YOKUWAKA 22: June, 1998

1998/06/06

 あらあらもおろくがつぢゃありませんかおくさままあたいへんですわって感じで、5月は毎週クタクタでした。で、どうやら頭が痛いってやつは疲れたときにおこる症状のようで、とりあへず原因判明。問題解決にはいたっていないところが、ナニでアレでソレですが←ドレだよ……って、どっかで見たことあるような書き出しですが、それはさておき(をひをひ)、もうパラグラフ1コ使っちゃいました。

 ドイツICEの事故。私がこれを最初に知ったのは、asahi.comだった。ニュースソースとしての割合が、TVや新聞と同じくらいになりつつある。よくも悪くもInternet、って感じですかね←んざそら。最初の情報では、高架橋からガードレールを突き破ってクルマが落ちてきて、それに列車が衝突して脱線。橋脚に時速200kmで次々に激突した、というものだった。

 1日後、NHKテレビのニュースでは、事故発生5分前と直前にガタガタという大きな音を乗客が聞き、先頭車両は連結器が外れて2km先で停止した、という情報を流していた。2km先は理屈上問題ない。時速200kmで走っている列車が停止するまでには、それだけの制動距離が必須だからである。それにしても、現場の上空写真は見ているだけで背筋が凍る。立体交差している道路の盛土に、車両がいくつも重なっている光景は事故のすさまじさを物語っている。

 話はかわって、USBマウス。VAIO NOTE 505Xの感圧式パッドが使いにくいという話は前にしたが、やはりマウスが欲しいということで買いました。ELECOMのeggmouse clasicomini USB ver。サスペンドしたときは、いったん抜き差ししなければいけないのが面倒ですが、ないよりマシ。USB Supplementの導入方法は、\Windows\Options\USBの下にあるReadme.txtとInstall.txtを読んでください。

 大きさ・デザインを厳しく選別したため値段は約5,600円と高くなったけど、私はMMI(マン・マシン・インターフェース)にはカネをケチらない方針なので、全然OKっス。でも、LogicoolがUSBトラックポイントを出すという話を聞いて、ちとクラクラ(;_;)/。Logicoolといえば、PageScanColor ProのUSB版を出してくれ~。そしたら絶対に買う! いや、多分買う(をひ)。買うんぢゃないかな~。まちょと覚悟はしておけ~←いい加減にしろ。ちなみに購入店は、LAOXモバイル館です。

 ついでにデジカメも買おうと思っていたんだが、土壇場でやめた。なんか急にカネ がおしくなった。&oが買ったツクモで9,800円のやつがあれば、それにしようと思っていたんだがなかった。4日前だったかにはあったんだが まあこんなもんでしょう。それならば、というわけでT-ZONEミナミへ行って 19,800円のやつにしようかと思ったのだが、ここでストップ。落ち着いて、よく考える。

 2万円あれば、Video Cardが買えてしまう。T-ZONEだったら、VoodooプラスF1 Racing SimmurationのSpecial Setが買える……こう思った途端、たかが25万画素のデジカメ(しかもフラッシュなし)に2万円も払うのは、おしくなってしまったのだ。そんなわけで、(とりあへず)デジカメは中止。欲しいことは欲しいんだけどねえ……。TOSHIBAの新しいアレグレット(リンク切れ)にするかなあ。

1998/06/07

 さて、ル・マン24時間レース。TOYOTAのTS 020、なんですかありゃ。いや、これはホメ言葉です。予選こそメルセデスにポールポジションを取られたものの、スタート直後にワン・ツーを奪取。笑いが止まりませんぜ。ただ、メルセデスのタイヤはブリヂストン製なので、どっちもがんばってくらはい。う~む、メルセデスはピッチング(上下動)が気になる、とか言っているぞ。え? トップのTOYOTA(マーティン・ブランドル)にピットインのサイン?

