そして暑い。一時間もいられそうになかったので、戻りのセマウル号の時間を13:25から12:25へ変更してもらう。ところがタイミングの悪いことに、どこからかバスでやって来た白人ツアー客達が駅のカウンターを占拠してしまい、記念切符を買う時間がなくなってしまった。

 ソウルに戻る途中、ムンサンという駅にトラサンから臨津江まで戻るときに乗ったセマウル号が回送のまま停車していた。ソウルに着いたのは15時半ぐらいだったので、東大門(トムデモン)市場へ行ってみる。ここには「焼魚通り」「タッハンマリ通り」など、まんまなネーミングと屋台がアーケードの下にずらりと並ぶ……が、お嫁さんの体調が悪くなってしまい屋台はパス。ホテルに戻って来て、ふと部屋にボールペンが備え付けられていないことに気づく。裏のコンビニ(ファミマ)で、500ウォン。全然関係ないけど、韓国人は人にぶつかると手で押しのけるのね(ソウルだけ?)。

 トラサン近辺の非武装地帯の北側つまり北朝鮮の領土には、山間部の地下に核兵器が多数配備されているという。

  1. 有事の際、金正日は核兵器を爆発させ電磁波によってアメリカの最新兵器の行動を制限する。
  2. 放射能によって、通常兵器を使用する行動も制限される。
  3. アメリカ軍の行動が制限されているときに、ソウルに向かって核弾頭を搭載した弾道ミサイル(ex.ノドン)を発射する。
  4. 実際に発射しないまでも、その示威によって強いプレゼンスを行使する。
 これが実際に起こりうる可能性は未知数だが、実際に起こったときの北朝鮮側の有利性は相当に高い。故に、金正日が核兵器を放棄する可能性は極めて低い。また中国の謀略論として……台湾が欲しいので北朝鮮と交換する、という案もある。ただし北朝鮮は韓国・アメリカ連合に対する緩衝地帯という位置付けもあるため、どちらをとるのか!? 続きはウェブで! ←違う。

2008/04/17

 ホテルを10:00にチェックアウト。西大門(ソデムン)から宗廟→昌徳宮と観ていたら、あっという間にお昼になってしまう。昌徳宮近くのチルシルというお店に行くが、ガイドブックに載っているトック定食なるものが見当たらない。仕方ないので、適当につまんで終了。歩いて、景福宮へ移動する。13:00、ちょうど衛兵の交替式ということで、しばらく見物。景福宮を観たあとは隣のジンソンブックカフェなるお店で休憩し、北村韓屋村を散策。「冬のソナタ」に出てきたという「ユジンの家」は工事中で、跡形もなかった。イルボン(=日本人)目当てのおじさん/おばさんが日本語でやさしく声をかけてくるが、我々は「冬のソナタ」絡みで来たわけではないので、そっとしておいてください。そのまま仁寺洞まで歩き、鐘路3街から地下鉄5号線に乗って金浦空港へ。

 金浦空港は出国審査のあとの店構えが、あまりに貧弱でショック。この空港は、出国審査前に時間をつぶすべきみたい。定刻19:35に出発し、北から南に向かってTake Off。ラジアル80で朝鮮半島を抜けたら、ラジアル120で鳥取を目指す。このあたりで、スカイマップがフリーズ(をひ)。この日関東地方は天候が悪くて、下降するにしたがって揺れが大きくなる上、当然のように視界不良。大島上空でスカイマップが一旦復活するが、先行がつかえているのか、なにやらフラフラと飛んでいるかのような軌跡。そのあともそんな状態で飛行を続けていたので、富津あたりでホールディングしているんぢゃないかと勘違いしてしまう。雲の下に抜けたら、あっという間にファイナルアプローチ。21:28、Landing。あとで確認したら、館山→カイホ→コイト→ミッキー→Rwy34Lだった。

参考(?): 韓国KTによる世界最大級の公衆無線LANサービス「NESPOT」体験レポート


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