YOKUWAKA 32: January, 2008

2008/01/03

 F1GP、2007年総括……なんていうほど、たいしたものではなくて単なる感想。まずなによりもマクラーレンのスーパールーキー、ルイス・ハミルトンを挙げたい。前年2006年ワールドチャンピョンのフェルナンド・アロンソをしのぐパフォーマンスで、最終戦ブラジルGPにポイントリーダーとして臨んだ。また結果もルーキーらしくて、よかった。F1いやモータースポーツは技術一辺倒の世界ではなく、やはり人間が行なう「スポーツ」なのだと実感した。キミ・ライコネンは最後まで、あきらめずにベストを尽くした結果(少なくとも私にとっては)まさかのワールドチャンピョンに輝いた。しかもフェラーリに移籍した初めての年で、である。大変すばらしい。子供達だけではなく、オトナの世代にも、なにか感じさせるものがあったのではないだろうか。

 日本人(日本勢?)の活躍も、おもしろかった。ホンダは、ホイールベースの短いマシンで苦戦した。トヨタは、どうでもいい(をひ)。シーズン途中で富田さんを解雇したりと、あいかわらずの大企業病というかなんというか、ホントもう終わっている。対してスーパーアグリは、予想以上/期待以上のパフォーマンスを示した。開幕戦オーストラリアGPの予選は第三ピリオドまで進み、カナダGPでは佐藤 琢磨がワールドチャンピョンのアロンソをオーバーテイクした。タイヤが違った……というのもあるが、だからなんだというのだ? レギュレーションで定められている範囲で戦っているのだ。それがレースというものだろう。そして最終戦ブラジルGPでは、ウィリアムズから中嶋 一貴がレースドライバーとして参戦。先日発表された2008年のエントリーには、レギュラードライバーとして残った。来年も楽しみ。

2008/01/04

 運転免許証の更新に、免許センターへ出かける。今日は混雑するんぢゃね~のかな~と思ったのだが、お嫁さんが「そんなわけない」と言うので行ってみると、そりゃ~もお~すごい大混雑。受付で、どのくらい時間がかかるか聞いている若い女がいたが、そんなの当然わかるわけがない。免許センターの人に「今日は一年で一番混雑する日だよ」と言われていた。更新の指定期間前に来てしまうお年寄り、ベビーカーを無理矢理押し込んで列を横断しても何も言わない若い母親、混雑でイライラしたのか整理係に八つ当たりする親父、説明されたのに免許の種類が普通から中型に変わったと言い出す親父、一時間前に自分で決めたはずの暗証番号を係員に聞くおばちゃん。暗証番号が書いてある紙は一体どこへやった? こういう場所に来ると、普段接することのない興味深い人達を沢山見ることができて、とてもおもろしい←エラそう。

2008/01/05

 BS11(2007年12月から放映開始した、BSデジタル民放局)の「大人の自由時間」という番組枠で、昨晩(4日夜)「テレブリッド」が放映された。どう見ても「テレバイダー」です。本当に、ありがとうございました……って感じですか。以前からネットコンテンツとしての存在(CTVN - ザ・カラーテレビジョン・ネットワーク)を知ってはいたけど、ようやく5年の歳月を経て戻って来た……のか? 30分番組でもいいから、ぜひとも毎週放映して欲しいものだ。2ちゃんねるを見てみると、前回(前作?)は東京MXテレビでの放映だったので「テレバイダー」の存在自体を知らない人も多い模様(全国ネットではなかった、という意味)。なんと金剛地武志も、もう40歳だという。5年の歳月は、やっぱり長いのか。ちなみに再放送は、8日9:00~11:45だだだ。

2008/01/06

 昨年2007年11月下旬ぐらいから、YouTubeで初音ミクの動画(というかオリジナル曲)を観る(聴く)ことが多くなった。でもコンテンツは、ニコニコ動画からの転載が多かった。YouTubeはアカウントを取得しなくても、基本的に視聴することができる(単に観るだけなら、という意味)。しかし、ニコニコ動画は単に観るだけでもアカウントを取得しないといけない。なんとなくニコニコ動画のアカウントはとりたくないなぁ~と思っていたのだが(あくまで、なんとなく)、12月に入ったあたりでガマンできなくなって(なにに?)、ついにアカウントを取得する。このあたりから、「これ、なにかにデジャヴな感じなんだよなぁ~」と思いはじめる。そして初音ミクの3D PVを観て、はっと気づく。これは、「シャロン・アップル事件」だ! ←違う。

2008/01/08

 Palmの出納管理ソフト「PEM」、その後の話。ver1.x系統はver1.3.9が最終版なのだが、それはなかったのとのことでver1.3.8のモジュールをいただくことができた。HotSyncしてCLIEに導入すると、正常に動作してくれた=自分の持っていた認証コードが通った。ありがとうございました。てっきりver2.xにバージョンアップ済みだと思って、安易にver2.0.9のモジュールを導入してしまったのが敗因。やはり動作確認がとれるまで、古いモジュールは残しておかないといかんな。今後の考慮点(懸念点?)としては、PEM ver1.xはPalm OS ver5.xでは動作しないのだという。Palm TXを買いたいと思っていたのだが、もし移行するのであれば代替アプリケーションを探さなければなるまい。いまのCLIE(PEG-T650C/H)を使い続けるのであれば、ヤフオクでキーボード(PEGA-KB100)を調達しようかなぁ。

2008/01/17

 先週末、Palm TXとBluetoothキーボードの購入を思いとどまった。理由は、Macworld Expoでなんらかの発表があると予想したから。予想通りiPod touchのファームウェア・バージョンアップが発表されて、五つのアプリケーションを追加できるアップデートも発表された。

AV Watch: Apple、iPod touchとiPhoneに新ソフトを追加するアップデート

 ところが、さすがスティーブ・ジョブズCEO、我々の予想を超える発表内容だった。なんと、2,480円(19.99ドル)のカネを払えという。絶望した! Appleの露骨なやり方に絶望した!! って感じっスか。でも新しいバージョン(ハードウェアも含めて)が出たときって、先行ユーザーがバージョンアップ料金を払うのはありがちな話だ。「今回のケースは違う」という主張もネットでは見受けられるが、有償アップデート自体は致し方あるまい。ただ納得いかないのは、Apple TVやiPhoneは無償アップデートであるという点。営業戦略としては妥当な決定なのかもしれないが、筋が通っていないように感じてしまう点は個人的にNG。救いなのは、いくつかのアプリはWebアプリで代用できている点。「Notes」も現在のソフトウェアキーボードでは、あまり魅力的ではない。


Back to Top Page