YOKUWAKA 27: August, 2003

2003/08/01

ルディア	:	軽井沢だぁ～。
ソフィア	:	わ～い。
フィーリス	:	セルディと一緒になったときのこと、思い出すわ。
アリステア	:	私は、故郷のトラトネスの村を思い出します。
エルミニア	:	すてきなところですね。
STIC	:	ちょっと、待ったあああっ!
ルディア	:	なによ、そんな大きな声を出して。
ソフィア	:	迷惑だよ。
STIC	:	おまいらに「迷惑」なんて、言われとうないねん。それよりも、なんでここにいるのかね?
ソフィア	:	なんでって言われてもねぇ。
ルディア	:	ねぇ～。
STIC	:	「ねぇ～」ぢゃ、わからんっ! とにかく、ついてくるのはいいが、そっちで勝手にやるやふに。
ソフィア	:	ほ～い。
フィーリス	:	危険な返事ね。
STIC	:	とゆーわけでっ、結婚記念日なので結婚式を挙げた教会＆ホテルに来てみました。牧師会館には牧師先生の奥さんがいらっしゃって、色々とお話させていただきました。
ルディア	:	似合わねぇ～。
アリステア	:	ダ、ダメですよ。そのようなことを言っては。(^^;
STIC	:	初日は、敷地内をテキトーに散歩して終了。

2003/08/02

STIC	:	午前は、野鳥の森ネイチャーウォッチングなるものに参加。アカガエルだったかのアベルっつ～のが発信器つけられて、どう移動していったのかとか、最後はフクロウに食べられてペリッドになっちゃうとか、なんつ～か自然ってシビアだね。
アリステア	:	トラトネスの村が――。
ソフィア	:	はいはい。
ルディア	:	次、次～!
STIC	:	ガキが大騒ぎしていたせいか鳥が逃げてしまって、毛虫とか花とかオタマジャクシとかそんなんばっかり。それはそれで楽しかったけどね。
エルミニア	:	ブラックウォーターには、そういう自然ってあんまりなかったら、うらやましいなぁ。
STIC	:	午後は軽井沢に出て、レンタル・サイクル。遠いところから先に行くべし! とゆーわけで、まずは三笠ホテルへ。
アリステア	:	「ホテル」といっても現在は営業しておらず、重要文化財として見学が可能になっています。
ソフィア	:	ふ～ん。
STIC	:	旧軽銀座で軽く食事して、聖パウロ教会・美智子さまがテニスしたコート・万平ホテル・軽井沢礼拝堂・雲場池とまわる。
ルディア	:	自転車って、気持ちいいねぇ～。
STIC	:	ついてくんな。時間がまだあまっていたので、別荘地をのんびりとサイクリング。
ソフィア	:	別荘、いいなぁ～。
STIC	:	そう? ヲレは全然、惹かれないんだけど。
アリステア	:	別荘かどうかよりも、森の中にたたずむ景色が心安らぎます。
STIC	:	それは、あるかもね。最後に南口のプリンス・ショッピング・モールをひとまわりして、送迎バスでホテルに帰る。
フィーリス	:	私、ゴスペル・コンサートが楽しみなの。
STIC	:	そーそー。この日は、年に数回しかないゴスペルのコンサートなんだと。会場はすでに抽選で満員なので、隣の牧師会館からモニターに観覧。うちも、嫁さんがスゴイ楽しみにしていました。
ソフィア	:	ふ～ん。
STIC	:	その「ふ～ん」は、いつもと感じが違うね。
ソフィア	:	おもしろいんだもん。
ルディア	:	うんうん。
アリステア	:	仕える神は異なれど、すばらしい歌とお話ですね。
STIC	:	最後に、トンボの湯なる温泉に入る。さあ、寝ろ!

