工学博士
プラズマの分光測定で学位をとった。
実験であつかった装置としては、
などがある。
今でも、発塵を含むプラズマの計測には興味を持っているが、ちょっと仕事にするチャンスがない。
多結晶シリコンのレーザー再結晶化の実験をやっていたことがある。
SOI(Silicon On Insulator)を作成するために、シリコン基板を酸化してその上にCVDで堆積した多結晶シリコンをグリーンのレーザーで溶かして再結晶化するという、半導体装置作成としては荒っぽい実験をやってた。酸化シリコンに対しての溶融シリコンの濡れ性が悪いため、何かあると溶融シリコンが酸化シリコンから剥離する減少を押さえ込むための特許を書いたこともある。
反射型液晶を単結晶シリコン上に作ったスイッチングマトリックスで駆動すると速いので、そのためのMOSトランジスタのデバイス設計をやったことがある。
非常に奇妙な光リークが発生することを突きとめ、その対策を提案したこともある。
ドキュメント処理の仕事をしているサラリーマン(もう辞めた)
SGMLに関係していて、簡単なDTDなら書ける。
半プロの占い師
おもに@niftyで占い師としての活動しており、1996年10月17日にできたFFORTEのサブシスを1年程していた。その後1年程のブランクを経て非契約シスオペとしてスタッフに復帰した。
FFORTEは占いのフォーラムで<東洋&企画>を担当していてFFORTW<西洋&ソフト>と対をなしてFFORTUNEを構成している。
@niftyでは<北斗柄>のハンドルを主に使用している。
結局ニフティのフォーラムなくなっちゃった。
昔々、レーザーを使った光学系のセッティングをしていて直視してしまったことがある。その当時、私は大学でレーザー分光の仕事をしていて、Doppler-free分光とよばれる測定方法にトライしていた。このDoppler-free分光では、レーザー光を二つにわけて、それぞれ偏光を調整してから、測定対象となるプラズマ中で、わずかの交差角で交差するように(下図参照)光学系を調整する必要があり、これをパルスのレーザーで構成するのは中々大変だった。
そして、調整中に私はレーザーの光路に目をおいてしまったのだった。
Doppler-free 偏光分光光学系概念図.
レーザーは、
のもので、反射的に目は閉じたが、1発くらったことにはかわりなくて、その後、数ヶ月間、目を閉じるとレーザーのスポットの残像が見えた。 結局、同じシチュエーションで、2度レーザーを見た。
その後、就職して最初の健康診断で、眼底写真をとることになったので、正直に申告した。すると担当の医者からなにか特別の知見があったら、サンプルになってくれと依頼されてしまったのだが、その後、音沙汰がないので、取り立てて異常は見えなかったのだろう。
[追記:1999/11/01]ところが最近になって、昔のレーザーの残像があったあたりに黒い斑点が見えるようになった。いわゆる飛蚊症というやつである。眼底には取り立てて異常はなかったようだが、ちょっとビビッタ。
色素レーザーでは色素を交換することで、レーザー発振の波長域を変えることができる。(実際には、さらに回折格子を使って波長選択を行なうが。)
で、一般には色素は溶媒に溶かして使用するのであるが、ここで溶媒の選択を間違えると痛い目にあう。
例えば、苦労して作った色素の溶液から色素が沈澱してしまう、とか、レーザーの出力が小さいなどがある。
で、赤の色素は、炭酸プロピレンとかDMSOなどの得体のしれない溶媒をつかうといいのだが、別の問題が発生する。
炭酸プロピレンは、パッキンに使っているゴムをフヤケさせてしまうので、赤のレーザーの色素交換をするときに、容器をしめられなくなってしまうのだ。
もっとも、フヤケたゴムはアルコールにつけておくと、元にもどるので、色素レーザーのパッキンを数組持っておいて、使用したものを再生していけばことは足りる。
レーザーを使った偏光分光法は、非常に精密にスペクトル線プロフィールを測定できる。これを使って、Doppler広がりを含むスペクトル線プロフィールとDoppler-freeなスペクトル線プロフィールの両方を測定して、Doppler広がりをデコンボリューションによって精密に計測するアイデアを持っている。この方法を使えば、
などが測定できるだろう。デコンボリューションは一般にデータのS/N比を低下させるが、最近は非負拘束などの手法が開発されているから、かなりの精度で測定できると考えている。
どなたか、このアイデアを採用してみませんか?
例えば、
<!DOCTYPE memo [ <!ELEMENT memo - - (p+) > <!ELEMENT p - - (#PCDATA) > ]>
とか。
あ、石を投げないで下さい。