 話を戻そう。昨年チャンピョンのPORSCHEは、プロトタイプ・カーでのエントリー。ちなみに私は、昨年観ていない。昨年GT1とプロトタイプは同じぐらいの速度で走れていたらしいが、今年はもはや無理くさい。1995年にマクラーレンF1が登場したときもびびったが、今年のTOYOTA、TS 020もすごい。これがGT1だってんだから、奥様ちょっとお聞きになった~? って感じぃ。レギュレーションの解釈きわまれりってか。

 個人的には、プロトタイプってのはスキぢゃない。グループCカーのデザインがいい。ところが今年のGT1クラスは、もはやグループCカーと一見区別がつかない。GT2クラスは、いまいちいまに。でも、ホントにル・マンがわかっているような人って、GT2クラスがスキな人が多いよね。ええええ、所詮、私はミーハーですよ~だ。あらら、ピッチングが云々と言っていたメルセデスの2台がリタイア。1時間で、さようならだ。

 そんなことをいっていたら、TOYOTAのカーナンバー27と28がピットイン。ルーティンではない。トラブルだ。ガレージの中に入ってしまった。トップは、29番のTOYOTA TS 020。いつの間にやら、NISSANのR390 GT1がひたひたと上位に接近。星野さんは、最後の参戦だという。がんばってくらはい。ところで、TOYOTAのTS 020は暑いらしい。マクラーレンF1はすずしいというから、クーリングに難ありか?

 燃費の話。すでに退場してしまったメルセデスは燃費がよかったようだが、それ以上によさそうなのが2番手のポルシェ。日本勢は、ちとつらいみたい。ボディブローのように効いてくるとは解説陣のコメントだが、まったくもって同感。を、28番のTS020がコースに復帰。NISSANのR390 GT1は、リアウィングが美しくない。うう……フェラーリのプロトタイプを、ポルシェのGT1がパスしていく。

 そのポルシェ、PORSCHE911 GT1。リアウィンドウにあたる部分に、IBMの文字が。テレメトリー・システムを、担当しているのだろうか。スタートから4時間半が経過して、トップはかわらずTOYOTAのTS 020。その29番が、インディアナポリスを通過。このコーナーは鬼門だ。個人的に好きなコーナーは、こことアルナージュ、そしてミュルサンヌ……とかいっているうちに、ピットアウト後に2番手のポルシェが真後ろに!

 TOYOTAは、ピット作業が遅いんだよ。NISSANも遅いらしいが(約1分10秒)、TOYOTAはさらに遅い(約1分30秒)。MATSUDAが、どうだったのかは知らんが……って今度は27番のTS 020が、またもやピットインしてガレージの中へ。BMWのトラブルではないが、まさか設計ミスが原因のトラブルぢゃないだろうな。嗚呼、もう時間です。F1カナダGPの予選が、はじまっちゃいました。では、また。

 というわけで「また」です。スタートから6時間半が経過して、LAP数は100をこえました。またもやトップの29番TS 020と、25番のPORSCHE911 GT1が同時ピットイン。30秒のリードはほとんどなくなって、ピットアウトしていきましたた。TOYOTAは1分15秒以上だったので、PORSCHEは1分ちょっとというところか。監督の考えとしては、確実に作業したいということらしいが、この辺のバランスは難しいやね。

 スタートから7時間半、LAP数120弱。またもや同時ピットイン。49秒の差をつけたが、ピットインタイムはTOYOTAが約40秒でPORSCHEが約30秒。クソ~……はっ! なに私ったらTOYOTAを応援しちゃっているのかしら……と思ったら25番のPORSCH911 GT1が、第一シケインでコースアウト。ゲラゲラ! ……あら失礼。そんなわけで放映は終了。7時間55分が経過して、トップから3位までは同一周回数の122。

 あ、一つ訂正。IBMがテレメトリー・システムを担当しているのではないかと書いたけど、現在は禁止されているそうです。昔は気象衛星からデータを受信して、ユノディエールで雨が降り出しても即座に感知したチームがあったもんだが。あと、IBMのロゴはフロントパネル上にもありました。では、TOYOTAもNISSANもPORSCHEも、みんながんばってくらはい。でわでわ。

 うおおおっ! なんか知らんが、8時間24分の時点でPORSCHEの2台に29番のTS 020が抜かれているやんけ~! 一応同一周回だけど、逆に同一周回ということはルーティンのピットインで抜かれたということぢゃないのか。それ、まずくないですか。今後、そのペースでじりじりと差をつけられちゃうんぢゃありませんか。ちょっと、マジでリアルタイムラップチャートから目が離せませんぜ、旦那……って誰や。