2003/08/03

STIC	:	さて、最終日。午前は、テキトーにのんびりとすごす。昼メシは……あれ? なにを食ったんだったっけ?
エルミニア	:	だ、だいじょぶですか。
ルディア	:	もう、ボケちゃったのね。
STIC	:	マジで、思い出せない。午後いちで、ゴスペル礼拝に出る。別に信者だからとか、信者じゃないからだとか、そーゆーのは一切関係なし。
ソフィア	:	「関係なし」って言ってもさぁ～。
STIC	:	いやいや。ヲレが勝手に言ってるんぢゃなくて、そーゆー前提というか姿勢というかスタンスで開催しているの。
ソフィア	:	ふ～ん。
STIC	:	とはいえ、うちの親がカトリックの洗礼を受けたこととか、何気に気にしちゃうけどな。
アリステア	:	プロテスタントの教会だからですか。
STIC	:	そーそー。まーそもそもキリスト教信者じゃない時点で、そっちの方を気にするのが順序ってもんなんだろうけど。
ルディア	:	で、どうだったの?
STIC	:	なんつ～か、色々と考えさせられた。牧師先生のお話の中で、弟が自殺してしまった女性が出てくるんだけど、「神は、いつも最善のこととしかしない」って言われても、ヲレはちょっと納得できないかな～とか。
アリステア	:	むずかしいですね。
STIC	:	神は、すべての人に等しく愛を……なんて言ったところで、人種差別は? 十字軍は、一体なんだったの? って感じ。「差別は、神がするものではない。人がするもの」っていうのは、なんか詭弁というか言い訳にしか聞こえない。
ルディア	:	なにか見返りみたいなものを求めようとするから、そこにギャップってゆ～か勘違いみたいなものがうまれちゃうんじゃないの?
STIC	:	そーかもな。さて、15:00ぐらいから昨日歩いた野鳥の森を、再び散策。
エルミニア	:	昨日と違って、とっても静かですね。鳥の鳴き声も、聞こえてきます。
STIC	:	ガキが、いないからな。
ルディア	:	こらこら。
アリステア	:	森の中は、とても落ち着きますね。
ソフィア	:	あ! いま、なんか走ってった。
アリステア	:	野うさぎですね。
STIC	:	星野温泉ホテルに戻ってきて、太陽の湯という温泉に入る。ここは、今月末で閉館してしまうのだ。
ソフィア	:	ふ～ん。
アリステア	:	なくなるわけではありませんから、また新しくなったら来たいですね。
STIC	:	次回は、あなた達だけで行ってください。(--;

2003/08/04

STIC	:	F1、ドイツGP。スタート直後の1コーナーで、ラルフが右に寄りすぎてバリチェロに接触。バリチェロは行き場を失って、ライコネンがスピン。バリチェロと一緒にコースアウトして、リタイア。
ルディア	:	M.シューマッハは後ろにいたから、巻き込まれなかったのね。ラッキー!
STIC	:	まったくもって、あらら……という感じ。赤旗中断にしろぉ～。
フィーリス	:	チャンピョンシップを考えると、こういう流れはよくないわね。
STIC	:	トゥルーリとM.シューマッハのバトルは、おもしろかった。さらに、スロー・パンクチュアとは! 結局、M.シューマッハは7位に終わった。
アリステア	:	この2ポイントが、あとで大きく影響してくるかもしれませんね。
エルミニア	:	結果は、モントーヤのポール・トゥ・フィニィッシュでした。

2003/08/09

アリステア	:	はい☆ ツール・ド・フランスの感想です。
STIC	:	ビデオに録っておいたのを、や～っと観る。
エルミニア	:	ツールは、今年100周年なんです。
ルディア	:	ウルリッヒは、テレコムから移籍したの?
STIC	:	みたいやね。まずは、7/5のプロローグ。昨年総合優勝のアームストロングは、7位。7/6の第1ステージでは、ゴール前で大規模な落車があったみたい。
ソフィア	:	痛そ～。
STIC	:	第9ステージでは、総合2位のベロキが落車でリタイア。下りは、こわいね。7/18の第12ステージは、個人タイム・トライアル。ウルリッヒが復調してきて、1時間を切るタイム(58m32s)を出す。アームストロングは、1h00m08s。ウルリッヒが、34秒差で総合2位に浮上した。
ソフィア	:	ふ～ん。
STIC	:	7/19、第13ステージ。ピレネー山岳ステージがスタートするが、アームストロングはウルリッヒについていけない。差は、15秒に縮まった。
エルミニア	:	な、なんだか、ドキドキしてきました。
STIC	:	7/20、第14ステージ。総合3位のビノクロフが先行するが、アームストロングは追わない。ビノクロフは、18秒差まで詰め寄った。そしてビランクの山岳王(マイヨ・グランペール)の座は、確実になった。
ルディア	:	大丈夫なの?
STIC	:	アームストロングが、ってこと? そんなの、私にわかるわきゃないっしょ。
ルディア	:	いや、そりゃそぉなんだけどぉ。
STIC	:	7/21、第15ステージ。昨日先行したビノクロフが、今日はついていけない。マヨのアタックに。アームストロングがカウンターアタック。そのとき観客の持っていた袋にハンドルがひっかかって、なんと落車。マヨも巻き込まれたが、ウルリッヒはOK。
ルディア	:	ますます、やばくない?
STIC	:	みんな待ってから、フェアにバトル再開。今度は、ウルリッヒがついて行けない。そして、ステージ優勝はアームストロング。ウルリッヒとの差は、1分7秒に広がった。
フィーリス	:	まあ。これは、予想してなかったわ。
STIC	:	同感。さて7/23、第16ステージ。鎖骨骨折のハミルトンがトップで逃げる。最後の峠を越えて、残り80km。信じられない事態にテレコムが追うが、時すでに遅し。そのまま、ハミルトンがステージ優勝した。
ソフィア	:	へえ～。よかったねぇ。
STIC	:	7/25、第18ステージ。マイヨ・ヴェールが、ちっとも決まらない。候補はポイントの多い順から、クック・マキュアン・ザベルの3人。ステージは、マキュアン・クック・ザベルの順でゴール。ちなみにステージ優勝は、別の人。
アリステア	:	マリオ・チッポリーニさんは、どうしてしまったんでしょうか。
STIC	:	知らんがな。7/26、第19ステージ。雨の個人タイムトライアル。ウルリッヒはリスク覚悟で、もう行くしかない。そして、落車。終わった……。
エルミニア	:	残念でしたね……。
STIC	:	まあ、しょーがない。これも、レースだからな。7/27、最終ステージ。ザベルは、マイヨ・ヴェール争いから脱落。最後の最後で、クックが勝った。ちなみにステージ優勝は、別の人。
アリステア	:	アームストロングさんは、これで5連勝です。
STIC	:	インデュラインもなしえなかった、6連覇なるか!?

2003/08/11

STIC	:	RIMNETのメールアドレスには、SPAMが若干数届く。そこでHTMLエンティティ作成ソフト(リンク切れ)を利用して、メールアドレスをエンコードしてみた。
ルディア	:	結果は、どうだった?
STIC	:	いやいや、そんなすぐに現れるもんぢゃないって。そもそも、結果を数量・数値として簡単に確認できるもんぢゃないし。
ルディア	:	あによぉ。
STIC	:	ふみっ。
アリステア	:	メールアドレス収集ソフトが、文字列をメールアドレスだと認識してくれないようにしたわけですね。
STIC	:	そのたふり。ちなみに16進変換にしないと、Netscape 4.xでは正しく表示されなかった。
ソフィア	:	どんなのが来るの～?
STIC	:	SPAMの種類のこと? やっぱり、定番のアダルトとネズミ講だな。
ソフィア	:	ふ～ん。
STIC	:	後者はまったく興味ないし、前者は信用できん。
ルディア	:	信用できたら、買うんかーい!