1998/06/09

 ゴールまで残り1時間半、TOYOTA(29)・PORSCHE(26)・PORSCHE(25)・NISSAN(32)・マクラーレンF1(40)・NISSAN(30)・NISSAN(31)の順でLAPを重ねていたとき、それはおこった。トップのTS 020が、コース脇にストップしたというのだ。場所は、フォード・シケインあたりらしい。残念といえばあまりに残念だが、TOYOTAにとってはいい勉強になったんぢゃないの。これもレースだよ。

 おかげでといってはなんだが、星野・亜久里・影山組のNISSAN、R390 GT1(32)が表彰台圏内にあがったばかりか、上位6台のうち半数がNISSAN勢になった(すべてR390 GT1)。うちはNISSAN派(ってなに?)なので、これは大変よろしい。さて残り30分、トップ2台のPORSCHEが最後のピットイン。万全を期した余裕のピットインで、出て行きやがった。王者かくあるべし、という感じでよいよい。

 結局、そのままチェッカー。日本勢が表彰台にのぼるのは、見ていてうれしいものだが……頼むっ! 国歌が流れているときは、帽子をとってくれ~。お願い。ウカレポンチの黄色いサルと、思われちゃうでしょおおおっ! しくしく(;_;)/。それにしても、この番組、ホントに生中継!? なんか、かなりうさんくさいタイムチャートなんですけど……いや、そんなおおげさな話でさえもないレベルで。ま、別にいいけどね。

 次は、F1カナダGP。スタートで、M.シューマッハがマクラーレン勢の間に割って入る。直後、ブルツがアレジのインに入るも接触。二転三転と横転して、トゥルーリを巻き込んでグラベルへ。即座に赤旗中断。だが、これで終わりではなかった。再スタート、M.シューマッハがスタートを失敗した と思った途端にハッキネンがスローダウン。1コーナーでラルフがスピンしてグリーンゾーンへ逃げるも渋滞をつくってしまい、そのためにクラッシュ発生。

 また、アレジとトゥルーリだ。そして、アーバインの左リアタイヤがバースト。赤旗は出ない。セイフティカー(SC)だ。6周目で、やっとリスタート。をひをひ、バリチェロがフレンツェンをずばっと抜いて行ったあげく、ヴィルヌーヴも抜いて行ったぞ。どうしたメカクロームエンジン。ディニスがダートに出て、芝生をコース上にいたるところにまきちらす。ぶぅわぁかものおおおっ!

 というわけで、またもやSC。で、リスタート。クルサードがスローダウン! ミカ・サロが、ヘアピンのかなり手前でクラッシュ。ハーバートもストップして、またまたSC。このタイミングを利用してM.シューマッハがピットインし、コースに戻ったときにフレンツェンをグラベルに押し出す。一体、なにがどうなってんの~!? M.シューマッハはモナコGPのときの走りで、ちと株が落ちているだけに、よろしくないんぢゃない?

 さて、リスタート。トップのフィジケラに、ヴィルヌーヴがしかける。1コーナー、激しくタイヤロックして、そのままグラベルを直進。コースには戻れたが、トゥエロと接触。トゥエロはフロント・ウィングを、ヴィルヌーヴはリアウィングをなくした……で、ピットに戻ってリタイア。なにやってんだ。これで、M.シューマッハが2番手に浮上。すでに、1回目のピットインを終わらせちまっているんだよなあ。

 を、ヴィルヌーヴがコースに復帰。7分20秒以上もとまっていたが、やはり地元カナダだからなのか。ふむ。今宮さんがサバイバルレースの様相を呈しているから、それを狙っているのかもしれないとのこと。なるほど。ほほ~、M.シューマッハにピットストップ・ペナルティとな。やはり、フレンツェンがらみか。ところで、ヒルとM.シューマッハのバトルはフェアな方だったと思うが、どうか。

 とか書いたら、ピットアウト後のヒルがスローダウン。一時は、2番手を走っていたというのに。で、M.シューマッハ、スパートして最後のピットイン。フィジケラの直前で、コースに復帰。すばらしすぎる。やはり、人間ではない。こんなことができるのが、人間であるはずがない。そして、そのままチェッカー。アーバインは、3位。アーバンテ、サンバインってやつだ。実況の鈴木は、ドライバーのメットをおぼえる気はないようだね。けっ!