2003/08/13

STIC	:	HTMLエンティティの件だけど、Netscape Navigator ver4.73だと正常に表示されなかった。
ルディア	:	へえ。
ソフィア	:	へえ。
フィーリス	:	へえ。
STIC	:	「トリビアの泉」かーい! ver4.78だとOKなのを確認済みだったので、バージョンアップしてことなきをえた。
ルディア	:	へえ。
ソフィア	:	へえ。
フィーリス	:	へえ。
STIC	:	「へえ」、一回だけかよ。それわさておき、インターコンチネンタル横浜に行ってきた。
ソフィア	:	あたしも、行きたいなぁ～。
STIC	:	一人で行っても、しょーがねーだろ。
ソフィア	:	もちろん、二人で行くのよ☆
フィーリス	:	コホン。
STIC	:	流血沙汰にならないうちに、さっさと話をすすめるぞ。スパイシーJっつ～ところで夕メシ食ったんだが、冷しトムヤムクン麺っつ～のがコースのメニューにあったのね。単品で頼めないか尋ねたら、OKだったのね。
ルディア	:	へえ。
ソフィア	:	へえ。
フィーリス	:	へえ。
STIC	:	もう、ええがな。で、コースのデザートも頼めないか中国系のおねーちゃんに尋ねたら、厨房とかに確認せずにその場で「ダメですねー」と答えたのよ。
フィーリス	:	それって、ちょっと……。
ルディア	:	感じ、悪っ。
アリステア	:	で、でもコースを頼んだ人だけの特典でもあるわけですから……。
STIC	:	そーそー。それわ、わかっているんだよ。だから、別に断れても仕方ないなあと最初から思っていたの。いわゆる、ダメもとで聞いただけなのね。だけど、たとえポーズだけでも奥へ行って聞いてきました、みたいなことをやってくれたら、きっと感じ方は全然異なるものになったと思うんだな。
ルディア	:	あたしだったら、なんか言っちゃうかも。
STIC	:	そこらへんの定食屋ぢゃないんだから、ホテルの最上階にあるだけのサービス・レベルを示して見せるのがプロでしょ。
ソフィア	:	ねーねーねー。ここのプール、宿泊客限定が前提条件なのに、1000円も利用料金とるのぉ～!?
STIC	:	もしもし? 私のいままでの話、聞いていましたか?
フィーリス	:	シティ・ホテルのプールなんて、どこも同じよ。それよりも、従業員の態度は若い人ほどいいのが気になるわね。
STIC	:	をや、フィーリスさんも感じましたか。年齢が上がるにつれて、お盆だからなのか「地方から上京してきた田舎モンを、対応してやっている」という匂いがプンプンとするんですな、またこれが!
ソフィア	:	てゆーか……。
ルディア	:	ここは「タト」ってこと?
STIC	:	悪いところぢゃないはずなんだけどなぁ。とにかく、はっきり言えるのは「ちと残念」ってゆー部分があったってこと。

2003/08/18

STIC	:	横浜からの帰り道、Tシャツを着た白人とすれ違う。そのTシャツには、漢字で「爆水地」と書いてあった。ヲレには、日本にケンカ売ってるとか感じられなかったんだけど。
アリステア	:	も、もしかしたら平和祈願として、広島か長崎で売られているものなのかもしれませんよ。
STIC	:	いちいちキレてると精神的にもたないので、キムチ食って気にしないように努力しませう。
エルミニア	:	な、なんで突然キムチなんですか。
STIC	:	横浜キムチってのがおいしくて、横浜に行ったときはよく買うんだよ。
アリステア	:	キムチなのに辛いだけではなくて、なんだか甘い感じがします。
エルミニア	:	ホントだ。おいしい～。
STIC	:	話は全然かわるんだけど、トップページのブルーリボンを外しました。
ソフィア	:	嫌味?
STIC	:	ちゃうがな! Talk Roomで指摘されて、なんかウソっぽくなってな。
ルディア	:	それって、過剰反応ってやつじゃないの?
STIC	:	ヲレとしては、「STIC」という「私」と「公」の固有名詞が結びつくのが「イヤ」だったのね。そして、それは「プライバシー」の領域だと考えたのね。
ソフィア	:	なら、いいじゃん。
STIC	:	ただそれわそれとして、自分はなんのためにブルーリボンをくっつけているんだろうって思ったときに「あれ? なんだったっけ」と考えちゃったのよ。
ルディア	:	それで?
STIC	:	そんな程度の認識でリンクはるのって、なんだか偽善っぽいって思ったの。
ルディア	:	……。
ソフィア	:	ふ～ん。
フィーリス	:	なにか、少し違うような気がするんだけど。
STIC	:	い～んです。やめると決めたら、やめるんです。
ルディア	:	あんたは森田健作か。