 なお、掲載は6/09となっていますが、上記は放映時リアルタイムで記したものです。ひざの上にVAIO NOTE 505X改を置いて、パコパコと(^^)v。

1998/06/20

 ここも掲載は6/20となっていますが、下記は放映時リアルタイムで記したものです。ひざの上にVAIO NOTE 505X改を置いて、パコパコと(^^)v。というわけでワールドカップ、日本対アルゼンチン戦。ちなみに私は、サッカーまるで素人です。素人が勝手なことを書いていやがる、とお思いになられるかもしれませんが、その通りです(^^;。

 前半。パスを受けたあと、その場でもたもたしているうちにアルゼンチン選手がやってきてボールをとられる、というシーンが多いように感じられる。クリアが完全ぢゃない。パスをカットされる……ううむ。アルゼンチンの速い攻めと中盤の集中力がたるむ時期を心配していたら、やな予感は的中。ついに、点をとられてしまう。川口は、いいセーブをしていたんだが……。

 後半。攻めが遅い。ちんたらしている間に、ボールをとられる。どうして、オルテガをフリーにするんだ? どうしてバティストゥータを、もっとマークしない? 後半20分少し前になって、ようやくバティストゥータに誰かマークがついた模様。中山とロペスが、交代。なんかゴール前で、日本選手のファールが頻発。イヤな予感。をを、川口がまたもやナイスセーブ。そして、ついにホイッスル。ワールドカップ、初得点も無理か。

1998/06/21

 ワールドカップ、日本対クロアチア戦。前半。う~ん、日本は勝たないといけないんだろ。もっと攻撃しないと、もっとシュートしないと……と書いていたら日本のピンチ! そしてカウンター! 上背で負けているんだから、クロアチアと競り合うのは、やめた方がいいんでは? 相手のドリブルに追いつけないのか……なんということだ。パスミスが多すぎる。名波にイエローカード!? どうして? あれは関係ないだろ。アサノビッチをマークしろ。日本はキラビッチで対抗だ←あなかま。

 後半。予想通り、日本は攻撃中心。しかし26分、クロアチアのキャプテン、シュケルが川口の位置をよく見てシュート。しかし、わずかに上。バーにあたって助かった。また、パスミス。アサノビッチ、そしてシュケル。32分、ついにクロアチアのゴール!! あ~あ。相手オフェンスが4人に増えたのは、このときだけ。そして、そのただ1回に確実にゴールを決められてしまった。さすがだ。やはり「世界」っつうのは、レベルが高いやね。

1998/06/30

 ワールドカップ、日本対ジャマイカ戦。前半。なんか日本、ジャマイカをなめていませんか? ワールドカップに出場しているんでしょ。イギリスのクラブチームで、プレイしている選手がいるんでしょ。そんなプレイでいいんですか? そして、39分ジャスト。先に点をとられる。チャンスは多かった。勝てるという、安易な思い込み・油断があったのではないか。

 後半。日本、チャンス! そしてカウンター。開始、9分。ジャマイカに、2点目が入った。そのあと、日本に再三決定的チャンスが訪れるがゴールならず。29分、ついに中山がゴール! 日本、ワールドカップ、初ゴール。やった、やった! んが、ジャマイカはバートンを投入。その後、ときどき日本にチャンスが生まれるがゴールならず。そして、試合終了のホイッスル。

 1勝もできなかったのは、予想通り。まあ、いい勉強になったんぢゃないっスか~。一応、得点することもできたしぃ~。問題は、2002年のワールドカップだよ。開催国なんてもんになっちゃったもんだから、負けられないよ。決勝トーナメントは無理にしても、最低限、1勝は必須でしょう。とにかく、よくばるとろくなことがありませんぜ、旦那←誰がや。


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